東直己のレビュー一覧

  • 消えた少年

    Posted by ブクログ

    ススキノ探偵シリーズ第三作。

    畝原シリーズ読んだ後だと軽く感じるが、
    その分読みやすい。
    最後の犯人がちょっと強烈だった。

    次映画化してほしいのはこの作品かなー。
    描写に相当無理があるんだろうけど。
    その場合、犯人役を誰がやるんだろうとか考えてみたり。

    0
    2014年03月27日
  • 消えた少年

    Posted by ブクログ

    俺シリーズの中でも好きな作品。軽い俺なのに話は身近で難しい。本当にいい奴だなと思う。少年は助けるは最後は立ち上がるは、本当いい奴だからハッピーエンドで良かった。
    その分犯人の印象が強く、モンスターとはこういうことかと。

    0
    2014年02月04日
  • 旧友は春に帰る

    Posted by ブクログ

    あー、モンローかぁ。そうかぁ。
    そうくるかぁ。

    長く続くシリーズで実際にも同じ時間がたっているのが
    リアリティがあるなぁ。

    「俺」もいちいちネットカフェに入るんなら
    携帯持てばいいのに・・・となるけれど。
    そこが「俺」らしさ。

    いい加減だし、悪いことばっかりしてるけど
    意外ときちんとしていて
    意外と真面目、なんだよなぁ。
    人に対しては。

    中年のデブの便利屋だけど、
    いい味出してきてますなぁ。

    聞潮庵のおばあちゃん達には長生きしてほしいなぁ。
    これまた、いい味だしてます。

    モンローの人生の後半は
    悲しくて、切ないことばっかりだった、というわけではないのかしら
    あまりに最期が哀しい。

    0
    2014年01月30日
  • 消えた少年

    Posted by ブクログ

    高田は、北大の農業経済のオーバードクターで、ナチスの農業政策の研究をしている 安西春子 手稲星稜中学校の国語の教師 お通しは酒を頼むと出てくる小鉢料理で、テーブルチャージは座席料ですね。エンシャントエイジ 中島翔一 中島公園 豊平館 創生川 遊星からの物体X 太平 暗黒社会の組織の人の奥さんをバシタと言う 朝里 大麻 生活反応
    ステディとは、英語のSteadyから来ています。意味は、恋人、特定の交際相手 安定{あんてい}した、決まった、しっかりした、着実{ちゃくじつ}な 一様{いちよう}の、規則的{きそくてき}な、変わらない
    一戸 廊下の歩き方に異様な情熱を燃やしてるヤツ 自分の権力を確認して

    0
    2014年01月20日
  • 消えた少年

    Posted by ブクログ

    シリーズ中で一番好きな巻。手がかかりが無く時間もない緊迫した状況の中、少しずつ真相に近づいていく流れは読み応えがある。犯行と犯人の描写がグロテスクなので苦手な方は注意。
    他の方も書かれていますが、最後の「俺」と春子の会話で微笑んでしまいました。

    0
    2013年10月06日
  • 消えた少年

    Posted by ブクログ

    探偵はバーにいるシリーズとは知らずに読み始め(^=^;
    シリーズだけど話が分からないわけではないのでまあいいか。
    本来ハードボイルド系はあまり好きではないのてすが、ゆるくユーモアがあったりで読みやすい。シリーズ全部読んでみようかなあ~。

    0
    2013年09月09日
  • 探偵はバーにいる

    購入済み

    読み終わり

    スッキリ爽快でした。
    以上。

    0
    2013年08月16日
  • 向う端にすわった男

    Posted by ブクログ

    ススキノハードボイルドシリーズの短編集。
    こういった短いストーリーもこのシリーズには合っているのかも。
    全編楽しく読めた1冊。

    その日暮らしでしょっちょう危ない目にあっているのに
    なんとなく楽しげに軽やかにススキノの街で生きている「俺」の生き様が好き。
    まーこんな男にホレちゃったらたいへんそうだけどね。

    0
    2013年07月23日
  • 半端者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ススキノ便利屋シリーズの前章。
    『探偵はバーにいる』の俺が大学生でだらだらと時を過ごしていた頃のお話。

    友人高田に誘われ失楽園を原語で読む自主ゼミに出席、家庭教師のバイトが三件、それ以外はススキノで酒を飲み博打をして日銭を稼ぐ。

    俺の性格は変わらないが、若い分やや鼻持ちならない。でも今でもそうか(笑)。

    俺が一階に喫茶店モンデがある現在の住まいに引っ越す羽目になったところから物語が進みます。
    もちろんお馴染みのケラーに毎日通いながら、ススキノで起こる騒動がどたばたと展開。

    マドンナ役おフィリピンダンサー、ピンキーことフェ・マリーンとの恋も織り交ぜ、シリーズファンを楽しませる一冊でした!

