探偵はバーにいる

探偵はバーにいる

836円 (税込)

4pt

札幌の歓楽街ススキノで便利屋をなりわいにする〈俺〉は、いつものようにバーの扉をあけた。そこにいたのは大学の後輩。同棲している彼女が戻ってこないという。どうせ大したことあるまいと引き受けた相談事は、いつのまにか怪しげな殺人事件に発展して……。面白さがクセになる、新感覚のハードボイルド登場!

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探偵はバーにいる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私立探偵もの。軽めのハードボイルド。はなしは、よくできているし、主人公や脇役ともに上手に描けている。

    0
    2025年08月18日

    Posted by ブクログ

    再読。やはり初期は伏線の回収も鮮やかだし文章も密度が高くていいなー。
    後期のようなススキノを揺るがす大事件でもなく、行政の腐敗にメスを入れる批評的な視点が強いわけでもなく、言ってしまえば、地味な事件だけど。
    1番のどんでん返しは、読者を驚かせる仕掛けではなくて、人間の多面性だろう。
    「俺」が馬鹿にし

    0
    2017年12月16日

    Posted by ブクログ

    家にある小説を手当たり次第に本棚に登録し、少しづつ感想を書いているが、東直己作品が意外と多いことに自分でも驚いた。そういえば一時期ハマってたなぁと懐かしく思い出す。

    酒とタバコをこよなく愛する「俺」が、行きつけのバーを事務所代わりにして依頼を受け事件解決に奔走する探偵物、札幌を舞台にしていることか

    0
    2025年10月08日

    Posted by ブクログ

     札幌への出張の往路で読んだ本。なぜならこの小説の舞台が札幌のすすきのだったから。タイトルから何となく、もっと軽いノリのライトミステリーかと思っていたが、読んでみると割と重めのハードボイルド小説だった。独特な雰囲気の語り口で物語は進む。シリーズ化されているとのことなので、続編も読みたくなった。

    0
    2024年09月25日

    Posted by ブクログ

    懐かしい。たまに読んでハードボイルド気取りたくなる。

    12オンス•タンブラァ、ススキノ、サイド•ベンツ、ラスティ•ネイル

    0
    2023年12月04日

    Posted by ブクログ

    レビューが両極端なのは読んでみて納得です。
    どちらかと云うと自分にとっては苦手な方の文章なので、読むのに時間がかかりました。
    最後まで読むと安直に捉えていた人物の意外な面が有ったりして続きが気になります。

    映画は全て観ているのですが、別物として楽しめました。

    0
    2021年06月19日

    Posted by ブクログ

    映画の方しか知らず、だいぶ遅ればせながら本書を手に取った。
    80年台の設定であり、洋物のまがい物じみたハードボイルド感がなく、日本的な湿り気と、ススキノとが入り混じり良い作品だった。

    0
    2021年04月03日

    Posted by ブクログ

    ハードボイルドは初めて手に取ったジャンル。ススキノの街の様子やバーでのやり取り、知らないお酒の名前、なんか新鮮だった。北海道弁で書かれている台詞が最初は読みづらかったけど、慣れてこればサラサラと読み進められた。28歳でオヤジかぁ。私はババァだな。人生は十人十色、自分の知らない生き方を覗き見ることがで

    0
    2021年03月20日

    Posted by ブクログ

    映画化されると初めて聞いた時、自分と同年代の大泉洋がこのススキノ探偵シリーズの主人公である「俺」を演じるってのはどうにもしっくりこない感じがしたものだ。

    しかしながら、実際映画を見てみると、なんのことはない、自分も大泉洋も既にいいおっさんで、だいたいこのあたりのススキノのしょうもない飲んだくれだべ

    0
    2020年06月30日

    Posted by ブクログ

    一般的なミステリーと比べると事件の内容はありふれたものでしたが、探偵のキャラが良かったです。
    ハードボイルドってよく分かりませんが、きっとこういう人のことなんだろうなと思わせてくれる感じでした。
    けっこう隙がある感じも好感が持てました。

    0
    2019年02月11日

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