東直己のレビュー一覧

  • ライト・グッドバイ

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    ススキノ・ハードボイルドシリーズ第八弾。


    「殺人容疑者と親友になれ」

    退職した昔馴染みの元刑事が厄介な依頼を持ちかける。

    未解決の女子高生行方不明事件の証拠となるべき死体を見つけるためだという。

    偶然を装い、男に近づいた俺だったが、その男は、一緒に酒を飲むのはまっぴら御免という俺が最も嫌いなタイプだった。


    生涯最低の一冬を描く氏の辣腕ぶりをとくと御観覧ください。

    酒飲みの呑み方指南としても、最高の出来栄えですわよ。

    まあ・・・後味の悪さは否めませんが・・・・・・二日酔いだと思って。

    シリーズを読み込んでいる方には、お馴染のキャラクターの意外な一面が見られるおまけ付き。

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    2010年09月18日
  • 探偵、暁に走る

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    ネタバレ

    2010/1/23 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2020/3/9〜3/15

    新型コロナウイルス対策で車通勤にいているため、ちょっ時間がかかったが、600ページを超える長さを感じさせない傑作。次の映画化は本作が良いのでは?

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    2020年03月15日
  • 待っていた女・渇き

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    探偵畝原シリーズの華、姉川との出会いを描く「待っていた女」と娘・冴香との絆が深い長編「渇き」の併録されたハードボイルド完全版。

    畝原シリーズの中では一番のお気に入りです。

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    2009年10月04日
  • 待っていた女・渇き

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    探偵畝原シリーズの華、姉川との出会いを描く「待っていた女」と娘・冴香との絆が深い長編「渇き」の併録されたハードボイルド完全版。

    畝原シリーズの中では一番のお気に入りです。

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    2009年10月04日
  • 向う端にすわった男

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    ススキノを舞台に、ちょっと格好付けな『俺』が色々な問題事に首を突っ込んではボロボロになりつつ解決していく探偵。

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    2009年10月04日
  • 消えた少年

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    ススキの探偵シリーズ第3弾。3作目で著者の筆が乗ってきているように思う。主人公の俺の描き方もぐっと力が入っているし、物語全体の情緒というか思い入れがいい感じ。

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    2025年11月10日
  • バーにかかってきた電話

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    ススキノ探偵シリーズの第二弾。古い作品だけど面白かった。前作が個人的に刺さらなかったので暇つぶし用にまとめて買っておいたので仕方なく読んでみたら前作とは違いとても良かったです。

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    2025年10月31日
  • バーにかかってきた電話

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    ススキノ探偵シリーズ第2弾。映画になっている巻。小雪が出ているやつ。物語の構成、筋の面白さ、人間の描かれ方ともにできの良い一作。

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    2025年10月29日
  • 探偵はバーにいる

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    家にある小説を手当たり次第に本棚に登録し、少しづつ感想を書いているが、東直己作品が意外と多いことに自分でも驚いた。そういえば一時期ハマってたなぁと懐かしく思い出す。

    酒とタバコをこよなく愛する「俺」が、行きつけのバーを事務所代わりにして依頼を受け事件解決に奔走する探偵物、札幌を舞台にしていることから通称『ススキノ探偵シリーズ』と呼ばれている。
    『探偵はBARにいる』は、大泉洋主演で映画化もされたススキノ探偵シリーズの初作品。

    ある日、コンドウキョウコと名乗る女性から人捜しの依頼を受ける。調査を続けるうちに依頼人や探し人の裏に反社会的勢力や地元政界の影が見え隠れし、それらに臆する事なく立ち振

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    2025年10月08日
  • 探偵ホウカン事件日誌

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    面白かった!ちゃんと細かく見ているノリマさんが好き。見かけは前々回違うし、やり口も違うけど、杉下さんみたい!続編ほしいです~。

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    2025年01月25日
  • 探偵はバーにいる

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     札幌への出張の往路で読んだ本。なぜならこの小説の舞台が札幌のすすきのだったから。タイトルから何となく、もっと軽いノリのライトミステリーかと思っていたが、読んでみると割と重めのハードボイルド小説だった。独特な雰囲気の語り口で物語は進む。シリーズ化されているとのことなので、続編も読みたくなった。

