東直己のレビュー一覧

  • 札幌刑務所4泊5日

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    「刑務所の中」でも感じたけど、やっぱりご飯が美味しそう。
    お茶がたっぷり飲めるとかいいですね。禁酒禁煙が大変そうやけど。
    午睡の時間のくだりにしんみりした。

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    2011年08月09日
  • 探偵はバーにいる

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    ネタバレ

    表紙の絵が借りた本と違うのが残念だ。映画化を記念してシリーズ再読。1作目だというのに桐原との関係とか一切説明なしなんだなぁ。麗子はほんとにむかつく。この作者はこういう馬鹿な人間を書かせると一流だ。北海道にはこういう低能がたくさんいると誤解を与えるのではないか。自分がしていることを売春だと思っていないって馬鹿じゃなかろうか。それを知らずにのうのうと結婚までしてる原田も原田だけど。まぁかまやしないけど。モンローってあとにも出てくるよね、たしか。

    2018.1.3
    映画化第3弾を見たのでまたシリーズ再読することに。つーか、映画化は2011年なのか。だいぶたったな。3はこれがベースなんだろうと思うけ

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    2018年01月03日
  • 半端者

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    読み始めたら、あれ「俺」が学生?高田ともあまり親しくないような・・・?と変だなぁと思ったら、帯には「探偵はバーにいる」の前日譚の文字があり、ススキノ探偵シリーズの一番初めにあたる物語でした。このシリーズは札幌が舞台で、元北海道民としては、北海道弁や札幌の情景がとても懐かしい。ハードボイルド風ではあるけれど、あまり堅すぎず読みやすいです。ただ、少し下ネタ的な話が多いので、苦手な方はご注意を。

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    2011年06月29日
  • 待っていた女・渇き

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    ネタバレ

    先日読んだ眩暈がおもしろかったので、シリーズの1作目をさっそく。

    短編「待っていた女」 ラストが衝撃的。

    それに続く「渇き」 冒頭に唖然。変な依頼から派生していく事件。嫌な感じがするのは、舞台が地元だからか、あまりに身近すぎて怖い。

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    2011年06月03日
  • 待っていた女・渇き

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    ネタバレ

    先日読んだ眩暈がおもしろかったので、シリーズの1作目をさっそく。

    短編「待っていた女」 ラストが衝撃的。

    それに続く「渇き」 冒頭に唖然。変な依頼から派生していく事件。嫌な感じがするのは、舞台が地元だからか、あまりに身近すぎて怖い。

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    2011年06月03日
  • 流れる砂

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    ネタバレ

    理解不能な事件、理解不能な人が多すぎる。女子高生もそう。娘が行方不明の母親もそう。理解できないから、不快感でいっぱい。大袈裟ではなく、現実がここまで来てしまっているということなのか。

    シリーズを続けて読んでいるところですが、札幌が舞台なので、ここまでひどい事件が続いていると、とんでもない街に思えてしまう。そんなことはないはずなのだが。

    やはり、今回もどうってことない依頼から、何かがこぼれ、どんどん事件が大きくなってしまう。このシリーズはこういう傾向なのか。
    次も読みたいと思うんだけど、不快感ばかりが残ってしまうのはどうしたものか。

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    2011年06月03日
  • 流れる砂

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    ネタバレ

    理解不能な事件、理解不能な人が多すぎる。女子高生もそう。娘が行方不明の母親もそう。理解できないから、不快感でいっぱい。大袈裟ではなく、現実がここまで来てしまっているということなのか。

    シリーズを続けて読んでいるところですが、札幌が舞台なので、ここまでひどい事件が続いていると、とんでもない街に思えてしまう。そんなことはないはずなのだが。

    やはり、今回もどうってことない依頼から、何かがこぼれ、どんどん事件が大きくなってしまう。このシリーズはこういう傾向なのか。
    次も読みたいと思うんだけど、不快感ばかりが残ってしまうのはどうしたものか。

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    2011年06月03日
  • 悲鳴

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    ネタバレ

    この人の話は、人を不愉快にさせる。話が面白くないというのではない。登場人物がとにかく不愉快にさせるような人間ばかり。冒頭のストーカー女など、そんな女に目をつけられたら終わりとしか思えない。理性とか常識が通じない人間にはどうしたらいいのか、、、不愉快にさせられるということは、作者の狙いなのかもしれない。

    警察に対する恐怖も感じるなぁ。現実はここまでひどくないと信じたいけれども、もしかしたら・・・、と思わせてしまう。

    読後、必ず不愉快な気分にさせられるけれども、やっぱり続きが読みたいんだよね。。困ったもんだ。←この口癖もちょっと多すぎで、ややうんざりしたけれども、そういうのも狙いなのかも。

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    2011年06月03日
  • 悲鳴

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    ネタバレ

    この人の話は、人を不愉快にさせる。話が面白くないというのではない。登場人物がとにかく不愉快にさせるような人間ばかり。冒頭のストーカー女など、そんな女に目をつけられたら終わりとしか思えない。理性とか常識が通じない人間にはどうしたらいいのか、、、不愉快にさせられるということは、作者の狙いなのかもしれない。

    警察に対する恐怖も感じるなぁ。現実はここまでひどくないと信じたいけれども、もしかしたら・・・、と思わせてしまう。

    読後、必ず不愉快な気分にさせられるけれども、やっぱり続きが読みたいんだよね。。困ったもんだ。←この口癖もちょっと多すぎで、ややうんざりしたけれども、そういうのも狙いなのかも。

