東直己のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
初・東直己です。
私の知り合いの中にも東さんのファンが居て、存在は知っていたのですが、私はここ10年ほど、意識的にこのジャンルの小説に手を出さないようにしてきました。
それでもこの本を読んだのは"映画化されたから"などと言う理由では無く(むしろ映画化されると手を出さないヒネクレ者なので)、正月に帰省した娘が新幹線の中で読んで「暇つぶしに良いよ」と置いて帰ったからなのです。
何となく、軽妙な探偵小説というイメージを持っていました。さらに映画の主演が大泉洋さんですから、ますますそれが頭の中で定着したようです。しかし読み始めると、いやいや、真面目なハードボイルドでしたね。結構、ストーリーにも凝って複雑なものにしているし。
ただ、どうも入り込めなかったのです。
NET上のレビューなどを見ると、色々賛否両論があるようですが、やはりデビュー作という事で、作品自身がこなれていない所も有るのでしょう。
さらに私自身の問題もあります。
若い頃は(主に海外ものですが)こうしたハードボイルドは好んで読んでいました。でも最近は、どうも読みたいという気が湧かないのです。
一度、むかし嵌った『深夜プラスワン』でも読み返してみようかな。
ちなみに・・・
映画『探偵はBARにいる』の原作は、この『探偵はバーにいる』ではなく、次作の『バーにかかってきた電話』なのだそうです。「バー」と「BAR」に表記は変えているけどややこしい。