大倉崇裕のレビュー一覧

  • 犬は知っている

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    ネタバレ

    【収録作品】犬に囁く/犬は知っている/犬が寄り添う/犬が見つける/犬はともだち

    犬の能力を使った特殊設定ものかと思ったら、とびきり優秀な犬ではあるけれど、特殊能力なしの普通のミステリだった。
    『一日署長』の五十嵐いずみ巡査が協力者として登場。

    ペットやロボット、ぬいぐるみに話しかける人はけっこういそうだから、そこにAI仕込んだら情報取りほうだいだなと常々思っているので、この設定は興味深い。
    再捜査ものだから、逃げ得は許さないということだろうが、笠門は、著者の『死神刑事』の主人公・儀藤ほど割り切ってはいないようで、こっちのほうが普通の感覚か。

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    2024年04月07日
  • 犬は知っている

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    ゴールデンレトリバー犬のファシリティドッグとして活躍する話だ。表題の通り警察犬としての話しなので捕まえた犯人は簡単に自供するのは仕方がないのかも。全部で5話もある。が最後の話しが余韻を残していて面白い。

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    2024年04月06日
  • 犬は知っている

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    老若男女、善人から悪人まで(?!)たくさんの人を虜にするファシリティドッグ・ピーボ(ゴールデンレトリバー)とそのハンドラーの警官が抜群のチームワークで事件を解決に導くミステリ作品。
    とりわけ大きな驚きなど、郡を抜いた特徴があるわけではないが、とにかくピーボが賢くて可愛くて大活躍!犬好きの人はぜひ読んでほしい。

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    2024年03月27日
  • 犬は知っている

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    ゴールデンと共に生活したいと思ってしまう小説

    ファシリティードッグって言葉を今回初めて知りました。
    セラピードックとして、患者の心の支えになるとても大切な役割であり、それを元に事件を解決する話です。

    ピーボがとにかく可愛くて癒しの存在で、なんとも堂々とした姿がカッコ良すぎます。
    ミステリー小説ですが、読み応えがあり気持ちよく読むことができました。
    犬好きにはたまらない小説だと思います。

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    2024年03月21日
  • 犬は知っている

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    ファシリティドッグのピーボとハンドラーの笠門。入院中の囚人からピーボの癒しの力で秘密を聞き出し捜査をする。
    ピーボがとにかく可愛い。私は猫派だけど犬も良いなぁ飼いたいなぁと思ってしまう。
    果たしてこんなに上手くいくだろうか?と疑問に思う所もあるけど、そこはピーボが優秀過ぎて..ということになるのかな。「一日署長」の五十嵐いづみとパソコンのポルタが出てきたのには驚いた。

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    2024年03月16日
  • 三人目の幽霊 落語シリーズ1

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    創元推理短編賞佳作を受賞した、表題作を含む五編を収録した、大倉崇裕さんのデビュー作です。

    落語を主な題材とした日常の謎系ミステリで、探偵役の推理が冴えすぎてる感はありましたが、収録作はバラエティに富んでいて、そこに創意工夫が見られます。

    作中で取り上げられる演目は、知っているものが少なくても興味を惹かれるものがあり、落語を聴いてみたくなりました。

    北村薫さんの作品にも、落語を扱った有名なシリーズものがありますが、こちらはまた少し違ったアプローチで、落語の面白さを伝えてくれる作品集だと思います。

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    2024年03月10日
  • 冬華

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    大倉崇裕『冬華』祥伝社文庫。

    『夏雷』『秋霧』『凍雨』に次ぐ倉持シリーズの山岳アクション小説。

    タイトルはやたらと格好良い。

    『夏雷』『秋霧』『凍雨』に描かれた出来事は当然知っているだろうとばかりに割愛されるので、冒頭の展開に戸惑いを覚える。また、元自衛隊特殊部隊の凄腕を射殺するために、人間を射殺した経験の無い老猟師を狙撃手に選ぶなどあり得ないし、狙撃の場所に厳冬期の穂高岳を選んだ理由も理解出来ない。

