大倉崇裕のレビュー一覧
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無罪判決が出た事件を再捜査して真相を突き止める、儀藤堅忍警部補の活躍を描く連作短編ミステリー。
シリーズ2作目も、各話ごとに儀藤の相棒となる刑事の視点で描かれていく。
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警視庁鑑識課の川代翔子警部は今日も若手鑑識課員をきつく叱り飛ばしていた。
翔子の怒りは凄まじく、20分を経過しても叱責は止む気配もない。悪いのは軽率な行動で検視前の現場を荒らしてしまった課員の方だ。そう思って部下をさらに糾弾しようとしたとき、内線電話が鳴った。鑑識課長からの呼び出しだった。
出向いた翔子を待っていたのは思いもよらぬ異動の内示で、異動先は大学の法医学研究室、ポストは講師である -
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福家警部補シリーズ第三弾。
どうしても下の名前を明かすつもりはないらしい。
今回は3本立てで、一編が長め。
犯行の動機・理由がそれぞれ方向性が違って、別の味わい。
「倒叙ミステリ」なので、犯行そのものは最初に見せられるけれど、それにまつわるストーリーは、徐々に明かされていく形になる。
二編目の、組が解散したヤクザの話が良かった。
想像もつかない世界だが、ヤクザから堅気になるというのは大変なことらしい。
特に若者は、多分家庭に事情などあり、居場所が無くなって行き着く先の一つが暴力団だったのだろう。
若いから、ヤクザ気質は根元まで染み込み、なかなか消えない。
カタギになっても、周りは前科者を見る -
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「死神」と呼ばれる儀藤は、すでに解決済みの事件の再捜査で真相を突き止める為に、必ず相棒を決める。その相棒は地位が危うい人ばかりで…
ねちっこい捜査で辟易する相棒達だけど、事件の真相が近づく度に気持ちが変わってき、そして、事件解決後は相棒達は上司の弱みを儀藤から知らされて再び元のポジションへと戻っていくのが爽快でした。
お気に入りは「死神 対 死神」。
死刑囚の冤罪を晴らすのが今回の目的。タイムリミットは次の日までで、どう解決するのかハラハラしっぱなしでした。副総監まで上り詰めた亀島が、事件の本質を全く理解していなかったけれど儀藤と組んで心持ちが変わり、今度は上司の一掃が出来そうで、こ -
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「警視庁いきもの係」今回は長編。いきもの係の事務員、我らが弘子さんからの休日定期連絡がなかった事が発端となり彼女の拉致事件が発覚。プロが証拠隠滅をしたであろう自宅で本に挟まれていた井の頭動物園のチケットからどうやらゾウが鍵だという事で須藤と薄はラオスへ飛ぶといういきもの係海外編。相変わらずの二人の掛け合い漫才と人間なんて野生動物に比べたら雑魚扱いの薄の戦闘能力がパワーアップで畳み掛けてきて楽しい。取材効果がっちりの臨場感たっぷりなゾウ使い体験や救出劇でのハードボイルド展開や事件のそうきたか、な真相と満腹満腹。福家警部補や「死神」儀藤警部補も出てきたけど今度は須藤と薄がそちらに出演?したらにやり
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2000年の秋葉原を舞台に描かれるアクション要素強めのミステリー小説。
2000年といえばまだ2ちゃんねるができてわずか1年、世間一般の認知度は無いに等しく、まさに白い目で見られていた頃の話だ。犯罪系とはまた違うアンダーグラウンドな世界をオタク歴35年の著者がテンポ良く描いていく。
全くオタクに興味も理解もない女性警官、九重の目線から当時の秋葉原を取り巻く環境や事件に対する警官の対応まで、これらの要素を巻き込んでアクション小説として仕上げられている。
面白いのはこの部分
警察がオタクの対応を嫌味たっぷりに突っぱねた事もあり、オタク界隈や秋葉原で起きた事件は警察へ通報しなくなった。
これは2