大倉崇裕のレビュー一覧

  • 白戸修の事件簿

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    巻き込まれ探偵?の白戸修君物語。
    ものすごく人が良く善人で、かつ正義感が強い彼は、頼まれたら断れずにいつの間にか事件に巻き込まれる。
    ほのぼのした雰囲気なので、リラックスしながら読むのにちょうど良い。

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    2018年12月29日
  • オチケン探偵の事件簿

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    オチケン探偵シリーズ3作目。二本立て!「幻の男」他校の落語研究部主催の寄席にゲストとして呼ばれた岸。そこでは、女子部員の部室をめぐる争いが。そして、予定より10分早く切り上げた岸の謎の行動!【たらちね】/「高田馬場」水球部と水泳部の確執、ラグビー部の宝物の紛失、プールへの悪質なイタズラに巻き込まれたオチケンのメンバー。そこにはある策略が!【高田馬場】…最後は学生部だけでなく学長からも睨まれたオチケンメンバー。越智は無事、夏休みの宿題を終えられるのか?ますます謎が深まる中村。出る気配のない4作目が待ち遠しい!

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    2018年12月15日
  • 三人目の幽霊 落語シリーズ1

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    落語雑誌の編集者が、東京下町で発生する事件(謎?)を解決する短編集。
    落語の内容や落語界のちょっとした蘊蓄に絡めて物語が展開するところが楽しく、寄席に行きたくなりました。
    次の週末あたりに鈴本演芸場へ行こうかな。

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    2018年10月31日
  • ペンギンを愛した容疑者 警視庁いきもの係

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    ペンギンを個人で飼うのはほぼ不可能だと思いますけど、なるほどこういう設備を作って維持できれば飼えるわけですね。
    このシリーズは動物が関係するミステリーですが、ある意味では動物の飼い方のハウツーにもなってますね。

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    2018年09月21日
  • 福家警部補の再訪 福家警部補シリーズ2

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    福家警部補の世間ずれした行動が、単に捜査上で浮かんだ疑問を解決することしか考えていない結果なのか、または自らの外見の平凡さを逆手に取った狡猾な手段なのか判断に迷う。それくらい細かい着眼点、聞き込みの巧みさ、証拠を繋ぎ合わせる頭脳が優秀です。
    ややもするとキャラクター重視のライトミステリーの仲間に見えますが、実は往年の正統派名探偵に勝るとも劣らない切れ味の作品だと思います。

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    2018年09月01日
  • 福家警部補の報告

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    ネタバレ

    〇 総合評価 ★★★★☆
     童顔で小柄な福家警部補が活躍する倒叙ミステリのシリーズ第3弾。第1弾はそこそこ面白かったが,第2段で,話の展開,倒叙としての犯人の追い詰め方に不満があるとして厳しい評価をしていた。しかし,第3弾はうって変わってどの作品もなかなかの完成度を誇る。
     倒叙ミステリは,よほどうまく書かないと意外性はない。形として刑事(探偵)対犯人の構造になるので,主人公と犯人役のキャラクターが大きなポイントとなる。福家警部補は「コロンボ」や「古畑任三郎」に比べるとやや個性がないと思っていたが,シリーズを重ねることで,女性であったり,小柄で童顔といった特徴以外に,さまざまな分野に造詣が深く

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    2018年08月12日
  • 天使の棲む部屋~問題物件~

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    問題物件の続編。連作短編で全て不動産に関するミステリーですが、色々なタイプのお話があって飽きない。やや強引な解決になってるところもあるけど、ミステリーとしてちゃんと成り立ってるし、ちゃんと面白い。定例パターンとして、次の案件の予告がされて終わってますが、ちゃんと続くといいなぁ。

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    2018年07月15日
  • 琴乃木山荘の不思議事件簿

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    【収録作品】彷徨う幽霊と消えた登山者/雪の密室と不思議な遭難者/駐車場の不思議とアリバイ証明/三つの指導標とプロポーズ/石飛匠と七年前の失踪者/竜頭岳と消えた看板/棚木絵里と琴乃木山荘

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    2018年07月07日
  • 琴乃木山荘の不思議事件簿

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    2018年79冊目。山荘や山登りには馴染みはないけれど、面白く読めました。ストーリーは良かったが、謎自体はすこし小粒だった印象。

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    2018年06月28日
  • 小鳥を愛した容疑者

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    ライトでドタバタした雰囲気ながら、ペットを可愛がる人の行動パターンと動物の生態を元に推理していく構成はとても面白い。

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    2018年06月23日
  • BLOOD ARM

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    パニックホラー的な前半から後半は対怪獣防衛戦へ。なかなか異色な作品です。巻末の短編はMM9を彷彿とさせますね。

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    2018年06月13日
  • 小鳥を愛した容疑者

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    ネタバレ

    評価は4.

