土方奈美のレビュー一覧
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TEDはまる!
この本もすこく参考になる。
練習に続く練習
ジョブズも、最初から驚異のプレゼンが
できたわけじゃないんだね。
考えればわかることだけど。
人ってつい、この人には才能があるから、
もともとできる、って思い
自分は、違う人間だからできない
と決めつける。
みんな何百回も練習して、人にみてもらって
それで、本当に自分の言葉で話すように
なって。で、あのパフォーマンスになる。
自分自身が言ってることに、納得し
心に正直に、誠実になることが
プレゼンの基本なんだ。
テクニックや、コツの前の基本のとこ。
よし、今度は自分の番だ!
ファイトー -
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■マネジメント
A.新事業を成功させる秘訣は、次の5 つである。
①楽しくなければやるな/②革新的であれ/③愛社精神が奇跡を呼ぶ/④経営とは話を聞くこと/⑤身近な存在であれ
B.人材は、会社の最も重要な資産である。優れた人材を見つけ、管理し、インスピレーションを与え、会社にとどまらせること。その成否が会社の成功と成長を大きく左右する。
C.質の高いサービスを実現するには、最前線に立つ社員に全社員が協力すること ―― チームワークの連鎖反応が欠かせない。会社の上層部がその重要性を理解していないと、下のレベルのつなぎ目がどれだけ強くても、鎖は弱くなる。 -
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従業員とのコミュニケーションをもっとも重要視し、共にビジネスも人生を楽しめる企業をと音楽、航空、コーラ、メディア、電話、金融など様々な業種を展開するも根底にあるはサービスで最高のユーザ体験を提供することと熱く明るく語る。
氏がヴァージンコーラのプロモーションで来日したとき同じ航空機に乗り合わせたことがある。長髪でジーパンの怪しげな奴がヒースロー空港の乗務員用の通路を何やら楽しそうにヒョコヒョコ歩いているのを見ていぶかしく思っていたら、飛行機が離陸した後、客席を握手しながら回ってきたのだった。
とにかく明るくエネルギッシュで会った人を楽しい気分にさせる人との印象であった。本書も同様にビジネスを通じて従業員や顧客を明るく楽しくすることに全力を尽くす氏の生き様が滲み出ていて、思わず感化されます。 -
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かつては、川に浮かべた小舟を職場にしていたというヴァージングループ総帥・武論尊 否、リチャード・ブランソン氏の思考にたっぷり触れられる大満足の一冊。
最近では賭けに負けたとかで、齢六十オーバーにして女装のうえヴァージン航空の客室乗務員に化けて騒がれたのは記憶に新しい。
オチャラケてヴァージングループのプロモーションはガンガン売ってくる(孫さんがイカツいハゲねたをひり出すのに近い)が、相当勉強家であること、したたかなブランディング、マーケティング、マネジメント術を徹底していることを窺わせる。「徹底」というのは押し付けるのではなく、現場をニヤリとさせて受け入れさせる、というのが特徴的かもしれない。
武論尊氏自身は、自分を経営者ではなく、起業家として説明している。これは中学生の頃から、インコの育成と販売(ネズミの襲撃により事業は壊滅するが、後にそれは掃除を嫌った母親がワザと窓を開けたままにしたという衝撃の事実が明らかになるww)を展開しているなど、資質に依拠するところの大きいマインドセットが必要だと説明していて、大変納得したw。
サブタイトルには、そもそもビジネススクールで経営学は教えてくれても成功哲学は教えてくれない気がする…というツッコミどころもあるが、景気のいいハナシだけでなく、ヴァージングループほどの事業規模で、リーダーがどこに力点を置いているか、何故そこに置いているのかが腹に落ちたと感じられました。 -
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PE業界の最大手の一角であるブラックストーンを通して、PE業界の歴史とその手法の変遷について知ることができる大著。シュワルツマンという強烈な人物を通してブラックストーンを知ると同時に、他のプレイヤーについても詳しく書かれている。
アメリカの産業の歴史、景気の変動に対応して変革してきた自社の力が克明に描かれている。また失敗案件も包み隠さず書かれていてとても参考になる。
最後の2章は若干業界寄りの書き方っぽくもあるが、PE業界が果たしてきた役割の大きさについては疑いようがないのとを改めて認識した。
以前カーライルは読んだが、それよりも詳細で迫力があった。今年読んでよかった一冊。 -
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プライベート・エクイティという存在をご存知でしょうか。
プライベート・エクイティとは、大雑把に言うとLBOと言う、自身の資本に他から調達した資金を追加して企業を買収する手法を用いて企業買収を行い、買収した企業を転売して利益を得る金融グループの事です。
