大倉崇裕のレビュー一覧

  • 警官倶楽部

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    無法地帯のオタクぶりにほれぼれの大倉作品、あげいん!


    いやもう、なんでしょうこのドタバタぶり。
    こういった、巻き込まれ型の結果犯罪者集団ものって、
    面白いけど正直、やや出尽くした感はいなめない。

    伊坂幸太郎の「陽気なギャング」シリーズの賢さには一歩も二歩も及ばず、
    かといって垣根涼介の「ヒートアイランド」のようなかっこよさはまるで皆無。
    出てくるメンバーはイマイチのおたくだし(やっぱりねー)、
    喧嘩も強くなくあまり頭脳もいけてない。

    だからキレはないけど、なんだか可愛くいとおしい。
    がんばれ!って気にはならないけどなははは、にやり。
    そんな感じの読後感。

    すんげー勧める、ってことはな

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    2011年04月13日
  • 白戸修の事件簿

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    「お人よし探偵」と言われることになった「白戸修」シリーズ第一作です。

    あらすじは・・・特にないんですよねえ。中野にいくといつもロクな目にあわない白戸修くん。毎度毎度事件に巻き込まれるんですが、それが大体本人のお人よしゆえにというか・・・・いや、これはおもしろいわ。

    ひどい目にあいながらもひたすらに人のことを思う白戸くんに読んでいて非常に癒されます。癒し系ミステリ。
    連作短編形式で読みやすいのでご一読をおすすめいたします。

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    2010年11月09日
  • 白戸修の事件簿

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    第20回小説推理新人賞受賞作「ツール&ストール」を含む、お人よし探偵シリーズ集。


    受賞作のエピソードから「中野は鬼門」と認識している主人公。

    卒業試験から就職前日までに巻き込まれ過ぎでしょう!と軽くツッコんでみたり(笑)

    巻き込まれ限定・中野周辺で。。。一冊五編だもんなぁ。

    巻き込まれる内容は伏せますが、久々に共感を呼ぶキャラクターだわ。

    晴れて就職叶った我らが白戸クンのさらなる活躍?が見たぁい!

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    2010年06月23日
  • 白戸修の事件簿

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    サクッと読めて面白かった。白戸君の巻き込まれっぷりやお人好しなところが良い。続編を読みたいけど、出るのかな...。

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    2010年05月07日
  • 警官倶楽部

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    クライム・アクション。
    アマチュア警官達が様々な局面を乗り越えていく姿は圧巻。
    ハラハラ・ドキドキしながら何故か応援してしまう。

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    2010年03月25日
  • 白戸修の事件簿

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    一見どこにでもいるフツウの大学生が巻き込まれる事件簿。

    そう陰惨な事件は起こらないが、のんびりとした語り口と、
    主人公のお人好しなのんびりした感じ、の割には時に鋭く事件を解決する、
    その爽やかな語り口がスマート。

    ただのほのぼのではなく、スリのやり口や万引きGメンの詳細など、
    描かれるべきところはきちんと抑えてあるので説得力もある。

    安心しながらも読みごたえもあり、なかなかの良書。読んでよかった!

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    2010年03月22日
  • 白戸修の事件簿

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    続編が読みたくなる作品でした
    でも、翌日が入社式と言うので続編は無いのかな??
    しかも、高価なスーツで入社式に臨むみたいです(笑)

    主人公の白戸くんのお人よしさ加減が和みますね。
    1話目に出てきた女性がラストにも登場。

    読みやすいので小学校高学年位から読めそうな感じです。

    前回読んだ「福家警部補の挨拶」も同じ作家さんが書かれていますが
    こちらも丁寧で優しい文体なのでミステリ好きの中学生位から楽しんで読めそうです。

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    2010年01月17日
  • 七度狐 落語シリーズ2

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    落語とかけて本格ミステリととく。そのこころは?

    『季刊落語』の新米編集者・緑は、春華亭古秋一門会の取材を命じられ静岡の寒村を訪れる。その会は次代古秋を指名する一大イベントであったが、悪しくも大雨で村が孤立化。さらに後継者が次々と殺されていく事件に発展していく。名探偵の顔も持つ編集長・牧に電話で情報を伝えつつ、さらなる悲劇を防ごうと緑は奔走する。

    芸を極めようとする者が陥る狂気を、しっかり描いてたんじゃないかな。
    最後に詰め込みすぎ感があったのと、地の文があまり上手くないのが残念。(人物の配置がわからない描写が多かった)

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    2009年12月14日
  • 三人目の幽霊 落語シリーズ1

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    薀蓄に偏りすぎるきらいはあるし、動機に納得いかないところもあります。都合が第一の、閉じた人間関係に突っ込みも入れましたが、読みやすいは読みやすいです。「日常の謎」系だから圧倒的な悪人もいないし、嫌な気分になることもない。気楽に本を読みたい時にはいい作品だと思います。

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    2009年10月04日
  • 三人目の幽霊 落語シリーズ1

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    上方落語をベースにしたミステリ。落語をききたくなります。
    お気に入りなのでUSまでおともさせてきました。もう一度読んだけど、すっかり落ちの細かいところを忘れていて、再び楽しめました。いいなあこの本。

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    2009年10月07日
  • 三人目の幽霊 落語シリーズ1

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    落語専門誌の編集部員を主人公にした連作ミステリ短編集。巧いですな。よどみなくスラスラと読ませる文章です。落語とミステリは相性もいいですしね。でも物足りなさも感じるんです。推理の筋道が飛躍しすぎているようにも感じるんですよ。探偵役の考え方に共感し得ない部分がある為でしょうかね。それとも落語という「芸」に対しての価値観や考え方の違いなのか。でも、この作家の他の作品も読んでみたくなったのも正直なところ。結局は面白かったということかね。創元推理のお得意の「日常の謎」系かと思えば、するりと血なまぐさい話をもってくるところなんかも、油断ならない感じで面白いですしね。

