東直己のレビュー一覧

  • 探偵はひとりぼっち
    ススキノ探偵シリーズ5冊目完了。
    もう完全にはまってしまった。面白すぎる!
    渋くて暴力全面のハードボイルドとは違い、笑いのセンスがあり
    人情、友情あり、かっこいいなあ~

    ひとりぼっちでは、政治がらみで協力者がことごとくいなくなり
    ひとりぼっちになってしまうというところからはじまっている。

    いつも...続きを読む
  • 探偵は吹雪の果てに
    うわぁ。『俺』45歳!?
    シリーズだと、登場人物も年を取るのですね

    タクシー運転手翁との会話…疲れた(´Д` )
  • 消えた少年
    もの凄くイイ、というか、とてもかっこよいということを
    今の若者たち風に言うとどうなるのだろうか。。
    んー、ヤバイってかんじですか。ここは、私的にはクールだな。
    そういうかんじだ、「俺」は。
    バーやら喫茶店やら人の事務所を連絡先につかう、携帯のない世界。時代的にもポケベル登場な感じであるけれど、この便...続きを読む
  • 半端者
    ススキノの便利屋シリーズの前日譚。
    若かりし頃の「俺」を始め、お馴染みの高田・ケラーの岡本さん・桐原などが登場し、現在の人格の兆しが見られるので、それだけで充分楽しい。
    「俺」は中年になった今でも怠惰で捻くれた中に青臭い正義感を持っているが、流石に若い頃だけあってどれもまだ中途半端なのが微笑ましい感...続きを読む
  • 探偵は吹雪の果てに
    ススキノの「俺」のシリーズ6作目
    いかん、一日で読んじゃった。前作の最後のエピソードでなんだか、ヌルい展開の話が一、二作続いたりしたらどう収拾をつけるつもりかな?と思ってたら、あっという間に年代をとばして「俺」のイメージダウンは免れた、「俺」がススキノの住人となる頃のエピソードを軸になかなか切ない展...続きを読む
  • 探偵はひとりぼっち
    前半はなかなか読み進まなかった、このシリーズは「俺」がひとりぼっちなのは、もう面白くないんだな、ススキノの人たちの様々な個性と「俺」が絡んでの作品世界なんだ。そして前作の最後のエピソードがこの先どうなるのか、と、遥かシリーズの進んだところで読者となったわたしは気になっていたのだ、だって、好感持ってい...続きを読む
  • 消えた少年
    ススキノ探偵シリーズ3作目。(短編集は除く)
    率直な感想としては、「文章が上手くなった」ということ。
    1作目はまだ読み辛さが感じられたけれど、本作では感じられなくなってきました。
    方言とかはもちろん別の話ですよ。
    文章の構成とかそういうことです。

    さて、ストーリー。
    ハラハラドキドキ、読むのを止め...続きを読む
  • 消えた少年
    先日映画になった、『探偵はバーにいる』のすすきの探偵シリーズの長編としては3冊目、映画はイマイチだったが。原作の「俺」は、ナカナカイカシテル。このシリーズ読んでると空手始めたくなっちゃうな、そうとうのページ数のある、この作品だが、一気に読ませる力がある
  • 探偵はひとりぼっち
    ススキノ便利屋シリーズ5作目。

    前作「消えた少年」から俄然面白くなったこのシリーズ。今作も面白かった。相手は北海道の将来を担う政治家。相手が相当の大物なだけにススキノ住民から総スカンを食らう「俺」なのだが、殺された友人の為に「俺」は突き進む。

    最終的にどう決着をつけるのか、とドキドキしたが、ナル...続きを読む
  • 消えた少年
    ススキノ探偵シリーズ3作目。
    94年初版という、結構昔の作品だった事に驚いた。
    始めて読んだ原作だったけど、映画の二人を想像しながら読んだら本当にピッタリで、画が浮かんで余計おもしろかった。

    シリーズ読破狙います。
  • 消えた少年
    ススキノ探偵シリーズ3作目。(短編除く)

    相変わらずの疾走感と飽きを感じさせない意外な展開。
    そして生々しくリアルな表現とユーモアな表現の心地良い混在。

    今作も面白い。

    ただ、犯人は、怪物。

    けどそんな怪物も含め、やはり全登場人物が魅力的。

    「どんな人間でも誰かしらには好かれている・必要な...続きを読む
  • 消えた少年
    「消えた少年」は2011年に映画化された「探偵はBARにいる(原作はバーにかかってきた電話)」に続くススキノ探偵シリーズの第3作目になります。

    2011年の映画化なので、最近の作品だと思っていましたが「消えた少年」は初版が1998年と予想外に古い(というと語弊がありますが)作品なんですよね(バーに...続きを読む
  • 向う端にすわった男
    短編集とはいえ「ススキノ探偵シリーズ」3作目。

    5つの短編。
    当然長編ほどの深みはないが、その分中だるみもなく面白い。
    著者・東さん自身のあとがきも面白い。
    確かになぜか登場人物や街並みがもの凄く具体的にイメージできてしまうのは、さすが。

    1作・2作との繋がりもより色濃くなっている。
    主人公・俺...続きを読む
  • 旧友は春に帰る
    数年ぶりに連絡をしてきた友人モンローを、北海道から逃がすという脱出劇から始まり、深いナゾでもないんだけど、何だか先が気になりだし、あっという間に読破。このススキノ探偵シリーズは、テンポがよく軽快で話が進むので、とても読みやすく楽しい。主人公の携帯が嫌いや洗浄便座への執着が相変わらずで面白い。
  • 消えた少年
    このシリーズ読みはじめて初めてページをめくる手のとまらない感じを味わった。

    中学生が惨殺死体でみつかり、さらにその友達も行方不明。
    ほんの僅か少年と関わった「俺」は必死でその行方を探そうとするが...。

    最後、田中芳樹の創竜伝にでてきた小早川奈津子を思い出したよ。
  • 消えた少年
    いつも登場人物が覚えられなくてややこしくなるんだけど、これはわかりやすかった!

    そして、おもしろかったけど、怖かった。

    行方不明の少年を探すんだけど、ハラハラドキドキした。

    前も短大生を探す話があったけど、あれは「俺」がその子を好きじゃなかったから死んでても良いわって感じだったけど、今回は行方...続きを読む
  • ライト・グッドバイ
    実際にこんな事件あったよね?
    それをもとにしてるのかなー。

    展開もよく、やはりこのシリーズは面白い。
    私もこんなやつと友達にはなりたくないなぁ
  • バーにかかってきた電話
    前作と比べ格段にいい!こちらの方がハードボイルド度が上がってるし、何というか、普通というのは言葉が悪いが読みやすい。
  • 向う端にすわった男
    マヌケなストーリーや興味深いストーリーなどいろいろ楽しめる。ただ、長編に馴染んでしまうと少し物足りない気がするので、ちょっと時間が空いたとき気軽に読みたい場合によいかも。
  • 探偵、暁に走る
    「俺」が50代に突入。
    当たり前だけど周りも歳をとり相田が寝たきりに。
    話も面白くやっぱり好きなシリーズだ。