もしかしたら、PHSキャリアのWillcomを買収した事があるカーライルが、その一つである事を知っている方も結構居られるかもしれません。
本書は、この比較的新しい形態の金融グループであるプライベート・エクイティを、その最大手の一角を占めるブラックストーンの創業以来の歴史を通して解説しているノンフィクションです。
尚、訳者の後書きによれば、原著の2人の著者は本書の執筆開始時、プライベート・エクイティや企業M&Aを専門に扱う「ディール」誌のジャーナリストであり、その為、本書の内容には多少業界よりな点はあるだろうとの事。
確かに読んでいて少し業界よりな印象を受けた箇所もあり、その点が少し残念に感じました。
しかし、例えばブラックストーン社幹部が自社の企業再生能力を誇示した事に対して企業の業績向上には景気回復の影響も大きいと指摘したりと客観的な記述も多く、
またブラックストーンの歴史を通して見るプライベート・エクイティ業界の歴史の解説やプライベート・エクイティそのものに対する詳細な解説等も載ってあり、
私の様な「プライベート・エクイティって名前は聞いたことはあるけど、一体どの様なもの?」と言った門外漢にとっては十二分に読み応えのある内容でした。
では、前置きはこの位にして本書を読んで気になった箇所を以下にピックアップ。
・ブラックストーンの創業者の一人、スティーブ・シュワルツマンは損を出すのが死ぬほど嫌いな性格の持ち主で、ブラックストーンの企業文化にも損失を嫌う性質が(同業他社よりも)徹底的に持ち込まれている。
過去に立派な業績を上げていようが社内で重要なポジションを占めていようが一度大損したらシュワルツマンから徹底的に罵倒され解雇される
・ブラックストーンの創業時、ファンドへの資金提供を申し出る所が全くなく、1年以上たってようやく出資者が現れた。
その後、株式市場の危うい空気を感じとり、あわててファンドの募集を締め切って金曜日に事務手続きを終えた所、翌週の月曜日、1日でアメリカの株価が約23%下落した通称ブラックマンデーが起きた。
・ブラックストーンが初めて行ったLBOでは(同業他社とは違って)経営陣に対して友好的に振る舞い、「企業とのパートナーシップ」との宣伝文句を得る。
・損失が出るリスクを事前に厳重にチェックする体制を構築。
・失敗のパターン:業績が景気に大きく左右される市況産業でしかも競争力が弱い企業を買収した時には損失が出た。
・プライベート・エクイティとブラックストーンの歴史
80年代、プライベート・エクイティ各社は豊富な資金を背景に乗っ取り屋的な動きを見せ、世間から反感を買う。
しかし、信用市場の収縮により、簡単に資金を借りれなくなった。
その為、企業を買収してそれを切り売りするだけでは利益を出せなくなり、90年代には買収した企業の事業を本質的に改善し競争力を強化する必要が出てきた。
9.11以降、資金不足に悩む企業を買収し、それにより大規模な資本投入を行い、当時、金融市場の主流派が放棄していた役割を代行。
また、その時に買収した企業が景気回復と共に成長し、プライベート・エクイティ各社に莫大な利益をもたらした。
ブラックストーンではシュワルツマン自ら自身の後継者を外部から招聘。
2代目のトニー・ジェームズの改革により、ブラックストーンは個人商店の寄り合いからシステマチックな統制が取れた企業へ変貌。
ドットコムバブル発生時、プライベートエクイティ各社は蚊帳の外に置かれる。
バブル崩壊後、各社復権。
プライベートエクイティのファンドの"成績"に魅了された年金基金などから大量の資本が流入。
その結果、5億ドル、10億ドルの買収ではファンドの資金を利用し切れない状態に。もっと大規模な買収劇が繰り広げられる。
2007年6月、ブラックストーンはIPOを実施。7月には信用市場が収縮を始める。ぎりぎりのタイミングでIPO成功。
リーマンショック等、信用市場の収縮に伴い、プライベートエクイティ各社はこれまで自社へ膨大な利益をもたらしてきた"レバレッジ"によって今度は苦しめられることに。
この他にも、ブラックストーンの創業者のシュワルツマンは「口にフィルターがかかっていない」と称される程、思っていることをすぐに口に出す性格の持ち主であることや極度の目立ちたがり屋である事。
また、自身の60歳を祝うど派手な誕生パーティーを開催したりと派手な金遣いが世間の反感を買ったこと等も書かれていますが、
その一方で部下が個人的なことで悩んでいる時には気遣う電話をかけるなど細かな気配りができる性格の持ち主であるとも書かれていました。
その上、自ら後継者を指名し権限を譲渡すると言った、アクの強い創業者には極めて困難なことも成し遂げており、本書に載っているあるバンカーの「彼は自分という人間を、非常によくわかっている。そして、それをうまく隠しているのさ」と言う言葉には、「多くの欠点があるにせよ、ただそれだけの人物にはこれだけの業績を上げることはできないのだなあ・・・」と実感。
これ以外には(これには多少、業界の代弁者的な印象を受けたのですが)、25章ではブラックストーンが買収し成長させた医薬品容器メーカー・ゲレスハイマー、レゴランドなどを運営するマーリン・エンターテイメンツ・グループ、旅行代理店・トラベルポートの例を上げながら、世間のプライベートエクイティへの批判に反論する内容が載っていました。
