あらすじ
最終兵器ソーラ・レイ、遂に発射!!!!
ソーラ・レイを奪い合う地球連邦軍と南洋同盟。
両軍入り乱れる怒濤の総力戦が繰り広げられるなか、
ジオンに対する復讐心を秘めていたカーラが豹変!
レヴァン・フウを裏切り、サイコ・ザク軍団をコントロールして
ジオン国民の虐殺を目論む。
カーラの暴走は、目覚めさせた自分の罪だと感じ、
大きなショックを受けるダリルだが…
一方、戦況の逆転には
撃つほかないとソーラ・レイの発射を決めた連邦軍。
カウントダウン、遂に開始!!
……もうこの先の“刻”は見えない……
ソーラ・レイ発射!!!!!
とんでもない画力にまずは圧倒される。戦争を遠くから見ていたつもりだったのに、読み進めるうちに自分がコックピットに乗り込んでいるような感覚になる。死を予感し、震えるほどの臨場感。
本作では、四肢がなくとも操縦できるMSが登場する。手足が無い方がよりMSと一体化して戦闘で有利に働くという恐ろしい特性。爆風で手足が吹き飛んでも傷ついた兵士は休む間もなく戦場へ駆り出される終わりのない地獄。
技術も経験もない少年兵が何もできずに無駄死にしたり、功績を残したくて無理をして死を早めてしまったり、平和な世界には居場所が無くて戦争にしか生きがいを見いだせない者もいる…。
連邦軍もジオン軍もどちらも同じぐらいボロボロで、この戦いの末に得るものは絶望しか見えない…。
人を殺せば殺すほど褒め讃えられる狂気の中で、必死で正気を保とうと、冗談を言って笑いあう。理不尽に戦いを強要される男たちの悲哀がそこにある。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
企てを進める南洋同盟、それを停めようとする連邦軍という両陣営の戦いが続いている。
巨砲<ソーラーレイ>が終に火を噴き、大混乱が生じ、更に展開が続く。何やら凄いことになってしまっている感だ。
「如何いうようになって行く?」と続きが気になって仕方ない…