東直己のレビュー一覧

  • 猫は忘れない

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    ススキノ探偵シリーズ。お馴染みの登場人物で安心して読める。
    いかがわしさと暴力描写が減ったような…。年かな^^;
    猫好きなのでプラス一点(笑)

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    2012年12月30日
  • 猫は忘れない

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    ススキノ探偵シリーズ12作目。

    このシリーズ、やはり抜群の安定感。

    情報収集に人を使って流行のSNSを多用する反面、未だに携帯を持たない主人公「俺」の謎のポリシーが面白い。

    ディープな世界を題材としているため理解できないような価値観を持つ人間が多く出てくるが、不思議とのめり込める事ができるのが大きな魅力。

    端々での表現や言い回しも相変わらず巧いし、勉強になる。
    題名の付け方にも納得。

    離れて生きる息子がどうなってるか等々気になる部分もあるし、次回作も完全に楽しみ。である。

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    2012年12月28日
  • 猫は忘れない

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    安定期にドップリと入った感じ。20〜30代の話がもっと読みたい。高田の活躍が足りないし、いかがわしさがなくなった。ただし、この本のストーリーや展開は良く練ってあって、チビチビ読みには楽しめる。

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    2012年12月11日
  • 探偵は吹雪の果てに

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    前半ちょっとダルいけど、後半の展開はたたみかけてくるので、先が気になり読むのが止まらなかった。東直己の作品にもやっと馴れたかな。前作からいきなり15年?後の設定にはちょっとビックリ!

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    2012年12月06日
  • ライト・グッドバイ

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    いやぁ、「俺」も50歳かぁ。
    そうかぁ、おっさんやんかぁ。
    それもタチの悪そうな。
    でも、やっぱり真面目。
    報酬もないのに、容疑者ってか
    気色悪い変態野郎とお友達になるなんて。

    話の内容は、グロくて、そのうえ、
    なんだかもやもやした感じで終わるけれど
    サクサクと読めるのは
    やっぱり「俺」のなせる技。

    気色悪かったぁ、あけひこちゃん。

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    2012年11月12日
  • 古傷

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    ヨイショの法間探偵、「探偵法間(のりま) ごますり事件簿」の前の作品。
    これは長編。

    ストーリーは「日本の戦後史の闇」を
    一気に暴いていくのかと思っていたら
    え、そういう終わりなの?と思った。
    けれど、良くも悪くも
    真実を真実として、伝えることができずに
    薄れていく記憶に苦しみながら
    終わりを迎えた方々は
    多いのだろうなぁ、と考えさせられる。


    ヨイショはこの頃からお上手。
    だんだん磨きがかかっていくのだわ~

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    2012年10月03日
  • 消えた少年

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    ススキノ探偵シリーズ二冊目。
    "俺"とやくざと警察が事件に巻き込まれた少年を札幌の街で大捜索する。試行錯誤の中から細い糸を手繰り寄せるように少年に近づいていき、後半の急展開へ、、全編がスピーディーで一気に読めてしまった。中島少年が大人ぶっていながらも行動が予想外でちゃんと中学生らしい。

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    2012年09月23日
  • 札幌刑務所4泊5日

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    世の中的には、無理やりこんな体験するのはどうかと思いますが、
    かなり興味深く読みました。
    知らない世界を知るのは楽しい。

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    2012年08月23日
  • 札幌刑務所4泊5日

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    歴史に "もし" があるとしたら、ちり紙の割り当てが1日10枚しかないことを知っていたなら、イガラシさんをあそこまで困らせたか。

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    2012年08月01日
  • 半端者

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    ススキノ探偵シリーズ第11作。今回は前日譚。大学に在学中の「俺」と高田たちの若き日々が描かれる。メインストーリーだけでなく、枝葉の部分がなかなか楽しい。

    0
    2012年07月29日
  • 悲鳴

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    ストーカーの陰湿な話かと思いきや、
    予想外の展開を見せる本作。
    本流となる事件は最初の200ページを読んでも
    これっぽっちも様相を表しません。
    ここまでだけでも十分、楽しめたのに
    続きは色々な伏線が張られていて
    最後までドキドキしました。
    もちろん、最初の200ページも関係している。

    ススキノ探偵シリーズから読んでいますが
    東直己さんの作品は段々と面白くなりますね。
    こんな言い方は何ですが、
    良い意味で上手になってる。
    次はいよいよ各シリーズが交差する巻。
    楽しみです。

