東直己のレビュー一覧

  • 旧友は春に帰る

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    ススキノ探偵シリーズ11作目。

    1作目に出てきたススキノで断トツNO.1デリヘル嬢「モンロー」が再登場する。

    当時から25年が経過。
    心身ともに落ちぶれたモンローに若干ショックを受ける。

    しかしそれはあくまでも輝かしい過去を知っている主人公・「俺」の描写であり、他の登場人物からは『美人』『綺麗』と言わている。

    細かい部分ではあるが、
    そのフォローの仕方というか、さりげない表現力にやたらと感心した。


    もちろん物語自体も面白い。

    シリーズお馴染み・桐原や種谷の活躍、夕張でのカーチェイス、北海道からの脱出・・・。

    いよいよ50歳を越えた主人公・「俺」が今後どんな活躍をするのか、
    次回

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    2012年05月10日
  • 探偵はひとりぼっち

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    ススキノ探偵シリーズを『消えた少年』以外、順々に読んでいるが一番好きな作品。

    人物の心情などが心に入ってくるように分かる文章が好きだ。

    面白い。

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    2012年05月09日
  • 待っていた女・渇き

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    強烈な犯人たちだったけれど、
    なんだか、傍観者のはずの
    端野教授が一番クセモノな感じが・・
    しかし、人間狂ってて当たり前、みたいな人が多くて、驚き。
    バラバラな感じが、グワーッとひと固まりのおおきな事件になっていく、その感じがとても面白くて、
    飽きなかった。
    そんな中で探偵畝原さん、お父さんなところが
    ホッとしたかな。
    娘の冴香ちゃんを救いだす、最後のところは
    ちょっと、かっこよすぎるくらいだけれど、
    一人しかいないお父さんは、ヒーローは、これくらいでないとね。

    0
    2012年05月08日
  • 待っていた女・渇き

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    強烈な犯人たちだったけれど、
    なんだか、傍観者のはずの
    端野教授が一番クセモノな感じが・・
    しかし、人間狂ってて当たり前、みたいな人が多くて、驚き。
    バラバラな感じが、グワーッとひと固まりのおおきな事件になっていく、その感じがとても面白くて、
    飽きなかった。
    そんな中で探偵畝原さん、お父さんなところが
    ホッとしたかな。
    娘の冴香ちゃんを救いだす、最後のところは
    ちょっと、かっこよすぎるくらいだけれど、
    一人しかいないお父さんは、ヒーローは、これくらいでないとね。

    0
    2012年05月08日
  • 立ち向かう者たち

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    短編集。
    冒頭の「立ち向かう者たち」の
    主人公に共感してしまった。
    何かコトが起こるとこぞって被害者の立場から
    加害者を糾弾するマスコミ報道ばかりの中で
    こういう視線や立場からものが見れるって
    いいなぁと思った。

    「疑惑」には誰もが嫌悪してしまう女が出てくるけど
    その後に「責任」を持ってくるところが良かった。

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    2012年04月28日
  • 半端者

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    ススキノ探偵シリーズ10作目。

    1作目よりも前、主人公・「俺」が探偵になる前の、
    大学生時代の物語。

    映画化を記念した作品とのこと。

    気に食わない喫茶店のマスターを嵌めたり。
    老人を守るためにヤクザに突っかかったり。
    恋に落ちたフィリピン人のために命を賭けたり。

    まさに青春という感じ。

    感性のまま危険を顧みず顔を出してしまうスタンスは
    探偵になってからも変わってないが、全部が中途半端に終わっている。

    シリーズ読者だからこそ、題名の深みをより感じられる。

    そしてシリーズ読者だからこそ、お馴染みの登場人物の若き姿に触れる事ができる点も、面白い。

    また、あとがきで作者は小説の映画化に

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    2012年04月26日
  • 消えた少年

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    シリーズの中では今のところ一番。
    終始どきどきするのでスリル満点。
    ただし、中学生の失踪事件そのものはとても喜んで読めるものではなく、苦しいものであり、事件の真相が分かるたびに気持ちが悪くなる。
    読んでいて楽しいという類いではないけれど、先がきになるから読んでしまう。

    探偵もシリーズの最初の頃からくらべると少し成長している設定らしく、登場人物もつながっているのでシリーズで読む面白さもあり。
    どちらにしても暴力的なシーンが多いので、万人受けはしないはず。

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    2012年04月22日
  • 札幌刑務所4泊5日

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    一日で読破できる程度の分量と内容。いまなら、ホリエモンの獄中の体験記と比べて読むとより楽しめるのでは。

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    2012年04月15日
  • 半端者

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    ネタバレ

    このシリーズは以前に既に何作か読んでいて
    映画を観てから主人公や高田に親近感を一段と感じるようになりました。
    そんなわけで、この作品は読みながらも、二人の顔がちらちらと浮かび、
    すっかりイメージがついてしまいましたが、
    それはそれで良い方向へ働いて(と思おう)
    北大生の時代の二人のお話、楽しく読みました。

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    2012年04月15日
  • ライト・グッドバイ

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    ススキノ探偵シリーズ8作目。

    題材は女子高生殺害事件。

    「容疑者と親友になれ。」というシリーズお馴染みキャラの退職刑事・種谷から依頼を受け、容疑者に近づく主人公・「俺」。

    この容疑者の度を越えた異常さ、気持ち悪さはさて置き…
    事件の犯人が最初からほぼ決定している、という設定が新しく感じる。

    物語が進むうちに容疑者との関係値が上がり(あくまでも容疑者にとっての)、事件が解明されていく。

    題材はとにかくグロテスク。容疑者は本当に不快。
    しかし、独特のユーモアを交えた表現力やあえて白黒つけない解決の仕方でそれらのネガティブ要素を和らげているように感じる。

