東直己のレビュー一覧

  • 悲鳴
    2015.5.8ー25
    畝原シリーズ。
    浮気調査から始まるストーカー女と遺体バラバラ事件の進行に、行政・警察・土建会社の癒着やら新興宗教やらちょっとした悪意など、相変わらずいろいろな問題が絡んで一気読み。
    題名の意味が非常に重い。
  • 駆けてきた少女
    再読なのに、解説を読んで時制問題に初めて気がついた。言われてみればそうですよね。
    作品自体はいつも通りの魅力が詰まっているので、今回は解説に加点して満点にしよう。
    いつ読んでも色褪せない名シリーズです。
  • 流れる砂
    2014.5.30ー38
    女子高生を部屋へ連れ込む市の職員に対する苦情から始まり、親子心中、生活保護の不正請求、保険金詐欺、公益法人の無駄遣い・天下り、新興宗教に至るまで問題が複雑に絡む。探偵畝原シリーズ。
  • 流れる砂
    2014.5.30ー38
    女子高生を部屋へ連れ込む市の職員に対する苦情から始まり、親子心中、生活保護の不正請求、保険金詐欺、公益法人の無駄遣い・天下り、新興宗教に至るまで問題が複雑に絡む。探偵畝原シリーズ。
  • バーにかかってきた電話
    2014.5.12ー31
    コンドウキョウコと名乗る女からの電話依頼で地上げに纏わる放火殺人の謎を追う。
    会話のテンポが軽快で読みやすい。
  • バーにかかってきた電話
    正体不明のコンドウキョウコと名乗る女性から、ケラー・オオハタに電話がかかる。わけがわからないままコンドウキョウコの断片的な指令に従ううち、去年の夏に札幌で起こったいくつかの事件に首を突っ込んでいく。
    ハード・ボイルドなのかナンパなのか微妙なノリなのだが、パッとしない外見や酒を飲んで醜態を晒す以外は基...続きを読む
  • 流れる砂
    畝原シリーズ第二作。

    長いけれど、一気に読めてしまった。
    生活保護の問題って、この本みたいにもっと昔からあったのだろうか。

    著者の作品を読んできて思うのは、
    嫌な奴や、いわゆる世間一般の枠からはみ出た人を
    書くのが非常にうまいということ。
    決して巨悪ではないのだが。

    どの事件もばらばらで関連が...続きを読む
  • 流れる砂
    畝原シリーズ第二作。

    長いけれど、一気に読めてしまった。
    生活保護の問題って、この本みたいにもっと昔からあったのだろうか。

    著者の作品を読んできて思うのは、
    嫌な奴や、いわゆる世間一般の枠からはみ出た人を
    書くのが非常にうまいということ。
    決して巨悪ではないのだが。

    どの事件もばらばらで関連が...続きを読む
  • バーにかかってきた電話
    探偵はバーにいるの2作目。
    1作目より全然面白いので、人に勧める時はこちらにしたい。映画も観てみたいと思いました。
  • 探偵、暁に走る
    ススキノ探偵シリーズの中では今のところ一番好きかも。かなりの長編(5巻くらいある作品で長編と思う私にとってはたいしたことないけどw)だが、一気読みできるくらいのおもしろさ。
    ススキノシリーズが合わない人以外は楽しめると思う。
    個人的にはアンジェラが好きなので次回作以降もっとアンジェラの活躍の場を増や...続きを読む
  • バーにかかってきた電話

    おもしろい!

    第一弾映画化の原作ですが、シリーズの最高傑作かと思います!
  • ライト・グッドバイ
    ススキノ探偵の「俺」シリーズは、何度読んでも、どの作品を読んでもおもしろい。
    早く次回作が読みたい
  • 消えた少年
    ススキノ探偵シリーズ 第3巻
    国語教師の安西春子が再登場して、生徒の中島翔一を探すことになる。
    犯人は誰なのか。中島翔一は無事か。アクションシーンもど派手になって、息もつかせぬ展開があってなかなか面白い。
  • 半端者
    俺と高田の若い頃を描いていて、桐原や桜庭との出逢いもわかって面白かった。
    今は歳を重ねた後の話になっているが、若い頃の話という設定で、永遠にこのすすきの探偵シリーズを続けて欲しい!!
  • 探偵、暁に走る
    ススキノ探偵シリーズ9作目。

    そもそもこのシリーズは、作者が思う現代社会への提言(くだらない事も含む)を、主人公「俺」を通して発信している作品だと思っている。

    常に一人称で「俺」目線の表現、というのもそのためだと捉えている。

    しかし、シリーズ当初は30歳前後だった「俺」も本作では50歳。
    さす...続きを読む
  • 駆けてきた少女
    もう、「俺」の言葉のキレが相変らず。
    ほとんどの言葉を引用に記録しておきたいくらい。
    この作品は、人物描写とか、「俺」の交友関係などを楽しむ内容でした。
    事件自体がどかん!と起きるわけではないので。

    ここに出てくる柏木とか松井君が絡んでくる別シリーズもあるらしいので、そちらもぜひ読んでみたいです。...続きを読む
  • バーにかかってきた電話
    シリーズ2作目から読んでしまいましたが
    探偵?便利屋?今まで読んできた探偵物とはちょっと違う感じが
    おもしろかったです。

    主人公の「俺」の生き方はアウトローそのもの
    でも個性あふれるキャラクターやススキノの土地の
    人とのつながりは「俺」を十分魅力的にしてくれました。

    ハードボイルドな世界観、私は...続きを読む
  • 旧友は春に帰る
    ススキノ探偵1作目2作目を読んですっかりはまって、
    思わず新作を手に取ってしまいました。

    1作目の登場人物が25年後に再び登場。
    どれだけの時間が流れ、探偵に何が起きてきたのか
    めっちゃ気になりました。
    時間を追って読み進めていけばよかったのかな?
    とも、思いますが、その穴埋めをするのも楽しいかな...続きを読む
  • ライト・グッドバイ
    ススキノ・ハードボイルドシリーズ第八弾。


    「殺人容疑者と親友になれ」

    退職した昔馴染みの元刑事が厄介な依頼を持ちかける。

    未解決の女子高生行方不明事件の証拠となるべき死体を見つけるためだという。

    偶然を装い、男に近づいた俺だったが、その男は、一緒に酒を飲むのはまっぴら御免という俺が最も嫌い...続きを読む
  • 探偵、暁に走る
    2010/1/23 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2020/3/9〜3/15

    新型コロナウイルス対策で車通勤にいているため、ちょっ時間がかかったが、600ページを超える長さを感じさせない傑作。次の映画化は本作が良いのでは?