26章にてリーマンショック以降、信用市場が収縮し簡単に資金調達ができなくなった事や中国の台頭等、新たな状況に置かれたプライベート・エクイティの今後について触れながら締めている本書。
上記しましたが、多少業界よりな箇所はあるもののよくまとめられた内容で、しかも人間ドラマが生き生きと描き出されている文章なのでとても読みやすい内容でした。
また、各章が十数ページと短めと言う事もあり、おやすみ前の読書にも丁度いい感じになっています。
プライベート・エクイティについてある程度は知っているという方はもちろん、全く知らないという方にとってもお勧めな一冊です。 -
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セックスに関する独自ルールがキリスト教を世界宗教にした
キリスト教が古代ローマの国教になったのは、ローマ人が妊娠中絶や幼児殺害をしまくってたのに対して、キリスト教がそれらを禁止してたから、長生きで人口が増えて行ったと言うのが1つの要因としてあるみたい。疫病が流行った時の生殖年齢までの生存率も、仲間の看病をするからキリスト教徒は高かったんだと。
そして識字率が高かったので、役人として使える人材が多く、ローマの国教になるまでになった。
キリスト教は性に厳格なイメージだったけど、それがストレートに成功要因でもあったのは面白い。キリストがすごかったから、パウロがすごかったからだけじゃあ空前絶後の成功に説明はつかないってことっすね。 -
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知能の高いものだけが集まる組織が必ずしも最高の組織にならない。
最高の頭脳の持ち主が、合理的な能力の持ち主とは限らない。
アインシュタインやコナンドイルなどの晩年における彼らの研究対象がオカルトちっくになっていること。
個人的には、人の役に立つことだけを考えたらすることだけが、有意義なこととは思わない。
ただ謙虚であること、人の意見に耳を傾けること。傲慢にならないこと。これは、どんな人にも言えることだと思う。
恥やプライドを捨てた人の方が、横のつながりと大きいし、何よりも話していて、楽しい。
そもそも知能とは何だろう。計算能力の速さか、実務能力の速さか。人間が決めた能力の定義に踊らされるよりも、直感で話してみて、相手を選べたら楽しいのにと思う。 -
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会社づくりは、結局「人」から始まるのだと思う。
最高のビジョンがあっても、最高の人材がいなければ意味がない。逆に、正しい人が集まっていれば、最初のアイデアや戦略が間違っていても修正できる。ピクサーの事例などを読んでいると腹落ちする。
特に面白かったのが、
・「何をするか」より「誰とやるか」
・「人をどう動かすか」より「どういう人を集めるか」
・「戦略をどう作るか」より「変化しても戦える人材と文化をどう作るか」
という順序感。
戦略、人材、組織文化を別々のテーマとして考えがちだが、本書ではかなりつながっている。正しい人を集め、その人たちが頼り合える文化を作り、共通のビジョンを持ち、そこから戦略と実行につなげていく。強い会社とは、個別の施策が優れているというより、この一連の構造が噛み合っている会社なのだろう。
「重要ポストの90%を正しい人材で埋める」という考え方もかなり刺さった。席を埋めることと、正しい人が座っていることは全く違う。
個人的には、AIによって事業や仕事の前提がどんどん変わる今だからこそ、「正しい戦略を当てる」こと以上に、「何が起きても考え直せる人と組織を作る」という本書のメッセージは、以前の時代よりも重くなっているように感じた。
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▼個人的に印象深かった問い
・重要なポストに、本当に正しい人が座っているか
・戦略が変わっても、一緒に戦いたいと思える人を採用しているか
・会社の価値観は、言葉ではなく日々の意思決定に表れているか
・自分自身は、組織の成長に合わせてアップデートできているか -
Posted by ブクログ
ネタバレ知ってるつもり――無知の科学
人はいかに知らないことを知らないかという本。
得られた知見(しったかぶり、笑)は以下の通り。
* 人は知っているつもりでも、詳細な説明を求められるとほとんど説明できない(知らない)
* 因果的な説明を求めると、質問の内容によっては説明できなかった後に知っているかと問われると知らなかったことを認める
* しかしながら、その質問が文化的、常識的なものだと、説明できなかった後でも知らないことを認めない人が多くなる
* これは、人が専門家やインターネットなどのポインタを知っている=知っていると判断していることによる
* さらに最悪なのは知らないことを自覚せずに、それにかかわる重要な判断を行っている
* ということで、知らないということを知ることによって慎重に判断するようにする以外、無知の罠からは逃れられない
本の中に、熟慮タイプか感覚判断タイプかを見分ける質問があるのですが、竹蔵は熟慮タイプではありませんでした。
竹蔵の知ったかぶりでご迷惑をおかけしている皆さん、すいません。
もっと良く考えるようにします。
竹蔵