大倉崇裕のレビュー一覧

  • 天使の棲む部屋~問題物件~

    Posted by ブクログ

    2018年92冊目。話自体のミステリ度が上がっているおかげで、犬頭の何でもありの力業解決に慣れてきて爽快感すら覚える。

    0
    2018年08月12日
  • 樹海警察

    Posted by ブクログ

    「警視庁いきもの係シリーズ」面白いです。大倉崇裕さん「樹海警察」、2017.10発行です。青木ヶ原樹海は毎年50~80の遺体が発見されるとか。警察の担当部署は山梨県警上吉田署・地域課特別室。その室長に着任した柿崎勇警部補(警察庁、キャリア組)、迎える室員は栗柄慶太巡査、桃園春奈巡査、そして明日野裕一郎巡査長。正義感に燃える室長と失うものは何もない3人の警察官の名(迷)コンビ、刑事課をてんてこまいさせます。続編を希望します(^-^)

    0
    2018年02月16日
  • 福家警部補の再訪 福家警部補シリーズ2

    Posted by ブクログ

    最初に犯人視点で、物語が始まり、刑事役の主人公が、徐々に真相に迫る倒叙ミステリの第2弾。

    とぼけたキャラクターの福家警部補が、いかに真相に近づいて行くか、が楽しめます。

    今回は、警備会社社長、脚本家、漫才師、玩具企画会社社長など、個性的な面々。

    刑事コロンボや古畑任三郎など、いかに犯人の思考プロセスに近づいて行くかが楽しめます。
    犯人さえ気付かないわずかなほころびにも...

    益々好調な福家警部補シリーズ、第2弾です。

    0
    2017年11月01日
  • ペンギンを愛した容疑者 警視庁いきもの係

    Posted by ブクログ

    須藤と薄のユーモア溢れるやり取り、動物への知識と深い愛情、事件解決への道筋とその裏に潜む人間(動物)ドラマ。これだけの要素が短編にぎゅっと濃縮されているので、一編ごとの読み応えが重厚。「ペンギンを愛した容疑者」と「最も賢い鳥」のラストはただただ感動。

    0
    2017年09月09日
  • 小鳥を愛した容疑者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    須藤警部補と薄巡査のいいコンビ。
    推理ものって、頭の固い上司が怒鳴り散らして、若い部下が間をすり抜けて事件解決って構図が多いけど、須藤警部補は文句を言いつつも柔軟。
    薄巡査も突拍子もないように見せて芯が通った行動をしている。
    お互いの信頼関係が心地よい。

    話も、新しい切り口で面白かった。
    動物の知らなかった部分も学べた。

    0
    2017年08月28日
  • 蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

    Posted by ブクログ

    長編になっても、要所要所で軽快な掛け合いが見られるので、テンポ感は失われず。蜂を使った犯罪に、蜂と人間それぞれの観点から迫っていくコンビプレイが巧くハマってました。

    0
    2017年08月27日
  • ペンギンを愛した容疑者 警視庁いきもの係

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    講談社文庫・フジテレビドラマ「警視庁いきもの係」原作。
    元捜査一課の鬼刑事・須藤友三と薄圭子のコンビが事件を解決する大好評シリーズ「警視庁いきもの係」の三作目。
    1、2作は未読ですが、すんなりと3作目からもOKでした。
    薄圭子のボケっぷりが笑えます。刑事物ですが、そこかしこに笑いもあり、楽しめる。
    動物好きじゃなくても、もちろん、楽しめる作品。

    1
    2017年07月25日
  • 蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった。
    須藤・薄コンビがトンチンカンな会話を重ねつつ、鋭い推理で真相に迫っていく。
    あくまでも、人間より動物を優先する薄。あまりに突飛な聞き間違い、言い間違いをする薄。しかし、動物に関する半端でない知識と、その知識の上に成り立つ推理力を持つ。このアンバランスさに対する常識を備えつつ、それなりに薄を評価する須藤。
    本作は蜂がキーではあるが、最後にどんでん返しが用意されている。
    テンポが良くて、妙な会話に引き込まれ、気が付いたら一気読み。
    人のいい若手刑事、田之倉は、今後も登場するのだろうか。

    0
    2017年07月04日
  • 小鳥を愛した容疑者

    Posted by ブクログ

    容疑者や被害者のペット達から、事件の意外な真実が見えてくる。動物の生態などもうまく絡めているし、テンポも良く、二人の掛け合いは面白い。「カメを愛した容疑者」が一番のお気に入り。

