土方奈美のレビュー一覧

  • 知ってるつもり 無知の科学

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    主題はすでに題名に書かれている。
    「なぜに」「いかに」を読み進める本。
    読むだけでも楽しいけど、自身の謙虚さを育てる助けにもなれば、他人様を受け入れる助けにもなるやも。

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    2023年07月24日
  • ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる

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    企業経営に関する豊富な研究事例に基づく教えが凝縮されていて、非常に読みごたえがある本。特に、リーダーシップとイノベーションに関する章は、これからのA I時代における自分自身の仕事の意義を深く考えさせられる内容だった。

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    2023年05月14日
  • サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠

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    企業だけでなくあらゆる組織が大きくなるにつれて、組織間の交流が減り、日本語でいうところの「タコつぼ」(英語ではサイロ)が構築されていきます。これは高度に分業・専門職化が進んだ現代社会では避けられない事象ですが、サイロがあまりに強固すぎるとチャンスやリスクを見逃し、場合によっては組織の存亡を揺るがすような事態に陥ることがあるわけです。本書では、サイロが弊害をもたらした事例として、ソニー、UBS、世界金融危機時の経済学者を第1部で紹介し、第2部では、サイロの弊害をいかに克服するかという「サイロバスターズ」の事例として、シカゴ警察、フェイスブック、クリーブランド・クリニックをとりあげ、さらに他社のサ

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    2023年05月08日
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    Netflixのカルチャーについて書かれた本。「能力密度」「自由と責任」などわかりやすい言葉で書かれていて読みやすい。ただし、書かれている内容を伝統のある日本式大企業の自社に引き寄せて考えると実行出来る気がしない。結果的に社員の自由を奪いイノベーションの阻害だとわかっていても「ルールと手順」を手放し「自由と責任」に振り切ることは無理だと思う。根深く浸透している文化を急激に変えるのはハレーションを引き起こすことが必至なので、徐々に行動変容していき、まずは自分自身の能力密度を上げ、組織に伝播させていくべきかと思う。

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    2023年05月06日
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    エリン・メイヤーとの共著である点が秀逸。「自由と責任」の文化を定着させることのできる事業の特性、定着に向けた具体的なステップ、またグローバルでの適応など、これが唯一の答えではない点が相対化されている。

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    2023年05月05日
  • ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる

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    その指標とはバスの重要な座席のうち、そこにふさわしい人材で埋まっている割合

    経営で1番大切なのは人材。
    素晴らしいアイデアを凡庸な人に任せたら凡庸になるが、凡庸なアイデアを素晴らしい人に任せたら素晴らしいモノが生まれる。
    アイデアありきだと変化できない。
    いい人を集めるて大きな仕事を与えることが成長の好循環


    リーダーシップとは、部下にやらなければならないことをやりたいと思わせる技術である
    この定義には重要な点が3つある。
    第一に、やらなければならないことを見極めるのはリーダーの役目だ。…
    第二に、重要なのはやらなければいけないことをやらせることではなく、やりたいと思わせることだ。
    第三

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    2023年04月18日
  • アリババ 世界最強のスマートビジネス

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    アリババについて知ることはできるのはもちろん、
    そのような仕組みを作るまでの流れを俯瞰的に説明してくれている。
    著者がアリババのかたであるものの、いい意味で一歩引いた視線で語られている印象。

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    2022年11月23日
  • Anthro Vision(アンソロ・ビジョン) 人類学的思考で視るビジネスと世界

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    Anthropology人類学 広角・歴史的視点の重要性 経済至上主義の限界
    経済は「累積的矛盾」を伴い、 

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    2022年09月11日
  • 知ってるつもり 無知の科学

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    笑えてくるほどおもしろい、人間にとっての知識の本質的な本。SNS等に散見される南郭濫吹な人々も仕方ないのかなと諦観できるようになれるかも…?行動経済学や認知心理学の本を読むときの前提知識として読むべき。

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    2022年08月19日
  • Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR

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    名著。
    バックボーン、システム、プロセス、アクションプランがまとまっている。
    あとはどう運用するか。
    利用者にかかっているが、自身としてもあらためて今までやってきたことの体系化に繋がった。

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    2022年08月07日
  • オリバー・ストーン オン プーチン

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    オリバーストーン監督が1年8ヶ月にわたるインタビューをドキュメント化したもの。
    ウクライナ問題とコソボ問題の比較で語るプーチンが印象深い

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    2022年07月10日
  • Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR

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    組織に所属するメンバー全員が、目標に向かって前進するために有効な手法の一つであるOKRを紹介している書籍。
    Objectives Key Results 目標と主要な結果 を意味する頭文字がOKRだ。
    目標管理制度と似たものだが、人事処遇とは切り離して運用する点が大きく違う。とはいえ、目標管理制度のまま本書の手法を活用することもできると感じた。
    もう一つの特徴は、全従業員のOKRは公開されており、従業員であれば誰のOKRでも見ることができること。
    企業での導入実績が紹介され、後半でOKR活用時の留意事項や陥りやすい失敗事例が学べる。
    このOKRを運用する上で、車の両輪ともいえるものがCFRだ。

