大倉崇裕のレビュー一覧
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高校卒業後、三年間看護学校に通い、そのあと二年間、看護師として働いていた五十嵐いずみ。
思うところがあり、彼女は看護師を辞め、警察官になる道を選ぶ。
普通よりも五年も遠回りした人生だったが、警察学校では主席で卒業するほどの優秀な成績を収めた。
それにもかかわらず、配属先は史料編纂室だった。
同僚はおらず、配属されたのは彼女ひとりきり。
部屋の中にあるのは、天井まで積み上げられた大量の資料と、一台の古いパソコンだけ。
そのパソコンには「ポルタ」というニックネームが付けられていた。
仕事内容は、紙で保管されている過去の事件記録を、ひたすら手作業でデジタルデータに打ち込んでいくという、 -
Posted by ブクログ
倒叙ミステリ短編集の第3弾
短編集、とは書いたものの、収録作品は短編2つに中編1つの計3作です
みどころは犯人たちの描く人間模様、たまりません
もちろん倒叙ミステリとして、探偵役の福家警部補が犯人を追い詰めていく……といった本筋があってこそではあります
でも、決定的な証拠を突き付けて事件解決!といったシーンがメインの面白さではないなぁと
そこに至るまでの犯人たちの描写、これこそがこの巻の面白ポイントでした
お気に入りは冒頭で書いたところの中編にあたる『少女の沈黙』
犯人である元ヤクザ菅原がとても魅力的
あまり任侠物の作品に触れずに生きてきましたが、これは素直にかっこいい人だなと思えました -
Posted by ブクログ
これは、怪獣の話ではなく、特殊設定ミステリー。
普通に怪獣(ゴジラみたいなヤツ。でも種類が多くそれぞれ特徴あり)がでてくる世界線のお話なんだけど、テーマは殺人事件なんですよ。だから、トリックも特殊。面白い。メインの登場人物は2人。怪獣殲滅時に指令トップの任にある岩戸正美と、警察の船村秀治。部署の全く違う2人が、事件で交わりお互いのスキル生かして謎を解きます。
この世界に浸ったり、登場人物をイメージするのがやや困難だったけど、3章読み進めるうちに登場人物と世界観に入り込めました!3章が一番面白かった。怪獣も生き物なので、心臓の場所や特徴で殲滅方法変わったりとか、予想外の動きから殲滅の後にその理由