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    2011年06月03日
  • 探偵、暁に走る

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    知る人ぞ知るススキノ探偵シリーズです。
    ススキノ探偵、いつのまにかかなり歳くってたんですね。
    しかも子供産んでくれた彼女と別れてるし…。
    彼女が探偵のとばっちりを受けてひどい目にあった作品は読んでたんだけど、この作品ではいつの間にか別れておりました。
    ヤクザの桐原と、いつの間にかかなり仲がいいようになってすし、相原は病気になっちゃってるし、時間が経ったことでいつもの面々の様子がかなり変わってしまっておりました。

    やっぱり長いシリーズだと時間の経過も楽しめますね。

    しかも、今まで通り軽快な語り口なのは良いのですが、今回は更にそれにやや説教オヤジが入ってきてしまっているところが、なんか笑えまし

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    2011年05月05日
  • 探偵はひとりぼっち

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    ”トルコ”が”ソープランド”と名前を変え、政界はそろそろ55年体制が崩れ始めるそういう近過去の物語。
    ススキノで飲んだ体験が、数えるほどしかない私としては、ススキノといえば、このシリーズでしか知りうることなく、
    なんとなく、ススキノといえば思い出す人物がいて、そのひとをオーバーラップさせている。

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    2021年02月20日
  • 探偵はバーにいる

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    酔っ払いの探偵は悲しい。どことなく。
    酔っ払いといや、カートキャノン。風間 一輝の一連の登場人物、そういや、昔のハードボイルドはタフに見えるけど、アルコール頼りそしてさびしかったっけ。一見、アホにみえる、トレースのシリーズでもね。
    本作は、ススキノのとぐろを巻いている何でも屋の酔っ払いが主人公。それともススキノの街が主人公だろうか。
    それにしても男って悲しい生き物だね。

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    2021年02月20日
  • 駆けてきた少女

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    ネタバレ

    東直己『ススキノ探偵シリーズ』の特徴-事件の顛末、模様を描くのは当然だが、読んでいてそれ以上に登場人物たち、それも主人公以外の人物描写に熱心な様子が窺える。本書でも冗談ではなく、よくぞここまで並べたものだなと感心するほど、懐かしい顔ぶれが登場してくる。冒頭から『探偵はひとりぼっち』の協力者だった霊能力者・聖清澄の名が。『消えた少年』『探偵はひとりぼっち』では刑事だった種谷努が退職してからも重要な役で絡んでくる。
    本書は『ススキノ、ハーフボイルド』『識火』の三作が合体して初めて完全形となる物語の一篇でもある。柏木香織の末路が描かれている。

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    2011年01月29日
  • 探偵、暁に走る

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    相変わらずコミカルとシリアスのバランスが絶妙。
    脇役キャラにクセのある魅力的な人物が多いのが、このシリーズの大きな魅力。
    50代に突入した探偵の言うこともわかるけど、若者もそこまで捨てたものではないと思う。
    と作者も思っているから、相田の介護をする彼のようなキャラクターを登場させたのかも。

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    2010年03月23日
  • 駆けてきた少女

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    「ススキノ・ハードボイルド」・「識火」とリンクする壮大なコラボレーション作品。

    ススキノの俺シリーズとしては40代になって初めての本格長編。

    是非とも三作読み比べてみてくださいw

    氏の凄さを体感できる出来ですよw

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    2009年10月04日
  • 悲鳴

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    探偵畝原シリーズ第三弾。


    ごくありふれた浮気調査のはずだった。

    夫の浮気現場の写真を撮影して欲しいという依頼を受けた畝原。

    依頼人に指定された場所に現れたのは夫の本当の妻だった?!

    依頼人は一体誰なのか?

    その直後から始まる嫌がらせの先に待っていたものとは?

    タイトルに秘められた「悲鳴」を体感してほしい。

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    2009年10月04日
  • 悲鳴

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    探偵畝原シリーズ第三弾。


    ごくありふれた浮気調査のはずだった。

    夫の浮気現場の写真を撮影して欲しいという依頼を受けた畝原。

    依頼人に指定された場所に現れたのは夫の本当の妻だった?!

    依頼人は一体誰なのか?

    その直後から始まる嫌がらせの先に待っていたものとは?

    タイトルに秘められた「悲鳴」を体感してほしい。

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    2009年10月04日
  • 探偵は吹雪の果てに

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    ススキノの俺シリーズ第五弾。


    チンピラに袋叩きにされて入院した病院で、かつての恋人と偶然再会した俺。

    彼女からの依頼で雪の田舎町まで一通の手紙を届けることになったのだが……。


    シリーズ最高峰との呼び声高き作品。

    一度でも恋した奴なら、俺に共感できるはず。

    巻末に著者の後書きがあるのも氏にしては珍しい趣向。

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    2009年10月04日
  • 探偵はひとりぼっち

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    ススキノの俺シリーズ第四弾。


    みんなに愛されていたオカマのマサコちゃんが、滅多打ちにされて殺された。

    若い頃彼と愛人同士だったと噂される大物代議士がスキャンダルを恐れて消したのでは?と噂される中、彼の友人だった俺は、犯人探しに乗り出した。


    最後の一行まで目が離せない展開。

    最後の一行の衝撃が秀逸です。

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    2009年10月04日
  • 流れる砂

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    私立探偵・畝原は依頼の調査中、調査対象の父親が息子を殺し、自らも心中する現場に遭遇する。

    だがそれは札幌を揺るがす事件の序章に過ぎなかった!!


    東直己が贈る渾身の"ハード"ボイルド長編。

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    2009年10月04日