土方奈美のレビュー一覧

  • 意外と会社は合理的 組織にはびこる理不尽のメカニズム

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    組織がなぜ不合理な、「なぜこんなにも簡単なことも出来ないんだ」という疑問に答えてくれる本。

    平たく言えば、個人的には不合理に見える事象も、組織レベルでは合理的な場合がある。
    あるいは個人個人が個人の合理性を追求した結果、組織として不合理に陥る等、かなり示唆に富んだ本だった。

    ただし、経済の専門用語はともかく、米国の軍隊の用語も頻繁に出ており、しかもその解説がないため、分かりにくい章も多い。
    また本の構成自体がそうなのか、翻訳者の腕なのかは置いておくが、1ページ当たりの文字の量、情報量が多く、しかも硬い文章のため、読みにくい。
    もう少し、その辺りを考慮した構成になっていれば、★5だった。

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    2022年08月29日
  • サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠

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    高度に専門化が進む現代社会において、サイロが進むにつれて情報が遮断される。

    時には信じがたい不合理な行動に突き進む仕組みを文化人類学的な視点から解明し問題点を炙り出した、唯一無二の書籍。

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    2022年08月06日
  • ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる

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    ついに読み終わった。
    いわゆる普通の企業経営ではなく、素晴らしい企業経営のために必要なことが書かれている。
    特に従業員や周りの同僚にリスペクトをはらうこと、人間には組織の要求に応えて自律的に働こうとおもう特性があること、優れた組織を作るために、パーパス、ビジョン、ミッションの設定が必要なことがわかった。
    特筆すべき結果を残した企業の経営者は自分がしたことを特別だと思っていないことが多い。経営者は何をしたかよりもどうしたかが大事。
    100年続く企業には共通項があるが、ほとんどの会社はそれがわかっていないし、わかろうともしない。
    革新的で永続的な企業を作りたいと思う経営者はまさに必読の書。

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    2022年07月25日
  • 超一流になるのは才能か努力か?

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    0 どんな本?
    一流と言われる能力は後天的な努力の蓄積である
    事を説明する本。どの様な努力が必要かを教えてく
    れる本。

    1 何で読んだの?
    (1) 努力の仕方を知りたいから。
    (2) 子育てに活かしたいから。
    (3) 日々の成長計画に活かすtodoを得たい。

    2 構 成
    序終章を含め全11章構成。330頁。
    「絶対音感は生まれつき?」から始まり、「限界的練習で社会が変わる。」と結ぶ。

    3 著者の問題提起
    一流と言われる能力は先天的なものか?努力では
    獲得できないのか?

    4 命題に至った理由
    能力の獲得専門

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    2022年07月25日
  • 超一流になるのは才能か努力か?

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     努力の大切さを科学的視点から説く本。ただがむしゃらな努力ではだめで、その道に必要は心的イメージが作られるよう、目的ある練習、限界的練習をする必要がある。実践は難しいけど、このことがよくわかった。
     いわゆるサヴァン症候群の人も、実は(本人は無意識にも)ある能力を伸ばすために努力をしていることなど、目から鱗だった。
     本書の通りやってもおそらく超一流にはなれない。それでも、正しい方法で努力を続けると、それなりにはなれるかもしれない。そんな希望も持てる一冊。

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    2022年07月18日
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    ネタバレ

    フィードバックのガイドライン「4A」
    フィードバックを与える
    1 相手を助けようという気持ちで(AIM TO ASSIST)
     フィードバックは前向きな意図をもって行う。自分のイライラを吐き出すため、意図的に相手を傷つけるため、あるいは自分の立場を強くするためにフィードバックをすることは許されない。ある行動を変えることがあなたではなく、相手自身あるいは会社にとってどのように役立つのか、明確に説明しよう。「社外パートナーとのミーティング中に歯をいじるのを止めろよ、気持ち悪いから」は誤ったフィードバックだ。正しい伝え方は「外部パートナーとのミーティング中に歯をいじるのをやめれば、パートナーは君をプ

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    2022年07月18日
  • ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる

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    ビジネス書として長く読まれているだけある、基本から応用まで普遍的な成功哲学について書かれた名著。ビジネスパーソンとしてある程度のキャリアになったら必ず一度は読んだ方がいいと思います。

