殲滅特区の静寂 警察庁怪獣捜査官

殲滅特区の静寂 警察庁怪獣捜査官

1,870円 (税込)

9pt

怪獣パニック×本格ミステリ!!

怪獣の襲来が「日常」になった世界で起こる、三つの謎めいた殺人事件。
『名探偵コナン』、『ウルトラマン』シリーズの脚本も手がける大倉崇裕の最新作!

正体不明の巨大生物「怪獣」の度重なる出現に対抗すべく、専門省庁「怪獣省」が置かれ、発見・予報・殲滅の撃退プロセスを確立させた日本。怪獣の進行方向や攻撃方法を分析する予報官の岩戸正美は任務中、奇妙な事件に遭遇する。風力発電所の停止命令が届かなかった町で、瓦礫の下から見つかった死体。音響統制が敷かれた静寂の中で鳴り響いた一発の銃声。怪獣が生息していると噂される湖で失踪した調査官――そして、怪獣にまつわる事件には必ず、年季の入ったコートをなびかせた一人の中年男が現れる。警察庁特別捜査室の船村と名乗った男のことを、正美は噂で知っていた。怪獣に関連した特殊な事件を扱う「特別捜査官」。正美は、怪獣を巡る奇妙な事件の捜査に巻き込まれていく……。

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殲滅特区の静寂 警察庁怪獣捜査官 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月09日

    初めて怪獣が現れたのは1954年。日本領海だった。以来、世界は度重なる怪獣襲来に悩まされる事態となった。特に四方を海に囲まれた日本の被害は深刻だ。
    そこで日本は怪獣対策のため、1970年に「怪獣庁」を設立。さらに 2000 年に「怪獣省」に昇格させた日本は、他国の追随を許さない対怪獣防御...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月24日

    抜群のエンタメ性。おもしろかった。お役所怪獣防衛x刑事ドラマ。まだでてこないタイプの怪獣いるし、ぜひ続編と、MM9みたいなかんじで実写ドラマ化期待!

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    Posted by ブクログ 2023年02月21日

    怪獣とミステリー? どんな感じ? 
    題名からも難しそうな気がして読む前から思案…  
    読むと一気読み! 面白い! 読み進めるうち怪獣の姿が 眼の前に浮かびます!特に3話目は唸る 続編も読みたいです

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    Posted by ブクログ 2024年01月09日

    怪獣を題材にした3つの連作短編集。
    新聞でいちおしミステリーとして紹介されていたので読んでみました。

    怪獣が台風災害のように発生する世界観。SF作品かと思いきや、リアリティのある設定に引き込まれた。スリリングな怪獣撃退と殺人事件が絡み合い、予想外の展開にハラハラドキドキでした。

    それにしても船村...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月17日

    大倉さんらしい、怪獣×ミステリーでした。
    始めは特撮?と思ってましたが、まさかのミステリーで驚きました。

    怪獣予報官の岩戸正美と公安の船村のコンビも、水と油っぽいですが中々良いコンビに思えました。

    シリーズ化希望です。

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    Posted by ブクログ 2023年02月14日

    怪獣対策として、怪獣省が置かれ、索敵・予報・殲滅の班が怪獣撃退を担う。

    予報班の正美と、警察庁特別捜査室の船村の取り合わせも良い。
    正美とのバディも良いが、他の索敵・殲滅班の活躍も読んでみたい

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    Posted by ブクログ 2023年02月19日

    怪獣xミステリ。新鮮!
    怪獣による被害がある世界、だからこそ起こる事件。わくわくですね。
    「殲滅特区」って言葉がもうぐっとくるわ。

    3編収録。続編あるかなあ。

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    Posted by ブクログ 2023年01月04日

    怪獣とミステリ?特異設定モノだとしてもどんな融合をするのか…『屍人荘の殺人』のような感じかなとか色々想像して読み始めたのですが…面白い!!予報・殲滅のくだりだけで既にワクワク。そんな中で事件が起きてからの本格ミステリ的な展開…最高でした。
    2人の活躍をもっと読みたい!是非シリーズ化(特撮映像化も!)...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月10日

    怪獣が台風のように襲ってくる世界の日本が舞台の、怪獣の特定や対策を指示する予報官が主人公のミステリー短編集です。
    どの作品も怪獣と事件が密接に絡んでいたり、探偵役はまた違うキャラ(タイトルの怪獣捜査官)だったりと結構面白い作りでした。映像作品の脚本も手掛けられている方だからか、絵映えしそうなシーンも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月22日

    怪獣が存在するパラレルワールドが舞台のミステリ短編集。
    怪獣の発見、行動分析、殲滅のプロセスを専門に行う「怪獣省」で働く予報官が、任務中に奇妙な事件に遭遇する。怪獣の襲来や迎撃の様子はこの著者らしく力の入ったものだが、結局は怪獣より人間が怖いという感想。
    世界観が面白いし、主人公二人も魅力的なので続...続きを読む

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殲滅特区の静寂 警察庁怪獣捜査官 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    二見書房
  • ページ数
    320ページ
  • 電子版発売日
    2023年06月01日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

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