ライト・グッドバイ

ライト・グッドバイ

小説・文芸
814円 (税込)

4pt

「殺人容疑者と親友になれ」退職した古馴染みの元刑事種谷が、〈俺〉のところに厄介な依頼を持ち込んできた。未解決の女子高生行方不明事件の証拠となるべき死体を見つけるためだというのだ。〈俺〉はバーで偶然を装って男に近づき、気の合うふりをして付き合いを深めてゆく。だがそいつは、一緒に酒を飲むのはまっぴら御免という、〈俺〉が最も嫌いなタイプの男だった……生涯最低の苦い冬を描くススキノ・ハードボイルド。

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ライト・グッドバイ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    著者は、ほんとに人間をよく見てるよな。。。
    「おうわっ」とか、人間が他者に媚びて取り入ろうとする姿を、すごくよく見ないと、書けないよ。
    口の中で舌がうねうねしてるとか、えげつない下ネタで罵倒して興奮するとか、母親が性的に興奮して息が臭くなるとか、ほんとに人間のみっともない部分を常日頃から観察しているんだなーと感心する。その集大成なのではないだろうか、ほんとに好きになれそうなところのない男。そして、そんな野郎と友達づきあいをしなければならない探偵の、常に守っている強固な美学を嫌々ながら捻じ曲げる滑稽さ。
    著者のユーモアが、今回は裏返しになって表れている。
    ラスト、ケラーのシーンは一転してとても切ない。クズ野郎だけど、探偵のことをすごく信頼して好きになっていた。
    それに気づいて、でもなんとか流してしまおうとする、探偵のほろ苦い表情が眼に浮かぶ。

    0
    2017年05月08日

    Posted by ブクログ

    ススキノ探偵の「俺」シリーズは、何度読んでも、どの作品を読んでもおもしろい。
    早く次回作が読みたい

    0
    2012年12月11日

    Posted by ブクログ

    ススキノ・ハードボイルドシリーズ第八弾。


    「殺人容疑者と親友になれ」

    退職した昔馴染みの元刑事が厄介な依頼を持ちかける。

    未解決の女子高生行方不明事件の証拠となるべき死体を見つけるためだという。

    偶然を装い、男に近づいた俺だったが、その男は、一緒に酒を飲むのはまっぴら御免という俺が最も嫌いなタイプだった。


    生涯最低の一冬を描く氏の辣腕ぶりをとくと御観覧ください。

    酒飲みの呑み方指南としても、最高の出来栄えですわよ。

    まあ・・・後味の悪さは否めませんが・・・・・・二日酔いだと思って。

    シリーズを読み込んでいる方には、お馴染のキャラクターの意外な一面が見られるおまけ付き。

    0
    2010年09月18日

    Posted by ブクログ

    「殺人容疑者と親友になれ」退職した古馴染みの元刑事種谷が、“俺”のところに厄介な依頼を持ち込んできた。未解決の女子高生行方不明事件の証拠となるべき死体を見つけるためだというのだ。“俺”はバーで偶然を装って男に近づき、気の合うふりをして付き合いを深めてゆく。だがそいつは、一緒に酒を飲むのはまっぴら御免という、“俺”が最も嫌いなタイプの男だった…

    0
    2018年06月25日

    Posted by ブクログ

    再読。
    ススキノの便利屋-俺が見せる相変わらずのひねくれたモノの見方、妙な独自のこだわりと、年齢を重ねることで身につけた我慢強さのバランスが絶妙であり、シリーズの中で最も俺の良さが出ていると思う。
    ストーリーの中核をなす登場人物を遠慮なく徹底的にグロテスクに描く思い切りも当シリーズらしいです。

    0
    2016年02月08日

    Posted by ブクログ

    いやぁ、「俺」も50歳かぁ。
    そうかぁ、おっさんやんかぁ。
    それもタチの悪そうな。
    でも、やっぱり真面目。
    報酬もないのに、容疑者ってか
    気色悪い変態野郎とお友達になるなんて。

    話の内容は、グロくて、そのうえ、
    なんだかもやもやした感じで終わるけれど
    サクサクと読めるのは
    やっぱり「俺」のなせる技。

    気色悪かったぁ、あけひこちゃん。

    0
    2012年11月12日

    Posted by ブクログ

    「俺」49歳。ぶちギレそうなシチュエーションに耐える姿が悲惨を通り越して面白い。事件自体は最っ低。ムカムカ。

    0
    2012年07月02日

    Posted by ブクログ

    ススキノ探偵シリーズ8作目。

    題材は女子高生殺害事件。

    「容疑者と親友になれ。」というシリーズお馴染みキャラの退職刑事・種谷から依頼を受け、容疑者に近づく主人公・「俺」。

    この容疑者の度を越えた異常さ、気持ち悪さはさて置き…
    事件の犯人が最初からほぼ決定している、という設定が新しく感じる。

    物語が進むうちに容疑者との関係値が上がり(あくまでも容疑者にとっての)、事件が解明されていく。

    題材はとにかくグロテスク。容疑者は本当に不快。
    しかし、独特のユーモアを交えた表現力やあえて白黒つけない解決の仕方でそれらのネガティブ要素を和らげているように感じる。

    49歳になった主人公・「俺」が、シリーズを通して一貫してきた自身のこだわりを、葛藤しながらも曲げて容疑者に近づく様もまた意外で面白かった。

    ガンバレ大泉洋。

    0
    2012年04月26日

    Posted by ブクログ

    実際にこんな事件あったよね?
    それをもとにしてるのかなー。

    展開もよく、やはりこのシリーズは面白い。
    私もこんなやつと友達にはなりたくないなぁ

    0
    2011年10月29日

    Posted by ブクログ

    ススキノ探偵シリーズ第8作。

    最初から容疑者が決まっていて、
    元刑事の依頼で、
    その容疑者と親しくなってネタを掴むミッションを遂行する話。

    とにかく容疑者が不快です(笑)

    0
    2020年07月30日

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