大倉崇裕のレビュー一覧

  • 小鳥を愛した容疑者

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    警視庁総務部総務課動植物管理係、容疑者のペットを保護する名目で設置されたその部署に半ば島流しの形で配属されたのは警部補・須藤友三。コンビを組むのは動物にしか目がない薄圭子巡査。 現場一筋鬼警部補と変わり者巡査がペットそして飼主の情報を基に事件を追う。

    殺人事件の裏に動物の影有り!! 薄巡査が持ち前の知識でペットの生態、飼い主に現れる特徴から犯人に迫っていきます。 流石に証拠能力としては限度があるのでそこは鬼警部補の出番、一課で培った杵柄で犯人の動かぬ証拠を炙り出す。  ボケとツッコミも冴えわたるナイスコンビが贈るユーモラス動物ミステリー。

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    2023年01月12日
  • 殲滅特区の静寂 警察庁怪獣捜査官

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    怪獣とミステリ?特異設定モノだとしてもどんな融合をするのか…『屍人荘の殺人』のような感じかなとか色々想像して読み始めたのですが…面白い!!予報・殲滅のくだりだけで既にワクワク。そんな中で事件が起きてからの本格ミステリ的な展開…最高でした。
    2人の活躍をもっと読みたい!是非シリーズ化(特撮映像化も!)をお願いします!!
    新年早々素晴らしい作品に出会いました。

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    2023年01月04日
  • 七度狐 落語シリーズ2

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    名門落語家一門の跡目争い殺人事件のお話。

    落語の噺に合わせながら次々と起こる殺人事件を落語の雑誌を編集する編集長とその部下が犯人を追う。

    落語の世界に魅了され名人の名を継承していくということに囚われていく落語家達の鬼気迫る様子がよく表れてます。

    登場人物名が落語家が多いためややこしい感じはあるがそこも楽しめる一冊。

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    2022年11月28日
  • 樹海警察2

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    シリーズ、第二弾。
    樹海専門の部署、山梨県警上吉田署にある地域課特別室。

    キャリアなのに配属された柿崎 努。
    一癖も二癖もある部下の栗柄 慶太、桃園 春奈。

    それぞれのキャラも立っており、ストーリーも面白いですね。

    ・柿崎努の冒険
    ・柿崎努の推理
    ・柿崎努の逃亡

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    2022年11月23日
  • 蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

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    警視庁いきもの係シリーズ。
    前作が短編集だったが、知らずに読んだらこちらは長編で、嬉しい誤算。
    とっても面白かったです!

    新興宗教団体に関わる警視庁管理官銃撃事件、何だか今の社会と少し近い(もちろん内容は全く異なる)感じで、より入り込みやすかった。

    スズメバチが人を襲う事故の連続発生で、いきもの係コンビが動き始める。
    コスプレ誤解と、薄巡査のめちゃくちゃ日本語は、少しくどい気もするが、やはり生き物に対する薄の知識や思いと、薄を信頼し捜査する須藤警部補のコンビがとても良い。

    シリーズの続きも楽しみに読みたい。

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    2022年10月23日
  • 小鳥を愛した容疑者

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    ネタバレ

    ミステリ、動物、謎の人物… 好きな要素が詰まっていてすいすい読める。 リハビリとして総務課に勤務している元刑事。その狙撃も謎がこれから出てくるのだろうし、薄はとにかく動物だけど、その、人とは違う視点が事件を解決に導いているのかも。とにかく、動物が傷つかないように思っているだけなのが。 須藤の柔軟さも好き。事件も面白いけど、動物の生態について知ることができるのも良い。半端な気持ちで生き物を飼ってはいけない。続編が楽しみ 小鳥を愛した容疑者 ヘビを愛した容疑者 カメを愛した容疑者 フクロウ愛した容疑者

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    2022年10月09日
  • アロワナを愛した容疑者 警視庁いきもの係

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    ネタバレ

    シリーズごと好き。 毎回違う動植物の生態など知れるし、時間はごっつり推理が必要で、読み応えもたっぷりある。 タカ、アロワナ、ラン 全然違うものだけど、どれにも精通してる薄は本当にすごい。 コンビもいい感じだし、ナンダカンダ味方もいる。 でも!薄のボケがしつこい。この方のシリーズは、これが必ずあって、どのシリーズもボケが3個くらい余計で、読み進められなくなりそうになる。これなければ、20枚くらい少なくできる気がする… それ以外はとても好きだし、またドラマやって欲しいくらい。 他のシリーズもとても好きだけど。

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    2022年10月01日
  • 小鳥を愛した容疑者

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    リハビリ中の元捜査一課の鬼警部補須藤が、
    容疑者のペットを保護する動植物管理係に配属された。
    コンビを組むことになった新米巡査の薄圭子は、
    様々な動物への知識と愛情いっぱいの変わり者。
    凸凹コンビの二人が、動物を保護しながら事件を解決していく話が
    軽いタッチで描かれていて、とても面白かった。

    川瀬七緒さんの法医昆虫学シリーズも好きなのだが、
    それよりもライトな短編集といった感じ。
    これは予想以上に楽しめて、ぜひシリーズを読み進めたい。

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    2022年09月18日
  • 白戸修の逃亡

    ALO

    購入済み

    シリーズオールスター

    作品自体は面白いのですが、3部作の2冊目が電子化されていないので、電子版しか読んでいない方は登場人物が理解できないと思います。
    booklive!にリクエストは出したのですが、梨のつぶて。

    #ドキドキハラハラ

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    2022年09月12日
  • 小学館ジュニア文庫 おためし読みまとめてパック10作品!!

