土方奈美のレビュー一覧

  • 運のいい人が幸運をつかむ前にやっていること―セレンディピティの科学

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    セレンディピティ、少し前に流行ったWord。
    が、読み進めてみると、なるほど、なるほど、確かにそうだね!っと思うことがあり、結局、付箋をバンバン貼り付けながら読破しました。
    確かに…
    私達が書く履歴書はさも、自身の経歴に一貫性があるように書いてはいるが、多くの人にとっては、偶然、たまたまそうなっていた。振り返ってみた時に完成したストーリーに仕立て上げているだけで、本当は様々な出来事やタイミングが予想もしない形で起きているに過ぎない。

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    2026年02月11日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    ノーベル賞受賞者が陰謀論に傾いたり、天才と呼ばれた子供たちが凡庸な人生を歩んだり、オカルトにのめりこんだりする。この本はアメリカを舞台にした話であるが、日本でも「神童も20歳過ぎればただの人」という諺があったり、旧帝大卒の秀才がカルト宗教にはまったりする。

    なぜ、知能(IQ)で最高峰の能力・才覚を持つ彼らが、そのような愚行を犯してしまうのか?

    という問いから始まった本書。
    4部構成となっており、

    1部:知能の落とし穴
     IQテストの限界、他の知性の可能性、天才だから陥りやすい罠について解説する。

    2部:賢いあなたが気を付けるべきこと
     ベンジャミンフランクリンを例に、ならどうなればよい

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    2026年02月07日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    少し重いが非常に多くの示唆に富む。個人的には学習について「望ましい困難」の考え方が一番の発見だった。

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    2026年01月18日
  • 超新版ティッピング・ポイント 世の中を動かす「裏の三原則」

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    それまであまり変化しなかった事や、ある物事が一挙に拡大するのはそれをもたらす変換点があるからだ。これがティッピング・ポイント。「三分の一」もしくは「四分の一」の法則。つまり、今までは変化の状況が穏やかであったのが、その変化の要因が全体の30%に達すると、急激に、そっちの方向の変化をもたらす。白人居住地に黒人が移住してくると、黒人居住者の割合が30%に達すると、その後は短期間でその割合が80、90%というようになる(ホワイト・フライト)。また、ティッピング・ポイントに達する要因はその他にその変化を推進するスーパー・スプレッダーの存在(新型コロナウィルス感染の拡大の要因で典型的に観察された)やその

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    2026年01月06日
  • BUILD 真に価値あるものをつくる型破りなガイドブック

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    IPodの生みの親の本。自分の作りたい良い物を作るために会社との付き合い方、起業の考え方など。ビジネスのための組織の作り方というより、良い物を作るためにいかに組織と付き合うか、組織を作るか、どうチームを組むかという本だと思った。どこか勇気の出る本だった。

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    2025年12月08日
  • 超一流になるのは才能か努力か?

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    結局のところ、本書はアスリートや音楽家など、技能の基準がはっきりした専門領域で成果を出したい人のための本だと思う。

    アンダース・エリクソンは遺伝の影響を重視しない立場だが、世界レベルの卓越を求めていない自分にとって、長く苦しい孤独な訓練を積む必要はないかな。無価値とは言わないが、トレードオフを考えると無理をしてまで追うものでもない。

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    2025年12月04日
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    本書は、Netflixのカルチャーを“奇抜な事例”としてではなく、高業績を生み出す組織設計の論理として提示している点に価値があります。特に、自由と裁量を「結果の伴う高い基準」とセットで運用している構造は、経営者にとって示唆が大きい部分です。

    本書が強調する自由と責任・優秀さの密度・正直なフィードバック文化・ルールよりコンテクストといった要素は、単なるカルチャー論ではなく 高速意思決定と組織の適応性を高めるための経営戦略として整理されています。これにより、カルチャーが“情緒”ではなく“仕組み”であることを再認識できます。

    一方で、Netflixが成功している背景には、優秀人材の高密度採用・高

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    2025年12月04日
  • 超一流になるのは才能か努力か?

