大倉崇裕のレビュー一覧

  • 蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

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    シリーズ初の長編。
    これまでの作品のテイストはそのままに、長編ならではの起伏に富んだストーリー仕立てになっています。

    須藤警部補に薄巡査の凸凹コンビに、鬼頭管理官や石松警部補などなども絡み、...

    都内で蜂に刺される事件が続発する。
    更に、高速道路で、車に蜂を投げ込まれ、死者を出すような悪質な事件も起こる。

    一方、『ギヤマンの鐘』と称する新興宗教団体の事件も起こり、警視庁は、緊張に包まれる。
    やがて、2つの事件は、繋がりを見せ...

    須藤警部補と薄巡査の絶妙なコンビが、大きな謎に立ち向かう長編シリーズです。

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    2019年03月20日
  • ペンギンを愛した容疑者 警視庁いきもの係

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    シリーズ、第3弾。
    動物に関する知識は並外れているが、どこか天然で日本語がおかしい(?)薄巡査。
    そして、元捜査一課の強面刑事・須藤警部補。
    この2人の凸凹コンビが、難解な事件の真相に迫る。

    今回は、ペンギン、ヤギ、リスザル、ヨウム(オウムやインコの仲間)の4編。
    それぞれ動物の生態や習性が事件の鍵を握る。

    ペンギンは、寒いところにいる。
    ヤギは、紙を食べる...
    以前から常識と考えていたことが、違うとのことで、ウンチクも学べます。

    2人の関係も、ユーモア溢れる会話が飛び交うなど、ますます楽しくなります。

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    2019年03月13日
  • 小鳥を愛した容疑者

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    『警視庁いきもの係』として、TVドラマ化もされた原作。

    頭部に銃撃を受け負傷した警視庁捜査一課のベテラン刑事・須藤警部補。復帰後の職場は、リハビリも兼ねた警視庁総務部総務課『動植物管理係』。
    そこは、容疑者などのペットを保護する係。

    須藤警部補の相棒は、ペットには詳しいものの、どこかずれている薄(うすき) 圭子巡査。

    この凸凹コンビの2人が、様々な現場のペットを通じて、難解な事件の謎を解き明かす...

    シリーズ化もされており、本作では、表題にもなっている小鳥に、ヘビ、カメ、フクロウの4編。
    それぞれ伏線があり、最後は『あっ』と言わせる結末になっています。

    掛け合い漫才のような2人の

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    2019年02月22日
  • 福家警部補の報告

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    文庫化されてから、ずいぶんと遅ればせながら、福家警部補の3冊目です。
    「禁断の筋書(プロット)」「少女の沈黙」「女神の微笑(ほほえみ)」と、長めの短編3編が収録。

    倒叙物って、犯人への共感が大きくなるほど、そして探偵の実力がすごければすごいほど、探偵を鬱陶しく感じるんですね。
    これまでの2冊では、そんなことあまり思わへんかったけど、「禁断の筋書(プロット)」と「少女の沈黙」を読んで、はじめてそんな風に思いました。

    それから、これまで、その鋭い観察力と推理力、犯人の追い込み方に比して、どこか抜けてるとさえいえる普段の言動の数々は、福家警部補自身が周囲を油断させたり、距離を詰めるために、意識し

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    2019年02月03日
  • GODZILLA 怪獣惑星

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    ネタバレ

    アニゴジのノベライズ。怪獣黙示録、プロジェクトメカゴジラはプレストーリーだったが、こちらは本編。もちろんプレストーリーの方を読まなくても話はわかりますが、できれば怪獣黙示録の方から読んでおいた方がストーリーがわかりやすいです。

    万物の霊長として地上を支配していた人類が、1999年の怪獣・カマキラスの出現を皮切りに次々に現れる怪獣たちに生存を脅かされていた。そんな中、最大のいける絶望ゴジラが出現し、人類は地球を離れる決断を下す。20年後、新居住地発見を断念した人類は、再び地球に戻り、ゴジラが支配する2万年後の地球に降り立った。