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    2022年07月10日
  • 知ってるつもり 無知の科学

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    本書の結論は、「知能は特定の個人ではなく、コミュニティの中に存在する」です。
    個人は驚くほど無知であり、人類を発展させたのは、集団(コミュニティ)がもっている知性であることをいっています。
    巻末に、本書の三つの主題、「無知」、「知識の錯覚」、「知識のコミュニティ」が書かれています。

    「無知」
    ・個人が処理できる情報量には重大な制約がある
    ・人間は、自分がどれほどわかっていないかを自覚していない
    ・知識を全て足し合わせると人間の思考は驚嘆すべきものとなる、ただ、それは、コミュニティとしての産物であり特定の個人のものではない。
    ・たった一つのモノについてさえ、そのすべての側面に精通することは不可

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    2022年06月30日
  • 知ってるつもり 無知の科学

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    タイトルから自分が勝手にイメージした内容とは異なっていましたが、「読んでよかった」と思えた本です。
    「ヒトは、自分自身が思っているほど、物事を理解していない」ということについては、自分自身のこととしても何度も体験したことがありますし、他人を見ていても何度も経験したことがあるので、ヒトにはそういう傾向がある、と思ってはいましたが、もっと一般的というか普遍的であることを、この本を通して確認できました。

    そもそも、人間どうしがコミュニケーションに使う道具である「言葉(言語)」自体も、まだまだ完成してはいないことを考えると、ヒトが物事をあまり理解していないことについては、まったく違和感ありません。

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    2022年06月27日
  • Anthro Vision(アンソロ・ビジョン) 人類学的思考で視るビジネスと世界

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    今こそ人類学の出番だと言いたいところだが、何も文化人類学や社会人類学だけの話ではない。定量分析や実証分析と呼ぶものが同じであることを、もしくは、それからの逸脱を示そうとするのに対し、定性分析や質的調査は、往々にして特異であることや一般化は難しくとも一般的であるものとは違うものに着目して帰納的に空間やスケールを再構築(物語化)しようとするからだ。それゆえダイバーシティが重要になる。他者を観察し、聴き、語り合うことがコロナ後に見直されそうな予感だ。

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    2022年06月20日
  • Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR

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    ドラッカーの「現代の経営」、ゴールドラットの「ザ・ゴール」と同じように何度も読み返し、使いこなすべきマネジメント本を読んでしまった!

    重要なことにフォーカスして成果を上げ続ける仕組みを具体的に例示した本としては、最強かもしれない。

    スタンフォード大学の学生だったラリーペイジとセルゲイブリンがGoogleを立ち上げたばかりの頃に、1千万ドルの小切手を切った伝説のベンチャーキャピタリスト、ジョンドーア。彼が彼らに指南したマネジメント手法こそ、本書で解説されるOKRだ。

    著者は、テクノロジービジネスの実務に詳しく、金だけでなく、人的にも投資先をサポートしている。それだけに投資先のOKRの実例を

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    2022年05月04日
  • Anthro Vision(アンソロ・ビジョン) 人類学的思考で視るビジネスと世界

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    異なる民族や文化のことを深く理解する人類学の手法が、今日の企業の商品開発や社会問題の解決にも活かせることを、著者自身の経験や多くの実証的な事例を元に明らかにした一冊。

    人類学者が異なる文化を持つ民族が暮らす実生活の場に身を置き、その文化に自ら「浸る」ことで本質を理解しようとする「エスノグラフィー」という研究手法は、企業の顧客ニーズの分析や、エボラ対策といった医療現場でも成果を上げている。著者はこのような人類学者の思考法は、文化の多様性を偏見なく受容することにつながるとともに、翻って自らの特異性に気づく機会にもなり、そのためには集団において誰もが当たり前すぎて口にしないこと(社会的沈黙)に気づ

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    2022年04月10日
  • Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR

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    OKRによって、フォーカス、アラインメント、トラッキング、そしてストレッチが可能になる。運用にはとても絶妙なバランスや前提となるルールが必要だが、それよりも根本的にどうしても実現したいビジョンとそれを信じて止まないコントリビューターの文化があって、ことツールが大きな効果が発揮される。

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    2022年02月27日
  • ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる

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    人生で読んできた会社・組織に関わる本のなかで、断トツに読みやすく、最も心に響き、すぐに行動に移せることがあるなかで、一番長い本だった笑

    会社を立ち上げるとか、リーダーであるとか関係なしに、自分の人生に一本芯を通す覚悟を持てる人は誰しもが読むべき本だと思う。
    反面、人生を自責と捉えることができず、川を流れるうどの大木のような生き方を許容できてしまう人にとっては退屈なのかもしれない。

    何を成し遂げたいのか。人生をどう切り開くのか。
    それを深く考えさせてくれることそのものが、この著作が偉大である証だ。

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    2022年02月19日
  • ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる

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    ジムコリンズ、間違いなし。と感じることができるバイブルに値する内容でした。何回も読まなきゃな、と思わされる中身の濃い1冊。

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    2022年02月19日