東直己のレビュー一覧

  • ライト・グッドバイ

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    ススキノ探偵シリーズ第8作。

    最初から容疑者が決まっていて、
    元刑事の依頼で、
    その容疑者と親しくなってネタを掴むミッションを遂行する話。

    とにかく容疑者が不快です(笑)

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    2020年07月30日
  • 探偵くるみ嬢の事件簿

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    市を上げて、そちら方面に力を入れている場所に
    今日も若い女性がやってきた。

    ここまで手厚いと、確かに生活しやすそうです。
    7話の短編で、うだつの上がらない刑事コンビに
    助言をしてみたり、自力で解決してみたり。
    仕事が仕事なので、そちら方面の話が出たりしますが
    そこまで関係ないので、さくさく読めます。
    壺売りが来たのには笑えましたがw

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    2020年06月12日
  • 逆襲

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    犯罪活劇からサイコサスペンス。
    八篇の短編集。東直己氏と言えば、ハードボイルドだが、本作は微笑ましくもある挿話が多めかな。
    短編集だが、起伏を持たせて最後も綺麗に落とすところはさすが。
    とはいえ、社会派の要素はきっちり入っとるね。
    いつも一日中テレビの前にいるやや痴呆の入った爺ちゃんが、女に振られた孫のために爆弾を作り商店街の裏手で八人を爆殺するは喝采だ。

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    2019年10月10日
  • 探偵はバーにいる

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    本シリーズが原作の映画作品は全て鑑賞しているので、今更感はありながら手を出してみました。シリーズ初作品とあってか、主人公<俺>の年齢設定28歳に先ず驚き。流石に【ススキノの顔利き】という人物設定において些か説得力に欠けるのは否めず。また、主人公の心情描写と実際の出来事の境目が曖昧で、場面場面で何が起きているのか非常に分かり難かった。ハードボイルドに成り切れない俺の三枚目なキャラクター、テンポよく進むストーリーなど魅力的な部分はありながらも、乱雑さが目についてしまった。続けて手を出してみるか非常に悩ましい。

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    2019年10月12日
  • 駆けてきた少女

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    悠然とあたりを睥睨へいげい 若い燕 キチ…ええと、今の言葉で言うと、世界に一つだけの花の中で、兎に角、何かこう頭の中で主張が渦になって止まらない、…頭の中で主張や真理が唸りを上げて飛び交い、沸騰している人、常に悪意に満ちた声に攻撃されている人、という逃したいて、そういう人が経営or運営している喫茶店や食堂などが、あんな外観をしていることが多い 拗音ようおん 稀の上にも稀だろう 地産地消が大切 鴨鴨川 蜷川 高中正義のサウダージのあの淡い哀しみも加味したつもりの命名だ 耳に快いこころよい 屯するたむろする キャバクラや射精産業に勧誘する連中だ 白石区しろいしく 天花粉てんかふん 道庁赤煉瓦の庭を突っ切り 高砂の一夜雫 勝呂麗奈 自分の短慮を悔やんだ 這々の体 君子危うきに近寄らず 化膿姉妹 金浜突飛〜 中山峠 盤渓学園 シボレー・カプリス むこ無辜の民 渡世 スリー・ピースのスーツ 柏木香織 登場人物諸賢の健闘を讃え 花岡組支配 足刀 ミンボーの女 逮捕連行される伊東四朗が 監督の伊丹十三はヤクザに顔を切られたんだったなぁ クラフトワークが好きだから それにはブライアン・イーノで応酬するんだ ひとつの型を教えたんだよ クロック・ムッシュ 去勢ショー トランスベスタイト 大橋巨泉が絡んでるはずだ ヒポクラテスの誓い 公序良俗に反する 福建省 こべつさわ小別沢トンネル ノウハウが確立されてるんですね 衷心ちゅうしん 呻いて 斜里町 栄転なのか左遷なのか

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    2019年07月24日
  • サイドストーリーズ

