東直己のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あー、モンローかぁ。そうかぁ。
そうくるかぁ。
長く続くシリーズで実際にも同じ時間がたっているのが
リアリティがあるなぁ。
「俺」もいちいちネットカフェに入るんなら
携帯持てばいいのに・・・となるけれど。
そこが「俺」らしさ。
いい加減だし、悪いことばっかりしてるけど
意外ときちんとしていて
意外と真面目、なんだよなぁ。
人に対しては。
中年のデブの便利屋だけど、
いい味出してきてますなぁ。
聞潮庵のおばあちゃん達には長生きしてほしいなぁ。
これまた、いい味だしてます。
モンローの人生の後半は
悲しくて、切ないことばっかりだった、というわけではないのかしら
あまりに最期が哀しい。
モンローの描写で
スタイルの良さが顔が老けたのを際立たせるとか
25年前なら可愛かった仕草。。。とか
中年おばさんへの容赦ない描写に
現実を感じる。
やっぱり、そうなんだぁ。
若く見えるとか美魔女とか言うけど
んー、やっぱりそう見えてんだなぁ。
聞潮庵のおばあちゃんになるまでの間の
素敵な歳のとり方って
どっかに見本がないかしらねぇ
と、つい、そこに食いついてしまう私。 -
Posted by ブクログ
高田は、北大の農業経済のオーバードクターで、ナチスの農業政策の研究をしている 安西春子 手稲星稜中学校の国語の教師 お通しは酒を頼むと出てくる小鉢料理で、テーブルチャージは座席料ですね。エンシャントエイジ 中島翔一 中島公園 豊平館 創生川 遊星からの物体X 太平 暗黒社会の組織の人の奥さんをバシタと言う 朝里 大麻 生活反応
ステディとは、英語のSteadyから来ています。意味は、恋人、特定の交際相手 安定{あんてい}した、決まった、しっかりした、着実{ちゃくじつ}な 一様{いちよう}の、規則的{きそくてき}な、変わらない
一戸 廊下の歩き方に異様な情熱を燃やしてるヤツ 自分の権力を確認して満足 右側通行病 俺は自己憐憫が嫌いだ 彼は、状況を理解する努力をせずに、ただ絶望しているらしかった。俺は希望を捨てない。少なくとも、事態を明確に把握せずに、希望を捨てるようなことはしない。 山下達郎 ライドオンタイム 鷺坂 ギムレット アラスカ カルピス
リベート(rebate)は、謝礼名目で授受される金銭のこと。売上割戻、仕入割戻。キックバックとも。
シャクシャインの乱 円山 大麻 ロシナンテ 茅部 強制ワイセツ 半沢 近親相姦教師 洗面器 焼却炉 ランドクルーザー 転送届け 速達 阿倍光子 ライト 富美子 恐ろしい切れ味の大外刈り 種谷 アサイ 四人のヘンタイ遊び 盗聴器 出産経験 捜査を混乱 桐原 花岡組 ワイズクラックへらず口 知性というのは笑うものだ ちゃんとものを見て、距離を適当にとるとなんでもおかしくなるもの ギャグや軽口 -
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ネタバレススキノ便利屋シリーズの前章。
『探偵はバーにいる』の俺が大学生でだらだらと時を過ごしていた頃のお話。
友人高田に誘われ失楽園を原語で読む自主ゼミに出席、家庭教師のバイトが三件、それ以外はススキノで酒を飲み博打をして日銭を稼ぐ。
俺の性格は変わらないが、若い分やや鼻持ちならない。でも今でもそうか(笑)。
俺が一階に喫茶店モンデがある現在の住まいに引っ越す羽目になったところから物語が進みます。
もちろんお馴染みのケラーに毎日通いながら、ススキノで起こる騒動がどたばたと展開。
マドンナ役おフィリピンダンサー、ピンキーことフェ・マリーンとの恋も織り交ぜ、シリーズファンを楽しませる一冊でした!
あの人、この人!桐原や桜庭がこんなとこに~~!おーーー(感心) -
Posted by ブクログ
『探偵はバーにいる』でススキノ探偵の<俺>がデビューしたのが1992年。本書は長編第四作で1998年。28歳だった<俺>も中年の領域に入り、可愛い恋人もできて、多くのススキノの脇役たちとの繋がり方もよりいっそう年輪を経て、磨きがかかっている。
ハードボイルドの探偵はたいていどこか孤立した存在で反社会的な傾向があるものだが、このシリーズの主人公も例外ではない。そればかりか、むしろへらず口を武器に、真っ向から多くの社会の側から押しつけられる価値観に牙を剥いたりもする。
オカマのマサコちゃんが嬲り殺しにされる事件に端を発する、かなり奥深い今回の事件も、社会の闇に切り込んでゆく颯爽たるナイトの物語でありながら、ススキノで酒ばかりカッ食らう快楽主義者の<俺>は欠点だらけで親しみやすい非常に身近な存在であり続ける。まあ、それがこのシリーズの最大のポイントなのだけれど。
この主人公を作り出すことでほとんど成功したシリーズではあるけれど、ぶつかる敵の大きさは巻を重ねるごとにどんどん巨大になってゆくイメージがある。本作では権力に影響を与えることのできる代議士の不正に挑戦。
北の街のリアルな描写のなかで、ゆったりと好きな映画を好きなように語る主人公の面白おかしさがあるかと思えば、一気に緊張に持ってゆく権力機構の闇の暴力が取って代わる。これ以上ないようなメリハリがこのシリーズの厚みである。娯楽性と、何とも言えぬ人間たちの物語。友情、そして愛情の物語である。探偵を取り巻く生活の匂い。それを書き切ることのできる筆力の確かさ。
この頃から東直己の作品から大きな作家的自信を、こちらとしても感じ取ることができるようになってきた。多作とは言えない彼が、作家という商売だけで飯を食えるようになるための、試練をクリアしてゆく様子が、何とも頼もしい限りである。 -
Posted by ブクログ
「探偵はバーにいる」のシリーズを映画も本もどちらも見ていない。かなり話題になってもいたし、そこそこ興味もあったのだが私なりには優先順位が低かったといえる。
本書がそれらの前日譚であるということを知らずに手にとってみた。
内容的にありがちなストーリーでありそうでいて、実はこれまでに経験したことのないスリルを随所で感じることができた。
ミステリーであるとの先入観をもって読んでいたが、殺人があったり、盗難があったりのいわゆる刑事事件がなかなか勃発しない。
「俺」は自堕落な日々の中で、自分自身に言い訳をしながら飲んだくれ、遊び歩いている、と思いきや、北海道大学の学生、つまり秀才であること、そして週1回のゼミには必ず出席すること、家庭教師のアルバイトを決して休まない等々のぎりぎりの線での自尊心を持ち合わせており、そのことが自分自身も読者も「俺」に安心し、許容している。
物語は作者の経験(体験)も盛り込まれているということであるが、どの部分が実話であるかはもちろん不明である。いつ、推理を働かせるような事件が発生するのか、今か今かと読み進んでいったが結局そういう意味での事件といえる出来事が出現したのは、九割方読み進んでからであった。
最後の一割で少しばかりの推理の要素を含んだ事件に巻き込まれ、とりあえずはハッピーエンドなんだろう、という終わり方で締める。
全般的に新鮮な文体で中身の濃い作品であった。
非常に興味をもった点
1 「飯島」の裏稼業が物語において何の影響も及ぼさない、単なる効果音的存在であったこと。
2 「俺」の氏名が最後まで明かされなかったこと。