    戸惑いと疑問が渦巻く中、あれよと言う間に厳冬期の穂高岳に役者が揃うが、捻りも驚きも無い普通の結末を迎える。


    月島で倉持功と共に便利屋を務めていた元自衛隊特殊部隊の深江信二郎が失踪する

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    2024年02月26日
  • 聖域

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    筆者・大倉崇裕氏は、福家警部補、死神さん、樹海警察など個性的な警察モノを書いているが、本作は山岳ミステリー。冬山の描写はあるが、いわゆる山岳モノほどではない。山を舞台にした殺人事件を描いた推理小説。真犯人がわかってもスッキリ簡単は無く、何か虚しい終わり方だった。

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    2024年02月11日
  • 白戸修の事件簿

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    ネタバレ

    お人好しすぎる主人公にツッコミたくなることばかり笑
    自分から事件に首を突っ込んでいくコナン以上の不運の持ち主。
    裁かれるべき殺人犯に正当な理由がついたり、スリ常習犯を野放しにしたり……真面目に生きる人が1番偉いのは間違い無いからなんだかな……という気持ち

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    2024年01月17日
  • 福家警部補の挨拶 福家警部補シリーズ1

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    女性警部補福家が活躍する倒叙ミステリー。刑事コロンボや古畑任三郎などと同じ、最初に犯人が殺人を犯すシーンから始まり、福家警部補が徐々に犯人を追い詰めていくストーリーでその過程が面白く読めた。

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    2024年01月08日
  • 福家警部補の再訪 福家警部補シリーズ2

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    4編収録の倒叙形式本格ミステリー第2巻。どこか頼りない感じがしながら、不思議と人を安心させてしまう福家警部補。今回もパワー全開で、見事に犯人を窮地に追い込みます❗

    彼女のプライベートな部分も垣間見れて、次回作も読みたくなる肩のこらないミステリーです♫

    個人的には、『失われた灯』と『プロジェクトブルー』が好みです♫

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    2024年01月05日
  • 福家警部補の報告

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    ネタバレ

    2016年 文庫
    .禁断の筋書
      犯人は漫画家みどり
      営業部長で高校からの友人を殺害
      この友人がちょっと..意地悪すぎるので
      犯人に同情した
    .少女の沈黙
      犯人は元ヤクザの菅原
      解散した組の親分の娘が誘拐され
      その誘拐犯等2人を殺害
      この殺された2人も
      余り可哀想には思わず..
    菅原に逃げ延びてほしいと思った
    こういう人情味厚いけれど
      人を殺す犯人を容赦なく
      追い詰める警部補
    .女神の微笑
      爆弾犯の車椅子の犯人と夫
      仕事人の様な動機
      この話が一番面白かった
    (犯人と警部補の対決が)
    「また会いまし

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    2023年12月31日
  • 福家警部補の考察

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    今回は『是枝哲の敗北』『上品な魔女』とも
    どちらかというと自己中心的で冷酷な犯人。
    それだけに福家警部補に突かれる
    穴がどこにあるのかワクワクしたわ〜。

    あと『上品な魔女』の犯行は
    「夫に殺されかけた妻が逆に
    その手口で夫を殺す」ってやつなんだけど
    早々に被害者退場した「夫」の
    モノローグからはじまるところが( ̄▽ ̄)

    『安息の場所』は
    プロとしての矜持が仇になる話。
    『東京駅発6時00分 のぞみ一号博多行き』は
    列車が博多に着くまでに真相を明らかにし
    犯人に突きつけることで
    次の犯行を思いとどまらせようとしたのかな。

    久しぶりの福家警部補。
    二岡くんも振り回されっぱなしで…
    警部補、も

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    2023年12月30日
  • 福家警部補の追及