    破壊神ゴジラは怪獣という枠を超えて、もはや惑星と同一のものといっ

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    2019年01月28日
  • 樹海警察

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    何故この人はこう見えるよう振舞っているのか、を見抜く必要があるのが日常なんだと思う。
    新任警部補殿に関しては、そんなのまったく関係ない。思惑など読まない。ひたすら真っ直ぐな道を踏みしめる。
    最終的にここまで愛されるとはね。まぁきっとアレも愛なんだよ。たぶん。

    たったひとつ文句を言うなら全員の苗字が読めな過ぎて覚えるの放棄した。覚えられませんでしたーっ!

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    2018年11月22日
  • 樹海警察

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    個性が爆発しているメンバー相手にも警察官の鑑を素で貫き通す柿崎さん

    周りは変わらず自分が変わったと思っているけど、柿崎さんの影響はしっかりとでていると思う

    チグハグで好き勝手にやりながらも連携が取れている不思議。面白くてドンドン読み進めてしまった・・


    こういうお堅い人間が少しずつ絆されていくの好き

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    2021年12月30日
  • 天使の棲む部屋~問題物件~

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    2018年92冊目。話自体のミステリ度が上がっているおかげで、犬頭の何でもありの力業解決に慣れてきて爽快感すら覚える。

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    2018年08月12日
  • 樹海警察

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    「警視庁いきもの係シリーズ」面白いです。大倉崇裕さん「樹海警察」、2017.10発行です。青木ヶ原樹海は毎年50~80の遺体が発見されるとか。警察の担当部署は山梨県警上吉田署・地域課特別室。その室長に着任した柿崎勇警部補(警察庁、キャリア組)、迎える室員は栗柄慶太巡査、桃園春奈巡査、そして明日野裕一郎巡査長。正義感に燃える室長と失うものは何もない3人の警察官の名(迷)コンビ、刑事課をてんてこまいさせます。続編を希望します(^-^)

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    2018年02月16日
  • 福家警部補の再訪 福家警部補シリーズ2

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    最初に犯人視点で、物語が始まり、刑事役の主人公が、徐々に真相に迫る倒叙ミステリの第2弾。

    とぼけたキャラクターの福家警部補が、いかに真相に近づいて行くか、が楽しめます。

    今回は、警備会社社長、脚本家、漫才師、玩具企画会社社長など、個性的な面々。

    刑事コロンボや古畑任三郎など、いかに犯人の思考プロセスに近づいて行くかが楽しめます。
    犯人さえ気付かないわずかなほころびにも...

    益々好調な福家警部補シリーズ、第2弾です。

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    2017年11月01日
  • ペンギンを愛した容疑者 警視庁いきもの係

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    須藤と薄のユーモア溢れるやり取り、動物への知識と深い愛情、事件解決への道筋とその裏に潜む人間(動物)ドラマ。これだけの要素が短編にぎゅっと濃縮されているので、一編ごとの読み応えが重厚。「ペンギンを愛した容疑者」と「最も賢い鳥」のラストはただただ感動。

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    2017年09月09日
  • 小鳥を愛した容疑者

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    ネタバレ

    須藤警部補と薄巡査のいいコンビ。
    推理ものって、頭の固い上司が怒鳴り散らして、若い部下が間をすり抜けて事件解決って構図が多いけど、須藤警部補は文句を言いつつも柔軟。
    薄巡査も突拍子もないように見せて芯が通った行動をしている。
    お互いの信頼関係が心地よい。

    話も、新しい切り口で面白かった。
    動物の知らなかった部分も学べた。

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    2017年08月28日
  • 蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

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    長編になっても、要所要所で軽快な掛け合いが見られるので、テンポ感は失われず。蜂を使った犯罪に、蜂と人間それぞれの観点から迫っていくコンビプレイが巧くハマってました。

