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Posted by ブクログ 2022年12月28日
ずっと新刊が出ないので、書くのをやめたのか、体調が優れないのか、はたまたこの世の人でなくなってしまったのかなど考えて数年間読まずに最後の一冊を置いてしたのですが、そろそろ潮時だと思い、ついに読みました。
歳をとったとはいえ主人公である俺の偏屈でだらしなくも真っ直ぐで愛嬌があるところは健在で、まだまだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月20日
映画は全て観ていたが、原作は未読だったので書店で目についたこの作品から読み始めてみた。
すすきの人だったこともあり、住所や文字から思い起こせる背景がいちいち懐かしくて切なくなる。
前の日にデンマークの小説を読んでいたので、聞き慣れた単語に安堵してかあっという間に読み終えてしまった。
エンタメ感のある...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月25日
知り合いのスナックママ、ミーナから、旅行中の飼い猫の世話を頼まれた“俺”は、餌やりに訪れたマンションで変わり果てた姿となった彼女を発見する。行きがかりから猫のナナを引き取り、犯人捜しを始めた“俺”は、彼女の過去を遡るうちに意外な人物と遭遇、事件は予想外の方向へと進展する…猫との暮らしにとまどいながら...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年03月13日
顔馴染みのミーナから猫の世話を頼まれた「俺」。
約束通り餌をやりに行けば、ソウルにいるはずの飼い主が殺されていた。
事件を担当した刑事の茂木から、猫を飼うのに必要なものを教えてもらう「俺」。
かくして、猫の世話をしながらミーナを殺したやつを「俺」は捜し始める。
「俺」もすっかり年を取り中年どころか初...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月28日
ススキノ探偵シリーズ12作目。
このシリーズ、やはり抜群の安定感。
情報収集に人を使って流行のSNSを多用する反面、未だに携帯を持たない主人公「俺」の謎のポリシーが面白い。
ディープな世界を題材としているため理解できないような価値観を持つ人間が多く出てくるが、不思議とのめり込める事ができるのが...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月20日
複数回再読。
著者は、もう書くことが無くなってしまったのだろうか。
ワイズラックも少なく、伏線もあまりなく、行政の闇や個人の闇に深く入り込むわけでもなく。
従来の著者作品のダイナミックな構造よりは、ハードボイルドミステリという形式を選んだ保坂和志のような印象、生活や友人知人の描写が詳細であるだけに。...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月03日
そろそろだな。
作者、東氏も意図しているんだろうな。
連載当初、二十代の探偵が、今じゃ、50代半ば。
よくぞ、ここまで進めたものだと感心する。
本作の中で、次回あたりから、新シリーズに繋げるのかと思わせる布石が憎い。
ススキノの街を移動焼鳥屋から見るという。
情報屋としてやってゆくのかな。
例の...続きを読む
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