    49歳になった主人公・「俺」が、

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    2012年04月26日
  • 向う端にすわった男

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    ススキノの探偵「俺」の短編集。
    「俺」の生活ってこんな感じなのね。
    結構、巻き込まれにいってる感じもあり、
    そういう人だから探偵なのかも。

    どの話も、よかった。
    表題作は、笑えた。
    「俺」も若いね。

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    2012年04月02日
  • 半端者

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    「探偵はバーにいる」シリーズです。
    まだ、探偵になる前北大生の頃のお話です。
    大学はほとんど行かず、バイト、バクチ等
    夜はススキノで飲んでいるのはこの頃からです。
    このシリーズ、他の作品も読んでみたいです。

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    2012年03月22日
  • 探偵はひとりぼっち

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    ネタバレ

    ススキノ探偵シリーズ5冊目完了。
    もう完全にはまってしまった。面白すぎる!
    渋くて暴力全面のハードボイルドとは違い、笑いのセンスがあり
    人情、友情あり、かっこいいなあ~

    ひとりぼっちでは、政治がらみで協力者がことごとくいなくなり
    ひとりぼっちになってしまうというところからはじまっている。

    いつもとおりいろいろあって最後に解決。
    以外や以外な奴が犯人だった!

    しかも、最後の最後に春子の衝撃的な発言に
    俺でなくても、びっくり!!
    はたして春子とどうなるのだろうか!!

    早く次の作品読もう!

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    2012年03月14日
  • 半端者

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    ススキノの便利屋シリーズの前日譚。
    若かりし頃の「俺」を始め、お馴染みの高田・ケラーの岡本さん・桐原などが登場し、現在の人格の兆しが見られるので、それだけで充分楽しい。
    「俺」は中年になった今でも怠惰で捻くれた中に青臭い正義感を持っているが、流石に若い頃だけあってどれもまだ中途半端なのが微笑ましい感じです。
    自分の若い頃を振り返る気持ちで読めるので中年のファンなら楽しめるでしょうが、本作からエントリーするとボンヤリした作品に感じるかな。

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    2012年03月07日
  • 消えた少年

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    もの凄くイイ、というか、とてもかっこよいということを
    今の若者たち風に言うとどうなるのだろうか。。
    んー、ヤバイってかんじですか。ここは、私的にはクールだな。
    そういうかんじだ、「俺」は。
    バーやら喫茶店やら人の事務所を連絡先につかう、携帯のない世界。時代的にもポケベル登場な感じであるけれど、この便利ツールのないのがやっぱりよい。
    何時頃に電話くれ、とか言っちゃって。
    伝言を頼んだり、ちょっと大人なかんじじゃないか。
    と、ストーリーに引き込まれる以上に私は「俺」の魅力にはまっている。
    素敵だ、素敵だが、絶対女を幸せにはしないタイプだ。
    でも、そこが素敵だ。
    ストーリーも面白かった。
    いろいろみ

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    2012年03月07日
  • 探偵はひとりぼっち

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    前半はなかなか読み進まなかった、このシリーズは「俺」がひとりぼっちなのは、もう面白くないんだな、ススキノの人たちの様々な個性と「俺」が絡んでの作品世界なんだ。そして前作の最後のエピソードがこの先どうなるのか、と、遥かシリーズの進んだところで読者となったわたしは気になっていたのだ、だって、好感持っているキャラクターの根幹を揺さぶりかねない変化をもたらすもの、と感じていたから。中盤からはいつものススキノのみんなではない人たちとともに一気に走り始めて、あっという間の520ページ、たった一週間の物語、楽しませて頂きました。

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    2012年02月28日
  • 消えた少年

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    ススキノ探偵シリーズ3作目。(短編集は除く)
    率直な感想としては、「文章が上手くなった」ということ。
    1作目はまだ読み辛さが感じられたけれど、本作では感じられなくなってきました。
    方言とかはもちろん別の話ですよ。
    文章の構成とかそういうことです。

    さて、ストーリー。
    ハラハラドキドキ、読むのを止められなかったです!
    久々に一気読みしました。
    内容は結構エログロです。
    ただ、私的には「俺」の良い意味での軽さが相殺してくれてる。
    続きを早く読みたい!

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    2012年02月25日
  • 消えた少年

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    先日映画になった、『探偵はバーにいる』のすすきの探偵シリーズの長編としては3冊目、映画はイマイチだったが。原作の「俺」は、ナカナカイカシテル。このシリーズ読んでると空手始めたくなっちゃうな、そうとうのページ数のある、この作品だが、一気に読ませる力がある

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    2012年02月24日
  • 探偵はひとりぼっち

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    ススキノ便利屋シリーズ5作目。

    前作「消えた少年」から俄然面白くなったこのシリーズ。今作も面白かった。相手は北海道の将来を担う政治家。相手が相当の大物なだけにススキノ住民から総スカンを食らう「俺」なのだが、殺された友人の為に「俺」は突き進む。

    最終的にどう決着をつけるのか、とドキドキしたが、ナルホド、こういうオチか、と。イイ意味で丸く収まってヨカッタ。前作からの春子さんに加え、いつものレギュラー陣も総揃えで読んでいて楽しかった。

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    2012年03月03日
  • 消えた少年

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    ススキノ探偵シリーズ3作目。(短編除く)

    相変わらずの疾走感と飽きを感じさせない意外な展開。
    そして生々しくリアルな表現とユーモアな表現の心地良い混在。

    今作も面白い。

    ただ、犯人は、怪物。

    けどそんな怪物も含め、やはり全登場人物が魅力的。

    「どんな人間でも誰かしらには好かれている・必要な人間である」というようなメッセージが暗に含まれているのかな…という印象。

    ただ、犯人は、怪物。

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    2012年04月26日