大倉崇裕のレビュー一覧

  • GEEKSTER 秋葉原署捜査一係 九重祐子

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    大倉崇裕氏の作品には彼のマニアックな知識が活かされているものがたくさんありますが、中でもオタク系は頭抜けて個性が光ります。
    本書も中盤まではいかにもかつての秋葉原に生息していそうな人達の描き方にリアリティがあって良かったのに、後半の乱闘シーンは行き過ぎた感があって残念でした。

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    2022年05月05日
  • 福家警部補の挨拶 福家警部補シリーズ1

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    『刑事コロンボ』を敬愛する作者が、恐らく満を持して発表したと思われる、倒叙ミステリの短編集です。

    小柄で童顔、地味なスーツを着用したその見た目は、まるで就職活動中の女子大生のよう。
    およそ刑事らしからぬ印象を受ける、そんな福家警部補ですが、披露される推理は鋭利で些細な綻びも見逃しません。

    先行作品のコロンボや古畑任三郎のような、強烈な個性は感じないかもしれませんが、ある意味犯人が主役と言える倒叙ミステリでは、その存在感は遺憾なく発揮されているのではないでしょうか。

    ミステリは好きだけど、最初から犯人が分かってる倒叙ものはちょっと…と思われてるミステリ好きの方々にも、機会があれば読んでもら

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    2022年04月24日
  • 福家警部補の挨拶 福家警部補シリーズ1

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    両親の影響で『コロンボ』や『古畑任三郎』など見たことがあるので、この形式には馴染みがあります。
    個人的には「月の雫」が好きです。

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    2022年04月22日
  • 樹海警察

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    山梨県警上吉田署へ期間限定配属になったキャリア組の柿崎警部補。
    その仕事は、青木ヶ原樹海で見つかった遺体専門の部署だった。
    登場人物が、かき、あけび、もも、くり…と果物を含むの姓で、舞台は樹海ということで、事件よりも人間模様がメインの物語かなと想像しながら読み始めたが、意外にも事件捜査が多く、警察物の作品でした。

    正論で突き進む柿崎と、クセあり部下たちがチームになっていく様子は、なかなか面白かった。

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    2022年03月30日
  • 小鳥を愛した容疑者

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    各タイトルが盛大なネタバレになっているので推理小説という感じではない。動物に関する主人公達のやり取りが楽しい。

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    2022年03月20日
  • 福家警部補の挨拶 福家警部補シリーズ1

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    鋭利な推理力で犯人に迫る福家警部補の描写がクール! コロンボ、古畑の流れを汲む倒叙ミステリーの秀作。

    倒叙ミステリー独特の面白さがたくさん詰め込まれていて面白いっ
    少しのほころびから導く推理、犯人とのヒリヒリした駆け引き、とどめの論証と根拠。いやーたまりません。

    ただ本書にどこまで求めるかは難しいですね。倒叙ミステリーの骨子はホントに素晴らしいのですが、お話としてはシンプルです。
    殺人事件としての倫理感、人間の業などの描写は少なめです。また主人公のキャラクターづけも良くできていますが、コロンボ、古畑と比較してしまうと、若干人としてのセクシーさが足らないかな。

    とはいえ気軽に読めるミステリ

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    2022年02月26日
  • 福家警部補の挨拶 福家警部補シリーズ1

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    犯行現場から物語が始まり、読者は犯人が誰かわかっている形式の小説。
    そこから捜査一課の女刑事が調査し犯人を追い詰めていく内容。
    どんでん返しも伏線もなく、ただただ淡々と進んでいく短編の推理小説。事件は推理小説の王道の計画的な殺人事件。
    犯人視点から始まるので、自分はついついこの形式の推理小説は、犯人を応援してしまう。
    そして犯人側に心情的に肩入れして読んでいるのに、おいつめていく探偵側の刑事の魅力がよくわからなく、おいつめられた犯人はそこまで決定的な証拠と言えないのにあっさり認める……となるとあまり面白く読めなかった。
    ただ、実際に計画殺人が起これば決定的な証拠がいつもある方がおかしいし、いく

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    2022年01月31日
  • ゾウに魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

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    東南アジアで行われている密猟をテーマにしたお話。
    須藤と薄のコンビでゴミくず悪党共をバッタバッタと叩き潰す等、スカっとタイプのシリーズ。
    薄に尊崇の念。
    作者の想いが薄に込められてますね。
    ご自身のゾウとの体験記も作中から十分読み取れました。

    最後のジュゴンの部分がなければ尚良し。
    何か伝えたいことがあれば別冊でお願いしたいところ。

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    2022年01月26日
  • ゾウに魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

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    01月-22。3.5点。
    警視庁いきもの係シリーズ。
    事務担当、田丸弘子さんが失踪。拉致の疑いが。残された手がかりから、「象」「ラオス」にたどり着いた須藤と薄。ラオスへ救出に向かうが。。。

