大倉崇裕のレビュー一覧
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大倉崇裕の連作ミステリ作品『樹海警察〈2〉』を読みました。
ここのところ、大倉崇裕の作品が続いています。
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山梨県警上吉田署にある樹海で見つかった遺体専門の部署・地域課特別室に、キャリアなのに配属された柿崎努。
ひとくせもふたくせもある部下の巡査、栗柄慶太と桃園春奈にもまれ続けて半年。
戸惑いばかりだった樹海での捜査にも少しずつ慣れてきた彼に、またもや災難が降りかかる。
そしてその災難は最大級で……。
富士の樹海に平和と混乱をもたらす、大人気の迷トリオが帰ってきた!待望の第二弾。
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2022年(令和4年)に刊行された作品……樹海警察シリーズの第2作です。
■柿崎努の冒険
■柿崎努の推理
■柿崎努の逃亡
深い霧と神秘に包まれた富士の樹海の中で、柿崎警部補とそのチームが繰り広げる捜査……柿崎警部補の成長や、部下である栗柄慶太や桃園春奈たちとのやり取りやそれぞれの個性を活かした活躍が愉しめるコメディタッチの物語、、、
樹海の洞穴で発見された殺人容疑者の死の謎を解く『柿崎努の冒険』、
雪の樹海で発見されたテント内での死体……柿崎が宿に代々伝わる謎のドリンクを飲んで抜群の推理能力を発揮(でも記憶が欠落)して事件を解決する『柿崎努の推理』、
柿崎がホテルの一室で起きた殺人事件の容疑者として追われる……前2篇をあわせた全体の事件を解決に導く『柿崎努の逃亡』、
柿崎の堅物で杓子定規な性格に、やや苛立ちを感じつつも、一見、無軌道とも思える行動をとるが、実は優秀な警察官としての能力を備えている部下たちに支えられながら柿崎が事件を解決するというドタバタ劇に惹き込まれました……どんどん先が読みたくなる独特の魅力がありましたね。
樹海という独特の舞台設定や、登場人物たちのキャラクター性が魅力かな……機会があれば第1作も読んでみたいですね。 -
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大倉崇裕の長篇ミステリ作品『白戸修の逃亡』を読みました。
ここのところ、大倉崇裕の作品が続いています。
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何故か東京の中野で事件に巻き込まれ続けている白戸修。
今回は、世界的な大規模イベント「メガトンコミックフェスタ」の会場に爆破を仕掛けたという脅迫電話をかけ、イベントを中止に追い込んだ犯人に間違えられた。
不特定多数の人間に追われることになった白戸に、過去に事件で関わった人たちが次々と救いの手をさしのべてくれる。
果たして白戸の運命はいかに!?
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2013年(平成25年)に刊行された作品……TBS系列で千葉雄大主演でテレビドラマ化もされている白戸修シリーズの第3作です。
爆破予告の犯人「松崎」に間違えられ、多くの人に追われることになった白戸修……しかし、行く先々で過去に事件で関わった人たちが救いの手をさしのべてくれる、、、
果たして彼は「白戸」に戻れるのか!?白戸修シリーズ第3弾は初の長編ミステリ!
お人好しの性格で頼まれたら嫌といえない……No!と言えない草食系男子・白戸修を主人公とした物語、、、
白戸修が人違いから無数の人々に追われ、中野近辺を逃げ回り、窮地に陥る中、過去の事件で関わった人々が次々と現れて白戸修を救おうとしてくれる……そんな総まとめ的な作品でした。
お人好しの性格はさらにパワーアップ……もっと自分のことを考えたらイイのになー と思いつつも、憎めないし、放っておけなくて、気になっちゃってるうちに物語に惹き込まれる感じです、、、
逃亡中の緊張感、緊迫感とアクション……そして、なぜ白戸修が多くの人に追われることなったのかという謎解きの要素のバランスも良くて愉しめる物語に仕上がっていました。
未読のシリーズ第1作『白戸修の事件簿』を読んでいれば、もっと愉しめたのになー 第2作から読んだので、ちょっと残念でした。 -
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大倉崇裕の長篇ミステリ作品『GEEKSTER 秋葉原署捜査一係 九重祐子』を読みました。
『小鳥を愛した容疑者』、『生還 山岳捜査官・釜谷亮二』に続き、大倉崇裕の作品です。
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秋葉原の町を守るダーク・ヒーロー、登場!
