大倉崇裕のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
空とぶ怪獣が飛行機に迫ってくる! さらに機内では殺人事件が発生し… #怪獣殺人捜査 #高高度の死神
■あらすじ
怪獣が存在する世界。怪獣省の予報官である岩戸正美は、近年見ることのなかった飛行怪獣を殲滅すべく指揮をとっていた。一旦は無事解決するも、その後に岩戸が飛行機に搭乗しているタイミングで再び飛行怪獣が姿を現すのだ。さらにその飛行機内では、殺人事件も発生してしまう。
犯人は誰なのか、そして犯行方法や動機は… そして飛行怪獣から逃れ、殲滅することができるのか… 怪獣殺人捜査シリーズの第二弾!
■きっと読みたくなるレビュー
おもろいっ! 相変わらず世界観が完成されていてスゴイ。もし実際に怪獣がいるんだとしたら、どんな国づくりになるのか、国家間ではどんなやり取りがされるのかみたいなところが超現実的に描かれるんすよね。
特に本作は政治面の人間関係がスケールアップしていて、省庁同志の管轄争いや国同士の駆け引きにも発展していく。もちろん怪獣もパワーアップ、空飛んじゃうなんて卑怯!岩戸正美をいじめないで欲しいわー
今回もまたキャラが強烈ですよ。例によって主人公の岩戸正美はド直球キャラ、頭の良さと圧倒的行動力に惚れちゃう。そして警察庁の船村ですよ、相変わらずキモイんだけど一番のキレキャラ、全部もってっちゃう。お気に入りキャラの星野も出てきて、ちょっと嬉しい。
●三三〇〇〇フィートの死神
まさに高高度の死神! 高度10,000メートルでの死闘は手に汗を握るんですよ。おもしろかった!
そのくせ狭い航空機内での殺人事件が綿密なんすよ。犯行動機、方法がしっかりとしたミステリーになっていて読み応えもバッチリです。
事件が起こった文脈なんかは思いっきりフィクションなんですが、背景設定がしっかりしてるからすげーリアルなんですけど。こんな世の中ならありそうで怖いよ。
●赤か青か
タイトル通り赤い怪獣と青い怪獣の物語。爆弾を止めるため、赤か青の銅線のどちらかを切らなくてはならない… といった設定をこんな風にアレンジしてきやがった。
その後のZ計画だの、なんだのもう発想力が最高ですよ。空想科学&怪獣小説では、このあり得なさが読みどころなんすよね。終盤にもしっかりミステリー風味も忍ばせてあってGOOD!
●死刑囚とモヒカン
人権派弁護士の渡良瀬登場、正義感の強さが愛せますね。毎度ながら船村が凶悪で好き。
ヒリヒリとした駆け引きが面白かった~ 何が一番怖いって、怪獣じゃなくてやっぱり人間だよねという…
■ぜっさん推しポイント
こういった空想小説をよんでると脳みそが柔らかくなる気がしますね~ 今回も楽しませていただきました。
興味深いのは、日本が怪獣殲滅のリードをとっていて世界でもよい立場にいることですね。そのためアメリカと仲が悪かったり、逆にロシアと仲が良かったりと、なるほど確かにそうなるのかもしれません。そして怪獣の陰に隠れ、姑息に生きている人間の憐れなことといったら…
本作も楽しませていただきました、連作短編だけでなく、シリーズ長編もぜひ読んでみたいです! -
Posted by ブクログ
コロンボの日本版といった感じ。
犯人は読者に明示されていて、謎解き役の福家警部補が閃き観察眼から証拠を固めてゆく。
福家警部補はコロンボと違い、ヨレヨレのコートを着ているわけでなく小柄、童顔で縁無しの丸メガネを掛けた警察官には見えない女性。
1話目はかつて一緒に同人誌を出していた出版社営業部長を殺害した漫画家のお話。
2話目は解散した暴力団の元ナンバー2が解散を不服とし誘拐事件を起こした元組長の次男を殺害するお話。
3話目は息子を交通事故で無くし自身もその事故で車椅子での移動を余儀なくされた母親とその夫が行う悪人刈りのお話。
2話、3話の犯人は福家警部補に追い詰められながらも警部補のキャラクターを好ましく思っている感じが伝わり楽しく読ませていただきました。
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Posted by ブクログ
ファシリティドッグの存在をこの小説で知った。
犬に嘘をつく必要がない。
犬の前ではありのままの自分でいられる。
そこに人間の善悪は存在しない。
温かい涙が出た。
入院患者との触れ合いとは別に、ピーボにはもう一つの明るみに出せない任務があった。
後半に行くに従って、ピーボがあたかも推理をしているような描写が見られた。
いえ、確かにピーボは賢い。しかし「まさかな」とは思う。
私もファシリティドッグに会ってみたいがあいにく入院の予定はない。
病気と戦う人々が一人でも多くファシリティドッグと触れ合い、前向きになってもらえればと思った。そして、職業を持つ犬、それ以外にも世界中の犬たちが、大好きな飼い主と一生を添い遂げられますように。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった
ファシリティドッグという言葉を初めて聞いたけれど、自分も犬にパワーをもらっていたのでよくわかる
訓練もみんな誰かのため 誰かのために動けるのって本当にすごい
そして、ついている人もすごい
感謝も愛情も全て犬に来るけどずっと彼だけを守るのが役目なんて…
犯罪者の心を聞くってうまくいくのかなって思うけど、アリだなって思った
真実だったらやっぱり残したくなるし、暴かれなくちゃいけないと思うから
ピーボの感情コントロールうまい すごくうまい
ちゃんとみんなのために仕事をして、笠門には甘えて バランス大事
続編とかあるのかなあ
大変だろうなあ
犬に囁く
犬は知っている
犬が寄り添う
犬が見つける
犬はともだち