東直己のレビュー一覧

  • 半端者
    9月-3。4.0点。
    ススキノ探偵シリーズの、大学生時代。
    主要人物の若い頃。
    いろんな事件があり、フィリピン女性との恋有り。
    シリーズをずっと読んでいる人なら、面白いと思う。
  • 札幌刑務所4泊5日
    「刑務所の中」でも感じたけど、やっぱりご飯が美味しそう。
    お茶がたっぷり飲めるとかいいですね。禁酒禁煙が大変そうやけど。
    午睡の時間のくだりにしんみりした。
  • 探偵はバーにいる
    表紙の絵が借りた本と違うのが残念だ。映画化を記念してシリーズ再読。1作目だというのに桐原との関係とか一切説明なしなんだなぁ。麗子はほんとにむかつく。この作者はこういう馬鹿な人間を書かせると一流だ。北海道にはこういう低能がたくさんいると誤解を与えるのではないか。自分がしていることを売春だと思っていない...続きを読む
  • 半端者
    読み始めたら、あれ「俺」が学生?高田ともあまり親しくないような・・・?と変だなぁと思ったら、帯には「探偵はバーにいる」の前日譚の文字があり、ススキノ探偵シリーズの一番初めにあたる物語でした。このシリーズは札幌が舞台で、元北海道民としては、北海道弁や札幌の情景がとても懐かしい。ハードボイルド風ではある...続きを読む
  • 悲鳴
    この人の話は、人を不愉快にさせる。話が面白くないというのではない。登場人物がとにかく不愉快にさせるような人間ばかり。冒頭のストーカー女など、そんな女に目をつけられたら終わりとしか思えない。理性とか常識が通じない人間にはどうしたらいいのか、、、不愉快にさせられるということは、作者の狙いなのかもしれない...続きを読む
  • 悲鳴
    この人の話は、人を不愉快にさせる。話が面白くないというのではない。登場人物がとにかく不愉快にさせるような人間ばかり。冒頭のストーカー女など、そんな女に目をつけられたら終わりとしか思えない。理性とか常識が通じない人間にはどうしたらいいのか、、、不愉快にさせられるということは、作者の狙いなのかもしれない...続きを読む
  • 流れる砂
    理解不能な事件、理解不能な人が多すぎる。女子高生もそう。娘が行方不明の母親もそう。理解できないから、不快感でいっぱい。大袈裟ではなく、現実がここまで来てしまっているということなのか。

    シリーズを続けて読んでいるところですが、札幌が舞台なので、ここまでひどい事件が続いていると、とんでもない街に思えて...続きを読む
  • 流れる砂
    理解不能な事件、理解不能な人が多すぎる。女子高生もそう。娘が行方不明の母親もそう。理解できないから、不快感でいっぱい。大袈裟ではなく、現実がここまで来てしまっているということなのか。

    シリーズを続けて読んでいるところですが、札幌が舞台なので、ここまでひどい事件が続いていると、とんでもない街に思えて...続きを読む
  • 待っていた女・渇き
    先日読んだ眩暈がおもしろかったので、シリーズの1作目をさっそく。

    短編「待っていた女」 ラストが衝撃的。

    それに続く「渇き」 冒頭に唖然。変な依頼から派生していく事件。嫌な感じがするのは、舞台が地元だからか、あまりに身近すぎて怖い。
  • 待っていた女・渇き
    先日読んだ眩暈がおもしろかったので、シリーズの1作目をさっそく。

