東直己のレビュー一覧

  • 猫は忘れない
    安定期にドップリと入った感じ。20〜30代の話がもっと読みたい。高田の活躍が足りないし、いかがわしさがなくなった。ただし、この本のストーリーや展開は良く練ってあって、チビチビ読みには楽しめる。
  • 探偵は吹雪の果てに
    前半ちょっとダルいけど、後半の展開はたたみかけてくるので、先が気になり読むのが止まらなかった。東直己の作品にもやっと馴れたかな。前作からいきなり15年?後の設定にはちょっとビックリ!
  • ライト・グッドバイ
    いやぁ、「俺」も50歳かぁ。
    そうかぁ、おっさんやんかぁ。
    それもタチの悪そうな。
    でも、やっぱり真面目。
    報酬もないのに、容疑者ってか
    気色悪い変態野郎とお友達になるなんて。

    話の内容は、グロくて、そのうえ、
    なんだかもやもやした感じで終わるけれど
    サクサクと読めるのは
    やっぱ...続きを読む
  • 古傷
    ヨイショの法間探偵、「探偵法間(のりま) ごますり事件簿」の前の作品。
    これは長編。

    ストーリーは「日本の戦後史の闇」を
    一気に暴いていくのかと思っていたら
    え、そういう終わりなの?と思った。
    けれど、良くも悪くも
    真実を真実として、伝えることができずに
    薄れていく記憶に苦しみながら
    終わりを迎え...続きを読む
  • 消えた少年
    ススキノ探偵シリーズ二冊目。
    "俺"とやくざと警察が事件に巻き込まれた少年を札幌の街で大捜索する。試行錯誤の中から細い糸を手繰り寄せるように少年に近づいていき、後半の急展開へ、、全編がスピーディーで一気に読めてしまった。中島少年が大人ぶっていながらも行動が予想外でちゃんと中学生らしい。
  • 札幌刑務所4泊5日
    世の中的には、無理やりこんな体験するのはどうかと思いますが、
    かなり興味深く読みました。
    知らない世界を知るのは楽しい。
  • 札幌刑務所4泊5日
    歴史に "もし" があるとしたら、ちり紙の割り当てが1日10枚しかないことを知っていたなら、イガラシさんをあそこまで困らせたか。
  • 半端者
    ススキノ探偵シリーズ第11作。今回は前日譚。大学に在学中の「俺」と高田たちの若き日々が描かれる。メインストーリーだけでなく、枝葉の部分がなかなか楽しい。
  • 悲鳴
    ストーカーの陰湿な話かと思いきや、
    予想外の展開を見せる本作。
    本流となる事件は最初の200ページを読んでも
    これっぽっちも様相を表しません。
    ここまでだけでも十分、楽しめたのに
    続きは色々な伏線が張られていて
    最後までドキドキしました。
    もちろん、最初の200ページも関係している。

    ススキノ探偵...続きを読む
  • 悲鳴
    ストーカーの陰湿な話かと思いきや、
    予想外の展開を見せる本作。
    本流となる事件は最初の200ページを読んでも
    これっぽっちも様相を表しません。
    ここまでだけでも十分、楽しめたのに
    続きは色々な伏線が張られていて
    最後までドキドキしました。
    もちろん、最初の200ページも関係している。

    ススキノ探偵...続きを読む
  • 半端者
    ススキノ探偵シリーズの前日譚。学生の“俺”の物語。

    “俺”は、学生の頃から白の麻スーツなんて着ていたのかと言う
    話はさておき、ミツオが桐原のことだったり、サクラバが桜庭の
    ことだったりと、その後の“俺”にまつわる人物たちが出てきています。
    さすがに学生と言う事で、後の時代では数多く巻き込まれる
    ...続きを読む
  • 半端者
    高田との出会いや桐原との関係の始まりもわかって
    とても面白かった。ほろ苦い青春の部分もグーでした。
    以前すでに読み終わっているススキノ探偵シリーズの
    「探偵はバーにいる」からまた順番に読もうかなぁ・・・
    と考えています。
  • 消えた少年
    シリーズの中で読みごたえがあった作品です。
    少年が気に入った、ただそれだけで動く主人公。
    らしい彼の魅力が存分に感じれる内容。
  • 流れる砂
    探偵畝原氏、第2弾。
    盛り沢山な内容で、
    最初のどうしようもない公務員のことを忘れそうになったよ。
    新興宗教に保険金詐欺、
    リアルで、リアルすぎてもう・・・怖っ。

    犯人が誰なのか、真相はどうなのか
    読みながら、もう後これだけしかページがないのに
    どうやって終わらせるよ、って感じ。

    飽きさせないの...続きを読む
  • 流れる砂
    探偵畝原氏、第2弾。
    盛り沢山な内容で、
    最初のどうしようもない公務員のことを忘れそうになったよ。
    新興宗教に保険金詐欺、
    リアルで、リアルすぎてもう・・・怖っ。

    犯人が誰なのか、真相はどうなのか
    読みながら、もう後これだけしかページがないのに
    どうやって終わらせるよ、って感じ。

    飽きさせないの...続きを読む
  • 探偵は吹雪の果てに
    おー、結婚生活いつの間にやら、終わりを告げて
    独り者の「俺」45歳、だっけ。
    ずーっと、あの部屋は解約してなかったのかしらん。

    今回の中年になった「俺」は自らが動くというよりは
    あれよ、あれよと巻き込まれる。
    そのうちに、周りの人が解決。
    ひょっとして、「俺」が行かなくても
    遅kれ早かれ、同じこと...続きを読む
  • ライト・グッドバイ
    「俺」49歳。ぶちギレそうなシチュエーションに耐える姿が悲惨を通り越して面白い。事件自体は最っ低。ムカムカ。
  • 探偵、暁に走る
    「ススキノ探偵」シリーズ。
    50台になった主人公の「俺」が、刺殺された飲み仲間の犯人探しをしていく中で、振り込め詐欺グループや産廃業者などの犯罪につながっていくストーリー。500ページの長編ですがストーリーに引き込まれていくうちに読み進めてしまう感じでした。
    登場人物それぞれが個性的で、娯楽作として...続きを読む
  • 流れる砂
    畝原シリーズ二作目。
    久々に読む手を止められない作品でした。
    事件の発端は女子高生相手の卑猥な商売をしている奴がいる、
    だったのに、話がグルリと展開していきます。

    生活保護の不正受給とかも出てくるので
    あまりに現在のニュースで話題になってることと
    タイミングが良過ぎて笑えました。
  • 流れる砂
    畝原シリーズ二作目。
    久々に読む手を止められない作品でした。
    事件の発端は女子高生相手の卑猥な商売をしている奴がいる、
    だったのに、話がグルリと展開していきます。

    生活保護の不正受給とかも出てくるので
    あまりに現在のニュースで話題になってることと
    タイミングが良過ぎて笑えました。