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    2024年09月25日
  • 駆けてきた少女

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    ススキノ探偵シリーズ7作目らしい。
    初めて読んだ。
    「探偵はバーにいる」は、映画で観た気がするのだが?
    こんな感じだった?
    全然覚えてない。

    けど主人公のキャラが立っていて、
    面白かった。
    ケータイ嫌いとか、
    タバコふかして酒飲みながら、半身浴とか。

    1作目から読んでみようと思った。

    一日で読めるくらい、読みやすい本。

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    2024年01月03日
  • 探偵はバーにいる

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    懐かしい。たまに読んでハードボイルド気取りたくなる。

    12オンス•タンブラァ、ススキノ、サイド•ベンツ、ラスティ•ネイル

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    2023年12月04日
  • バーにかかってきた電話

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    映画はチラッとしか見てないけどいつか原作をじっくり読んでみたいと思ってました。いやいや中々おもしろい!一作目は読んだ記憶が朧げにあるんだけどなんか印象が全然違う。主人公の「探偵」は、大麻を育てたりギャンブルで小銭を稼いだり毎日飲んだくれて喧嘩してあんまりまともなことはしてない。80年代が舞台らしくて携帯もメールもない。なんとも不自由な時代の、ろくでなしの話なのにワクワクしてどんどん読める。最後は悲しい結末なんだけど復讐を果たしたせいかどこかスッキリする。シリーズ制覇したいなこれは。

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    2023年07月19日
  • 猫は忘れない

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    ずっと新刊が出ないので、書くのをやめたのか、体調が優れないのか、はたまたこの世の人でなくなってしまったのかなど考えて数年間読まずに最後の一冊を置いてしたのですが、そろそろ潮時だと思い、ついに読みました。
    歳をとったとはいえ主人公である俺の偏屈でだらしなくも真っ直ぐで愛嬌があるところは健在で、まだまだ読み続けたいシリーズだと改めて思いました。

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    2022年12月28日
  • バーにかかってきた電話

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    ネタバレ

    世間一般から見ると、いわゆる「壊れてるヒト」の探偵がたまらなくカッコ良い。
    ススキノの住人達も個性豊かで愛おしいです。
    あくまで私自身の問題なのですが、映画上映時に観てからほとんど忘れていたのに、たまたま最近CSで観てしまったから、プロットがしっかりと頭に残っていて、「コンドウキョウコ」が勝手に脳内変換されてクライマックスが今ひとつになってしまった。
    惜しいコトをしました。
    本当はもっと心動かされたんだろうな。

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    2022年12月07日
  • 探偵はひとりぼっち

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    お友達のマサコちゃんの殺人事件に探偵さんが追いかける。
    背後関係が複雑でドンドン孤独になっていく感が凄い。

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    2022年01月05日
  • 猫は忘れない

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    映画は全て観ていたが、原作は未読だったので書店で目についたこの作品から読み始めてみた。
    すすきの人だったこともあり、住所や文字から思い起こせる背景がいちいち懐かしくて切なくなる。
    前の日にデンマークの小説を読んでいたので、聞き慣れた単語に安堵してかあっという間に読み終えてしまった。
    エンタメ感のある展開は映画でも見てとれたのであまりギャップを感じることもなく、シンプルに楽しめた。
    次はどれを読もうか今から悩んでる。

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    2021年08月20日
  • 探偵はバーにいる

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    レビューが両極端なのは読んでみて納得です。
    どちらかと云うと自分にとっては苦手な方の文章なので、読むのに時間がかかりました。
    最後まで読むと安直に捉えていた人物の意外な面が有ったりして続きが気になります。

    映画は全て観ているのですが、別物として楽しめました。

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    2021年06月19日
  • 探偵はバーにいる

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    映画の方しか知らず、だいぶ遅ればせながら本書を手に取った。
    80年台の設定であり、洋物のまがい物じみたハードボイルド感がなく、日本的な湿り気と、ススキノとが入り混じり良い作品だった。

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    2021年04月03日