怪獣殺人捜査 高高度の死神

怪獣殺人捜査 高高度の死神

1,980円 (税込)

9pt

神出鬼没の災厄――

死神。
――彼が現れたからといって、よくないことが起きるわけではない。
よくないことが起きた場所に彼が現れるのだ。

飛行中の飛行機内で殺人事件が発生。
機内が混乱に陥る中、大型飛行怪獣が姿を現す。
無事に着陸できるのか?

怪獣省の予報班の岩戸正美は、エースとして活躍していたが、彼女をもってしても不可解な事件が発生することがある。そんな時に決まって姿を現す警察庁特別捜査室の船村秀治。船村に彼女は振り回されているが、彼の悪い予感はよく当たる。船村に頼まれ、岩戸が搭乗した飛行機の中で、飛行中に殺人事件が発生してしまう。閉鎖された空間での混乱の中、危惧していた飛行怪獣が姿を現してしまう。
別日にはロシアに現れた二種の怪獣が日本の方向に南下。うち一種が武器庫を襲い、核をのみ込んだという。その怪獣を特定するため、岩戸は船村と北海道に渡る。
また、七年前に山中の集落で放火殺人事件があった。犯人は捕らえられ、死刑が確定していたが、同時期に事件現場の北で小型怪獣が現れていたため、この事件も怪獣が引き起こしたもので冤罪が疑われた。執行まで限られた時間の中で、岩戸と船村は事件の解決に奔走する。

『名探偵コナン』『ウルトラマン』シリーズの脚本家・大倉崇裕による〈怪獣×本格ミステリ〉シリーズ第二弾!

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    二見書房
  • ページ数
    340ページ
  • 電子版発売日
    2025年07月01日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

閲覧環境

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怪獣殺人捜査 高高度の死神 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     1954年に初めてその姿を現した怪獣は、世界情勢を大きく塗り替えた。

     東西冷戦期の2大大国であるアメリカやソ連は、自国の軍事力を過信するあまり既存の軍備で怪獣に戦いを挑んで惨敗。国土は再起不能なほど蹂躙され、国家の衰退を招くに至った。今や両国とも、精強を誇ったかつての面影すらない。
     対照的に

    0
    2025年05月08日

    Posted by ブクログ

    怪獣ミステリシリーズ第2弾で中編3篇収録。
    世界各地に怪獣が出没する世界という設定で、怪獣省の予報班エースと警視庁怪獣防災法専任調査部の捜査官が事件に挑む。怪獣との戦いそのものではなく、その極限状態の中で起こる事件なのが面白い。怪獣が絡んでいるだけに世界が滅亡するかどうかの危機もあってドキドキ感があ

    0
    2025年09月22日

    Posted by ブクログ

    このシリーズ好き!船村が最終的に上手くやってくれるのはもちろんだが、頼りがいというなら殲滅班の海江田か。怪獣退治以外の周辺の世界観も良い。

    0
    2025年05月05日

    Posted by ブクログ

    怪獣省第一予報官の岩戸正美(美人)と、警察庁公安部怪獣防災法筆頭捜査官の船村秀治(食えないオッさん)コンビの、怪獣絡みミステリの第二弾が今年1月に出た。第一弾は昨年12月末にレビューしている。設定が兎も角私の好みであり、単行本しかもミステリの新刊など普段は読まないけど、コレは別腹、とっても愉しんだ。

    0
    2025年04月20日

    Posted by ブクログ

    怪獣がいるという前提の世界での事件を描いた中編集ですが、怪獣の影でいろいろな人間が暗躍したり隠したりなど人が結局怖いのを描いてる。
    自分はこの作品集が前作より設定を生かした秀作だと思います。
    2876冊
    今年104冊目

    0
    2025年04月14日

    Posted by ブクログ

    脚本を手がけた映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』のメガヒットも記憶に新しい著者による怪獣殺人捜査シリーズ第2弾。怪獣省なる専門の省庁が作られるくらい国内外で怪獣被害が頻発する世界が舞台のミステリー小説。前作よりも政治サスペンス要素が増していて面白かった。アメリカもロシアも絡んでくるストーリー

    0
    2025年02月25日

    Posted by ブクログ

    7年前の放火殺人で死刑判決を受けた死刑囚が冤罪?謎が謎を呼ぶ展開がジェットコースターでした。

    前作よりもミステリー色が濃いかな?
    岩戸と船村コンビも正反対ながら良いバディでした。

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    シリーズ第2弾

    前作よりも怪獣殲滅はどちらかというとアッサリで、そこに絡んでくる人間との駆け引きを描いていた
    怪獣も怖いけど、実は人間の方がってことなんだろう

    予報官の岩戸正美がメインではあるのだが、どのストーリーも警察庁特別捜査室の船村の存在が際立っている

    0
    2025年02月12日

    Posted by ブクログ

    空とぶ怪獣が飛行機に迫ってくる! さらに機内では殺人事件が発生し… #怪獣殺人捜査 #高高度の死神

    ■あらすじ
    怪獣が存在する世界。怪獣省の予報官である岩戸正美は、近年見ることのなかった飛行怪獣を殲滅すべく指揮をとっていた。一旦は無事解決するも、その後に岩戸が飛行機に搭乗しているタイミングで再び飛

    0
    2025年02月06日

    Posted by ブクログ

    今回も楽しかった

    スーパーマン船村のイメージが何となく浮かぶのに、ヒロイン岩戸のビジュアルが脳内に浮かばないのが難点だが、それが作品の楽しさを損なうことはない。

    とにかく怪獣が脇役になる緻密さより単純明快さを優先したあっと驚く物語は読んでいて時間を忘れることができるまさに読書の醍醐味だ。

    初代

    0
    2025年05月24日

怪獣殺人捜査 高高度の死神 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    二見書房
  • ページ数
    340ページ
  • 電子版発売日
    2025年07月01日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

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