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    お約束ですが今回も
    福家警部補の行動にイラッとする( ̄▽ ̄)
    中編がふたつ入った文庫化です。

    最初の『未完の頂上』は
    犯人が自己チューな親父で
    ちょっと肩入れできなかった代わりに
    周囲の関係者がそれぞれ福家の言動に巻き込まれて
    新しい一歩を踏み出すところがほっこりできたわ。

    次の『幸福の代償』は
    確かに被害者がひどいヤツですが
    身代わりの犯人を仕立てたのがねぇ。
    気のせいか福家も手厳しい。
    単に犬嫌いの八つ当たりだったりして。

    ニューフェイスのミステリもいいけど
    シリーズキャラものも
    安心して世界にひたれますね。

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    2023年12月30日
  • 福家警部補の報告

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    今回は3つの事件を収録。
    ほんと…コロンボさんと一緒で
    犯人に感情移入して読んでいると
    福家警部補の行動にイラッとするわ( ̄▽ ̄)

    組を解散したヤクザの若頭が
    手下を守るためにとった行動の話では
    犯人を追い詰めつつも
    どこか温かみが感じられたり
    単純に正義を振りかざすだけでは
    ないようなところも。

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    2023年12月30日
  • 福家警部補の再訪 福家警部補シリーズ2

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    人気脚本家の藤堂は
    脅迫者の骨董商を殺害するため
    まずは自分のアリバイを確保するシナリオをえがく。
    それは「ストーカー気味のファンに演技をさせ
    自分が誘拐されたように装う」というもの。
    誘拐犯役を演じた彼を
    脱出時の正当防衛にみせかけて殺し
    骨董商の放火殺人のほうは無関係…になるはずだった。
    その事件の担当である福家警部補が
    藤堂の前に現れるまでは。
    (『失われた灯』)

    1巻が面白かったので続きも買ってみました。

    漫才師コンビの片割れが解消話のもつれで
    相方を殺害した哀しい結末の『相棒』
    玩具メーカーの社長が過去を葬るために
    造形作家を事故に見せかけて殺す
    『プロジェクト・ブルー』など4つ

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    2023年12月30日
  • 樹海警察2

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    シリーズ第二弾。富士青木ヶ原樹海での遺体を取り扱う樹海警察。今回は柿崎警部補が殺人犯人として追われることに。そうそう樹海で殺人が起こることは無いだろうから、ネタ切れの予感あり。でも栗柄巡査と桃園巡査の話は完結して欲しい。

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    2023年12月17日
  • 樹海警察

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    山梨県警上吉田署地域課特別室に配属された警察庁キャリア組の柿崎努警部補。そこは富士山の裾野・青木ヶ原樹海で年間数十体見つかる遺体を専門に扱う部署だった。部下は個性的な3人で、それぞれが樹海に深く関わっていた。そんなメンバーで、自殺と思わせた殺人事件を解明していく。ややグロい描写はあるが、ちょっと変わった警察モノとして面白かった。

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    2023年12月17日
  • 死神さん 嫌われる刑事

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    無罪判決が出たとき、その事件の再捜査を専門にする刑事・通称『死神』がいる。死神は事件に関わった者の中から一人を相棒に指名する。死神の相棒は、警察組織に対する裏切りを行ったとされ、誰からも相手にされなくなると言う。ところが実際は、それまで苦境に陥っていた警官が、相棒になる事によって再生されている。短編4編を収録。

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    2023年11月24日
  • 死神さん

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    判決で無罪となった事件の再捜査をする警視庁の警部補・儀藤堅忍。警察の失態をほじくり返すため、警察官からは嫌われ、『死神』と呼ばれる。所属は不明、事件に関係した警察署の警官一人を相棒にする。全てがわかっているようで、刑事コロンボあるいは喪黒福造のよう。連作短編で読みやすく、面白かった。

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    2023年11月22日