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    認知心理学者今井むつみ先生の推薦図書に挙げられていたので読む。題名から、超一流になるのは才能でなく努力であることは察せられたが、統計的なエビデンスから分析されており説得力がある。人生、なんとなく生きるより、楽しい方が良い。そのための示唆が載っている。2025.10.27

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    2025年10月27日
  • 失敗できる組織

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    タイトルこそ「失敗できる組織」であるが、本質は「失敗から学べる組織かどうか」に尽きる。
    個人的に考えさせられたのは「チームに分かれ、床に敷かれたタイルを歩くゲーム」の話だ。
    ルールは単純で、タイルによって「OK・NG」があり、NGの場合はブザーが鳴るという仕組みになっている。
    床のタイルを歩くのは一人ずつで、ブザーが鳴ったら次の人にバトンタッチして最初からやり直す。
    スタートからゴールまで、最も早く辿り着けたチームが勝ちというゲームだ。
    これで実際にゲームをスタートすると、タイルに足を置くことで迷う人がいるのだという。
    この気持ちが分からないでもない。
    みんなが見てる前で失敗したくないと思う気

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    2025年10月19日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    <目次>
    第1部  知能の落とし穴~高IQ、教育、専門知識がバカを増幅する
    第2部  賢いあなたがきをつけるべきこと
    第3部  実りある学習法~「根拠に基づく知恵」が記憶の質を高める
    第4部  知性ある組織の作り方

    <内容>
    昔から言われてきたことだが、賢いヤツほど実はバカ。世界の例がたくさん載っているが、日本でも「オウム真理教」などが最たる例だろう。第2部でそうならないための知恵が、またかゆいところに手が届くように、第4部では個人ではなく、組織になるとバカになる例が載っていて、それへの対処法(こちらが一番難しいかもしれないが)が載っている。頭の良さだけではなく、組織内の人間関係が影響される

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    2025年10月13日
  • 超新版ティッピング・ポイント 世の中を動かす「裏の三原則」

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    『ティッピング・ポイント』とは、社会が大きく変わる転換点のこと。小さな変化の積み重ねが、突然大きな変化を引き起こす。2000年に出版された同書では、「少数者の法則」「粘りの要素」「背景の力」の三原則が働いており、複雑系の世界ではそれが重要な要素だ、という話。
    2025年に出版された本書『超新版 ティッピング・ポイント』、原題は『Revenge of the Tipping Point』では、世の中を動かす裏の三原則として、「空気感」「スーパースプレッダー」「ソーシャル・エンジニアリング」が提唱されている。
    それぞれの詳細について、面白エピソードと科学的エビデンスで説明される。
    最後に、
    「第4

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    2025年10月01日
  • 超新版ティッピング・ポイント 世の中を動かす「裏の三原則」

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    著者の『逆転』は10年くらい前に読んでいて、ダビデとゴリアテのように逆転劇はどのように成し遂げられるかについてなどあり、企画書に使わせてもらっていた。本書は、25年前に書かれてヒットした前作を同じタイトルながら、全く書き直している。いかにマイナーなことがメジャーになるかについてさまざまな事例を挙げながらそのポイントを解説しているが、25年前は「少数者の法則・粘り・背景のチカラ」だったが、本書では「空気感・集団構成・スーパースプレッダー」と説く。登場する事例が面白く、銀行強盗だったり、コロナだったり、麻薬だったりする。ちょっと馴染みがない事例も多いがデータを踏まえていて納得させられる。今の言葉で

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    2025年09月20日
  • 知ってるつもり 無知の科学

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    本書で書かれていることは自明のことかもしれない。しかし、人は自分が思っている以上に無知であると気づかせてくれる。
    また人の記憶が脳だけでなく世界にあることと知識のコミュニティという概念は自分にとって新鮮だった。新しい視点から世界を見ることを可能にしてくれた。

