【感想・ネタバレ】ゾウに魅かれた容疑者 警視庁いきもの係のレビュー

あらすじ

連ドラ化もされた大人気「警視庁いきもの係」シリーズ2回目の長編!
警視庁「いきもの係」のオアシス、田丸弘子が行方不明になった。弘子の自宅を捜索した須藤は、動物園のチケットを発見し、それが弘子からのメッセージだと確信する。薄に連れられ動物園に向かうと、弘子は休日にゾウを見に来ていたことがわかった。どうやら動物園で親しくなった女性に間違われて拉致されたらしい。偽造パスポートまで使って連れ去られた先は東南アジアのラオス。薄と須藤は弘子を救うべく、現地へ向かう。

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「警視庁いきもの係」今回は長編。いきもの係の事務員、我らが弘子さんからの休日定期連絡がなかった事が発端となり彼女の拉致事件が発覚。プロが証拠隠滅をしたであろう自宅で本に挟まれていた井の頭動物園のチケットからどうやらゾウが鍵だという事で須藤と薄はラオスへ飛ぶといういきもの係海外編。相変わらずの二人の掛け合い漫才と人間なんて野生動物に比べたら雑魚扱いの薄の戦闘能力がパワーアップで畳み掛けてきて楽しい。取材効果がっちりの臨場感たっぷりなゾウ使い体験や救出劇でのハードボイルド展開や事件のそうきたか、な真相と満腹満腹。福家警部補や「死神」儀藤警部補も出てきたけど今度は須藤と薄がそちらに出演?したらにやりだな。(須藤は福家警部補に出演済かも?読み返すか)

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2022年02月27日

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ネタバレ

 弘子が何者かに拉致された。しかも、それが東南アジアで…

 いつものいきもの係と違って、日本を飛び出し須藤と薄は弘子を追ってラオスへ。
 今回のテーマは象。流石に乗りたいとは思わないけど、そこまで乗るのが大変だとは知りませんでした。薄はどこへ行っても薄でした。
 ラストまで気が抜けず、ハラハラしっぱなしでしたが、まさかの大どんでん返し。誰を信じて誰を疑えば良いのかドキドキでした。

 福家警部補や死神刑事まで登場して、コラボは嬉しかったです。

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2021年08月27日

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長編で、像を絡めながら結構壮大な犯罪だって感じですね。
そして過去に出て来た人たちや他のシリーズの人たちを含めてなかなか面白かった。
2946冊
今年174冊目

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2025年06月22日

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短編が多いこのシリーズだが、2回目の長編でおまけに舞台はラオス。大倉さん実際にラオスで象使いのライセンスを取られたそうで、リアルなんだ。結構いろいろの裏がある話で、結構面白かった。環奈ちゃんと渡部さん、もうやらないよね

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2025年04月20日

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繋がりが、よくわからない所があったけれども、楽しく一気に読むことができた。
薄という、面白いキャラも良かった。

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2024年09月09日

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シリーズ第6弾。

弘子さん失踪により、いきもの係は海外へ。ラオスで大暴れの長編。
警察なのに、なんと偽造パスポートまで使うとは。

相変わらずの薄ちゃんのサバイバル能力と、日本語は苦手なのになぜか流暢なラオス語。なぜ?と突っ込みたくもなるが、そんな摩訶不思議さも彼女の魅力。
弘子さんが意外に身体能力が高いのも、驚いた。素敵。

シリーズを読んできて、すっかりいきもの係のファンになってしまったので、今はここまでということで、少し寂しい。もう少し続きを読めたらいいな。

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2024年05月30日

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なんと、いきもの係ラオスへ!
弘子さーん。
それにしても、薄さんのサバイバル能力半端ない。
あの攻撃力は怖いレベルだよ。
素でそういうこと言うのやめてw
とはいえ、悪い奴にはそのぐらいのお灸はすえていいかw
日本語不自由ぶりはさらに磨きがかかって、須藤さんの通訳、もとい突っ込みがありがたい。
ちょっとあれだったのは、ラオスに潜入で偽名を使ってた時の呼び方が毎回言い間違えそうになってるやつがしつこかった。
動物園の存在って難しいね。子供の頃、一大家族イベントで無邪気に楽しんでいたけど、、、
なくなってほしくないけど、動物にとっては虐待なのかなぁ、やっぱり。
象牙は、ダメだと思う、それはもちろんやっちゃだめだって。それと、織に入れて見世物にするのとどうなんだって言われちゃうと考えてしまうけど、いろんな動物を実際に見るっていうのも大事な気はするんだよね。
結局は、そうして集めた動物にどこまで誠実に対応するかってことになるのかもしれない。
福家警部補が、今回も登場。触れてた事件、次回作あたりで読めるのかな。楽しみに待とう。死神さんの新作も♪