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    まあまあまあ、短篇は得手不得手があるので全体的な評価は 微妙になってしまいました。
    しかし、自分が思い入れがある作品のサイドストーリーはやはり気になります。
    百瀬~の田辺くんを主人公とした『鯨と煙の冒険』はよかった。百瀬~でも田辺くんのキャラクターは光っていたのでこの話が読めて嬉しかったです。
    『多田便利軒、探偵業に挑戦する』は話はどうということもないのですが、相変わらずの多田×行天コンビにニヤつきます。
    ただ全てのストーリーにJTの企画らしく必ず煙草、喫煙シーンがあって(不必要に)もうそれだけで気持ちが削がれた。
    今の世にこういう企画は合わないと思う。

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    2019年05月31日
  • 札幌刑務所4泊5日

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    『探偵はバーにいる』で一躍有名になった著者。
    ハードボイルド作家は考えた。
    フリーライターとして、一度は刑務所に入所してみたいものだ、と。
    かくして、小説家の彼が珍しいルポタージュ。
    いかにして、留置所ではなく刑務所に服役するか。殺人、強盗、放火...そんなことをしては服役期間が長過ぎて体験記を書くことができない。
    そこで、そこそこ数泊で出所できる方法を考えた。
    交通違反、原チャで18キロのスピードオーバーで捕まる。そして、反則金の督促を徹底的に踏み倒す。
    そこから紆余曲折ありながらも、なんとか刑務所に服役成功!
    一冊の本を書き上げるために、正しく身をもって、前科者になるという、素晴らしく気合いの入った一冊。
    これから、入所する可能性のある方には良いガイドブックになること間違いなし。
    電車の中で読むとにやけてしまうので要注意です。

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    2019年03月12日
  • 探偵はバーにいる

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    ストーリーとしてはあまり目新しい所もなく、主人公の性格設定や会話を楽しむという作品なのかなと思う。
    ハードボイルド風テイストのつもりなのだろうが、あまり笑えない会話が多くて、映画の方が面白い珍しい作品だと思う。

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    2018年09月02日
  • 抹殺

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    特別養護老人ホームの施設長と難病にかかり10年後には寝たきりになる車椅子の殺し屋。
    東作品のハードボイルド殺し屋ものにしては異色な感があるな。
    ただ、榊原シリーズなんかに比べるとやや物足りない。

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    2018年07月26日
  • 探偵はバーにいる

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    探偵はバーにいる
    作者「東直己」さんのデビュー作。
    本作が、大泉洋さんと松田龍平さんが主演された映画『探偵はBARにいる』(2011年公開)の原作かと思いきや、映画の原作は2作目の『バーにかかってきた電話』なんですね。

    先に原作を読みたい派なので、映画はまだ観ていませんが、
    主人公=大泉洋さんというイメージが刷り込まれてしまっていたので、大泉さんが演技したらこんな感じかなと、あちこちでついつい想像しちゃって、2倍楽しめました。

    登場人物やキースポットが多くて、途中で人物相関図と関係施設一覧が欲しい!思っちゃいました。

    「ススキノ探偵シリーズ」は第12作まで出てるんですね!大泉洋さんが好きだし、シリーズ物は読み慣れるとその世界観を楽しめるので、少しずつ消化していきたいな。

    私も「お金」や「体重」の奴隷になっている面があるんじゃないか?「生きがい」を持って生きていきたいと切実に思いました。

    368ページ
    「一ヶ月で貯金が五十万超えたり、体重が五キロ減ったりすると、それでもう夢中になっちゃうのよ。」
    「おもしろくなるのよ。お金は貯めれば増えるし、絶食すれば体重は減るわ。そして、捨てた欲望とキープした時間が、目に見える形になって残るんだわ。そうなれば、あとはお金や体重の奴隷よ。人生に生きがいを持ってなけりゃ、貯金通帳や体重計の数字に、たやすく乗っ取られちゃうわ」

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    2018年07月24日
  • 旧友は春に帰る

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    「…ただ、お願い。助けて」突然送られてきたモンローからのメッセージは、“俺”の眠気を覚ますのに充分なものだった。どうしても事情を話そうとしない彼女を夕張のホテルから助け出し、無事に本州へと逃がしてやった直後から、“俺”の周りを怪しげな輩がうろつき始める。正体不明のトラブルに巻き込まれ、地元やくざに追われるはめになった“俺”は、ひとり調査を開始するが…旧友との再会、そして別れが哀切を誘う感動作。

