大倉崇裕のレビュー一覧

  • 七度狐 落語シリーズ2

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    落語のエピソードを交えたライトミステリーを期待していたのですが、内容はドロドロした重いものでした。
    しかも、芸へのこだわりならまだしも、動機と事件内容のバランスが異常なので、せっかくの題材なのに惜しいと思いました。

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    2019年04月27日
  • 琴乃木山荘の不思議事件簿

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    ネタバレ

    山の物語ではありますが、日常のちょっとしたミステリになっています。
    少し無理があるかなー。
    でも、山への愛を感じるのでOKです。

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    2019年04月18日
  • 怪獣文藝の逆襲

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    東雅夫さん編集ということで手に取ってみたら、有栖川有栖さんや山本弘さんといったミステリ畑やSF畑の方も書いていて驚いた。
    んだけど、アンソロジーの傾向として、「怪獣はあるもの/対峙するもの」として描かれていて、絶対的に抗えない存在という畏怖感には欠けていて残念だった。前作がそういったものらしいので、気にしておこうと思う。

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    2019年03月04日
  • 警官倶楽部

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    警官もの。ではない。
    二人の制服警官が悪徳宗教団体の裏金運搬車を襲撃。
    が、本物の警官ではなく、本職顔負けの技を持つ警察愛好サークルであった。つまり、警察マニア。
    宗教団体から金を強奪するも、別組織に奪われ、仲間の息子を誘拐される。更にそこから、敵方の誘拐犯組織と共謀。するも、さらに今度は新たな借金取立屋が絡み、更にさらに新宿の犬が...
    どことなく伊坂幸太郎の『ギャングシリーズ』に近いかな?とは言え、一つのテーマで、綺麗にまとまっている。
    初めて読む著者だが、「趣味」「好き」に全てを投げ打つ人間を描いてきたそうで、ぜひ、そちらも読んでみたいものだ。

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    2018年11月23日
  • GODZILLA 怪獣惑星

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    本作のゴジラは、生体電磁パルスによるシールドを
    体表に張り巡らせている
    だからあらゆる兵器が通用しない
    しかし、電磁パルスの波長が弱まる一瞬をとらえれば
    攻撃を通すことはできる
    主人公ハルオ・サカキはそのことを理論的仮説として発表し
    また、その際に
    EMPプローブ…電磁パルス発生ニードルを打ち込むことで
    ゴジラの体内に高周波を発生させ、爆発させる作戦を立案したのだった
    いわゆる「電子レンジの原理」である
    よくわからんけど
    そのように、2万年ごしの打倒ゴジラを果たすべく
    ハルオたちが奮戦する一方
    富士山麓に放棄されていたメカゴジラは
    地球上で進行する「全生命体のゴジラ化」とでも言うべき事態を察知

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    2018年11月04日
  • 蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

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    警視庁いきもの係シリーズ第2弾は、地下鉄サリン事件や警察庁長官狙撃事件を彷彿とさせる事件を描いた長編。
    ただし、列車内で放つのは化学物質ではなく蜂!

    山で蜂に襲われた男性、高速道路を走行中に車内に投げ込まれた蜂が原因で自動車事故で亡くなった男性、銃撃された警視庁の管理官、全ての事案が繋がるとき、事件はテロの様相を呈する。

    今回は長編だけあって、なかなかの読み応え。それでいて、須藤警部補と薄巡査の掛け合いも健在で、蜂を始めとする動物の蘊蓄も楽しめる。さらに、今回は所轄の若き刑事・田野倉巡査部長が登場し、新たなメンバー誕生の期待も。

    通勤ラッシュの車内でスズメバチが放たれたら、確かに大パニッ

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    2018年11月02日
  • 小鳥を愛した容疑者

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    福家警部補シリーズの作者による「警視庁いきもの係シリーズ」の第1作は、小鳥、ヘビ、カメ、フクロウにまつわる4つの短編。

    脳に銃撃を受けて負傷した警視庁捜査一課の鬼刑事・須藤警部補が、リハビリと称して配属されたのは警視庁総務部総務課動植物管理係、通称警視庁いきもの係。
    コンビを組むのは、北海道の大学で獣医学を学び獣医師の資格を持つ変わり種の新米巡査・薄(ウスキ)圭子。

    彼らの任務は、容疑者が拘束されている間、飼われていた動物の保護をすることなのだが、観察眼に優れた薄巡査が現場に残されたペットから次々と名推理を披露し、事件を解決していくーーというお決まりのパターン。
    読み終わると、動物の生態や

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    2018年11月01日
  • 琴乃木山荘の不思議事件簿

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    電子書籍版で購読
    一気に読めてしまいますが、ミステリー感、山岳小説感は物足りなかった。

    主人公の今後の展開は期待を持たせて終わってるので続編があるかも。

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    2018年10月09日
  • 琴乃木山荘の不思議事件簿

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    標高2200mにある山小屋「琴乃木山荘」で働くアルバイトの絵里が出会う不思議な出来事。
    『山と溪谷』に連載されていたシリーズをまとめた短編集である。
    山岳×日常の謎の読みやすいライトなミステリだが、山の厳しさがいまいち感じられないのはちょっと残念。

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    2018年09月13日
  • 琴乃木山荘の不思議事件簿

