東直己のレビュー一覧

  • 半端者

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    ススキノ探偵の学生時代の話です。とっちらかってはいるが、シリーズものを読んだ私には読めなくはなかったです。

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    2011年05月14日
  • 抹殺

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    ススキノ探偵シリーズでお馴染みの東直己の未読の作品です。
    これは『シュタインブルク=ブレ症候群』という難病(架空の難病です)に罹って車椅子と専用ヘルパーの世話になっている画家の裏の貌が、実は殺し屋で、いろんな悪いヤツを車椅子の画家であることを隠れ蓑にして抹殺していく、という連作集です。

    これもまぁまぁ面白かったです。
    車椅子が実は武器がいろいろ仕込まれてたり、依頼を受ける生臭坊主が結構魅力的なキャラだったり、ヘルパー役の女性(無茶苦茶美人という設定)が、かなり天然キャラでなかなかよかったりと、キャラはよかったです。
    語り口もいつもの語り口で安心です。

    でも、やっぱりストーリー自体が物足りな

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    2011年03月13日
  • 逆襲

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    東直己といえば、「ススキノの俺」のシリーズに代表するように、北海道が舞台とばかり思っていたが、冒頭の1編をのぞけば、北海道とは明記していなくて、個人的には本州と思わせる場所、あるいは、関東と明記されている場所が舞台となっているお話があつまった短編集である。

    一番のお気に入りは、表題にもなっている「逆襲」で、「ホウカン」こと法間謙一の幇間っぷりがなんとも愉快。
    ご老人が活躍する「本物」「守護神」も、老人介護系かと思わせれば、しっかりハードボイルド感がありつも、最後のオチはそれかよ!的なピリもあって小気味いいな。

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    2010年10月23日
  • 抹殺

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    なんとも現実味のない殺し屋の活躍する不思議な
    ハードボイルドタッチの短編連作。現実味が
    ない分ファンタジックというか、お伽噺というか...。
    現代における「必殺仕事人」。小説版「ブラック・
    エンジェルズ」のような悪党どもに制裁を加える
    車椅子の画家「宮崎」。彼はゆっくりと全身が
    麻痺していき、十年後には寝たきりになるという
    難病を抱えた殺し屋。
    だがその超絶的な腕前と車椅子を武器に、
    時には非情に、時には人間味ある制裁を加えていく。

    決して悪い意味ではなく、男性向けのゴシップ
    週刊誌に劇画コミックとして連載されてそうな
    世界と程よいお色気のある「さいとう・たかを」
    タッチのアノ感じですw。

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    2010年08月09日
  • 抹殺

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    シュタインブルク=ブレ症候群という架空の難病のために車いす生活を送る暗殺者が主人公の連作短編集。
    淡々と仕事をこなしていく宮崎は、ちょっとかっこいい。
    まだシリーズ化は決まってないらしいが、ぜひ続編が読みたい。

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    2010年06月13日
  • ライダー定食

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    小説6編が収録された短編集。いつもの作風とは少し変わった作品なので、ブラックな結末や難解なものもありました。が、その中の1つ「納豆箸牧山鉄斎」は納豆かき混ぜ箸という役目を巡る箸のお話。久しぶりに小説で声を出して笑っちゃった作品です。なんたって箸の名前が「牧山鉄斎」「関根谷惟継」「明智宗規」!果物ナイフは「マウントバッテン・エペドリマイヤー」。これで笑わないわけがないっ。

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    2009年10月04日
  • 向う端にすわった男

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    札幌のススキノを根城に定職にも着かず探偵紛いな事で糊口をしのぐ俺。

    どこか抜けていて憎めない主人公が巻き込まれる5つの物語。

    東直己が贈る新感覚ハードボイルド。

    まずは短編から染まってください。

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    2009年10月04日
  • 札幌深夜プラス1~ススキノエッセイ~

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    東直己さんのススキノエッセイ三作目。前作の「さらば愛しき女と男よ」は、読んだことがあります。酒場に集まる人々のユーモラスな有り様が相変わらず楽しいです。追記。2010年8月に古本で購入し、再読。

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    2011年08月03日
  • 札幌刑務所4泊5日

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    筆者が軽犯罪の罰金をずっと払わないで刑務所に4泊5日入った話しです。
    知らない世界をちょっとのぞけます。

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    2009年10月04日
  • 札幌刑務所4泊5日

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    札幌を舞台にしたミステリとかを書いている著者のノンフィクション。作家たるもの何でも経験と駐車違反金を踏み倒し札幌刑務所に四泊五日で入ってみる、という話。まぁあんまり入りたいものじゃないなぁ。

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    2009年10月04日
  • 探偵くるみ嬢の事件簿

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    探偵…のジャンルの中でも、職業探偵(私立探偵とか…)と、非・職業探偵に分けられると思うんだけど、この本はその非・職業探偵の方です。変な分類だけど。例えば明智小五郎とか金田一耕助とかが職業探偵さんで、浅見光彦とか工藤新一(笑。他に思いつかなかった…)とかが非・職業探偵さん。コナンは違うかなあ?で、この主人公の「くるみ」さんも素人さんで、本職は…風俗嬢です(笑)…都筑道夫さんの「泡姫シルビア」シリーズという名作(このシリーズ好きですわ)もあるけれど、こういった職業の人って人間観察が厳しい人が多いんじゃないか、また事件に「巻き込まれる」頻度は普通の職業よりは多いんじゃないかな?とは思いますね。そこの

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    2009年10月04日
  • バーにかかってきた電話

    購入済み

    バーにかかってきた電話

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    2012年09月21日