    面白かった。最後の真相もヒネリがあり、且つクドすぎず。

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    2022年01月26日
  • 白戸修の事件簿

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    事件に巻き込まれやすいお人好し。

    どんでん返し系。
    登場人物の中に必ず悪役が入っている。

    犯罪の手口をレクチャーしてくれる感じもあります(それをやれ、というのではなく、こういう犯罪があるので注意を、という感じです)。

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    2022年01月19日
  • 七度狐 落語シリーズ2

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    間宮シリーズの長編。
    失踪した師匠、45年後に同じ場所で開かれる一門会で後継者選び。豪雨で道路がふさがり孤立する中、事件が!
    ・・・というわくわくな展開です。

    面白かったですが、編集長はもうちょっと説明してやれよと思った。笑。

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    2021年12月14日
  • 死神さん

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    短編集なのでさくさく読める。無罪判決から何年も経ってからの再調査ながらさくさく進むので、真実まで一直線。主人公の死神さんは50代の設定だったけどドラマでは田中圭が演じたんですね。

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    2021年11月26日
  • 福家警部補の追及

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    10月-11。3.0点。
    福家警部補シリーズ。中編二編。
    今回も、しつこく容疑者を訪れ、追い詰めていく。中編だけに、じわじわ追い詰めるプロセスが良かった。

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    2021年10月18日
  • 福家警部補の追及

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    コロンボ形式だったねそういえば。
    「挨拶」は読んだ気がするけど、もう順番無視して読んでます。
    警部補容赦ねえ・・・。あとちゃんと寝てください。
    須藤さんが出てくるのでちょっとうれしい。

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    2021年10月05日
  • ゾウに魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

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    〈警視庁いきもの係〉シリーズ第六作。
    今回はシリーズ初の海外編、舞台はラオス。

    発端はいきもの係の事務担当・田丸弘子の失踪。須藤は失踪直前の弘子との会話からヒントを得て、「象」と「ラオス」に辿り着く。
    人違いで拐われたらしき弘子を探しにラオスにやって来た須藤と薄のいきもの係コンビ。現地の案内人と共に捜査を開始するが、行方を知っていそうな人物が会う直前に殺されたり、何故か象使い体験をすることになったり。

    今回は「死神刑事」の儀藤や「福家警部補」シリーズの福家が登場したり、大倉作品ファンとしては嬉しいサービスがあった。

    須藤と薄のトンチンカンなやり取りは更にエスカレートしていて個人的には辟易

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    2021年09月25日
  • ゾウに魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

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    今回は薄と須藤が国外へ飛び出す長編。
    同僚、田丸弘子が行方不明になり、須藤は動物園のチケットという手がかりを得て薄とともに捜査を開始する。そして拉致されたと思われる弘子を追ってラオスに飛ぶことに‥
    須藤が象に乗る体験記が面白かったし、なかなか大掛かりな事件だった。しかし薄の日本語のボケっぷりがだんだんひどくなってきたのと、今回は推理力よりサバイバル力、戦闘力が目立ったのがちょっと残念。

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    2021年09月06日
  • ペンギンを愛した容疑者 警視庁いきもの係

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    09月-03。3.5点。
    警視庁いきものがかりシリーズ。中編3編。
    安定の面白さ。着眼点が面白い。ペットに関する知識から、疑問点を見つけ、捜査。

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    2021年09月03日
  • ゾウに魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

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    おなじみシリーズ二回目の長編。今回はゾウです。言うまでもなく。
    うーん。段々、薄さんのキャラクターが暴走というか悪い意味で誇張されすぎてる感が。ひとり特殊部隊か。須藤さんが気付いてるけど薄さんは・・・ということがほぼないような。老練な刑事としての能力と動植物の知識に卓越した二人が事件を追うってのがよかったんだけど、なんか薄さん一人で全部こなせそうではある。
    あと日本語の誤用ネタがこう頻繁だとさすがに正直しつこい。

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    2021年08月25日
  • ゾウに魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

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    シリーズ新作~。
    今回はアジアゾウ、象牙の密輸に絡んで誘拐事件。
    相変わらず楽しい。(薄とのやりとりは正直いらっとするが)
    ラストまで気が抜けない。
    ゾウにはちょっと乗ってみたいです。

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    2021年08月18日
  • ゾウに魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

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    まさか警視庁いきもの係が海外まで進出するとは!

    相変わらずの薄と須藤のコンビはうっとおしいくらい健在。
    逆に作者がストーリーよりも、どういい間違いをするかに力を注いでいるかのようだが、読んでいる方もさすがに慣れてきた。

    空港やエレファントキャンプでの須藤の姿と逆に、水を得た魚のようにイキイキと活動する薄とのギャップが良い。

    死神・儀藤や福家の登場も楽しめた。

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    2021年08月18日