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    山岳ミステリを数多く著している大倉さんだが、今作はそこに日常の謎を組み込ませている。であるからいつもの山岳ミステリよりは明るい作風になっている。
    山で起こる不思議な出来事の真相に、山小屋のアルバイトの主人公が挑む連作短編集であるが、謎解きに山の知識が必要だったりして、ミステリとしての満足度はイマイチだった。

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    2018年07月06日
  • 小鳥を愛した容疑者

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    銃撃を受けて負傷した警視庁捜査一課の鬼警部補・須藤友三は、リハビリも兼ねて、容疑者のペットを保護する警視庁総務部総務課“動植物管理係”に配属された。そこでコンビを組むことになったのが、新米巡査の薄圭子。人間よりも動物を愛する薄巡査は、現場に残されたペットから、次々と名推理を披露する。

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    2018年06月17日
  • 警官倶楽部

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    二人の制服警官が悪徳宗教団体の裏金運搬車を襲撃した!だが、彼らは本物の警官ではなかった。鑑識、盗聴、銃撃など、本職顔負けの技を持つ警察愛好家サークルの一員だったのだ。ひたすらに警察と正義を愛する善良なオタクたちがなぜ強盗を!?さらに現金奪取直後、仲間の息子が誘拐されて…。

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    2018年06月07日
  • 福家警部補の再訪 福家警部補シリーズ2

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    しがない探偵から転身し上昇気流に乗った警備会社社長、一世一代の大芝居を自作自演する脚本家、天才肌の相棒と袂を分かち再出発を目論む漫才師、フィギュア造型力がもたらす禍福に翻弄される玩具企画会社社長ー犯人側から語られる犯行の経緯と実際。対するは、善意の第三者をして「あんなんに狙われたら、犯人もたまらんで」と言わしめる福家警部補。

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    2018年05月31日
  • 福家警部補の報告

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    今や生殺与奪の権を握る営業部長となった元同人誌仲間に干される漫画家、先代組長の遺志に従って我が身を顧みず元組員の行く末を才覚するヤクザ、銀行強盗計画を察知し決行直前の三人組を爆弾で吹き飛ばすエンジニア夫婦ー過去数々の修羅場をくぐり抜けてきた経験は、殺人事件に際しても活かされる。福家警部補はどこに着眼して証拠を集めるのか。

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    2018年05月27日
  • 樹海警察

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    初任幹部科教育を終えて警部補になった柿崎の初の配属先は、なんと山梨県警上吉田署の樹海専門部署。刑事課につまはじきにされながらも警察官としての正義を曲げない堅物の柿崎と、癖のある部下たちが事件を解決する短編集。
    樹海専門部署という設定と、キャラの立った登場人物のやりとりが面白い。最終話の荒唐無稽さも樹海ならありかなという気になる。いきもの係みたいにドラマ化してほしい。

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    2018年05月05日
  • 樹海警察

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    山梨県警上吉田署地域課特別室という、地方の警察署、それも樹海の遺体処理を担当するという聞いたこともないような部署に異動させられた柿崎努。

    樹海の遺体処理が専門という、奇抜な舞台設定に興味を惹かれた。

    初級幹部科の教育を終え、警部補になったばかりの柿崎が、なぜ、そんな辺鄙な場所へ追いやられることになったのか、そして、エリートの道から外されたか、この作品からはわからなかったが、きっと続編であかされることだろう。

    柿崎という男の頭の固い、融通のきかない性格に、最初は、イヤミなヤツだと思ったが、その頭の固さは、まっとうな正義感と、警察官の誇りに裏打ちされたものだ。

    柿崎が吐く正論は、近頃は、誰

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    2018年02月10日
  • 福家警部補の報告

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    中編3編。
    毎度毎度、手帳を探すシーンや警察に見られないシーンがお約束のように出てくるが、だんだん鼻についてくる。キャラ付のためには必要なんでしょうが。
    この3編の中では少女の沈黙がいいかな。切ないね。
    一度くらい、福家警部補の裏をかいて、逃げおおせる人がいても面白いかな。

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    2018年01月31日
  • スーツアクター探偵の事件簿

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    スーツアクター、つまり、変身ヒーローや怪獣の着ぐるみに入って演じる役者のことだが、ヒーローではなく、怪獣のスーツアクターを目指す男とその相棒のストーリー。

    椛島は、怪獣ショーの撮影中に事故にまきこまれ、命を落としかける。そのトラウマで、スーツが着られなくなるのだが、スーツアクターをやめられない。

    彼は、自分を救ってくれた作業員の太田のたぐいまれな運動能力と体力に目を付け、彼とコンビを組んで、アクターの仕事をこなしていく。

    その中で、映画撮影の現場で起きるさまざまな謎に首を突っ込まざるをえなくなるのだ。

    太田を好きでいながら、その素質に嫉妬を抱く椛島の屈折した心が悲しく、切ない。

    椛島

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    2017年12月18日
  • やさしい死神 落語シリーズ3

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    短編集。短編集1作目よりグッと落語界隈を舞台にした話ばかりになって面白くなりました。落語ネタに何を選ぶかで、どういう路線の話を狙ってるのか見えちゃうところもありますが、どう料理するのかという視点で楽しめました。

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    2017年12月01日
  • 樹海警察

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    登場人物の果物をもじった名前が笑える。
    個々のキャラも面白かったが、最後の終わり方がちょっと残念。柿崎の天然ぶりを突き通した展開にして欲しかった。
    任期もまだ残っているみたいだし、シリーズ化するのか?

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    2017年11月14日