土方奈美のレビュー一覧

  • サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠

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    自分の会社の事を考えながら読んでみました。

    ぴったりサイロに当てはまりますよねぇ。全体最適では無くて、自部門のみを利する部分最適になってしまっています。

    サイロを作らずに、或いは、サイロを利用して利益を上げている会社の例は興味深いです。

    そこに行ければ良いんですけどねぇ

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    2019年08月28日
  • 2050年の技術 英『エコノミスト』誌は予測する

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    読みやすく、面白い 書籍としては、訳もさることながら、章ごとのまとめがあり、とても読みやすく復習しやすい。
    また全編、基本的には未来の技術に対して楽観的な観測が多く、希望を持てる。

    その一方で、現実的な核問題や人工知能の暴走、生態系の崩壊などの故障モードや、「人類が技術を正しく使えれば」などの但し書きによる警告もあり、楽観論だけで終わらない現実性もある。

    各章まとめだけであれば、読み返すのも時間がかからず良い。

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    2026年04月28日
  • 2050年の技術 英『エコノミスト』誌は予測する

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    世界一有名な経済誌と言ってもよい、英「エコノミスト」誌の著名記者などが描く2050年の未来。技術ベースで語っていて、現時点から垣間見える未来を興奮と共に想像させる一冊。
    とはいえ、それぞれの観点で条件付きとなっていることが、ただの絵空事ではない内容に仕上がっている。面白かったのは20,21世紀を通じて最大の技術的転換点はアンモニアの抽出だというくだり。結局ここから現代の技術進化ははじまっているという。

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    2019年06月12日
  • 超一流になるのは才能か努力か?

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    限界的練習を積極的にとり入れれば、我々の可能性はもっと広がると思う。しかし、できる人はとっくの昔から恒常的にやっていることに気付く。そりゃ差がつくわ。今からやっても差は埋まらないような気もするが、やらない理由にはならない。

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    2019年05月14日
  • 2050年の技術 英『エコノミスト』誌は予測する

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    AI、遺伝子、医療、農業、エネルギー、VRなど20の分野に分けて、技術的な観点から2050年がどんなふうになっているかを大胆に予測した一冊。
    基本的にテクノロジーの進化に期待しつつも、テクノロジー自体には進化する意図はなく(AIにおけるシンギュラリティはないと断言)、人間が新しいテクノロジーをどう受け入れ、社会、生活に反映させることができるかがカギと説いているが、これには同感。
    遺伝子治療により医療が急速に進歩し、食糧難は避けられること。AIのサポートによって、長期的には人間の暮らしは最適化することなど、テクノロジーへの期待に満ちた予測が並ぶ中、環境破壊、温暖化については、すでに手遅れとの悲観

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    2019年05月12日
  • 2050年の技術 英『エコノミスト』誌は予測する

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    ネタバレ

    技術の進歩、社会、格差、観念など様々な側面から、2050年がどうなっているかを推測するもの。

    基本的なスタンスとしては、訳者のコメントにもあるとおり非常に楽観的なものとなっている。特にエネルギー政策に関しては、エネルギーは潤沢になりかつ地球環境にも悪くないものである可能性がある、というもの。

    一方で、テクノロジーによる「格差」の問題にも踏み込んでいる。政策立案者に適当に届かないものであれば、現状のとおり格差を広げ続けるものになる、というもの。

    特に「教育」については重要で、労働生産性、賃金との兼ね合い、業務範囲の変化から、今後ますます重要になると思われた。加速する世界の中で、いかに取り残

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    2019年01月03日
  • 超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条

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    すごく面白いです。未来予測の本であるし、リーダーシップの本でもあるし、投資の本でもあるし、確率論の話でもあるし、機械学習に通づる話でもある。書き口も平易ですごく読みやすい。

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    2018年12月12日
  • Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR

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    目指すべき目標と、その達成状況を示す主要な結果であるOKR(Objectives and Key-Results)。
    OKRを組織の隅々にまで浸透させるためのCFR(Conversation, Feed-back and Recognition)。
    本書はその2つを軸に、なぜその手法が好ましいのか実際の事例を交えて紹介されている。

