大倉崇裕のレビュー一覧

  • 樹海警察

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    樹海でみつかる遺体に事件性があるかどうかを専門に行う山梨県警所轄特別室のお話。

    シリーズ第1弾。
    3話からなる短編集で特別室のメンバー3名それぞれのお話で主役となっております。

    樹海の恐ろしさをやや読みやすいテイストで表現されているので次作も楽しみです。

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    2022年08月09日
  • 死神さん 嫌われる刑事

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    「逃げ得は許さない」という信念のもと、冤罪事件の真犯人を突き止めるべく再捜査する警部補・儀藤堅忍。仲間の警官からは「死神」と疎まれる彼が相棒に選ぶのは当時の事件関係者。再捜査の結果明らかになる事件の真相とは。短編4編。

    相変わらず儀藤はヒーローらしからぬ存在。どことなく喪黒福造を思わせる雰囲気でまさに死神。
    それでも、捜査に関しては鋭く、真っ当で、再捜査の過程で同時に相棒たちがそれぞれの軛から解放され、再生していくというのもいい。
    おまけに最後に残される儀藤から相棒への手土産も死神らしくてなかなか良い。

    でもまあ、展開にもそろそろ飽きてきたかな〜。何故儀藤が死神になったのか?とかシリーズ全

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    2022年08月08日
  • 樹海警察2

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    樹海で見つかった遺体専門の部署、地域課特別室の面々が活躍する連作短編集第二弾。
    少しは樹海に慣れてきた柿崎警部補だが、今回は部下二人がいない日に臨場する羽目になったり、陥れられて逃亡犯となったりと大忙しである。ドタバタしながらも杓子定規で堅物なところは相変わらずで微笑ましい。しばらくは地域課特別室から異動しないようだし、さらなる続編を希望。

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    2022年07月19日
  • 樹海警察

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    ネタバレ

     柿崎が、特別室に赴任させられた理由は、まだ明確になっていない(と思うが読み落としたか?)。そこに「2」の伏線があるのか?
     ベストテン物には入らないだろうけど、のんびり読むのにはこの上なく素敵です。

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    2022年07月19日
  • 樹海警察2

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    「樹海警察」の続編。前作は2017年出版だが物語上は数ヵ月後の設定になっている。

    キャリア警察官だが『融通がきかず出世街道から転げ落ちた』柿崎努警部補、もともとは優秀な捜査員だった『厄介な部下』の栗柄巡査と桃園巡査の三名が所属する山梨県警上吉田警察署特別室。
    富士の樹海で見つかる遺体処理専門部署のはずが、刑事事件に発展していく。

    暗記は得意だが想像を働かせることは苦手で人の言葉を額面通りに受け止める、正直過ぎるポンコツ警察官・柿崎。
    最初は彼をバカにしてからかっていた栗柄と桃園だったが次第に三人の連携やコミュニケーションも出来てきたように見える。
    前作以降、更に悪化した刑事課との関係だが、

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    2022年06月20日
  • 問題物件

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    ”いぬあたま”さんは何者なんでしょうね。
    ミステリーなんですけど、説明が難しいことをすっ飛ばしてくれるので、頭が空っぽで読めます。疲れているときにいいかも。
    本格ミステリーが好きな人は「え??説明それで終わり?」となってしまうかもです。

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    2022年06月13日
  • ゾウに魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

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    「警視庁いきもの係」シリーズ第6弾ですね。
    ユーモアアクションミステリーとして評価しました。
    相変わらずドラマ仕立てのドタバタドンパチが好きなところが隠せない物語ですね。
    薄の攻撃能力が遺憾無く発揮させる作品に成って、止め役の須藤までやたら攻撃的に成っていました。ちょっとはめを外しすぎかな。
    と、言うわけで今回は番外編と言えるでしょう。事務官の田丸弘子が何者かに拉致された。須藤は真相を解明すべく捜査を開始する。事件は予期せぬ展開に成り、象の牙の密輸事件に発展する。そして薄と共にラオスに飛ぶ。ラオスだからドンパチして良い訳は無いが、大暴れさせてしまうのが大倉流かな。
    中盤で象使いの免許を取得する

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    2022年05月07日
  • GEEKSTER 秋葉原署捜査一係 九重祐子

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    大倉崇裕氏の作品には彼のマニアックな知識が活かされているものがたくさんありますが、中でもオタク系は頭抜けて個性が光ります。
    本書も中盤まではいかにもかつての秋葉原に生息していそうな人達の描き方にリアリティがあって良かったのに、後半の乱闘シーンは行き過ぎた感があって残念でした。

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    2022年05月05日
  • 福家警部補の挨拶 福家警部補シリーズ1

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    『刑事コロンボ』を敬愛する作者が、恐らく満を持して発表したと思われる、倒叙ミステリの短編集です。

    小柄で童顔、地味なスーツを着用したその見た目は、まるで就職活動中の女子大生のよう。
    およそ刑事らしからぬ印象を受ける、そんな福家警部補ですが、披露される推理は鋭利で些細な綻びも見逃しません。

    先行作品のコロンボや古畑任三郎のような、強烈な個性は感じないかもしれませんが、ある意味犯人が主役と言える倒叙ミステリでは、その存在感は遺憾なく発揮されているのではないでしょうか。