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2021年07月18日

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ネタバレ

警視庁「いきもの係」のオアシス、田丸弘子が行方不明になった。
弘子の自宅を捜索した須藤は、動物園のチケットを発見し、それが弘子からのメッセージだと確信する。
薄に連れられ動物園に向かうと、弘子は休日にゾウを見に来ていたことがわかった。
どうやら動物園で親しくなった女性に間違われて拉致されたらしい。
偽造パスポートまで使って連れ去られた先は東南アジアのラオス。
薄と須藤は弘子を救うべく、現地へ向かう。
てか、薄さんがめっちゃ腹立つ!
度が過ぎると良くない。
1番最初はこんなひどくなかったはず。

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2025年08月21日

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悪くないんだけど…
言い間違えの言葉選びのセンスが悪い。
だから必要以上にテンポを落としてしまって
なんだかなぁになる。

言葉遊びは難しい。

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2024年11月10日

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「警視庁いきもの係」シリーズ第6弾ですね。
ユーモアアクションミステリーとして評価しました。
相変わらずドラマ仕立てのドタバタドンパチが好きなところが隠せない物語ですね。
薄の攻撃能力が遺憾無く発揮させる作品に成って、止め役の須藤までやたら攻撃的に成っていました。ちょっとはめを外しすぎかな。
と、言うわけで今回は番外編と言えるでしょう。事務官の田丸弘子が何者かに拉致された。須藤は真相を解明すべく捜査を開始する。事件は予期せぬ展開に成り、象の牙の密輸事件に発展する。そして薄と共にラオスに飛ぶ。ラオスだからドンパチして良い訳は無いが、大暴れさせてしまうのが大倉流かな。
中盤で象使いの免許を取得する場面は大倉さんが実際にラオスで体験されたとかで、熱の入った文章に成ってしまいましたね。
ますます、テレビドラマ仕立ての展開になるこのシリーズですが、彷彿絶倒ユーモアたっぷりでやめられませんね。

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2022年05月07日

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東南アジアで行われている密猟をテーマにしたお話。
須藤と薄のコンビでゴミくず悪党共をバッタバッタと叩き潰す等、スカっとタイプのシリーズ。
薄に尊崇の念。
作者の想いが薄に込められてますね。
ご自身のゾウとの体験記も作中から十分読み取れました。

最後のジュゴンの部分がなければ尚良し。
何か伝えたいことがあれば別冊でお願いしたいところ。

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2022年01月26日

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01月-22。3.5点。
警視庁いきもの係シリーズ。
事務担当、田丸弘子さんが失踪。拉致の疑いが。残された手がかりから、「象」「ラオス」にたどり着いた須藤と薄。ラオスへ救出に向かうが。。。

面白かった。最後の真相もヒネリがあり、且つクドすぎず。

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2022年01月26日

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〈警視庁いきもの係〉シリーズ第六作。
今回はシリーズ初の海外編、舞台はラオス。

発端はいきもの係の事務担当・田丸弘子の失踪。須藤は失踪直前の弘子との会話からヒントを得て、「象」と「ラオス」に辿り着く。
人違いで拐われたらしき弘子を探しにラオスにやって来た須藤と薄のいきもの係コンビ。現地の案内人と共に捜査を開始するが、行方を知っていそうな人物が会う直前に殺されたり、何故か象使い体験をすることになったり。

今回は「死神刑事」の儀藤や「福家警部補」シリーズの福家が登場したり、大倉作品ファンとしては嬉しいサービスがあった。

須藤と薄のトンチンカンなやり取りは更にエスカレートしていて個人的には辟易気味。だが何故かラオス語は流暢。
動物以外に対しては危険思想なところも、武闘派の敵との戦いシーンでは頼もしい。もちろん象を乗りこなすのはお手のもの。あっという間に象とも心を通わせる。

肝心の事件の方は、終盤から二転三転し最後に須藤が謎解きをしてくれる。この事件の真相もなかなか面白い。読みながら感じていた違和感や何となくそうかなと思った部分が繋がっていくところが楽しい。
一方で動物を犠牲にする闇ビジネスや観光業に物申している。と思ったら、巻末に大倉さんのラオスでの取材手記が。象使い体験、楽しんでいるじゃないですか?