    0
    2012年07月25日
  • 悲鳴

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    ストーカーの陰湿な話かと思いきや、
    予想外の展開を見せる本作。
    本流となる事件は最初の200ページを読んでも
    これっぽっちも様相を表しません。
    ここまでだけでも十分、楽しめたのに
    続きは色々な伏線が張られていて
    最後までドキドキしました。
    もちろん、最初の200ページも関係している。

    ススキノ探偵シリーズから読んでいますが
    東直己さんの作品は段々と面白くなりますね。
    こんな言い方は何ですが、
    良い意味で上手になってる。
    次はいよいよ各シリーズが交差する巻。
    楽しみです。

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    2012年07月25日
  • 半端者

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    ネタバレ

    ススキノ探偵シリーズの前日譚。学生の“俺”の物語。

    “俺”は、学生の頃から白の麻スーツなんて着ていたのかと言う
    話はさておき、ミツオが桐原のことだったり、サクラバが桜庭の
    ことだったりと、その後の“俺”にまつわる人物たちが出てきています。
    さすがに学生と言う事で、後の時代では数多く巻き込まれる
    凄惨な事件には、まだ巻き込まれていません。
    ただ、“俺”自身が、既にかなり危険な自体には巻き込まれていますが。

    って言うか、“俺”って、学生の頃から碌でも無い生活をしていたのかと、
    変なところでも、感心しました。

    0
    2012年07月22日
  • 半端者

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    高田との出会いや桐原との関係の始まりもわかって
    とても面白かった。ほろ苦い青春の部分もグーでした。
    以前すでに読み終わっているススキノ探偵シリーズの
    「探偵はバーにいる」からまた順番に読もうかなぁ・・・
    と考えています。

    0
    2012年07月16日
  • 消えた少年

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    シリーズの中で読みごたえがあった作品です。
    少年が気に入った、ただそれだけで動く主人公。
    らしい彼の魅力が存分に感じれる内容。

    0
    2012年07月13日
  • 流れる砂

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    探偵畝原氏、第2弾。
    盛り沢山な内容で、
    最初のどうしようもない公務員のことを忘れそうになったよ。
    新興宗教に保険金詐欺、
    リアルで、リアルすぎてもう・・・怖っ。

    犯人が誰なのか、真相はどうなのか
    読みながら、もう後これだけしかページがないのに
    どうやって終わらせるよ、って感じ。

    飽きさせないのはお見事。

    人って怖いけれど、
    人に助けられていることも事実。
    生活するって大変だ。

    0
    2012年06月22日
  • 流れる砂

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    探偵畝原氏、第2弾。
    盛り沢山な内容で、
    最初のどうしようもない公務員のことを忘れそうになったよ。
    新興宗教に保険金詐欺、
    リアルで、リアルすぎてもう・・・怖っ。

    犯人が誰なのか、真相はどうなのか
    読みながら、もう後これだけしかページがないのに
    どうやって終わらせるよ、って感じ。

    飽きさせないのはお見事。

    人って怖いけれど、
    人に助けられていることも事実。
    生活するって大変だ。

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    2012年06月22日
  • 探偵は吹雪の果てに

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    ネタバレ

    おー、結婚生活いつの間にやら、終わりを告げて
    独り者の「俺」45歳、だっけ。
    ずーっと、あの部屋は解約してなかったのかしらん。

    今回の中年になった「俺」は自らが動くというよりは
    あれよ、あれよと巻き込まれる。
    そのうちに、周りの人が解決。
    ひょっとして、「俺」が行かなくても
    遅kれ早かれ、同じことになったんじゃ?という感じ。

    町の怪しげな感じが、すごーく嫌な感じで面白かった。

    おじいちゃんのスノーモービルの後ろに
    しっかりつかまって乗る太った「俺」
    いいねー。

    携帯電話を持つべきか持たざるべきか・・
    悩む「俺」が可愛い。

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    2012年06月16日
  • ライト・グッドバイ

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    「俺」49歳。ぶちギレそうなシチュエーションに耐える姿が悲惨を通り越して面白い。事件自体は最っ低。ムカムカ。

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    2012年07月02日
  • 探偵、暁に走る

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    ネタバレ

    「ススキノ探偵」シリーズ。
    50台になった主人公の「俺」が、刺殺された飲み仲間の犯人探しをしていく中で、振り込め詐欺グループや産廃業者などの犯罪につながっていくストーリー。500ページの長編ですがストーリーに引き込まれていくうちに読み進めてしまう感じでした。
    登場人物それぞれが個性的で、娯楽作として楽しめる作品だと思います。

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    2012年06月06日