    数年前に出版された「How Google Works」では比較的あっさりと紹介されていたOKRだが、
    本書を読む限りはGoogleの信じられないような発展の原動力であったことがうかがえる。

    巻末の付録にあるガイドラインはとても実用的。

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    2024年07月01日
  • ブラックストーン

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    LBO(プライベートエクイティ)業界の変遷がとてもよくわかりました。
    面白いのは、時代の流れ(と業界が世の中にどんな風に見られているか)と共に、ビジネスモデルが変わってきている事で、ジャンク債による資金調達に始まり、シンジケートローンによる複数金融機関による資金調達、シンジケーションと証券化のハイブリッド(これが今だと一番主流)による資金調達と、夫々の時代に於けるエリート金融マンたちによって新たな金融商品が開発され、その調達規模感と共にプライベートエクイティの買収案件規模も大きくなってきていることがわかります。本自体が2010年頃に書かれているのでその後の業界の変遷については言及されてないです

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    2018年08月21日
  • オリバー・ストーン オン プーチン

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    ネタバレ

    プーチンの考え方がよくわかる作品。
    ウクライナやシリアに対する考え方が、もしかしてアメリカ側の主張のみの報道だったかもと改めて反省。どちらが正しいか、きちんと比較検討する必要がある。

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    2018年04月22日
  • アマゾノミクス データ・サイエンティストはこう考える

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    SNSに登録した個人データや日々更新するつぶやきやいいね等、全てのデータはSNS会社によって収集されビックデータとして利用されている。
    公開していない個人情報は、SNS会社も含めてプライバシー権によって保護されていると思っていたが、とんでもない勘違いであった。
    また他人のデータからも友達情報やたまたま写ってしまった写真などによって、自分のデータが吸い上げられていく。
    もはやインターネット上でプライバシーはないものと考えて行動する必要がある。
    その際に重要なことは、個人情報を提供することと、それによって得られるメリットは比例するということだ(お勧め情報がより志向に合ったものになる等)。

    ・訳者

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    2018年04月08日
  • オリバー・ストーン オン プーチン

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    「今まで得た資産のことは問わない。だから今後、政治には口を
    出すな」とオリガルヒ(新興財閥)を集めた円卓会議で凄みを利かせ、
    未払い賃金の支払いに同意する書類になかなかサインをしない
    オリガルヒに「君のサインがまだのようだが?」と脅してサインさせ、
    野党が提出した文書を目の前でビリビリにする。

    かと思えば、楽しそうにワンコと戯れ、どこかぎこちないけどピアノを
    弾いてみせ、テニスや乗馬や釣りをしている姿を公開し、バイカー・
    ギャングを従えて大型バイクで夜の街を疾走する。

    突然、ロシアのトップになってから色んな顔を見せて私を魅了する
    プーチン大統領。本書は映画監督オリバー・ス

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    2018年03月13日
  • シグナル:未来学者が教える予測の技術

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    主にテクノロジーが関わる未来予想をどう構築するか?
    著者はユダヤ系の日本通だが、それは直接はこの内容とは関係はない。
    最先端でも周縁部でもあるテクノロジーの限界を試している人たちがいる。それらの動向がトレンドになるか?を判別するために、関係する研究、関係者、テクノロジーをリストアップし結びつける。その際にCipherという基準を使う。Contradiction, inflection, Practice、Hack, Extreme, Rarityという観点から行う。例えばウーバーは不景気とスマホの圧倒的普及という矛盾あるいはタクシーの限定的な免許数と利用者数という矛盾あるいは慣行(規制)、スマ

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    2018年02月21日
  • アマゾノミクス データ・サイエンティストはこう考える

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    今やデータ会社にとって個人のプライバシーはないも同然。その上で彼らから引換に便益を引き出す為にはユーザーが透明性と主体性を引き出さねばならないことを解く。
    やや冗長だが非常に面白く同意するところも多い。
    ただ本書の意図を蔑ろにする邦題は残念。いい加減こういう手法は辞めにして欲しい。

