大倉崇裕のレビュー一覧
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刑事コロンボを彷彿とさせる女性刑事・福家警部補を主人公にした本格ミステリ。とある方が本シリーズを勧めていたので読んでみた。
コロンボや古畑任三郎シリーズと同様の倒叙モノ、つまり最初に犯人が明かされる形式で、犯行の露見を防ぎたい犯人と、犯人を追いつめたい探偵役との緊張感のある対決が読みどころになる、はずだったのだが。
巻末の解説を読むと著者はコロンボのオマージュをやりたかったようなんだけど、キャラ立ちしていたコロンボや古畑任三郎と違って、本作の主人公である福家警部補はかなり地味。ストーリーのひねり方や犯人のキャラクターの見せ方もそこまで個性的ではないように思え、対決シーンを迎えても福家警部補に -
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警察病院に常駐するファシリティドックであるゴールデン・レトリバーのピーボ(7歳オス)が患者の恐怖や苦痛などを和らげたり子供たちを癒やすという本来の役割の他に、ハンドラーである笠門巡査部長と共に特別病棟に入院している余命わずかな凶悪犯の心を開かせ事件の秘密を聞き出すという特別な任務を遂行する5篇のお話。
ファシリティドックの存在を初めて知ったので調べてみたら日本ではまだ4つの病院にしかいないそうです。ハンドラーになるのも看護師資格があり5年以上の臨床経験が必須とのこと。
こんな貴重な存在のファシリティドックを主人公にした上、特殊任務を与えるストーリーを考える発想は面白いですね。でも、もっとピ -
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ネタバレ「禁断の筋書(プロット)」
仲良しのままでいれたら、こんなことにはって思う 同じものが好きで同じものを追いかけていてもいつか道は別れる
残された方が何が出来るかー編集の道に入った真理子は正しかったけど、復讐だけが目的になっちゃうと悲しい
色んなところから綻びは出る
「少女の沈黙」
これは殺される方が悪いーって言っちゃいけないけど、変われないと困ることがたくさんあって、立ち止まることがいいことにはならない。あと子どもに怖い思いさせちゃダメだし…この子は
守りたくなる少女の気持ちがわかっちゃいけないんだろうけど、色んな人が守ろうとしたものが彼の人柄なのかも 生きるの難しい
「女神の微笑み」 -
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ネタバレ未完の頂上(ピーク)
夢を追い続けるのも真っ直ぐ向かうのも良いけど、押し付けるのはいけない。
本人の意思を確認して、本当に行くなら応援して、不安があるなら止めて。
お前のため、は全然通じない
自分がこう思うは伝えても良いけど、一番優先されるのはあくまでも本人の気持ち
それが通じていたのが親子じゃなくて仲良しになった他人なのがショックではある…
幸福の代償
幸せとは 人によって違いすぎてそれぞれの答えしかないけど、人と動物の扱いが違いすぎるのが悲しい派には心にずーんときた。
人に疲れて、信じられなくて動物に癒しを求めたり本当に救いたいって思ってる人はたくさんいて
自分が何もしてないのに言う資 -
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※
病院で患者の心を癒すファシリティドッグ
としての一面と病の床に伏せる犯罪者から
情報を引き出す警察犬としての二つの顔を
持つゴールデンレトリバーのピーボ。
ピーボの相棒であり、ハンドラーとしての
役割を務める元看護師の笠門刑事。
犯罪が腹の中に隠し持つ情報を得ることで、
解決されていない犯罪や解決を迎えたけれど
実は間違った結果になっている事件の真相を
明らかにしていく一匹と一人の物語。
ピーボの潤んだ瞳で見つめられ、
黄金色の柔らかな毛並みで寄り添われると
心がほんのり温かくなり和んでしまう様子が
手に取るようにわかります。
犬って賢くて優しいなと、しみじみ感じます。
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大倉崇裕の連作ミステリ作品『樹海警察〈2〉』を読みました。
ここのところ、大倉崇裕の作品が続いています。
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山梨県警上吉田署にある樹海で見つかった遺体専門の部署・地域課特別室に、キャリアなのに配属された柿崎努。
ひとくせもふたくせもある部下の巡査、栗柄慶太と桃園春奈にもまれ続けて半年。
戸惑いばかりだった樹海での捜査にも少しずつ慣れてきた彼に、またもや災難が降りかかる。
そしてその災難は最大級で……。
富士の樹海に平和と混乱をもたらす、大人気の迷トリオが帰ってきた!待望の第二弾。
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2022年(令和 -
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大倉崇裕の長篇ミステリ作品『白戸修の逃亡』を読みました。
ここのところ、大倉崇裕の作品が続いています。
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何故か東京の中野で事件に巻き込まれ続けている白戸修。
今回は、世界的な大規模イベント「メガトンコミックフェスタ」の会場に爆破を仕掛けたという脅迫電話をかけ、イベントを中止に追い込んだ犯人に間違えられた。
不特定多数の人間に追われることになった白戸に、過去に事件で関わった人たちが次々と救いの手をさしのべてくれる。
果たして白戸の運命はいかに!?
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2013年(平成25年)に刊行された作品……TBS -
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大倉崇裕の長篇ミステリ作品『GEEKSTER 秋葉原署捜査一係 九重祐子』を読みました。
『小鳥を愛した容疑者』、『生還 山岳捜査官・釜谷亮二』に続き、大倉崇裕の作品です。
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秋葉原の町を守るダーク・ヒーロー、登場!
孤高の女性刑事とダークヒーローが秋葉原に巣くう悪を滅する!
2000年7月、秋葉原。九重祐子が捜査一係に着任したとき、事件はすでに始まっていた。
食玩フィギュアを巡るトラブルが発生し、相談に来ていた男が、翌日遺体となって発見された。
祐子は彼の相談を真剣に聞かなかったことに罪悪感を覚え、独自に捜査を始める。
フィギュア店に潜入した