宇宙世紀0100年代。反地球連邦政府組織マフティー・ナビーユ・エリンを率いるハサウェイ・ノアは、スペースシャトルのハイジャック事件を通して、少女ギギ・アンダルシアと出会う。地球に降り、マフティーの本隊と合流したハサウェイは、最新鋭MSのΞ(クスィー)ガンダムを受け取るが、そこには対マフティー部隊のケネス大佐が迫りつつあった──。アニメ界の巨星・富野由悠季が織りなすオリジナル・ガンダム小説第二弾!
Posted by ブクログ 2023年06月05日
中巻は気づきが多くて面白かった!
方法が違う2人、でもなんかやってることが似てる。
キャスバル・レム・ダイクンだったシャア・アズナブル
ハサウェイ・ノアが、マフティー・ナビーユ・ビダン
シャアにとってのララァ・スン
ハサウェイにとってのクェス・パラヤ
過去の忘れられない女性を求めてしまう感...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年06月16日
個人的にはかなり好きな部類の本なんですが、一般受けはしないだろうなという感じの内容です。
ちょっと話が重いので、好き嫌いが分かれてしまうと思います。
特にラストがかなりきついので、誰も救われずに終わるという話は読んでいても辛いものがあります。
こんな腐った組織はつぶれてしまえばいいという考え方もわ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月19日
2021/08/25〜09/19
富野由悠季らしい台詞回しも気にならなくなる。
上巻が映像化されたことで頭の中でハサウェイが、ギギが、ケネスが、そしてレーンが実像を伴って動いてくれるので非常に読み応えがある。
シリーズファンの多くが本作を未読であっても主人公ハサウェイの行く末を知っているという珍しい...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月28日
あらま、びっくりするぐらい面白いじゃん
歴史は繰り返すってわけではなくて、富野さんの作風というか
ガンダムの作風なんだけど、男女の人間ドラマがとても心地よい
なんか、深いんだけど、普通じゃない、爽やかで、悲しげな関係
ほんと、ハサウェイは同じことを繰り返す
というか同じことを好むのが人間そのものの本...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年07月03日
暗いがリアリティのある傑作
・宇宙世紀を描いた初代ガンダムの流れを正当に汲んでおり、その後の
ZやZZから宇宙世紀の他作との矛盾もなく自然に読むことができます。
・逆襲のシャアのように不可思議のうちの終幕ではなく、リアリティのある悲劇で幕をとじています。
・それでも躍動する命や人と組織の...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月06日
ギギが中心に展開しているように思うけど、個人的にあまりギギは好きではないな。
ふたりの男の間に位置するように立ち回り、本心を語らず、ふたりの結末を観ようとする。卑怯ともいえる。
最終的にはハサウェイの方へ移ったけど。
2巻ではあるけど、まだハサウェイがマフティーを演じるには無理があるようにみえる。
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