大倉崇裕のレビュー一覧

  • 怪獣文藝の逆襲

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    「はじめに」にあるような『「生命」「生命体」としての怪獣と、(中略)同じ生物である人間との、死力を尽くした闘いを描き出すことに主眼が置かれている』というほどに、『今度は戦争だ』のようなバトルものは少なくて、『MM9』をイメージしてるとやや肩透かし(大倉崇裕「怪獣チェイサー」くらいか)。概ね怪獣幻想的ではあったが、それでも怪獣の圧倒的な存在感がページから伝わってきて、引き込まれながら読めた。

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    2015年07月05日
  • 怪獣文藝の逆襲

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    怪獣大好きなおじさんたちが自分の怪獣をふがふが生み出す。和む。
    「大江戸恐龍伝」読まなきゃなのだった。「荒神」も怪獣小説とな!?読むぅ。

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    2015年05月29日
  • 生還 山岳捜査官・釜谷亮二

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    山岳捜査官釜谷亮二の活躍を同僚の原田の視点で追っていく4編を収録

    以前に単行本で読んでいたが、殆ど記憶に無かった。
    是非、シリーズ化して欲しい一作です。

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    2015年05月02日
  • 福家警部補の再訪 福家警部補シリーズ2

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    福家警部補シリーズの第2作目。
    前作と変わらず上手なプロット展開で楽しく読めました。完全犯罪をしたと思っている犯人を徐々に追い詰める福家さん。この人にあたった犯人は…御愁傷様(笑)

    完璧な証拠というより、少しずつ心理的に追い詰め最後は犯人の感情に訴えて終わる感じが自分は好きです。

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    2016年04月29日
  • 凍雨

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    闘う男たちを描いたハードな山岳冒険小説。山岳冒険小説と言えば、笹本稜平や樋口明雄、谷甲州といった名手がいるが、彼らの作品に全く引けを取らない作品に仕上がっている。

    福島県北部の嶺雲岳を訪れた主人公の深江は謎の男たちに襲撃れる。何とか生き延びた深江は男たちに闘いを挑む。主人公の深江が異常に強く、最初は戸惑いを覚えるのだが、その理由は後々、明らかになる。そして、深江の過去と男たちの正体が明らかになるにつれ、俄然、物語は面白くなる。それぞれの闘う理由…深江の亡き親友の妻と娘の運命は…

    ストーリーは明らかに異なるのだが、主人公を取り巻く設定が谷口ジローの『捜索者』に似ている。

    解説は樋口明雄とい

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    2015年03月25日
  • 白虹

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    山岳小説。面白い。でも、写真の件、どっかで似たような話を読んだ気がするなぁ。登場人物は全然違ったけど。
    続編があってもいい感じ。

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    2014年12月03日
  • 凍雨

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    ネタバレ

    解説にもかかれているとおり、山岳版ダイハードのような作品。ですが爆発とかそういった派手なエフェクトはなくて、深く静かに男たちが格闘する。そんなややストイックな山岳アクションです。
    ハリウッド映画だと、主人公がやたらに強すぎたり、撃たれても5分後には何もなかったように動いてるとか、そんな不自然さがありますが、この小説ではダメージの描写もリアルです(それでも強いけど)。
    比較的優しい系のミステリーを書く印象があった作者ですが、意外な一面を見せられた感じです。

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    2014年10月05日
  • 白虹

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    山登りミステリ。
    山小屋バイトの主人公が遭難者を助けたが、後日この人物が殺人事件加害者の遺体となって発見されてしまう。主人公は真相を追うために奔走するのが大筋。
    独特なのは、事件は下界なのでクローズドサークルでは無い。山小屋で働く仲間達、山登りの魅力がたっぷり込められていて山小屋に行きたくなる感じ。山モノといっても非常にテンポが良いのですらすら読めます。
    少し人嫌いでスレ気味な主人公が最後は成長しているのが分かり後味も思った以上にさわやかでした。

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    2014年07月15日
  • 聖域

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    桜庭一樹の書評本から。

    山とミステリー。
    ちょうど良いバランスに、素晴らしいドンデン返し。
    友人はなぜ山で命を落としたのか。を解いていく話。


    主人公がやたらと手が早く、おまけに仕事も中途半端でそこが難点。

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    2013年11月23日
  • 三人目の幽霊 落語シリーズ1

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    落語がからんだミステリーといえば、北村薫「円紫シリーズ」が思い浮かぶが、こちらは落語の中身がストーリーと絡んで「タイガー&ドラゴン」の趣き。
    「福家警部補」の倒叙型とは異なり、牧と緑と一緒に犯人を追う。そして意外な犯人と犯行にたどり着く。
    面白かった。この作家の他の作品も読んでみたい。

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    2013年11月04日
  • 白戸修の事件簿

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    さまざまな事件に巻き込まれていくけど、登場人物はみな魅力的。短編はどれも面白く、読後感が爽やか。続編も読みたい。

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    2013年03月24日
  • 聖域

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    山岳ミステリ。なかなかしっかり重めのミステリでした。ストーリー自体は興味がわかない部分もあったけれど、山にまつわる描写など引き込まれるところもありました。

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    2012年10月25日
  • オチケン!