    購入済み

    親切なところが良い

    同シリーズ系列筆頭格の名探偵コナンをはじめとして、さまざまな人気作品を収録した試し読み作品集です。載っているのはごく一部の作品であり、本編やジュニア文庫シリーズではこれら以外にも面白そうなストーリー本が充実しています。子供を主な読者対象としており、ところどころに彼らが理解しやすいような説明が施されているのが親切だといえます。

    #タメになる

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    2022年09月01日
  • 死神さん 嫌われる刑事

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    死神儀藤さん。
    あいかわらず嫌われてますなぁw
    でも、事件捜査の相棒とか、捜査の顛末にバリエーションがあって面白かった。
    警察をとっくに辞めた人とか、すごくエラい人とかも相棒候補なんだねぇ。その、ある意味超法規的措置のからくりはどうなってるんだ。
    で、帯の「ドラマ化」の文字に一瞬テンション上がったんだけど、配信のみですか。そうですか。(しょんぼり)
    でも、今後、こういう番組も増えるのかなぁ。

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    2022年08月16日
  • 警官倶楽部

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    警察官は1人もいないが、それぞれが尾行や盗聴、鑑識、データ収集、写真撮影、などなど一流の腕を持つマニアたち。

    『警官倶楽部』を自称する彼らの活躍するストーリー。

    現金強奪や誘拐、そしてカルト教団との闘い。
    十重二十重の闘いの末に待ち受ける結末とは?

    メンバーそれぞれの特技が随所に活かされ、アクションあり、推理あり、さもありなんと思わせるストーリー運びはさすがですね。
    二転三転するハラハラドキドキの展開です。

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    2022年08月11日
  • 死神さん 嫌われる刑事

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    今回の相棒には元警察官や副総監など。
    また元最高裁判事にも面識があるなど、死神こと儀藤の底知れなさが垣間見られる。

    なぜ、儀藤は死神になったのか。何が彼を「逃げ得は許さない」という信念を持つようになっただろうか。

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    2022年08月07日
  • 死神さん 嫌われる刑事

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    死神さんはやはりいいキャラですね。今回の4話めでは副総監を相棒にしていますが、相棒にされたとたん副総監と認識されなくなったりで、いよいよオカルトじみてきました。
    死神さんの目的は逃げ得阻止なのか、相棒の救済なのかどっちなんでしょうね。

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    2022年07月16日
  • 樹海警察2

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     山梨県警上吉田署にある樹海で見つかった遺体専門部署・地域課特別室にキャリアなのに配属された柿崎。当初は本庁へ戻る気満々だったが、少しずつこの環境にも慣れて来た。

     今回は柿崎が殺人事件の容疑者になった。訳も解らず逃亡する羽目になったが、癖のある部下達がとても頼もしく、柿崎にはこのメンバーがベストポジションな気がしました。
     柿崎が本庁へ戻る日が来るのか来ないのか。それは解りませんが、このシリーズ続くのを期待しています。

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    2022年07月12日
  • 樹海警察

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    ネタバレ

     幹部候補生として警部補になった柿崎が任命された場所は山梨県警上吉田署と聞いた事もない辺鄙な場所。しかも、挨拶もそこそこに渡されたカーキグリーンの軍用ベストに登山靴。連れて行かれた場所は樹海。そこで見つかった遺体専門の部署の責任者を任される事に。部署のメンバーは一癖ある者ばかりで…

     樹海のイメージそのまの部署で、ある意味追い出し部署なんでしょうけど、鋼のメンタルとズレた思考の柿崎にはもってこいの部署に思えました。
     部下の特別室へ異動希望した理由も切なくて、柿崎が助けて貰った幽霊は本当に探していた人達だったのかもしれないですね。
     犯人がまさかの人で驚きでした。

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    2022年06月27日
  • アロワナを愛した容疑者 警視庁いきもの係

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     文庫化を心待ちにしていたのを忘れていたら、とっくになっていた。即購入。のっけから、薄巡査と須藤警部補の息の合った掛け合いに安心感。本のタイトルにもなっている、アロワナが保護の対象になる事件では、これまた読み尽くしている別なシリーズの主人公 福家さん が登場。本人が会話に参加したのはほんの少しでしたが、捜査の過程には影響を与えているのが洞察できた。
     薄と須藤の会話が常に言い間違い・聞き間違いでついついクスッと笑ってしまうやり取りはどうしても面白い。TVドラマからの登場人物もひと役かって薄巡査が居る室内の生き物を推測する手伝いをしてくれた。

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    2022年06月26日
  • アロワナを愛した容疑者 警視庁いきもの係

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    面白んだけどなー。以前も書いた気がするけど、薄巡査の天然ボケが、初期の頃と比べると無理やり感が強すぎてちょっと冷める。

    今回のいきものはタカとアロワナと胡蝶蘭。

    「ギヤマンの鐘」が何だか全然覚えてない。。。

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    2022年06月28日
  • 樹海警察2

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    シリーズ第2弾。
    前作から少し時間が空いたため、過去の経緯など朧気な点もあるが、やはり面白い。
    特別室の柿崎努と、部下の栗柄慶太と桃園春奈との掛け違っているようでまとまっている関係性も楽しい。
    まだ(ずっと?)柿崎は特別室にいるようだし、今度はあまり時間を空けずに次が出ることを期待したい。

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    2022年05月13日
  • 樹海警察2

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    樹海専門の特別室。
    柿崎さん、部下である栗栖、桃園相手に大奮闘w
    頑張れ。
    なんだかんだでいいトリオだしw
    身勝手な犯人には本当に頭にくる。でも、樹海で栗栖・桃園コンビにやられるだけでも、けっこう報いは受けてる感が。
    柿崎がどこまで特別室に染まっていくのか、次が楽しみだわ。

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    2022年04月03日