土方奈美のレビュー一覧

  • 超一流になるのは才能か努力か?

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    その道のプロやエキスパートは、ある能力そのものではなく、ある能力を身につける才能がある、という考え方がおもしろいと思った。どんなことでも練習が必要だが、ただ闇雲にするのではなく、自分の居心地のよいところから出て、集中して行い、自分の弱点を見つけ、それを治していく、というサイクルが不可欠だということがわかった。振り返ってみると、私はこの3つが欠けていたように思う。今日から意識したい。

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    2022年03月27日
  • セレンディピティ 点をつなぐ力

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    グリット、フローなどポジティブ心理学、行動経済学など現在の自己啓発に必要なスキルがまとめられています。

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    2022年03月18日
  • サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠

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    ちょっと仕事で使えそうだったので、さーっとつまみ読み。
    評判通りの知的好奇心のくすぐられる良書だった。

    サイロとは、会社で言えば、専門性が発達し過ぎて、
    部署・部門間の連携・交流がなくなり、
    結果、会社や組織が衰退してしまうという事象。
    まさしく多くの企業が多かれ少なかれ、サイロに陥っていると思います。
    この問題を文化人類学者である著者が分析した本。
    興味深かったのは、企業がサイロ化(専門化)することを著者は否定していなかったこと。
    すなわち、今のビジネスや事業を進めていく上で、
    専門化は必要なことだが、交流や情報共有がなくならない
    仕掛け作り・仕組みづくりが重要というスタンスに妙に納得して

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    2022年03月03日
  • The Intelligence Trap(インテリジェンス・トラップ) なぜ、賢い人ほど愚かな決断を下すのか

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    良い。社会人、特にベテラン層になった人は一度は見るべきだと思う。
    優秀で経験豊かな人がどうして誤った決断を下すのか?
    それは、自分の知識の死角が見えなくなっていくからだ。
    ソクラテスの言う無知の知を忘れてしまうのである。
    無知なものほど自信過剰になる、ダニング=クルーガー効果というのもある。
    また、「動機づけられた推論」もかなり厄介だ。はじめに方向性を決めて情報集めをすると、それに引きずられて集まる情報にバイアスがかかる。情報の良い面、または悪い面だけを見てしまう。

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    2022年02月17日
  • セレンディピティ 点をつなぐ力

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    面白い。セレンディピティを起こすためには待っているだけではなく、効果的にトリガーを散りばめておくことが必要だという概念はとてもしっくりくる。例えば、自己紹介でのセレンディピティ・トリガーを散りばめ方。

    × 起業家です
    ○ 人と人をつなげるのが好きだ。教育分野の仕事をしている。最近哲学に興味を持ち始めたが、本当に好きなのはピアノだ
    (すきなこと、仕事の説明、関心があること、趣味)

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    2022年02月13日
  • Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR

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    色々と書いてあるが、4半期に3~5に重要事項を絞るのがコツ
    っていうのが一番刺さった。やっぱり良い目標設定が一番大切だと思った。
    「良い目標」の事例がいっぱい載ってるので参考にしていきたい。
    メモ
    ゲーグルのOKR実践マニュアル
    OKRを作成する際の落とし穴
    ①コミットするOKRと野心的OKRを区別できない
    コミットするOKRにすべき項目を、野心的OKRとすることで、未達の可能性が
    高まる。チームはまじめに取り組もうとせず、このOKRの達成にフォーカスする
    ために他の優先項目を調整しようとしなくなる。
    反対に、野心的OKRをコミットするOKRにしてしまうと、それを達成する方法
    を見いだせないチ

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    2022年02月11日
  • Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR

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    OKR(Objective and Key Results)の運用方法や要諦を詳細に紹介している良書。Objectiveは目指すべき目標を意味し、Key ResultsはObjectiveを達成するために必要な成果である。つまり、Key Resultsすべてを達成できればObjectiveを満たせるという論理的関係性がある。
    OKRは単なる目標管理ツールではなく、パフォーマンスの定期観察と、企業ビジョンと部門目標の連携を可能にするものだ。OKRは定期的に見直し、進捗状況をモニタリングし、部署外に公開されることで、部署間の壁を変えたコラボレーションを生み出し、高いパフォーマンスを実現できる。

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    2022年01月30日
  • ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる

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    メモです。

    最高の人材がいなければ、最高のビジョンに意味はない。
    →人材が大切。まずは採用。次に、良い人材を確保したら、たっぷりの機会を与えて育てる。

    リーダーとは
    →やらなくてはいけないことを見極めることが役割。そして、やりたいと思わせること。そのためには、魅力的なビジョンを明確かつ簡潔に表現する才能がいるかもしれない。ポジティブなフィードバックをすること。

    コンセンサス
    →多数決とかそういう話ではなく、反対意見もあるという中で、意見を言わない人もいる中で、肌で感じるもの。

    ビジョンとは
    →ただ口に出せばいい。何度も何度も。目に入るようにし、話題にする。あらゆる階層の社員の意思決定に

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    2022年01月23日
  • 〔エッセンシャル版〕行動経済学

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    文庫サイズで気軽に行動経済学を学べる本。

    題名の通りほんとに
    「エッセンシャル版」
    だと思ったので、入門書のような感じ。

    deepに学びたい人には薦めないけれど、行動経済学ってどういうもの?という人にお勧め。

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    2022年01月22日
  • ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる

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    ベンチャーから偉大な組織にするための方法論。ケーススタディを経た結果、至極人間的な帰結をしている点が興味深いです。金銭的インセンティブよりも内発的な動機づけ、信頼や敬意の重要性など。この類のビジネス書は途中で飽きがちだったのですが、本書はダレることなく最後まで読みきれました。