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    2018年06月25日
  • 半端者

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    授業にも出ないで昼間から酒を飲み、思い通りにならない現実に悩みながらも、また酒を飲む。ひょんなことから知り合った謎のフィリピン女性、フェ・マリーンと恋に落ちた大学生の“俺”は、行方不明となった彼女を捜して、ススキノの街をひたすら走り回る。若き日の“俺”、高田、そして桐原の人生が交錯し、熱く語らい、ときに本気で殴り合う。

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    2018年06月25日
  • 探偵はひとりぼっち

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    みんなに愛されていたオカマのマサコちゃんが、めった打ちにされて殺された。若いころに彼と愛人同士だったという北海道選出の大物代議士が、スキャンダルを恐れて消したのではないかという噂が流れはじめる。マサコちゃんの友人だった俺は、周囲が口を閉ざすなか調査に乗りだした。やがて、身辺に怪しげな男たちが現われ、奇怪な事件が…

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    2018年06月25日
  • 向う端にすわった男

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    ある夜「俺」のところに、結婚詐欺にまつわる依頼が舞い込んだ。詐欺を仕組んだのは、元一流商社マンの伊野田という男だという。さっそく「俺」は、札幌にメディア革命を起こそうと息巻くこの男の企画会社にもぐり込んだのだが…夢見る男の不気味な犯罪を描く中篇「調子のいい奴」ほか、バーにすわった謎の男をめぐる表題作など、5篇を収録。

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    2018年06月25日
  • 抹殺

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    宮崎一晃は、難病に冒された車椅子の画家だ。ゆっくりと全身が麻痺していき、十年後には寝たきりになる運命…。しかし、彼にはプロの殺し屋という裏の顔があった。美貌のヘルパー兼愛人・垣本篤子の世話を受けながら、困難な依頼を確実にこなしてゆく。車椅子は時に武器の隠し場所となり、時に隠れ蓑にもなるのだ。ユーモラスでシニカルな連作ハードボイルド。

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    2018年06月12日
  • 立ち向かう者たち

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    短篇集。
    全編通して、幼少期の体験が良くも悪くも多分にその後の人生に影響を及ぼすことが表されている。その振れ具合が極端ではあるけども。

    男の愚かさとしょうもなさを素敵に綴った一冊でした。
    とは言え、一篇それぞれの凝縮具合は非常に濃厚だ。
    読んでて、耳が痛くなるというか。痛切。
    ジュブナイル的なラストの一話が、東氏らしくなくて新鮮だったな。

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    2018年06月02日
  • バーにかかってきた電話

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    映画鑑賞済み。
    映画でもそうだったけど、ラストのウエディングドレスの裾で〜の部分で悲しさがこみ上げてくる。
    高田との関係性が、映画と違って戸惑ったけど。

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    2018年05月11日
  • バーにかかってきた電話

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    この本のリーダビリティは普通。
     右翼の、思弁的な人が、左翼のトス上げを料理してゐる。この辺の描写は良い。
     ユーモアの感覚は大変素晴らしい。

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    2018年03月21日
  • 探偵はバーにいる

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    リーダビリティはいい
     ススキノといふか北海道のどろどろといろいろをベースに、「俺」が酒にまみれながら何とかするのは、面白い。
     1980年代に時代を設定するのは、いいと思ふのだが素直に胸へ飛び込めん。

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    2018年03月21日
  • 猫は忘れない

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    ネタバレ

    再読。ようやくススキノシリーズ読み終えたー。とぎれとぎれだったけど、やっぱ最初の頃の面白さはなくなった。俺も年を取ってバトルシーン?も少なくなったし。しかしまぁ恋人を心配する気持ちはわかるけど、やっぱ華がうざったい。そう思う時点でやっぱ私は恋愛に向いてないんだろう。俺が猫についつい話しかけちゃうというのは面白かった。もっと詐欺に関することが絡むのかと思ったけど、それは全然だったな。しかし女が男になりきることなんてできるのかね。

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    2018年03月21日