【感想・ネタバレ】機動戦士ガンダム 黒衣の狩人のレビュー

万乗大智 / 矢立肇 / 富野由悠季

万乗ガンダムの原点、ついに電子版にて発売!!

宇宙世紀0079年、一年戦争後期―― 大気圏をパトロールするウォルフガング少佐率いるジオン公国の「黒衣の狩人」と呼ばれる部隊があった。ウォルフガングの乗る黒いザクがその名の由来だ。地球連邦政府からは「ジム狩り隊」として恐れられていた。そのジム小隊とウォルフガングが大気圏外ギリギリで戦闘を開始するが…… あるジオンエースパイロットの知られざる“一年戦争”!! 『機動戦士ガンダム アグレッサー』ともリンクする、一年戦争モノの傑作を圧倒的筆致でお届け！

[ブクログ · ★★★★★]

『アグレッサー』と同じ作者の作品。
「1巻で物語が完結」というコミックなのだが、何か“中篇小説”とか“映画”というような纏まり方になっていて、深い余韻も残る…

[ブクログ · ★★★★★]

ザクとのコンペに敗れ、ジオンの正式MSには採用されなかったEMS-10「ヅダ」が活躍する一年戦争外伝。
「土星エンジン」により、連邦のRX-78ガンダムをも凌駕する推力を得るというのもマニヤックな魅力だが、何しろストーリーが熱い。
全ての戦士と女性に読んで頂きたい傑作。

[ブクログ · ★★★★☆]

なにも知らずにほとんど脊髄反射のように買ったんだがジオン魂炸裂で超胸熱。鹵獲され擬装されたチベにコムサイで特攻とか、ヅダの木星エンジン暴走させて特攻とか。

ジーグジオン。

[ブクログ · ★★★☆☆]

　『DAN DOH!!』の作画を担当していた万乗さんが「ガンダム」を描いた！　「噂の超話題作！」という帯の文句には共感できなかったけれども、そんな事実に興味を抱いての購入。
　そういえば、万乗大智さんといえば、散々に久米田康治さんにネタにされていた「ＢＰ」の存在があるけれど、今作では登場せず（笑）。

　内容は、よくある一年戦争モノ。
　この手の作品って、どうしても「一年戦争で語られることのなかった小さな物語」に終始せざるを得ない。変にメインストーリーに絡めようものなら、そこに齟齬が生じ、ファンからしたら楽しめなくなってしまう。また、そういう作りにしてしまうと、結局作者の自己満足に陥る可能性が高まる。
　一つの作品として、よく出来た物語ではあった。でもきっと、数ある「ガンダム」のサイドストーリーの中から突出することもなく、いつか忘れられる作品だろうな。


【巻数】全１巻
【掲載誌】週刊少年サンデーＳ増刊
【連載年】2013年

[ブクログ · ★★★☆☆]

小学館のガンダム。　サンダーボルトと同じくガンダム正史にあまり関わらない局地戦だったので、これはこれで良しかな。　キャラが少年誌向けの絵柄。

[ブクログ · ★★★☆☆]

万乗さんは絵柄的にガッツリ書き込むタイプの方ではないので、戦闘シーンの迫力やキャラクターの表情にイマイチな部分はありますが、ストーリーラインはよいです。
ただ、ちと簡易化し過ぎかな？これは尺の問題かな？あと、キャラクター的にステレオタイプなのが気になる。
もうちょっと深みが欲しいかな。
ラストシーンはなかなかグッと来ますよ。

[ブクログ · ★★★☆☆]

すごくシンプルな戦争マンガ。
生き様・死に様のカッコヨサがシンプルに描かれてますね。

シンプルだからこそ、おもしろい。