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    2009年10月04日
  • GODZILLA 星を喰う者

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    GODZILLAシリーズの完結編です。
    怪獣同士の大決戦を期待して読み始めましたが、思っていた以上に重たく、かなり人間側の感情に寄った物語でした。
    ハルオがずっと抱えてきたゴジラへの憎しみですが、ここまで来ると「倒すこと」が目的ではなく、もう生きる理由そのものになっていて、その執着が少しずつ自分自身を壊していくように見えました。
    ギドラも単なるラスボスではなく、人間の絶望や弱さを利用する存在として描かれていて、不気味さのほうが強く残ります。
    ゴジラ作品として見ると派手な戦闘はかなり少なく、思想的なやり取りも多いため、正直もっと怪獣同士のぶつかり合いを見たかったという物足りなさもありました。

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    2026年08月20日
  • 検索結果はありません

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    最初の一行は共通で、あとの展開が作者によって異なる、メフィストリーダーズクラブのショートショート企画の第七弾。「検索結果はありません」の一文で始まる24の短編集。
    この一文で始まるので、あるはずのものがない、という内容が多め。そのためか、「小説版の世にも奇妙な物語短編集」のような内容が多く、楽しめた。
    少々、落ちがわかりにくかったものがあったのはやや残念。
    (ちなみに、短編集なので、ボリューム不足云々言うのはお門違いだと思ってる)

    特に面白かったのは、風森章羽「検索の怪物」、金子玲介「お前のためのハンバーグ」、梨「被り拒否強火担なんで自衛でブロックします」、時農(著)阿井幸作(訳)「変容」、

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    2026年08月16日
  • 検索結果はありません

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    同じ文章から始まっても、行き着く先は本当に様々。
    今回もこんな展開があったか!と面白く読めました。
    ちょっとホラー系が多めだったかな?

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    2026年08月15日
  • 樹海警察(3)

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    樹海で見つかった遺体専門の部署、地域課特別室の短編集第三弾。
    桃園と栗柄が樹海にいる理由に関する事件が二話で、それぞれに決着をみる。柿崎警部補は相変わらずトンチンカンだが、樹海にいるうちにずいぶん鍛えられたようで栗柄ではないが感心してしまった。第二話では舞台がほとんど東京で、樹海を離れてしまったのがちょっと残念。
    シリーズ完結と書いてあるが、まだまだ彼らの活躍を見たい気がする。

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    2026年08月05日
  • 検索結果はありません

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    2026.07.28

    このショートショート企画のなかでいちばん「これ、おもしろいな」と思った本。

    お気に入りは3作。
    市塔承さんは『最後の一行』がはじめましてで口調の軽さが好きで読みやすかったのだけれど、今回も突拍子もない物語でありながら一気に読めた。想定外にほっこり。

    横関さんははじめましての作家さん。会社勤めしたことある?と思える内容。ヤマシタ、人事が天職だわ。出来る人ってこうよねと関心してしまった。

    河村さんの物語はクイズ作問者ならではの視点かもしれない。動画でふくらPが「使う側より作る側が強い。世の中ってのはそういうもん」という言葉を思い出してにそにそした

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    2026年07月29日
  • 犬は知っている

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    ゴールデンレトリバーのピーボは警察病院でファシリティードックとして子供達の癒しとしての仕事と入院している受刑者の心を開かせ情報を聞き出すと言う二つの仕事をもつ優秀な警察犬 相棒の笠間はかつて警察犬と共に勤務していたが ある事件をきっかけに総務課に異動になった警察官 言葉を話せないピーボその意思をくみ取る笠間は様々な事件に関わることになる

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    2026年07月29日
  • GODZILLA 怪獣惑星

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    ゴジラシリーズ3作目です。
    地球を追われた人類が帰還し、神のように巨大化したゴジラと向き合うという設定だけで胸がざわつきました。
    怪獣映画の快楽よりも、種としての選択や憎悪の持続を問う視線が強く、SFとしての硬度はかなり高かったです。
    ハルオの執念は痛々しいほどで、虚淵節の冷たさがよく効いています。
    一方で理屈と概念が前に出る分、人物の感情に寄り添いづらい場面もあり、ゴジラに期待する“破壊のカタルシス”は控えめでした。
    それでも、怪獣を神話へ引き上げた野心は鮮烈で、記憶に残る一冊でした。

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    2026年07月28日
  • 検索結果はありません

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    やっつけ仕事とまでは言わないが、まあ全力投球でもない「検索結果はありません」から始まるオムニバス短編集。2・3・4本目が横関大・岡崎隼人・我孫子武丸で始まり、今回はかなり期待できるかと思ったが、個人的にはやはり玉石混交。横関・我孫子両先生は流石に「らしい」短編で流石格が違うと思わせる。あとは印象に残った着眼点が良いと思った作品を挙げる。風森章羽「検索の怪物」、金子玲介「お前のためのハンバーグ」、麻根重次「ロスト・マム」、高田崇史「太郎の悲劇」。

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    2026年07月19日
  • 樹海警察(3)

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    富士青木ヶ原樹海で遺体を取り扱う樹海警察。シリーズ第三弾。桃園巡査の夫の行方に関する話と栗柄巡査の殺人容疑に関する話の二話からなる。この二つの謎が解明されたら、もうネタ切れ?キャリアの柿崎警部補が樹海で鍛えられてるのに笑ってしまう。

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    2026年06月26日