ブライト・ノアを父に持つ青年ハサウェイは、マフティー・ナビーユ・エリンを名乗り、連邦政府高官の暗殺を続けていた。一方、連邦のケネス大佐は新型MSペーネロペーを入手。さらに少女ギギと同行することでマフティーにプレッシャーをかける。ハサウェイを想ってケネスのもとを離れるギギだが、そこには悲劇が待ち受けていた……。富野由悠季が織りなすオリジナル・ガンダム小説、衝撃のクライマックス!
Posted by ブクログ 2021年06月09日
本書を読んだことがなくとも、ガンダムファンであれば知っているであろう衝撃の結末。
下巻は全編を通してエキサイトメントに溢れているが、やはり結末が脳裏にこびりついてしまう。
これをそのまま映画にするのかよ!?という問の答えを知るにはまだ幾ばくかの時間が必要となるが、映画がどうあれこの小説版を忘れること...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月09日
10代で読んで、30代で読み返し、改めて心に残った。
友情、愛情、理想、現実。
報われない話だが、ハサウェイ、ケネス、ギギ、ブライト、思い思いの立場、理想、の交差に改めて胸に来るものがあった。
「これまで、僕に関係してくれて、僕に豊かな人生を提供してくれた人びとすべてに、心から感謝する。」
...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月21日
普通の小説の感覚で読もうとしたら、軍事的な言葉やガンダム用語に戸惑いました。
「ベースジャバーって何?」とか「エプロンって?」とか。
難しい単語も多く、何度も辞書で調べたことか・・・。
ただ、この作品を読んだことで、他の作品でのシャアやブライトさんの考えにすんなり納得できました。
たとえやり方が極...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年06月16日
個人的にはかなり好きな部類の本なんですが、一般受けはしないだろうなという感じの内容です。
ちょっと話が重いので、好き嫌いが分かれてしまうと思います。
特にラストがかなりきついので、誰も救われずに終わるという話は読んでいても辛いものがあります。
こんな腐った組織はつぶれてしまえばいいという考え方もわ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月08日
2021/09/25〜2021/11/27
ガノタの多くが本作を読んでいなくともハサウェイの最期を知っている。
ネタバレした上で本作をラストまで読んでみてもとても楽しむことが出来た。
2018年に『Gのレコンギスタ』劇場版一作目公開前、福岡の「富野由悠季展」で富野監督のトークショーに参加したが、その...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月07日
出版当時(もう30年前?!)、先に読んだ友人からネタバレ喰らって、あまりの鬱展開に敬遠。しばらく経ってようやく三冊購入したものの、やっぱり読む気にならず10年以上放置していたが、いよいよ映画が公開されるので手に取ったけれども、読み終わった今、とても打ちひしがれている…。
しかし富野さんの書き物は読み...続きを読む
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