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    落語なのにミステリー。想像を遥かに超えました。主人公が落語がんばって覚えて人前で公演!とかじゃなくてミステリーなのか。続きがあるみたいなので是非そちらもお目にかかりたい。そしてまた寄席いきたいなあ

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    2012年10月20日
  • 白戸修の事件簿

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    お人好しの学生・白戸修が巻き込まれる事件の数々。
    日常の犯罪というのが言い得て妙ですな。スリや違法看板、万引きなどが絡む事件に主人公が巻き込まれるというものです。ただこの白戸クンは自ら巻き込まれに行っている感もありますが。
    巻き込まれ型のミステリで主人公視点の場合、状況が把握出来ないというのが面白味になります。何が起きているのか、どこに連れて行かれるのか判らない、それが魅力なんです。しかし今作では着地点の意外性が希薄なんですね。だから白戸クンと一緒にあたふたしている内に勝手に事件が終わってしまったという感じがあります。

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    2012年05月25日
  • オチケン、ピンチ!!

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    文庫本化に伴い再読。

    グダグタしているようなのに、スピーディーにも感じる不思議な感覚。
    2009年に刊行されたことを思えば、越智も順調にいっていれば4年生。
    越智・岸・中村のオチケンメンバーの続きがそろそろ読みたいものだ。

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    2012年04月25日
  • 白戸修の事件簿

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    善良でお人好しな大学生の白戸修が、
    何故か様々な事件に巻き込まれるという短編集。
    カバーに「癒し系ミステリー」って書いてあったけど、
    確かにそんな感じだナァ。緊迫感のある場面も多々あるんだけど、
    全体を通じて非常にほのぼのしている印象。

    スリ、ステ看貼り、万引きなど、主に日常の軽犯罪を主題としている。
    シリアスだったり、時にコミカルだったりしながら、
    テンポよく話を進めていく中で、所々蘊蓄を織り交ぜていく感じは、
    「無法地帯」にも通じるスタイル。
    その辺りの手腕は、流石だなぁと思います。

    短編集ということもあり、気軽に楽しく読める一冊です。

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    2012年04月17日
  • 七度狐 落語シリーズ2

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    落語雑誌の編集者である牧・緑シリーズの長編。
    ある名人が、跡継ぎを決めるために開催しようとした一門会の準備中、後継候補者が次々に殺される。
    取材に来ていた緑が巻き込まれ、牧が遅れて駆けつけて事件を解決する。
    落語家が芸に命をかけているという前提に慣れていないと、いまいち理解できないかもしれないが、先に短編集を読んでいたので違和感なく楽しめた。
    人が簡単に殺されすぎだけど。

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    2012年03月31日
  • 三人目の幽霊 落語シリーズ1

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    落語専門誌の編集者が、落語界で起きた様々な事件を解決する話。
    状況が分かりにくい部分も多いが、全体的には読みやすく、話もまあまあよくまとまっているかな。

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    2012年02月06日
  • 白戸修の事件簿

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    白戸修というお人好しの大学生が、お人好しゆえに様々な事件に巻き込まれてしまう短編集。
    ライトなタッチですいすい読める。スリや万引きの手口などの情報が、鬱陶しくない程度に盛り込まれていて面白い。続編があるようなので、文庫化が楽しみ。

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    2012年01月23日
  • 七度狐 落語シリーズ2

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    落語専門誌の編集者を主人公としたミステリシリーズ第2弾にして、初の長編。閉ざされた山村、落語に見立てられた殺人、名跡の後継者争い、などなどある意味ベタな本格要素がたっぷり詰まっています。最近なかなかこの手のものにお目にかかれないので、喜んで楽しんで読みましたよ。使い古されたネタを新たに料理して出すのは、古典落語と本格ミステリの類似点であり、面白さなのでしょうね。
    前作からどうも探偵役の推理経路が飛躍し過ぎている感はあったのですが、今作は長編ともあって丁寧に伏線が張られていたので、そこは気になりませんでした。ただ探偵役お馴染みの変人ぶりの方向性が合わないなとは思いましたが。

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    2011年12月29日