東直己のレビュー一覧

  • バーにかかってきた電話
    前作にくらべて格段によくなっていて、ビックリ。こちらが映画「探偵はバーにいる」の原作だって。そりゃ前作ぢゃ映画になんないよなぁ。
  • 消えた少年
    シリーズ中で一番好きな巻。手がかかりが無く時間もない緊迫した状況の中、少しずつ真相に近づいていく流れは読み応えがある。犯行と犯人の描写がグロテスクなので苦手な方は注意。
    他の方も書かれていますが、最後の「俺」と春子の会話で微笑んでしまいました。
  • バーにかかってきた電話
    映画「探偵はbarにいる」の原作であります。【調査】は簡単なはずだった…。コンドウキョウコ殿からバーに電話がかかってくるのでありますが、その依頼は一見簡単そうに聞こえる依頼であるがいつも命がけになるのであります。

    読み進んでいくと沙織殿のことを好きになったり嫌いになったりと…最後は…

    引き込まれ...続きを読む
  • 消えた少年
    探偵はバーにいるシリーズとは知らずに読み始め(^=^;
    シリーズだけど話が分からないわけではないのでまあいいか。
    本来ハードボイルド系はあまり好きではないのてすが、ゆるくユーモアがあったりで読みやすい。シリーズ全部読んでみようかなあ~。
  • 探偵はバーにいる

    読み終わり

    スッキリ爽快でした。
    以上。
  • 向う端にすわった男
    ススキノハードボイルドシリーズの短編集。
    こういった短いストーリーもこのシリーズには合っているのかも。
    全編楽しく読めた1冊。

    その日暮らしでしょっちょう危ない目にあっているのに
    なんとなく楽しげに軽やかにススキノの街で生きている「俺」の生き様が好き。
    まーこんな男にホレちゃったらたいへんそうだけ...続きを読む
  • 半端者
    ススキノ便利屋シリーズの前章。
    『探偵はバーにいる』の俺が大学生でだらだらと時を過ごしていた頃のお話。

    友人高田に誘われ失楽園を原語で読む自主ゼミに出席、家庭教師のバイトが三件、それ以外はススキノで酒を飲み博打をして日銭を稼ぐ。

    俺の性格は変わらないが、若い分やや鼻持ちならない。でも今でもそうか...続きを読む
  • 消えた少年
    第一弾から再読しているけど、やっぱり面白い。
    ユーモアと風刺を交えた独特のハードボイルドスタイルは、日本では他に類を見ないと思います。
    最近続けて映画化されましたが、「俺」も「高田」もちょっとイメージが違うんだけどなあ。大泉洋では無頼感やだらしなさが足りないし、松田龍平には単純な善人といった感じがし...続きを読む
  • 探偵はひとりぼっち
     『探偵はバーにいる』でススキノ探偵の<俺>がデビューしたのが1992年。本書は長編第四作で1998年。28歳だった<俺>も中年の領域に入り、可愛い恋人もできて、多くのススキノの脇役たちとの繋がり方もよりいっそう年輪を経て、磨きがかかっている。

     ハードボイルドの探偵はたいていどこか孤立した存在で...続きを読む
  • 半端者
    「探偵はバーにいる」のシリーズを映画も本もどちらも見ていない。かなり話題になってもいたし、そこそこ興味もあったのだが私なりには優先順位が低かったといえる。
    本書がそれらの前日譚であるということを知らずに手にとってみた。
    内容的にありがちなストーリーでありそうでいて、実はこれまでに経験したことのないス...続きを読む
  • 探偵はひとりぼっち
    「バーにかかってきた電話」
    「探偵は吹雪の果てに」
    と、きて
    「探偵はひとりぼっち」を、今度は読んでみた。
    順番がバラバラで、しかも「吹雪の果てに」を読んだ後に
    「ひとりぼっち」を読むと、ああ、探偵もいろいろあったのね・・・
    てな、感じで、しみじみしてしまったよ

    この作品は映画「探偵はバーにいる2...続きを読む
  • 札幌刑務所4泊5日
    まず、刑務所に入ってみよう、という考えが面白い。
    入るまでの経緯も面白い。
    そして、書き方もわたしは好き。

    何も考えたくないとき、読むのにぴったり。
  • 探偵は吹雪の果てに
    前作からのつながりを考えたら、
    意表をつかれました。

    話の内容は面白く、
    いい感じでした。

    さて、次も読みますよ!
  • 探偵はひとりぼっち
    映画化第二弾の原作です。面白い。だんだん登場人物が増えてきて、収集がつかなくなってきた感じがする。橡脇が読めなくて何度も戻りましたw
  • 悲鳴
    最後まで読んでタイトルの意味がわかり、辛い気持ちになったけど、やっぱり東さんの作品は面白くて引き込まれてしまう。
    警察の不正を批判する話が多く、痛快!!
  • 悲鳴
    最後まで読んでタイトルの意味がわかり、辛い気持ちになったけど、やっぱり東さんの作品は面白くて引き込まれてしまう。
    警察の不正を批判する話が多く、痛快!!
  • 探偵、暁に走る
    ススキノの探偵シリーズ第8弾。
    相変わらず”俺”は世間、特に品格のない若者に対して怒っている。この怒りに甚く共感するのは、自分も歳をとり、「最近の若者は...」と頻繁に思う年齢になったからだろうか。
    このシリーズを最初に読んだ1992年はまだ大学生だったので、本シリーズに対する感想もあの頃と今では違...続きを読む
  • 猫は忘れない
    久しぶりに読んだ探偵 俺シリーズなので楽しかった。
    最後はあれよあれよという間に終わってしまってちょっと盛り上がりに欠けた気もする。
  • 猫は忘れない
    ススキノ探偵シリーズ。お馴染みの登場人物で安心して読める。
    いかがわしさと暴力描写が減ったような…。年かな^^;
    猫好きなのでプラス一点(笑)
  • 猫は忘れない
    ススキノ探偵シリーズ12作目。

    このシリーズ、やはり抜群の安定感。

    情報収集に人を使って流行のSNSを多用する反面、未だに携帯を持たない主人公「俺」の謎のポリシーが面白い。

    ディープな世界を題材としているため理解できないような価値観を持つ人間が多く出てくるが、不思議とのめり込める事ができるのが...続きを読む