富野由悠季のレビュー一覧
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最新兵器を作り続け人類を戦争へと導くAE社はレヴァン・フウやダリルたちにとって悪の象徴であり滅ぼすべき敵ですが、そんな彼らと同じような気持ちをイオたちもAE社に対して持っていました。
実際、本巻ではガンダムMk-Ⅱを始め、アッシマーや百式、リックディアスといった『Zガンダム』世代のMSたちがすでに...続きを読む -
イオ フレミングにまつわる話し。先の大戦でダリルに敗けて大勢の戦死者を出した連邦軍のバックにいるアナハイム社。そのトップが語る夢とは。その夢の実現のためにこの場所を守ることを託されたイオたちの次の戦いが気になります。
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今週のスペリオールはガンダムサンダーボルトがないのですが、「娘の友達」の作者の新作がとても気になりました。
サンボルが休載されていてもその作品が掲載されていれば毎週買ってしまいそうです。ぜひ今週号もおすすめです。 -
アナハナイムの幹部が時代を先読みしているのを実感できます!サンダーボルトはパラレルワールドって感想をよく聞きますがそんな偏見を持ってちゃ勿体ない!いいですよね政治的駆け引き( *'艸`)
裏切者がいるテンプレまでしっかり用意されています。
カラーイラストの連邦ゲルググだけでもおなかいっぱいで...続きを読む -
1年戦争…いわゆる「ファーストガンダム」の新訳作品。
オリジナルのTV版とは大まかなストーリーこそ同じだが、細かい点はかなり違っている。
が、オリジナルが1979年という大昔の作品で、設定にも色々無理があることを考えれば、修正は当然だろう。
それを承知の上で、「ファーストガンダム関係者...続きを読む -
サンボルに限ってのレビューです。
難民をコロニーに輸送する船とそのクルーたちの奮闘、受け入れるコロニー側の努力、そして、というドラマ。素直に感動したいところだが、この陣営は宗教団体なのだ。「こんなに熱く一生懸命頑張る人たちを読者諸氏はまだ疑ってかかるのか」と作者から踏み絵を示されたかのような気持ち...続きを読む -
一瞬、ご本人が書いているのかと思える位のクオリティで、内容も爆笑!
話の前半が中心なんだけど、後半もいずれやって欲しいですね。 -
3500人余りの民間人を救うため丸腰で連邦の監視の目をくぐり、サイド6を目指すカウフマンたち。しかし、ペルガミノ商会の汚い策略により、武装解除された状態で連邦軍のジム・カスタム12機とペガサス級の相手をすることになってしまいます。
この絶望的な状況で頼れるのは、ビリー・ヒッカム少尉のザニー(連...続きを読む -
オクスナー率いるFSSとキマイラたち。ゴップ議長のヴァースキ隊。そしてシャアのネオジオン。
演説で兵を鼓舞する指揮官、急がされるMSの整備や訓練、出陣を見送る者。かつてア・バオア・
クーがあった宙域へと向かう3つの軍。ミナレット争奪戦がいよいよスタート間近、全員がスタート
地点に集まってきたと...続きを読む -
イオのジオング大活躍とトラスト部隊の連携描写がとてもいい。
そして連邦のここでそれを使うのか!と驚く作戦もいい。
連邦派で前巻までストレスが溜まり続けていた自分には最高の巻でした。
それだけに次巻以降、連邦からも脱落者が出そうなのが怖い
ずっと目障りな大義に酔った南洋同盟が連邦に怯えたり、無...続きを読む -
どうしても、キラやシンの視点になりがちな中、アスランの視点からの作品があるのがよかったです。
アスランは好きなキャラの1人で、この作品は真っ直ぐだけれど不器用でちょっと鈍感な彼の姿が多く感じられるのではないかと思います。
シンとアスランがすれ違っていく様子はアニメよりも分かりやすいなと感...続きを読む -
所謂「一年戦争」で、<サンダーボルト>と呼び習わされた宙域で激戦が戦われ、それに身を投じた人達のその後にまで展開する物語である。なかなかに興味深く、新たな単行本が出ているのを見付けると、迷わず入手して愉しむ。Posted by ブクログ
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毎回毎回、多数の犠牲者が出る戦争なのだからと思うが、戦争で住む場所を追われた人々が無惨に死んでいくのは悲しい。だからその危機を救ったダリルは神にも見えなくないが、その圧倒的な戦力はどこへ向かうのだろうか。その先の戦いがこわいですね。
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初代ガンダムをみて泣いてしまう人は少なくないのではないかと思う。この作品はアニメの存在価値を変えたと思う。それまでのアニメを覆すストーリー性、宇宙空間での重力や太陽の方向などの正確なやりとり、ホワイトベースやガンダムのようなサイズの物体が大気圏に突入することといった物理的な描写を正確にしただけでなく...続きを読む