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    2025年09月14日
  • 知ってるつもり 無知の科学

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    この本は
    ①、我々の知識の殆どは他人(環境)任せ
    ②、我々はその事を理解出来ていない
    ③、しかし①である方が効率的
    ④、しかし②を理解していないと問題が多発する
    と言う事を、例を挙げて解説する内容が終始延々と記述されており、恐らく誰しも何となく思っていた事が殆どに感じます。

    それでも良い本だと思うのは、あとがきに書いてあるとおり、『改めて考えてみるまで、こうした考えを明らかだとは思わないから』。

    内容は具体的な事柄に対しての対策と言うよりも人生の各事柄(生活、勉学、人間関係)のどの事にも言える汎用的なもので、且つふわふわと思っていた事が明確化された事で各事柄に対するより良い選択や方向性の決

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    2025年09月09日
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    しょーもない会社にかぎって、承認やら稟議やらでがんじがらめ。
    でもそもそも良い人材だけの会社になっていないから仕方ないのか。まずは最高の仲間探しからはじめなくては。

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    2025年09月02日
  • セレンディピティ 点をつなぐ力

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    セレンディピティとは、運を科学的な見地でとらえたもの。自己啓発系のビジネス書には、自分の人生を切り開くには平時のマインドセットを説くものが多いが、この本はその原理を体系的に解説している。どうしても、運を引き寄せることについて、オカルト的な発想がはびこっているが、腑に落ちる内容。
    洋書を和訳した本でもあるため、どうしても読みづらい。かなり時間をかけて読み切ることができた。

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    2025年09月15日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    ・分析的知能、創造的知能、実務的知能
     IQが測るのは分析的知能のみ
    ・IQの高い人はアルコール消費量が多かったり、喫煙、ドラッグ経験の傾向
     つまり短期的利益と長期的弊害の比較は行われていない
    ・他者に自分の考えを説明しようと思うと多様な視点で考えがち
    ・自分のソマティックマーカーに敏感なほど他者の感情にも敏感
     アジア系の方にその傾向が多い
    ・自らの感情を描写できる人はバックグラウンドフィリング…所謂直感…を意識的に捉えられるため、その影響を排除できる可能性が高い
     感情の意味をはっきりさせて批判的に分析できる

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    2025年08月20日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    1. 「知性」は必ずしも賢明な判断に結びつかない

    ・高いIQ、教育、専門知識を持つ人が、逆に誤った判断や愚かな決断をすることがある。

    ・実際に、IQ190以上の天才でも平凡な人生を歩んだり、専門家が陰謀論や非科学的な信念に陥ったりする事例が紹介されている。

    2. 主な認知バイアス:「動機づけられた推論(マイサイド・バイアス)」

    ・知識や知性がある人ほど、自分の信念を正当化するために知能を使いがちで、都合の良い情報だけを選び取る傾向がある。

    ・専門家には「獲得されたドグマ主義」(acquired dogmatism)や「知識の呪い」が存在し、自分の専門分野以外を過小評価したり、新しい視

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    2025年08月11日
  • Why We Die(ホワイ・ウィ・ダイ) 老化と不死の謎に迫る

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    生物学や医学から老化の問題がどこまでいっているかを書いた本である。所々図もあるがわかりにくい。文章が読みにくいのはいかんともしがたい。

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    2025年08月01日
  • アマゾノミクス データ・サイエンティストはこう考える

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    世の中にあるデータがどのように使われているのか、詳細に書かれてある。我々の知らないところで使われているデータも存在している。このような驚きや恐怖を感じた。
    無料で SNS を利用できている理由を知ることができた。企業はサービスを提供する。ユーザーは自分の行動データを企業に提供する。というギブ & テイクを行っている。
    今後もっとデータが増えていくので、それを使った分析により、新しい発見が増えていきそう。

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    2025年07月29日