孤高の女性刑事とダークヒーローが秋葉原に巣くう悪を滅する!
2000年7月、秋葉原。九重祐子が捜査一係に着任したとき、事件はすでに始まっていた。
食玩フィギュアを巡るトラブルが発生し、相談に来ていた男が、翌日遺体となって発見された。
祐子は彼の相談を真剣に聞かなかったことに罪悪感を覚え、独自に捜査を始める。
フィギュア店に潜入した祐子は犯人を見つけ出すことに成功するものの逆襲に遭う。
ピンチに陥った祐子を救ったのは、謎の男・ギークスターだった。
悪党に制裁を下す闇のヒーローとして街で噂になっているギーク(オタク)スター。
正体を知った祐子は、反発を覚えながらも次第に惹かれ始める。
秋葉原で続発する凶悪事件で、警察の組織捜査に限界を感じた祐子はギークスターの力を借りようとするが、断られてしまう。
秋原葉の闇に潜む、悪を見つめるギークスターの目的は―!?
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2016年(平成28年)に刊行された作品です。
■プロローグ サンジョウ・ブレインシティー(2016年7月)
■第一章 秋葉原(2000年7月)
■第二章 ギークスター
■第三章 チームアナコンダ
■第四章 ファイアー・レイザー
■第五章 エンプティ・ハンド
■エピローグ サンジョウ・ブレインシティー(2016年7月)
■解説――本能全開、されどプロの設計 村上貴史
秋葉原警察署で、念願の刑事課に着任した九重祐子……捜査現場に立てると張り切るも、署を訪れる市民の応対を命じられ、延々とオタクの相手をするはめに、、、
だが、相談者の1人が殺されたのをきっかけに、独自の捜査活動を始める……そんな中、街で噂の「GEEKSTER(ギークスター)」と出会う。
悪事を働く者に鉄槌を下す彼は何者で、その目的は何なのか? 彼の背中を追ううち、彼女は街を取り巻く陰謀に気づくが……痛快無比な警察アクション小説!
人気の食玩フィギュアをめぐって起きた殺人事件……事前に被害者の話を聞いていた九重祐子巡査部長、独自に捜査を始める、、、
秋葉原を舞台に女性刑事・九重祐子がダークヒーロー「GEEKSTER(ギークスター)」とともに悪に立ち向かう物語……オタクの相手をする日常から、急転直下のアクション展開へと進む展開が印象的でした。
秋葉原を舞台にしており、オタク文化や街の雰囲気がリアルに描かれていましたねー 徐々に明らかになるギークスターの目的、そして仇敵との対決、、、
アクションシーンにはあまり興味がないのでやや退屈でしたが、物語の展開や結末は好みでしたね……シリーズ化しても面白そうだけどな。 -
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ネタバレ【収録作品】死神対天使/死神対亡霊/死神対英雄/死神対死神
「死神対天使」看護師が筋弛緩剤を患者に投与した事件。相棒は鑑識課の川代翔子警部。
「死神対亡霊」強盗犯が家主を殺害したとされる事件。相棒は三課の刑事・宇佐見一成。
「死神対英雄」強盗がスーパーの店長を刺し殺した事件。相棒は元警察官の冨藤歩。
「死神対死神」一家三人が殺害された事件。いつもと異なり無罪判決は出ていないが、犯人とされた被告の死刑執行日の前日に依頼を受けた儀藤が動く。
「十角館の殺人」見たさにHuluに入るという、誰かさんの思うつぼにまんまと嵌まったついでに、見られるドラマを見ておこうと「死神さん」を見た。前作の「死神刑事」は既読なのだが、続編が出ていることを知って読む。
儀藤のキャラがすっかり田中圭で脳内再生。
原作だとそこまでくどくないのに、ドラマになるとクセが強い。「逃げ得は許さない」の先は一通りではないようだ。 -
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ネタバレ【収録作品】犬に囁く/犬は知っている/犬が寄り添う/犬が見つける/犬はともだち