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    2022年01月18日
  • ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる

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    経営者や起業家ではない、単なるひとりの会社員として読んでみて刺さったのは「何をするかではなく、何者であるか」だった。

    企業の中にいると会社の方針を達成するために、アクションアイテムを決めて、担当者を決める、というように、今までのやり方だと「仕事」に「人」を当てはめてしまっている。

    ある最高のプロジェクトがあっても二流の人がやる場合は結果も平凡になるが、二流のプロジェクトでも最高の人がやれば結果は最高になる可能性がある。

    ひとりの人は何が持ち味か、その人を活かすには何をやるか、というように、「人」から「仕事」を考えられるようになりたい。

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    2021年12月31日
  • 脳メンテナンス 無限の力を引き出す4つの鍵

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    薬草を使った民間療法には眉唾物があると理解した上でも、中には効果のあるものもあるというのには同意しやすいでしょうが、こころを対象にした「引き寄せの法則」などの方法論には忌避感を示すことも多いのではないでしょうか?本書は、薬草における医薬科学と同様に、脳科学、神経科学の見地から右脳左脳の論は誤り、引き寄せの法則は説明しうる、などのように経験的な事柄のうち、最近の科学で検証可能なものについて論じています。

    第一部で全体の外観を示したあと、第二部は様々な研究結果が立て続けに登場し、全く違う本のようですが、このように理論の部分と実験の部分、そしてその後に登場する実践の部分が別れていて、読者は頭を切り

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    2021年10月03日
  • ボールド 突き抜ける力 超ド級の成長と富を手に入れ、世界を変える方法

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    テクノロジーを生かして、今やどんな事業も不可能ではなくなったと感じる。
    クラファンの魅力を生かして、自分も事業を起こしていきたい。

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    2021年09月09日
  • たいていのことは20時間で習得できる 忙しい人のための超速スキル獲得術

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     オリンピック出場や世界記録を出すことを目指すのであれば1万時間でも足りないだろうが、趣味のレベルで楽しむためにスキルを身につけるのであれば20時間で十分ということを示してくれる。
     事前準備の時間は20時間に含まれておらず、また相当の準備を必要とするが、「練習時間を20時間しかとることができない」と仮定して計画を立てるとするのであれば当然のことだろう。20時間しかないのだから無駄なことをしている暇はない。そう考えれば入念に準備をして当然である。
     1万時間の練習を否定するものではないが、1万時間という言葉が独り歩きし、1万時間という言葉に怯んでしまって挑戦をやめてしまっているのも否定できない

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    2021年08月15日
  • 超一流になるのは才能か努力か?

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    根拠と共に書かれていて、きちんと時間を投資して正しく負荷をかけ続ければ、手に入れたい能力を身につける事ができると思わせてくれる。

    ポイント
    ・限界を少しだけ超える負荷をかける
    ・練習を継続するしくみ
      ①時間を決めて誘惑を減らす
      ②結果を実感できる工夫

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    2021年07月11日
  • The Intelligence Trap(インテリジェンス・トラップ) なぜ、賢い人ほど愚かな決断を下すのか

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    Twitterで取り上げられて気になっていた本を、遂に読んだ。
    知識を持つことが、逆に視野を狭めたりする。その恐ろしさが豊富な事例で綴られる。誰にも起こりうること、と書かれていて、終盤の事故の件などは確かになと思わされた。
    対応策も載っており、気をつけていきたいと思わされた。

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    2021年07月03日
  • 超一流になるのは才能か努力か?

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    “夢を追いかけない理由はない”
    諦めず意識を持って練習を続けることで道は開かれる、と教えてくれる良書。具体的な事例が面白い。

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    2021年06月07日
  • たいていのことは20時間で習得できる 忙しい人のための超速スキル獲得術

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    大抵の事は20時間で習得できる、と言う考え方に関してははっとさせれると部分があった。

    効果的学習のための10のルール。1スキルとそれに関連したトピックについて調べる。2わからなくてもやってみる。3心的モデルと心的フックを知る。4望んでいることの逆を想像する。5実際にやっている人の話を聞いて予想を立てる。6環境から気が散る要素を取り除く。7覚えるために間隔をあけて反復と強化をする。8チェックリストとルーティンを設ける。9予測を立て検証する。10自分の生物学的欲求を大切にする。

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    2021年06月05日
  • デジタル・ゴールド--ビットコイン、その知られざる物語

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    非常によく調べて、インタビューして書いたのだなと思う。
    ビットコインの今日に至るまでの変遷だとか、裏側にある数々のドラマが記されている。
    「事実は小説よりも奇なり」とはよく言ったもので、重厚な小説を読んでるようだった。

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    2021年04月20日
  • 超一流になるのは才能か努力か?

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    ネタバレ

    ■ひとことで言うと?
     あらゆる能力は限界的練習で後天的に獲得できる

    ■キーポイント
     ・才能=限界的練習の蓄積
      →才能は圧倒的な量の練習から生まれる(1万時間の法則)
       →才能は後天的に獲得できる
     ・限界的練習
      →能力向上には「限界的練習=かろうじて手が届く挑戦」が必要
       →1. 自分の能力を少し超えた課題に挑戦する
       →2. 具体的な達成目標を設定し、集中して課題に取り組む
       →3. 成果に対してフィードバックを受け、やり方を改善する
     ・「心的イメージ」の構築
      →心的イメージ=対象の物事に対する概念・情報の集合(心的構造)
       →心的イメージの拡充≒判断

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    2021年03月14日