※シリーズ作品一覧
(★はレビュー登録あり)
①「小鳥を愛した容疑者」
②「蜂に魅かれた容疑者」
③「ペンギンを愛した容疑者」
④「クジャクを愛した容疑者」★
⑤「アロワナを愛した容疑者」★
⑥ 本作 ★

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2021年09月25日

Posted by ブクログ

今回は薄と須藤が国外へ飛び出す長編。
同僚、田丸弘子が行方不明になり、須藤は動物園のチケットという手がかりを得て薄とともに捜査を開始する。そして拉致されたと思われる弘子を追ってラオスに飛ぶことに‥
須藤が象に乗る体験記が面白かったし、なかなか大掛かりな事件だった。しかし薄の日本語のボケっぷりがだんだんひどくなってきたのと、今回は推理力よりサバイバル力、戦闘力が目立ったのがちょっと残念。

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2021年09月06日

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おなじみシリーズ二回目の長編。今回はゾウです。言うまでもなく。
うーん。段々、薄さんのキャラクターが暴走というか悪い意味で誇張されすぎてる感が。ひとり特殊部隊か。須藤さんが気付いてるけど薄さんは・・・ということがほぼないような。老練な刑事としての能力と動植物の知識に卓越した二人が事件を追うってのがよかったんだけど、なんか薄さん一人で全部こなせそうではある。
あと日本語の誤用ネタがこう頻繁だとさすがに正直しつこい。

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2021年08月25日

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シリーズ新作~。
今回はアジアゾウ、象牙の密輸に絡んで誘拐事件。
相変わらず楽しい。(薄とのやりとりは正直いらっとするが)
ラストまで気が抜けない。
ゾウにはちょっと乗ってみたいです。

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2021年08月18日

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まさか警視庁いきもの係が海外まで進出するとは!

相変わらずの薄と須藤のコンビはうっとおしいくらい健在。
逆に作者がストーリーよりも、どういい間違いをするかに力を注いでいるかのようだが、読んでいる方もさすがに慣れてきた。

空港やエレファントキャンプでの須藤の姿と逆に、水を得た魚のようにイキイキと活動する薄とのギャップが良い。

死神・儀藤や福家の登場も楽しめた。

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2021年08月18日

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ネタバレ

国際規模の大事件、となるとついていけるかなと身構えたが、壮大なサスペンスにはならず、ほっとする。定石どおりのミステリで面白く読めた。薄のサバイバル能力(?)に磨きが掛かっているようで頼もしい。ただ、薄と須藤の掛け合いはちょっと度が過ぎているのでは。須藤同様、本筋を見失いそうになるし、悠長すぎてちょっと苛つく。
死神・儀藤とのコラボや福家のチラッと出演があったのはうれしい。

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2021年08月16日

Posted by ブクログ

「警視庁いきもの係シリーズ」第6弾はシリーズ2作目の長編。
この作品のため作者自らラオスに赴いて取材したというだけあって、ゾウ使いのライセンス取得シーンはリアリティに溢れている。
ただ、その部分の描写があまりにも微に入り細を穿つものだからか、途中でちょっと事件が中だるみ気味なのが残念。

敵に囲まれて一瞬の油断も許されない中での薄の例のボケかましにイライラ。
まあ、それもひっくるめてのシリーズだから仕方ないんだけどね〜

それでも終盤で事件が解決を見るあたりはゾクゾクする展開で、まさかのどんでん返し。
「死神シリーズ」の儀藤警部補がシリーズの枠を超えて協力したり、「福家警部補シリーズ」の福家警部補がチラリと登場したりとファンにはたまらないお楽しみも。
なんと福家警部補はロサンゼルス市警に研修に行くらしいから、しばらくシリーズはお休みかな……

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2021年08月15日

Posted by ブクログ

なんかラオスの観光案内のようでしたが、ラストにはちょっとしたどんでん返しもあり楽しめました。鬱陶しくなっていた須藤と薄の掛け合いも、これがこのシリーズの味なのだと思えるようになってきたよ。

この間読んだ「冬華」に出てきた儀藤堅忍がこっちにも登場。それに福家警部補も。

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2021年08月08日

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