    0
    2017年07月04日
  • 蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

    購入済み

    面白い

    相変わらずテンポのいい文章が好きです。疲れることなく一気に読めます。
    うんちくも押しつけがましくなくてストーリーの邪魔になりません。

    0
    2017年03月27日
  • 福家警部補の報告

    Posted by ブクログ

    福家警部補は好きな探偵役の5本の指に入る人物です。しかしこのシリーズは倒叙型のスタイルなので、福家警部補自身の描写は少ないのですね。犯人側もしくは事件の関係者から見た福家警部補の姿が描かれるだけです。おっとりしているようなとぼけているような様子からズバズバと犯人を切り崩していく姿は痛快にしてかっこいいのですが、今作では福家警部補の怖さが際立ちました。もしや天然ボケやら容姿への無頓着さもわざとなのではないかとさえ思わされました。
    もう勘弁してあげてと読んでいるこちらが音を上げそうになる容赦のなさは、どこからくるものなのか。「職務ですから」と答えそうな気もするのですが、そこも気になるところ。しかし

    0
    2017年01月23日
  • 怪獣文藝の逆襲

    Posted by ブクログ

     怪獣映画はガチのリアリズムがないとだめだ。非現実としかいいようのない怪獣を召喚するにはまわりからリアルに固めていかねばならない。某ゴジラ映画には夢オチのが一本あって子供心にもあれは腹が立ったな。しかしまた、映画においてはとにもかくにも怪獣が出てきて、それが「絵」としてよくできていたら、放射能で巨大化したとかいうしょぼい設定であっても、それだけで説得力を持つ。何しろ人間は視覚をもっとも信じるのだから。
     だから視覚を欠く怪獣小説は最初からハンディを負っているのだと思う。

     本書は『怪獣文藝』の続編。続編といってもそもそもアンソロジーだから、話がつながっているわけではなくて、第2弾ということで

    0
    2016年02月26日
  • 福家警部補の再訪 福家警部補シリーズ2

    購入済み

    中毒性があります

    1作目に続く短編集です。完全にはまってしまいました。読み終えるとすぐに次巻を読みたくなります。1作目のレビューでも書きましたが、福家警部補が犯人をしつこくしつこくしつこく追いつめて行く長編を是非読みたいです。

    1
    2014年03月20日
  • 福家警部補の挨拶 福家警部補シリーズ1

    購入済み

    長編を読んでみたい

    ドラマ化されてるので、きっと大げさで分かりやすいミステリーだと思って読んでみたら、地に足がついたしっかりしたミステリーで思わぬ拾いものでした。静かに、慌てず、証拠を集めて犯人を追いつめて行く主人公。気持ちよかったです。長編を読んでみたいと思いました。

    1
    2014年02月22日
  • 七度狐 落語シリーズ2

    Posted by ブクログ

    落語シリーズ初の長編。落語に詳しくないため、おしまいまで興味を持って読めるか不安だったが、まったくの杞憂。テンポよく話が進み、最後の最後まで謎解きも楽しめた。続編も期待!

    0
    2013年03月26日
  • 白戸修の事件簿

    Posted by ブクログ

    頼りないヤツだけど信頼できる、お人好しだけど頼れるヤツ、そんな風に友人たちから思われている白戸修、ごく普通の大学生がなぜか次々と事件に巻き込まれてしまうお話。面白かった!途中で格好いい謎の女性も登場するし、続編も楽しみだ。

    0
    2013年03月01日
  • やさしい死神 落語シリーズ3

    Posted by ブクログ

    落語雑誌の編集者である牧と緑が、咄家たちの相談を受けて、不思議な出来事の真相を解き明かしていく短編集。シリーズ3冊目。2冊目は未読。
    1作目よりは読みやすく、没頭できた。
    緑さんも、1作目よりは大分成長して、自ら探偵役をこなすようになっている。各話の伏線&謎解きも良くできている。面白かった。

    1
    2012年02月27日
  • 警官倶楽部

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    制服マニア、無線盗聴マニア、尾行のプロ、鑑識オタクなどが集う警察愛好家サークル、その名も『警官倶楽部』!!。このスーパー・アマチュア集団が警察顔負けの技で悪徳宗教団体を相手に仲間の誘拐事件に挑む!!笑い必至!警察小説好きは必読の異色の『警察』小説。

    0
    2011年02月08日
  • 白戸修の事件簿

    Posted by ブクログ

    人のいい主人公の、巻き込まれ型ミステリ。ゆるい進行の中にきちんとした物語や謎かけが込められているので、読んでてとても心地が良い連作でした。どのお話もテンポがいいので、するっと読めてしまいます。話同士のつながりも秀逸。続編が読みたい、あと引く感じの一冊。

    0
    2009年10月04日
  • 白虹

    Posted by ブクログ

    なかなか熱いハードボイルドチックな山岳ミステリ。
    いろいろな謎が散りばめられながら明かされる真相は胸を打つ。

    3070冊
    今年298冊目

    0
    2025年11月23日