東直己のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
昔剣道を習いにここの刑務所内の道場に通っていたことを思い出しました。
札幌の言葉も含めて、ちょっと懐かしかった。
「プリズン・ガール―アメリカ女子刑務所での22か月 (新潮文庫)」に続き、投獄体験ルポ第2弾。
「プリズン…」のほうは罪状が麻薬密売幇助、、刑期は2年弱。
労働者にたとえるなら正社員?
それと比較すると、こちらはタイトルにもある通り4泊5日、スピード違反の罰金踏み倒し(しかも当初から潜入取材目的)。
前者と比較すれば、アルバイトみたいなものです。
この本(「札幌刑務所4泊5日」)を読んで気づいたのですが、ススキノ探偵シリーズの主人公って、分かりやすく作者の分身なんですね。ファン -
Posted by ブクログ
さて、これから3冊読むのだと心に決めて読む。
世の中、何を信用して生きてけばいいんだろうか、と
思うほどに、警察の腐敗と癒着と保身に
口はあんぐりとあいたままになりそう。
結局、世の中はかわらず、
残念な感じで終わってしまった。
後半の展開はもう少し丁寧にしてほしかったなぁ
あと、二冊読めば、印象も変わるのかしら・・
しかしながらに、47歳の「俺」は、大人になってというより
親父なっちゃって、段々頑固の度合いが増す、というか
頑固の場所が親父だ。
やめときゃいいのに、妙な正義感がムクムクと湧きあがる。
きっと、本人は認めないけれど。。。
真面目よねぇ。
主人公なんだし、
もうちょっと -
Posted by ブクログ
ススキノ探偵シリーズ。
何故だろうか?
映画で『探偵はBARにいる』を見たからだろうか?
基本的に、ハードボイルド小説のはずなんだけど、
大泉洋が何処かに潜んでいるような気がして、
何かコミカルさを感じてしまいます。
で、本当はシリアスなハードボイルド小説。
なんでいつもいつも、凄惨な事件になってしまうんだろうね?
今回も、“俺”の周囲で、そんな事が起きてしまいます。
そういえば最近の、“俺”は、【便利屋】であるはずなんだけど、
本業の(?)【便利屋】よりも、事件の解決を図ろうとする
探偵的仕事ばかりしているような気がするのは、気のせい?
まぁ、ススキノ探偵シリーズなので、探偵稼業で間違 -
Posted by ブクログ
「探偵はバーにいる」のススキノ探偵シリーズ。
いつの間にか、「俺」は40歳を超えて、50歳近くになっているんですねぇ。
それでも、映画の影響が抜けず、「俺」のセリフの時、
大泉洋の声で脳内自動変換してしまっています(笑)。
『探偵はBARにいる』の映画は、悲惨な結末ではあるものの、
主演の大泉洋のキャラもあって、コミカルな雰囲気も
まとった作品になっていましたが、実際には、
ススキノ探偵シリーズは、意外に悲惨で凄惨な事件が多いんですよねぇ。
本当に、北海道でそんな事件が発生していたら、
北海道から足が遠のくような。
この「ライト・グッドバイ」もそう。
結構悲惨で凄惨な話です。
でも、何故か