【感想・ネタバレ】機動戦士ガンダム サンダーボルト 4のレビュー

とんでもない画力にまずは圧倒される。戦争を遠くから見ていたつもりだったのに、読み進めるうちに自分がコックピットに乗り込んでいるような感覚になる。死を予感し、震えるほどの臨場感。

本作では、四肢がなくとも操縦できるMSが登場する。手足が無い方がよりMSと一体化して戦闘で有利に働くという恐ろしい特性。爆風で手足が吹き飛んでも傷ついた兵士は休む間もなく戦場へ駆り出される終わりのない地獄。

技術も経験もない少年兵が何もできずに無駄死にしたり、功績を残したくて無理をして死を早めてしまったり、平和な世界には居場所が無くて戦争にしか生きがいを見いだせない者もいる…。
連邦軍もジオン軍もどちらも同じぐらいボロボロで、この戦いの末に得るものは絶望しか見えない…。

人を殺せば殺すほど褒め讃えられる狂気の中で、必死で正気を保とうと、冗談を言って笑いあう。理不尽に戦いを強要される男たちの悲哀がそこにある。

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匿名 2023年03月01日

あっという間に4巻まで読んじゃいました。内容が濃いので、ゆっくりじっくり楽しめて〜かなり良い。面白いです。

#感動する #ドキドキハラハラ #カッコいい

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匿名 2023年03月01日

サンダーボルト宙域での戦いは終わり、舞台は地球へと移る。しかし場所が変われど戦争の本質は変わらない。敵の戦闘力の壊滅を目的とするこの人の営為は、友情や愛情、憐憫など人間らしさなどを顧みることもなく、ただ力の奔流としてあらゆるものを飲み込んでいく。

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Posted by ブクログ 2018年10月14日

モビルスーツだけで戦争するはずがないよな。ってのと、そりゃ、一年戦争で国力を落とした地球連邦がジオンを倒して一件落着ってなる方が不自然だよな。分離独立を企む勢力による群雄割拠一歩手前くらいになってる方が自然だよな(そして、であるからこそジオン残党なんてのが地球上のあちこちに存在する余地がある訳だよな...続きを読むと)つうか、あいつがキーマンかよwww

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戦士の休息

2024年03月11日

場面が展開し、日常が少し描かれるようになった。ダリルの手足は見てるだけで辛くなるが、周りの仲間がそれを支えており、仲間の大切さを痛感させられる。

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4巻目

2023年03月01日

まさかこの巻の前半で一年戦争が終結して0080に突入するとは・・・。そして舞台は地球に・・・。ア・バオアクー内でチラッとジオングが出ますが戦闘シーンも見てみたかったですね。

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しびれる

2022年10月07日

モビルスーツのみでの戦闘ではなく、ちゃんと人の戦いにも視点があり、リアルな漫画だなあと思った。
構図、ストーリー展開ともにガンダムファンをくすぐる。そりゃあ売れる漫画だわ

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Posted by ブクログ 2017年07月06日

最終決戦ア・バオア・クー。しかし、最後の決戦だったはずだけど、戦争はまだ終わらない。連邦が入手したサイコミュ技術が、今後どうなっていくのか。あらたな戦争の舞台で、どんな悲劇を生むのか。次なる戦いの場所は地球。

ジオン再興のため戦う。連邦の復権のため戦う。

それぞれの大義の下、ダリルとイオは再び戦...続きを読む場へ。
また大義名分の下で、死が連続する日常へ。その合間の、日常がとても眩しい。表紙なんて特にね。

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Posted by ブクログ 2016年04月13日

新局面。南洋教団も戦争をかき回すか。戦闘メインでこれまで来たが、いろいろドロドロしてそうなので政治とか確執にしばらくスポットあててほしい。

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Posted by ブクログ 2015年07月06日

宇宙が終わって今度は地上!
空中戦に水中用MSと、地上ならではのシーンもすごく良いです。
宇宙編も終戦の雰囲気が哀愁感漂うなあ…。お経とか逆に新鮮…(;´∀`)

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Posted by ブクログ 2015年01月01日

「MOONLIGHT MILE」の著者・太田垣先生描くガンダムスピンオフ。
一年戦争サンダーボルト宙域でのサイコ・ザクを巡る凄絶な戦いは終結。二人の主人公ダリルとイオは、運命に導かれるように次なる舞台、地球へ。オイルの匂い漂うガンダムストーリーとして、あくまで無骨でハードな世界観が相変わらず好感持て...続きを読むます。今巻は新章へのブリッジ的な位置づけだと思うけど、すでに次巻が楽しみ~。

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Posted by ブクログ 2017年11月02日

前巻で、今巻でケリと思ってたんですが
まだ続くのね。嬉しくもあり不安もあり。
あの宗教団体はさすがに・・・。

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