    短編「待っていた女」 ラストが衝撃的。

    それに続く「渇き」 冒頭に唖然。変な依頼から派生していく事件。嫌な感じがするのは、舞台が地元だからか、あまりに身近すぎて怖い。
  • 探偵、暁に走る
    知る人ぞ知るススキノ探偵シリーズです。
    ススキノ探偵、いつのまにかかなり歳くってたんですね。
    しかも子供産んでくれた彼女と別れてるし…。
    彼女が探偵のとばっちりを受けてひどい目にあった作品は読んでたんだけど、この作品ではいつの間にか別れておりました。
    ヤクザの桐原と、いつの間にかかなり仲がいいように...続きを読む
  • 探偵はひとりぼっち
    ”トルコ”が”ソープランド”と名前を変え、政界はそろそろ55年体制が崩れ始めるそういう近過去の物語。
    ススキノで飲んだ体験が、数えるほどしかない私としては、ススキノといえば、このシリーズでしか知りうることなく、
    なんとなく、ススキノといえば思い出す人物がいて、そのひとをオーバーラップさせている。
  • 探偵はバーにいる
    酔っ払いの探偵は悲しい。どことなく。
    酔っ払いといや、カートキャノン。風間 一輝の一連の登場人物、そういや、昔のハードボイルドはタフに見えるけど、アルコール頼りそしてさびしかったっけ。一見、アホにみえる、トレースのシリーズでもね。
    本作は、ススキノのとぐろを巻いている何でも屋の酔っ払いが主人公。それ...続きを読む
  • 駆けてきた少女
    東直己『ススキノ探偵シリーズ』の特徴-事件の顛末、模様を描くのは当然だが、読んでいてそれ以上に登場人物たち、それも主人公以外の人物描写に熱心な様子が窺える。本書でも冗談ではなく、よくぞここまで並べたものだなと感心するほど、懐かしい顔ぶれが登場してくる。冒頭から『探偵はひとりぼっち』の協力者だった霊能...続きを読む
  • 探偵、暁に走る
    相変わらずコミカルとシリアスのバランスが絶妙。
    脇役キャラにクセのある魅力的な人物が多いのが、このシリーズの大きな魅力。
    50代に突入した探偵の言うこともわかるけど、若者もそこまで捨てたものではないと思う。
    と作者も思っているから、相田の介護をする彼のようなキャラクターを登場させたのかも。
  • 悲鳴
    探偵畝原シリーズ第三弾。


    ごくありふれた浮気調査のはずだった。

    夫の浮気現場の写真を撮影して欲しいという依頼を受けた畝原。

    依頼人に指定された場所に現れたのは夫の本当の妻だった?!

    依頼人は一体誰なのか?

    その直後から始まる嫌がらせの先に待っていたものとは?

    タイトルに秘められた「悲鳴...続きを読む
  • 悲鳴
    探偵畝原シリーズ第三弾。


    ごくありふれた浮気調査のはずだった。

    夫の浮気現場の写真を撮影して欲しいという依頼を受けた畝原。

    依頼人に指定された場所に現れたのは夫の本当の妻だった?!

    依頼人は一体誰なのか?

    その直後から始まる嫌がらせの先に待っていたものとは?

    タイトルに秘められた「悲鳴...続きを読む
  • 駆けてきた少女
    「ススキノ・ハードボイルド」・「識火」とリンクする壮大なコラボレーション作品。

    ススキノの俺シリーズとしては40代になって初めての本格長編。

    是非とも三作読み比べてみてくださいw

    氏の凄さを体感できる出来ですよw
  • 探偵は吹雪の果てに
    ススキノの俺シリーズ第五弾。


    チンピラに袋叩きにされて入院した病院で、かつての恋人と偶然再会した俺。

    彼女からの依頼で雪の田舎町まで一通の手紙を届けることになったのだが……。


    シリーズ最高峰との呼び声高き作品。

    一度でも恋した奴なら、俺に共感できるはず。

    巻末に著者の後書きがあるのも氏...続きを読む
  • 探偵はひとりぼっち
    ススキノの俺シリーズ第四弾。


    みんなに愛されていたオカマのマサコちゃんが、滅多打ちにされて殺された。

    若い頃彼と愛人同士だったと噂される大物代議士がスキャンダルを恐れて消したのでは?と噂される中、彼の友人だった俺は、犯人探しに乗り出した。


    最後の一行まで目が離せない展開。

    最後の一行の衝...続きを読む