    内容(BOOKデーターベースより)
    銃撃を受けて負傷した警視庁捜査一課の鬼警部補・須藤友三は、リハビリも兼ねて、容疑者のペットを保護する警視庁総務部総務課“動植物管理係”に配属された。そこでコンビを組むことになったのが、新米巡査の薄圭子。人間よりも動物を愛する薄巡査は、現場に残されたペットから、次々と名推理を披露する。

    知らない動物の生態が結構分かりやすく描かれているので、読んでいくウチにフムフムとなった。着眼点が面白い。

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    2018年06月11日
  • 樹海警察

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    エリート警察官が飛ばされた先は富士の樹海で見つかった遺体専門の部署。
    お決まりの曲者ばかりの部下に囲まれるという設定だが、最初は四角四面でエリート風を吹かせるいけすかない警部補が、次第にその四角四面さが魅力になっていく。部下たちそれぞれの事情や、県警とのイザコザなども絡まり、予想外に楽しめた。
    続編があっても良さそうだが、この一冊で完結のようだ。

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    2020年11月12日
  • 樹海警察

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    エリートさん、とんでもないところに飛ばされちゃったのね。
    最初は、性格に問題ありのとんでもエリートと思ったのに、どんどんイメージが変っていっていい感じ。
    2人の部下も色々ありそう。
    彼らのその後も見てみたい。シリーズ希望。

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    2018年04月20日
  • 小学館ジュニア文庫 名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)

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    ネタバレ

    映画では、描かれていなかった場面があり、少し内容が違う所もありましたが、全て含めて、こちらの方が良かったです。
    活字ならでは、の良さもあり、最初の殺害の際、何で刀で殴るのか不思議だったのをスッキリしました。
    本編(映画)では、錆びている事を第一発見者に問いただす所の1度だけしか言わないので、気付かなかった。
    そして、本編では、眠りの小五郎の経緯も無く、すでに寝た状態で、話し始めたり、競技カルタの準決勝の様子も無く、それらがこの本では、書かれているので映画を観てから読んでも楽しめる一冊になっています。

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    2018年03月14日
  • GEEKSTER 秋葉原署捜査一係 九重祐子

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    電気街からオタクの街に変貌を遂げようとしていたあの頃のアキバを舞台にしています。どことなく懐かしいけど、このお話はなかなか武闘派ですね。オタクの街アキバでは割と大きなお金が動くから、実際裏では色々あったのかもしれませんね。

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    2018年03月02日
  • 樹海警察

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    青木ヶ原樹海が舞台。基本的に腐乱死体か白骨死体が見つかってから話が始まるので、これでストーリーを成り立たせてるのはすごい。ややコメディタッチですが、これはまぁ映像化できないよねぇ。

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    2018年02月02日
  • 樹海警察

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    2018年1冊目。樹海で発見された遺体を専門に扱う地域課特別室。樹海はいまだに未知の領域という印象が強くて、興味深く読めました。生真面目な柿崎と破天荒な部下達が、徐々にお互いを認めていくのが良かった。

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    2018年04月08日
  • オチケン、ピンチ!!

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    興味もないのに名前だけで落語研究会に入らされてしまった越智健一の奮闘、シリーズ2冊目。始末書3枚で退学のルールがあるこの大学。落研の部長が何者かにハメられて3枚目の始末書を書く事になった!他にも数名の犠牲者が…【三枚起請】/大学にゲストで呼んだ将来有望な若手噺家が忽然と姿を消した。周りには不穏なバイク集団が…中村先輩、大活躍。【粗忽長屋】相変わらずお人好しな越智くん。先輩2人にこき使われて留年確実か…?そして、次こそ落語デビューするのか!?

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    2017年11月25日
  • 樹海警察

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    ネタバレ

    初任幹部科教育を終えたキャリア警察官の柿崎が配属されたのは山梨県警上吉田署の富士樹海で見つかった遺体専門の部署・地域課特別室。
    栗柄、桃園、明日野の3人の個性的な部下に振り回されながら、樹海で発見された居たいから事件の匂いを嗅ぎ付け、解決していくというストーリーはプロットもしっかりしていて、3つの事件の短編構成になっているものの一貫した伏線も張られていて面白く読みやすい作品だった。

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    2017年11月18日