    ミステリは好きだけど、最初から犯人が分かってる倒叙ものはちょっと…と思われてるミステリ好きの方々にも、機会があれば読んでもら

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    2022年04月24日
  • 福家警部補の挨拶 福家警部補シリーズ1

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    両親の影響で『コロンボ』や『古畑任三郎』など見たことがあるので、この形式には馴染みがあります。
    個人的には「月の雫」が好きです。

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    2022年04月22日
  • 樹海警察

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    山梨県警上吉田署へ期間限定配属になったキャリア組の柿崎警部補。
    その仕事は、青木ヶ原樹海で見つかった遺体専門の部署だった。
    登場人物が、かき、あけび、もも、くり…と果物を含むの姓で、舞台は樹海ということで、事件よりも人間模様がメインの物語かなと想像しながら読み始めたが、意外にも事件捜査が多く、警察物の作品でした。

    正論で突き進む柿崎と、クセあり部下たちがチームになっていく様子は、なかなか面白かった。

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    2022年03月30日
  • 小鳥を愛した容疑者

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    各タイトルが盛大なネタバレになっているので推理小説という感じではない。動物に関する主人公達のやり取りが楽しい。

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    2022年03月20日
  • 福家警部補の挨拶 福家警部補シリーズ1

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    鋭利な推理力で犯人に迫る福家警部補の描写がクール! コロンボ、古畑の流れを汲む倒叙ミステリーの秀作。

    倒叙ミステリー独特の面白さがたくさん詰め込まれていて面白いっ
    少しのほころびから導く推理、犯人とのヒリヒリした駆け引き、とどめの論証と根拠。いやーたまりません。

    ただ本書にどこまで求めるかは難しいですね。倒叙ミステリーの骨子はホントに素晴らしいのですが、お話としてはシンプルです。
    殺人事件としての倫理感、人間の業などの描写は少なめです。また主人公のキャラクターづけも良くできていますが、コロンボ、古畑と比較してしまうと、若干人としてのセクシーさが足らないかな。

    とはいえ気軽に読めるミステリ

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    2022年02月26日
  • 福家警部補の挨拶 福家警部補シリーズ1

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    犯行現場から物語が始まり、読者は犯人が誰かわかっている形式の小説。
    そこから捜査一課の女刑事が調査し犯人を追い詰めていく内容。
    どんでん返しも伏線もなく、ただただ淡々と進んでいく短編の推理小説。事件は推理小説の王道の計画的な殺人事件。
    犯人視点から始まるので、自分はついついこの形式の推理小説は、犯人を応援してしまう。
    そして犯人側に心情的に肩入れして読んでいるのに、おいつめていく探偵側の刑事の魅力がよくわからなく、おいつめられた犯人はそこまで決定的な証拠と言えないのにあっさり認める……となるとあまり面白く読めなかった。
    ただ、実際に計画殺人が起これば決定的な証拠がいつもある方がおかしいし、いく

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    2022年01月31日
  • ゾウに魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

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    東南アジアで行われている密猟をテーマにしたお話。
    須藤と薄のコンビでゴミくず悪党共をバッタバッタと叩き潰す等、スカっとタイプのシリーズ。
    薄に尊崇の念。
    作者の想いが薄に込められてますね。
    ご自身のゾウとの体験記も作中から十分読み取れました。

    最後のジュゴンの部分がなければ尚良し。
    何か伝えたいことがあれば別冊でお願いしたいところ。

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    2022年01月26日
  • ゾウに魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

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    01月-22。3.5点。
    警視庁いきもの係シリーズ。
    事務担当、田丸弘子さんが失踪。拉致の疑いが。残された手がかりから、「象」「ラオス」にたどり着いた須藤と薄。ラオスへ救出に向かうが。。。

    面白かった。最後の真相もヒネリがあり、且つクドすぎず。

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    2022年01月26日
  • 白戸修の事件簿

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    事件に巻き込まれやすいお人好し。

    どんでん返し系。
    登場人物の中に必ず悪役が入っている。

    犯罪の手口をレクチャーしてくれる感じもあります(それをやれ、というのではなく、こういう犯罪があるので注意を、という感じです)。

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    2022年01月19日
  • 七度狐 落語シリーズ2

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    間宮シリーズの長編。
    失踪した師匠、45年後に同じ場所で開かれる一門会で後継者選び。豪雨で道路がふさがり孤立する中、事件が!
    ・・・というわくわくな展開です。

    面白かったですが、編集長はもうちょっと説明してやれよと思った。笑。

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    2021年12月14日
  • 死神さん

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    短編集なのでさくさく読める。無罪判決から何年も経ってからの再調査ながらさくさく進むので、真実まで一直線。主人公の死神さんは50代の設定だったけどドラマでは田中圭が演じたんですね。

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    2021年11月26日
  • 福家警部補の追及

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    10月-11。3.0点。
    福家警部補シリーズ。中編二編。
    今回も、しつこく容疑者を訪れ、追い詰めていく。中編だけに、じわじわ追い詰めるプロセスが良かった。

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    2021年10月18日