東直己のレビュー一覧

  • サイドストーリーズ
    ダ・ヴィンチ編集部編のサイドストーリーズを読みました。

    姫川玲子シリーズ、榎本径シリーズ、さよならドビュッシー、天地明察、まほろ駅前シリーズなどの登場人物たちの「一服ひろば」を題材にしたサイドストーリー短編集でした。
    元のシリーズも楽しんで読んでいたので、これらの短編もおもしろく読みました。

    1...続きを読む
  • サイドストーリーズ
    タバコが小道具の12のシリーズのサイドストーリー。
    目的は東直己。久しぶりに「俺」に会えた。
    ちょっと、かっこよく描かれていて残念。ススキノ探偵もいいけれど
    探偵畝原に会いたいよ、書いてくれぃ、と思いを募らせた。
    姫川女史も多田と行天のコンビもDr.新条も、面白かった。
    読んでみたい本がまた増えたよ...続きを読む
  • サイドストーリーズ
    ただの番外編の短編集だと思って読んでいたら、やけに煙草と一服ひろばが話に出てくる(--;)でも最後まで読んで納得!JTなんですね(^。^)y-~ このサイドストーリーズに出てくるシリーズは「天地明察」と「まほろ駅前」しか読んでいないけれど、どの話も好みで読破したくなった(^^)♪しかし積読、読みたい...続きを読む
  • 探偵は吹雪の果てに
    2015.4.21-24
    相変わらず政官財の癒着は最後の種明かしにほんのサラリと触れるだのスタンスがこの著者の味なのか。決して軽い内容のものではないものの、台詞回しに毎度爆笑しつつ読めるのもあえてのものかと1日で読み終えた。
  • 探偵はひとりぼっち
    2014.11.20ー76
    探偵シリーズ4作目。
    オカマのマサコちゃんの惨殺犯と噂のある代議士の後援会長の甥を追い詰めるものの犯人は見当違いとの結末はあっけないが、東直己ワールド全開で一気読み。
  • バーにかかってきた電話
    面白れえなあ。
    マーロウよりも魅力的でかっこいいかもしれない。
    映画になったというので読み返したけどやっぱ傑作だ。
    探偵はヨレヨレで、ふざけてて、情けなくて、真実には自力ではたどり着けなかったかもしれないが、ズタボロでススキノを疾走する姿には読んでてこっちも力が入ってしまう。
    数は多くて活きてない登...続きを読む
  • 探偵は吹雪の果てに
    既出のシリーズは全巻読んでいると思っていたのに、なんと初読のようです。
    いつもの仲間たちがほんの脇役でしか登場せず、俺とエキストラだけでほぼ構成された珍しい一冊。田舎町の住民を徹底的に馬鹿にしたような記述のオンパレードは、中途半端な遠慮がなくて清々しいほどです。東氏の問題意識は北海道の政官民が結託し...続きを読む
  • 探偵はひとりぼっち
    俺は、少しでも自分のことを知っている人のそばにいたかった。だが、それは悲しいほどにみっともない気持ちだと思った。
  • 探偵はひとりぼっち

    面白かった...けど

    面白かった。
    映画版を見てからだけど、映画版より「俺」のマサコちゃんに対する気持ちが伝わって良かった。
    でも、最後のどんでん返しが尻すぼみかな?
    映画版の方ストーリーの方が整合性はあったかな
  • 探偵、暁に走る
    2014.6.28ー46
    ススキノ探偵シリーズ8作目とのこと。
    東直己7冊目にして「バーにかかってきた電話」「流れる砂」に次ぐ面白さ。長編の割にストーリーの捻りには欠けるものの、相変わらず軽快な文章と会話で読み易さ抜群。
  • 探偵は吹雪の果てに
    慕情。
    まさしく、そんな副題が似合う一冊。

    今回はハードボイルドだったな。

    今ある自分の癖が別れた女の影響を受けていたなんて辺りや...

    齢を重ねてからの思い、想い。

    哀愁漂う慕情の一時。

    今回は胸を打つ回だった。
  • 待っていた女・渇き
    2014.5.25ー37
    結末が軽過ぎた感は否めないものの、相変わらずの軽快な展開と台詞回しで充分に楽しめた。
  • 待っていた女・渇き
    2014.5.25ー37
    結末が軽過ぎた感は否めないものの、相変わらずの軽快な展開と台詞回しで充分に楽しめた。
  • バーにかかってきた電話
    大泉洋主演の映画「探偵はBARにいる」の原作。同タイトルの小説もあるが映画のもとはこちらです。娯楽小説。

    著者の東直己は、樽商、北大という北海道の2大アタマイイ大学を中退し、その後は大学の肩書とは程遠い商売などを転々として作家デビューを果たすのだけど、その中でススキノの某タウン誌の編集に携わってい...続きを読む
  • 探偵はひとりぼっち
    孤軍奮闘する俺が意地を張り続ける中で、知人達が離れたり近づいたりと距離感を変えながら見守る塩梅の絶妙さはシリーズを熟読したファンならではの楽しみポイントか。
    いつもながら嫌味を言う時の切れ味は天下一品。
  • 消えた少年
    ススキノ探偵シリーズ第三作。

    畝原シリーズ読んだ後だと軽く感じるが、
    その分読みやすい。
    最後の犯人がちょっと強烈だった。

    次映画化してほしいのはこの作品かなー。
    描写に相当無理があるんだろうけど。
    その場合、犯人役を誰がやるんだろうとか考えてみたり。
  • 消えた少年
    俺シリーズの中でも好きな作品。軽い俺なのに話は身近で難しい。本当にいい奴だなと思う。少年は助けるは最後は立ち上がるは、本当いい奴だからハッピーエンドで良かった。
    その分犯人の印象が強く、モンスターとはこういうことかと。
  • 旧友は春に帰る
    あー、モンローかぁ。そうかぁ。
    そうくるかぁ。

    長く続くシリーズで実際にも同じ時間がたっているのが
    リアリティがあるなぁ。

    「俺」もいちいちネットカフェに入るんなら
    携帯持てばいいのに・・・となるけれど。
    そこが「俺」らしさ。

    いい加減だし、悪いことばっかりしてるけど
    意外ときちんとしていて
    ...続きを読む
  • 消えた少年
    高田は、北大の農業経済のオーバードクターで、ナチスの農業政策の研究をしている 安西春子 手稲星稜中学校の国語の教師 お通しは酒を頼むと出てくる小鉢料理で、テーブルチャージは座席料ですね。エンシャントエイジ 中島翔一 中島公園 豊平館 創生川 遊星からの物体X 太平 暗黒社会の組織の人の奥さんをバシタ...続きを読む
  • バーにかかってきた電話
    この作品が映画の原作なんですね!
    前作の「探偵はバーにいる」より読みやすかったです。
    今回はちゃんと読み切ることができました。