大倉崇裕のレビュー一覧

  • ペンギンを愛した容疑者 警視庁いきもの係

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    警視庁いきもの係シリーズ。4つの短編作品で読みやすく、須藤と薄のやり取りも相変わらず面白く楽しめる作品。

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    2017年09月27日
  • スーツアクター探偵の事件簿

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    怪獣映画で使う着ぐるみ怪獣の中で演技するスーツアクターの椛島雄一郎は,水没事故で死にそうになり太田太一に助けられ,その後は仕事を太田に任せてアシストに専念している.監督の豆田源太郎の下で動いているが,色んな事件が起こりそれの解決に乗り出す.往年の名スーツアクターの倉持剣,少し嫌味な布施太郎,謎めいた小川特撮監督,活発な取材をする飛田富子 など特異なキャラクターの登場人物が話を盛り上げる.4つの短篇があったが,「探偵はスーツアクター」が面白かった.輪島仁深の存在が不気味で盗まれたゴズメスを取り換える算段をする椛島と布施.小川の活躍が素晴らしい.

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    2017年08月27日
  • 蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

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    今回は長編。対象は蜂。蜂だけでこんなに話が盛り上げられるのがすごい。動物だけでなく植物にも詳しい薄。人間<動物っていう考え方が面白い。着眼点が人と違うんだろうな。読み応えありました。次巻も楽しみー。

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    2017年08月02日
  • 小鳥を愛した容疑者

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    ドラマは地味はイメージだけど、原作は面白いんだな。動物の生態をうまく使って事件解決。文字も大きいし会話文も多いのでサクサク読めます。

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    2017年07月28日
  • 小鳥を愛した容疑者

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    捜査中に銃撃を受けて負傷した警視庁捜査一課の鬼警部補の須藤がリハビリを兼ねて、容疑者のペットを保護する「動植物管理課」に配属され、動物オタクの薄とコンビを組み、現場に残されたペットから事件を解決していく短編集。ドラマ化されるだけあり、一つ一つの話が動物の生態を掘り下げたミステリーになっていてとても面白かった。

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    2017年07月22日
  • ペンギンを愛した容疑者 警視庁いきもの係

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    友三ちゃんの可愛らしさが止まらないぜ、な連作。
    つくづくプライドは無用であると思い知らされる。内省。

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    2017年07月11日
  • 小鳥を愛した容疑者

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    ドラマ、結構期待しています。
    このまま、素直に映像化すれば、それで十分素晴らしいドラマになる。
    どうか、フジテレビが余計な伏線を張って世界観ぶち壊しませんように。

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    2017年07月07日
  • 七度狐 落語シリーズ2

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    牧・緑のシリーズでもう少し軽いタッチかと思っていたら、意外なほどに本格ミステリー。しかも過去を引きずる連続殺人。警官は全く頼りにならない。
    落語ものの見立て殺人。犯人は予想しやすいが、その背景は予想外。牧は冷静過ぎる。

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    2017年07月02日
  • 蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

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    お嬢ちゃんは相変わらずで、まぁそういった意味でお嬢ちゃん。
    田之倉ちゃん、次作でも登場するのかしら?入院キャラじゃなく普通に活躍して愛らしさを存分に発揮して欲しい。

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    2017年07月01日
  • 聖域

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    大学山岳部で主将だった安西浩樹と副将だった草庭正義の物語。大倉崇裕氏の「聖域」、2008年刊行、2011文庫化の山岳ミステリーです。カムチャランガ(7048m)という未踏峰に挑戦する前に、恋人が亡くなった塩尻岳(2800m)で滑落した安西・・・。なぜ落ちた?安西の滑落は、事故か、自殺か、あるいは殺人か? 滑落が信じられない草庭は、真実を求めて突き進む!