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    2017年08月27日
  • ペンギンを愛した容疑者 警視庁いきもの係

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    ネタバレ

    講談社文庫・フジテレビドラマ「警視庁いきもの係」原作。
    元捜査一課の鬼刑事・須藤友三と薄圭子のコンビが事件を解決する大好評シリーズ「警視庁いきもの係」の三作目。
    1、2作は未読ですが、すんなりと3作目からもOKでした。
    薄圭子のボケっぷりが笑えます。刑事物ですが、そこかしこに笑いもあり、楽しめる。
    動物好きじゃなくても、もちろん、楽しめる作品。

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    2017年07月25日
  • 蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

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    ネタバレ

    面白かった。
    須藤・薄コンビがトンチンカンな会話を重ねつつ、鋭い推理で真相に迫っていく。
    あくまでも、人間より動物を優先する薄。あまりに突飛な聞き間違い、言い間違いをする薄。しかし、動物に関する半端でない知識と、その知識の上に成り立つ推理力を持つ。このアンバランスさに対する常識を備えつつ、それなりに薄を評価する須藤。
    本作は蜂がキーではあるが、最後にどんでん返しが用意されている。
    テンポが良くて、妙な会話に引き込まれ、気が付いたら一気読み。
    人のいい若手刑事、田之倉は、今後も登場するのだろうか。

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    2017年07月04日
  • 小鳥を愛した容疑者

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    容疑者や被害者のペット達から、事件の意外な真実が見えてくる。動物の生態などもうまく絡めているし、テンポも良く、二人の掛け合いは面白い。「カメを愛した容疑者」が一番のお気に入り。

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    2017年07月04日
  • 蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

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    面白い

    相変わらずテンポのいい文章が好きです。疲れることなく一気に読めます。
    うんちくも押しつけがましくなくてストーリーの邪魔になりません。

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    2017年03月27日
  • 福家警部補の報告

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    福家警部補は好きな探偵役の5本の指に入る人物です。しかしこのシリーズは倒叙型のスタイルなので、福家警部補自身の描写は少ないのですね。犯人側もしくは事件の関係者から見た福家警部補の姿が描かれるだけです。おっとりしているようなとぼけているような様子からズバズバと犯人を切り崩していく姿は痛快にしてかっこいいのですが、今作では福家警部補の怖さが際立ちました。もしや天然ボケやら容姿への無頓着さもわざとなのではないかとさえ思わされました。
    もう勘弁してあげてと読んでいるこちらが音を上げそうになる容赦のなさは、どこからくるものなのか。「職務ですから」と答えそうな気もするのですが、そこも気になるところ。しかし

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    2017年01月23日
  • 怪獣文藝の逆襲

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     怪獣映画はガチのリアリズムがないとだめだ。非現実としかいいようのない怪獣を召喚するにはまわりからリアルに固めていかねばならない。某ゴジラ映画には夢オチのが一本あって子供心にもあれは腹が立ったな。しかしまた、映画においてはとにもかくにも怪獣が出てきて、それが「絵」としてよくできていたら、放射能で巨大化したとかいうしょぼい設定であっても、それだけで説得力を持つ。何しろ人間は視覚をもっとも信じるのだから。
     だから視覚を欠く怪獣小説は最初からハンディを負っているのだと思う。

     本書は『怪獣文藝』の続編。続編といってもそもそもアンソロジーだから、話がつながっているわけではなくて、第2弾ということで

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    2016年02月26日
  • 福家警部補の再訪 福家警部補シリーズ2

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    中毒性があります

    1作目に続く短編集です。完全にはまってしまいました。読み終えるとすぐに次巻を読みたくなります。1作目のレビューでも書きましたが、福家警部補が犯人をしつこくしつこくしつこく追いつめて行く長編を是非読みたいです。

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    2014年03月20日