犬の能力を使った特殊設定ものかと思ったら、とびきり優秀な犬ではあるけれど、特殊能力なしの普通のミステリだった。
『一日署長』の五十嵐いずみ巡査が協力者として登場。
ペットやロボット、ぬいぐるみに話しかける人はけっこういそうだから、そこにAI仕込んだら情報取りほうだいだなと常々思っているので、この設定は興味深い。
再捜査ものだから、逃げ得は許さないということだろうが、笠門は、著者の『死神刑事』の主人公・儀藤ほど割り切ってはいないようで、こっちのほうが普通の感覚か。 -
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大倉崇裕『冬華』祥伝社文庫。
『夏雷』『秋霧』『凍雨』に次ぐ倉持シリーズの山岳アクション小説。
タイトルはやたらと格好良い。
『夏雷』『秋霧』『凍雨』に描かれた出来事は当然知っているだろうとばかりに割愛されるので、冒頭の展開に戸惑いを覚える。また、元自衛隊特殊部隊の凄腕を射殺するために、人間を射殺した経験の無い老猟師を狙撃手に選ぶなどあり得ないし、狙撃の場所に厳冬期の穂高岳を選んだ理由も理解出来ない。
戸惑いと疑問が渦巻く中、あれよと言う間に厳冬期の穂高岳に役者が揃うが、捻りも驚きも無い普通の結末を迎える。
月島で倉持功と共に便利屋を務めていた元自衛隊特殊部隊の深江信二郎が失踪する。倉持が深江の行方を調べ始めると、何者かが深江に触るなと警告して来た。深江がかつて生命を助けた母娘を訪ねた倉持は母娘に教えられた儀藤堅忍という人物と接触し、深江が向かったのは極寒の穂高岳であることを確信する。
一方、山でひっそり暮らす植草吉三という老猟師の元に熊本と名乗る男が訪れ、大金と引き換えにある人物を狙撃して欲しいと依頼する。
深江を追い穂高岳へ向かった倉持、深江を狙撃するために植草を伴い穂高岳に集結した熊本たちの正体は……
本体価格820円
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ネタバレ2016年 文庫
.禁断の筋書
犯人は漫画家みどり
営業部長で高校からの友人を殺害
この友人がちょっと..意地悪すぎるので
犯人に同情した
.少女の沈黙
犯人は元ヤクザの菅原
解散した組の親分の娘が誘拐され
その誘拐犯等2人を殺害
この殺された2人も
余り可哀想には思わず..
菅原に逃げ延びてほしいと思った
こういう人情味厚いけれど
人を殺す犯人を容赦なく
追い詰める警部補
.女神の微笑
爆弾犯の車椅子の犯人と夫
仕事人の様な動機
この話が一番面白かった
(犯人と警部補の対決が)
「また会いましょう」で終わったので
この犯人は又でてくるのかも..
今回の話でわかったのが
福家警部補は..
手帳や物 小銭の管理 整理整頓が
まず出来ないだろうということ
ヤクザのNo.3にも
一目置かれているということ
恫喝等にもビクともしないところ
お汁粉が好き
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Posted by ブクログ
今回は『是枝哲の敗北』『上品な魔女』とも
どちらかというと自己中心的で冷酷な犯人。
それだけに福家警部補に突かれる
穴がどこにあるのかワクワクしたわ〜。
あと『上品な魔女』の犯行は
「夫に殺されかけた妻が逆に
その手口で夫を殺す」ってやつなんだけど
早々に被害者退場した「夫」の
モノローグからはじまるところが( ̄▽ ̄)
『安息の場所』は
プロとしての矜持が仇になる話。
『東京駅発6時00分 のぞみ一号博多行き』は
列車が博多に着くまでに真相を明らかにし
犯人に突きつけることで
次の犯行を思いとどまらせようとしたのかな。
久しぶりの福家警部補。
二岡くんも振り回されっぱなしで…
警部補、もうちょっと労わってあげて。