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    2017年02月12日
  • 福家警部補の報告

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    う~ん、面白いです。

    福家警部補のキャラが、中々掴みにくいんですよねぇ。福家警部補のセリフは、頭の中では低めのだみ声っぽい感じなんですが、作品中で福家警部補が話すときに“鈴の音の様な”と言う形容が有るんで、だみ声では無いのかと思ったり、なんとも掴みにくい。なんでもお見通しだし、サブカルチャーから、マル暴の裏の世界まで、色々通じていたりと、なんとも不思議。

    それでも、彼女の捜査能力は驚異的。それでも、今後も出てきそうな犯人も出現して、今後の続編に期待大です。

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    2017年02月04日
  • 蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

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    蜂をつかったあれこれは、すごいアイデアだと思う。実際、電車とかバスとか建物とか、閉鎖空間でスズメバチなんかがいきなり現れたら、冷静に対処できる人はほとんどいないだろう。
    全体の組み立ても、文章のテンポもいいので、気持ちよく一気読みできました。

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    2017年02月03日
  • 福家警部補の報告

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    このシリーズ好きです。でもこれが最後っぽい。

    福家警部補のように、ぐうの音も言わせない証拠を丁寧な言葉で突きつけられると、犯人はさわやかに降参できそう。たぶんないけど、自分が逮捕されるようなことがあればこんな刑事さんに逮捕されたいです。

    短編と長編の間の中編というのかな、読みやすいボリュームで大満足でした。できれば続編を。。。

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    2017年01月19日
  • 福家警部補の報告

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    シリーズ3作目。
    ここまでと同じクオリティに加え、主人子のキャラクターやがより深化していく様や、準レギュラー陣が肉付けされていく楽しみもあり、とてもよかった。
    しかし、先にドラマで観てしまったこと、続編がしばらく出なそうなことと、内容に関係ない部分が気にくわなかった。
    4-

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    2017年01月05日
  • 問題物件

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    探偵役の”犬”が破天荒に強すぎて全体的にはファンタジーですが、ミステリーとしては面白い。”犬”がどんどん話を進めていくので、ストーリーのテンポがすごく速い。ぐいぐい読めます。

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    2016年07月24日
  • スーツアクター探偵の事件簿

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    トラウマで着ぐるみの中に入れなくなった椛島。
    彼と自覚がない天才スーツアクターの太田との関係がナイス。
    ひたすらヤな奴と思った布施のイメージが変わっていくのが面白かった。性格に難ありでも、スーツを着ての動きは素晴しいし、仕事への姿勢は真摯なものだった。
    豆源監督はぶっ飛んでる。監督としては才能があるんだろうけど、周囲の人は大変(笑)
    ゆっくりと改善していた椛島のトラウマが、あんなことになって残念だけど、いつか、着ぐるみの中で活躍する姿を見てみたい。

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    2016年07月10日
  • 七度狐 落語シリーズ2

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    よく出来た作品だと思う。

    落語に絡めたミステリーだけど、
    落語を知らないと楽しめないわけでもなく
    落語とミステリーをうまく料理している作品だと感じた。

    ただ、残念ながらあまり好みではなかった。。

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    2016年07月05日
  • 警官倶楽部

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    突出したマニアが集まれば、プロ集団を凌駕できるような活躍が出来る!?誘拐に、新興宗教、取り立てとの対決が重くなりすぎず、かといって軽すぎない感じで表現されているのがいいですね。
    登場人物が多く、これ一冊だけではすべて消化されているわけではありませんが、シリーズ化すればなかなか面白くなりそうな気がします。
    シリーズ化されているのかなぁ?

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    2016年06月16日
  • 七度狐 落語シリーズ2

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    豪雨で孤立した村に見立て殺人。事件が落語の話や過去の因縁と絡まって、たいへん私の好物でした。こういう感じの大好き。ネタの散りばめ方のほどよさと事件の起こるテンポが、タイムライン的に妥当な感じで進んでいくので一気読みでした。

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    2016年05月30日
  • 三人目の幽霊 落語シリーズ1

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    再読。旅用に文庫本と借りるため、久々に読んでみた。前は2012年にハードカバーで読んでた。これがデビュー作だそうだ。5編の連作短編集。「季刊落語」の間宮緑が語り手、編集長の牧大路が探偵役。ちょっと牧ができ過ぎというか、わかりすぎなんだよな。私の観察力がないだけなんだろうか。落語がらみの話は面白い。寄席に行って、生の落語を聞いたらまた違うんだろうな。シリーズ続編の七度狐、やさしい死神も読み返したくなった。特に七度狐は面白かったような。ちょっと最近読みたい本が続いてるな。いいことだ。

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    2016年05月03日