【感想・ネタバレ】機動戦士ガンダム サンダーボルト 13のレビュー

とんでもない画力にまずは圧倒される。戦争を遠くから見ていたつもりだったのに、読み進めるうちに自分がコックピットに乗り込んでいるような感覚になる。死を予感し、震えるほどの臨場感。

本作では、四肢がなくとも操縦できるMSが登場する。手足が無い方がよりMSと一体化して戦闘で有利に働くという恐ろしい特性。爆風で手足が吹き飛んでも傷ついた兵士は休む間もなく戦場へ駆り出される終わりのない地獄。

技術も経験もない少年兵が何もできずに無駄死にしたり、功績を残したくて無理をして死を早めてしまったり、平和な世界には居場所が無くて戦争にしか生きがいを見いだせない者もいる…。
連邦軍もジオン軍もどちらも同じぐらいボロボロで、この戦いの末に得るものは絶望しか見えない…。

人を殺せば殺すほど褒め讃えられる狂気の中で、必死で正気を保とうと、冗談を言って笑いあう。理不尽に戦いを強要される男たちの悲哀がそこにある。

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匿名 2023年03月04日

くぅぅぅぅぅぅ〜!ゾクゾクするし〜痺れるねぇ〜!戦うことに魅せられた〜イオとダリル。それを彩る脇役たち。文句なし!大好きだ!

#感動する #ドキドキハラハラ #カッコいい

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匿名 2023年03月04日

お膳立ては整った。数々の因縁、失った者への思い、異なるイデオロギー、てして互いへの抑えきれないほどの激情。この地球という舞台でイオとダリル、宿命の二人は再び相争う。その戦いが激しく壮絶なものになるのは必定であろう。

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最高

2023年02月28日

作品も最高だが、セールや無料キャンペーンをやってくれるブックライブも最高。
その施策にこの作品をチョイスし、許諾してくれる作家さんや出版社も最高。
コロナ禍の中、とても嬉しく楽しく時間を過ごせてます。
作品はいうまでもなく最高。

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画風が変わっても

2020年02月29日

この巻から作者の左手の症状の悪化で、画風が大きく変わってしまっている。しかし、逆にストーリーの凄みは深まっている。アトラスガンダムとサイコザクとの一騎討ちが楽しみだ。

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これが利き手を負傷した人間の…

2019年05月04日

利き手を負傷した人間の描く漫画だというのか!?
自らの肉体を酷使しつつも読者に続きを見せてくれる作者!
素直に感謝しかない!!
展開も熱く、早く次の巻が見たくて仕方がない!
魅せるところはちゃんと魅せる!
ありがとうございます!!

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なるほど

2023年03月01日

基地内へと侵攻するスパルタンの戦力、教祖とサイコ・ザクを逃がすまで命を捨てて防戦の 南洋同盟。トラスト隊の仲間と分断されながらもガンダムの性能で突き進むイオと、装甲も 付いていない試作のサイコ・ザクでそれでも敵を斬り裂いていくダリル、またしても二人が 対峙する時が……。  戦士たちの覚悟と殺意が熱く...続きを読むも切ない、基地の熾烈な攻防戦を描く13巻。

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Posted by ブクログ 2019年05月16日

この巻を読み通してから、指摘によって
巻頭の作者からのメッセージを読んでようやっと
中盤以降の違和感?の謎が解けた。
古くさいことを言うが個人的にはPC多用の正確な細密画より
手描き感のあふれる画が好みだ。物語も終盤?に差し掛かって
この画の方が作者の意気込みが感じれれるような気もします。
自分の中...続きを読むで少し飽きかけていた感があったのですが、
逆に気合いが入ってきましたね。
とにかく話を進めてくれることが嬉しい。

漫画家はツラい仕事だなあ~・・・。

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Posted by ブクログ 2019年05月10日

クールジャパンを標榜するのであれば、国は広告代理店とかコンサルではなく、腱鞘炎の治療に大金突っ込んでくれと痛切に願う。

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痛ましい

2019年04月30日

治るまで休載ということにはいかなかったのでしょうか。
シャープな線の面影がない。まるで残りの命を燃やして書いているようです。
太田垣康男氏の業を感じます。
かくも厳しい道のりを歩んでられる。

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なんだこの作画はッ!?

2019年04月30日

悪い意味で!!

内容は面白いけど作画ぶっ壊れてる。ネームのまま出したんか?

HUNTER×HUNTER読んでる気分

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画風が変わったのとは少し違う

2019年07月11日

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腱鞘炎?

2019年05月18日

持病の腱鞘炎が悪化したため、家族やスタッフとも相談して出した結論が
「今の手が動く範囲で描く」という選択だったそうです。
で、肝心の作画は完全に"下書きっぽい"感じでHUNTER×HUNTERの
冨樫氏がやっちゃった時の「アレ」と言えば分かりやすいでしょうか。

まぁ、病気自体については残...続きを読む念かつ仕方がないと思えますが、私の中で
とある疑問が生まれています。

人物やモビルスーツのフィニッシュもそうですが、背景から何もかもが
雑なのです。発端は以前目にしたインタビューで「スタジオ・トア」の
作画作業について太田垣氏本人が語っている記事でした。

氏はそこで「サンボルの作画についてはデジタルを取り入れることにした」
と言っています。

・メカ全般の3Dモデル起こしはスタッフもしくは外注にお願いしている
・上述データをサーバーで共有、各々の分担作業を経て原稿に仕上げている
・モビルスーツに関しては完全に手書きで「顔」の修正だけ太田垣氏が担当
※ボディはスタッフが担当している(本宮プロ的なアレですね)

各巻末を見るとスタッフさんの担当したパートが毎回記載されています。
「作画担当」「3DCG担当」「背景美術担当」、、、きちんと分業制で
お仕事されているのが分かります。各々のパートについては巻によって
微妙に変わっていますが平均して10人程度で作業してるようです。
※協力会社・ゲスト等除く

私が疑問に感じたのは上述の「作業法」であるのなら入稿頻度の軽減と
社員の頑張り次第で作画の質を落とさず続けていけるのではないか??
という所でした。この疑問が確信となったのは13巻のクレジットです。

太田垣氏を除いて毎回8、9人いた面子が3人になっていました。しかも
クレジット記載が始まった初期の頃より在籍していたベテランスタッフ
の名前がない。

あくまでも私見ですがこれらの事柄から推察すると「社員の大量離脱に
よる質の低下を腱鞘炎問題にすり替えている」としか思えないのです。
そうなるとこの「下書き風」の作画を許容できなくなり、私のサンボル
購読は本巻にて終了しました。

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