    0
    2013年06月16日
  • 消えた少年

    Posted by ブクログ

    第一弾から再読しているけど、やっぱり面白い。
    ユーモアと風刺を交えた独特のハードボイルドスタイルは、日本では他に類を見ないと思います。
    最近続けて映画化されましたが、「俺」も「高田」もちょっとイメージが違うんだけどなあ。大泉洋では無頼感やだらしなさが足りないし、松田龍平には単純な善人といった感じがしない。まあ、それなりに面白いから純粋に娯楽映画としてはいいんだけど、20年来のファンとしては残念な気もします。

    0
    2013年06月10日
  • 探偵はひとりぼっち

    Posted by ブクログ

     『探偵はバーにいる』でススキノ探偵の<俺>がデビューしたのが1992年。本書は長編第四作で1998年。28歳だった<俺>も中年の領域に入り、可愛い恋人もできて、多くのススキノの脇役たちとの繋がり方もよりいっそう年輪を経て、磨きがかかっている。

     ハードボイルドの探偵はたいていどこか孤立した存在で反社会的な傾向があるものだが、このシリーズの主人公も例外ではない。そればかりか、むしろへらず口を武器に、真っ向から多くの社会の側から押しつけられる価値観に牙を剥いたりもする。

     オカマのマサコちゃんが嬲り殺しにされる事件に端を発する、かなり奥深い今回の事件も、社会の闇に切り込んでゆく颯爽たるナイ

    0
    2013年05月27日
  • 半端者

    Posted by ブクログ

    「探偵はバーにいる」のシリーズを映画も本もどちらも見ていない。かなり話題になってもいたし、そこそこ興味もあったのだが私なりには優先順位が低かったといえる。
    本書がそれらの前日譚であるということを知らずに手にとってみた。
    内容的にありがちなストーリーでありそうでいて、実はこれまでに経験したことのないスリルを随所で感じることができた。
    ミステリーであるとの先入観をもって読んでいたが、殺人があったり、盗難があったりのいわゆる刑事事件がなかなか勃発しない。
    「俺」は自堕落な日々の中で、自分自身に言い訳をしながら飲んだくれ、遊び歩いている、と思いきや、北海道大学の学生、つまり秀才であること、そして週1回

    0
    2013年05月23日
  • 探偵はひとりぼっち

    Posted by ブクログ

    「バーにかかってきた電話」
    「探偵は吹雪の果てに」
    と、きて
    「探偵はひとりぼっち」を、今度は読んでみた。
    順番がバラバラで、しかも「吹雪の果てに」を読んだ後に
    「ひとりぼっち」を読むと、ああ、探偵もいろいろあったのね・・・
    てな、感じで、しみじみしてしまったよ

    この作品は映画「探偵はバーにいる2」の原作。
    でも、映画は原作通りではなさそうなのは、よくわかった。
    その点は期待しないでおこう。
    でも、でも、探偵と高田のコンビがまた観たいのだ~楽しみ♪

    0
    2013年05月17日
  • 札幌刑務所4泊5日

    Posted by ブクログ

    まず、刑務所に入ってみよう、という考えが面白い。
    入るまでの経緯も面白い。
    そして、書き方もわたしは好き。

    何も考えたくないとき、読むのにぴったり。

    0
    2013年03月31日
  • 探偵は吹雪の果てに

    Posted by ブクログ

    前作からのつながりを考えたら、
    意表をつかれました。

    話の内容は面白く、
    いい感じでした。

    さて、次も読みますよ!

    0
    2013年03月10日
  • 探偵はひとりぼっち

    Posted by ブクログ

    映画化第二弾の原作です。面白い。だんだん登場人物が増えてきて、収集がつかなくなってきた感じがする。橡脇が読めなくて何度も戻りましたw

    0
    2013年02月26日
  • 悲鳴

    Posted by ブクログ

    最後まで読んでタイトルの意味がわかり、辛い気持ちになったけど、やっぱり東さんの作品は面白くて引き込まれてしまう。
    警察の不正を批判する話が多く、痛快!!

    0
    2013年01月12日
  • 悲鳴

    Posted by ブクログ

    最後まで読んでタイトルの意味がわかり、辛い気持ちになったけど、やっぱり東さんの作品は面白くて引き込まれてしまう。
    警察の不正を批判する話が多く、痛快!!

    0
    2013年01月12日
  • 探偵、暁に走る

    Posted by ブクログ

    ススキノの探偵シリーズ第8弾。
    相変わらず”俺”は世間、特に品格のない若者に対して怒っている。この怒りに甚く共感するのは、自分も歳をとり、「最近の若者は...」と頻繁に思う年齢になったからだろうか。
    このシリーズを最初に読んだ1992年はまだ大学生だったので、本シリーズに対する感想もあの頃と今では違うかも知れないなあ。
    今度第1弾を再読してみよう。

    0
    2013年01月06日
  • 猫は忘れない

    Posted by ブクログ

    久しぶりに読んだ探偵 俺シリーズなので楽しかった。
    最後はあれよあれよという間に終わってしまってちょっと盛り上がりに欠けた気もする。

    0
    2013年01月01日