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    2018年01月12日
  • デジタル・ゴールド--ビットコイン、その知られざる物語

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    ビットコインが登場した背景、歴史が本当によくわかった、通貨とは何か、から始まり、仮想通貨が描き出す未来を想像する事ができた。銀行員がいうのも変だけど既存の金融システムを壊しうる代替手段となりえるだけの力を持っている。銀行が本当に変革を望むのならば排除する選択肢ではなく共生する選択を選ぶべきではないか。

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    2017年12月17日
  • デジタル・ゴールド--ビットコイン、その知られざる物語

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    2009年から2014年までにビットコインに関わった人物のストーリー。暗号通貨に興味がある人は必読だと思います。
    本書を読んで、ビットコインは「通貨」というよりもむしろ「デジタルの金」であるという思いがさらに強くなりました。
    ギャビン・アンドリーセン氏やロジャー・バー氏、チャーリー・リー氏など、現在も頻繁に目にする人たちがこれまでどのような活動をしてきたのかも垣間見る事が出来ます。
    最後のページのXapo創業者ウェンセス氏とビルゲイツ氏のやり取りも非常に印象に残るものでした。

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    2017年08月29日
  • トランプ

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    アメリカ人のみならず、立候補表明時には誰もが泡沫候補だと思った
    ことだろう。立候補した本人以外は。

    ドナルド・トランプである。アメリカ人の大富豪は、並み居る共和党候補者
    を次々と撤退に追い込み、民主党のヒラリー・クリントンとアメリカ大統領
    というVIP中のVIPの座を目指している。

    私にしては珍しく旬の読書なのである。だって、大統領選前に何故、彼が
    多くの批判を受けるのと同じくらいに、多くの支持を得ているのかを知り
    たかったのだもの。

    しかも、調査報道は得意中の得意の「ワシントン・ポスト」取材班。これは
    読み逃すわけにはいかないでしょう。トランプ自身も取材班のインタビュ

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    2017年08月24日
  • 意外と会社は合理的 組織にはびこる理不尽のメカニズム

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    不条理に見える組織というものの実態に不満を抱く従業員は少なくない。だらだら続く会議、現場をわかっていない管理職など。組織というもののシステムに幻滅し、背を向ける前にどうしてそうなっているかという考察はやってみる価値はある。その意味でテーマ&視点としてはとても面白い本と思う。

    リーダーの役割とは何か。それは明文化できない、組織の方向性を決定する事であったりルールではない文化を醸成する事にある。その為一見非効率な会議に出席する必要がある。CEOの仕事はあえて会議を通じて情報を集め、メッセージを発信する。
    またピラミッド型のヒエラルキー組織ではトップに行くにつれて現場の情報が失われていく。

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    2017年08月21日
  • 2050年の技術 英『エコノミスト』誌は予測する

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    技術の観点から未来を予測した一冊。AIに関してはまだ割れている感じなのが興味深い。個人的には「世界は効率性と引き換えに因果関係を諦める」「テクノロジーは全て応急処置。ニーズを満たすと同時に新たなニーズを生み出す」がビッグデータ・テクノロジー過信への戒めとして印象に残った。

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    2017年06月19日
  • デジタル・ゴールド--ビットコイン、その知られざる物語

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    [架空の実金]ある者はインターネット以来の最大の発明と賞賛し,またある者はいかがわしいシステムとして懐疑の眼差しを送る貨幣通貨。その中でも代表的なビットコインとその初期の参画者に焦点を当て,ドキュメント風に貨幣通貨の実体化までを綴った作品です。著者は,ニューヨーク・タイムズ紙の記者として活躍するナサニエル・ポッパー。訳者は,日本経済新聞の記者を務めた後に独立した土方奈美。原題は,『Digital Gold: Bitcoin and the Inside Story of the Misfits and Millionaires Trying to Reinvent Money』。


    本書から

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    2017年05月16日