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    2022年07月09日
  • 財政赤字の神話 MMT入門

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    MMT、不勉強で言葉としては知っていたが中身についてはよく知らなかった。本書を読みよく理解したと言いたいところだがそうとも言えない。

    ものすごく端折って言えば「自前の通貨を持っている国は、財政赤字は問題でない」ということなんだろうが、説明されてなるほどと思っても、心の底からは受け入れられない自分がいる。

    MMTのキモは諸々の社会の課題を解決する為の考え方を提示しているところにあるのだろうが、最終的に行き着く所はどこになるのだろうか。

    その理論に従って政策を実行したらとんでもないことにならないだろうか。基本的には財政赤字を理由に実行できない政策はないのだから夢のような話ではある。

    今の日

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    2022年07月02日
  • Anthro Vision(アンソロ・ビジョン) 人類学的思考で視るビジネスと世界

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    Facebookの広告で見かけ、英字のタイトルと人類学的思考という、2つの言葉に興味を持ち読む。
    著者のフィールドワークや豊富な実例をもとに、ビッグデータに基づく定量的分析やこれまでの経済学などの知識では見出せない要因が浮かび上がってくるプロセスをダイナミックに描写している。
    ヒトの行為による現象には、机上の学問やデータだけでは見えない何かが隠れている。そこに、人類学的アプローチ、対象に影響を与えることなく、観察して感得する重要性が示唆されている。この分野の研究者は活動が地味であり、政治的な動きを嫌う傾向が強いが、様々な分野でその手法が注目を集め始めた。新たな視点で、世界に漂う不透明感が拭われ

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    2022年07月02日
  • セレンディピティ 点をつなぐ力

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    他者を責めず、従業員が多様なアイデアに対してオープンな環境ほどセレンディピティが起こりやすい
    心理的安全性、プロジェクトの葬式など、様々なアイデアを出し合い、実践し、失敗から学ぶ
    セレンディピティスコアを定期的にチェックして行動の変化を楽しみたい
    最近とある読書会で読んだ「夜と霧」のヴィクトール・フランクルの話が出てくるところに何か不思議なつながりを感じている

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    2022年06月14日
  • ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる

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    ジム・コリンズのシリーズ作品総集編という感じ。
    頭の整理としてのまとめ本としては素晴らしいが、
    ビジョナリーカンパニー②や④は先に読んでおくべきだろう。

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    2022年06月07日
  • セレンディピティ 点をつなぐ力

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    セレンディピティが起こりうる準備をしておくことが、セレンディピティを引き付け、起きたときに正しいマインドでそれを迎えることができる

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    2022年05月14日
  • ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる

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    ネタバレ

    読み終わって、最も大事なことがカバーに要約されてあることを改めて実感した。

    ---以下、引用----
    ジム·コリンズとビル·ラジアーの教えの例

    偉大な企業という目的地があるわけではない。
    ひたすら成長と改善を積み重ねていく、
    長く困難で苦しい道のりだ。
    高みに上り詰めると、新たな課題、 リスク、
    冒険、さらに高い基準を探す。

    企業が追跡すべきもっとも重要な指標は、 売上高や
    利益、資本収益率やキャッシュフローではない。
    バスの重要な座席のうち、そこにふさわしい人材オで
    埋まっている割合だ。適切な人材を確保できるかに
    すべてがかかっている。

    起業家の成功は基本的に
    「何をするか」ではなく

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    2022年05月08日
  • Anthro Vision(アンソロ・ビジョン) 人類学的思考で視るビジネスと世界

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    集団の中での常識や慣習は その中にいると空気のようにみえなくなつてしまう。世の中は多様性でできている。他者の視点で見てみることで今までみえていなかった死角が見えてくる。

    世の中をメタで見直すための大切な考え方を学べました。

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    2022年04月03日
  • ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる

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    ・いつでも安全な道に戻れる選択肢を残しておこうとすると、一生選択しないままで終わる
    ・あなたが誰かを信頼した場合、相手は信頼されることによって認められたと感じ、モチベーションを抱く。信頼しなかった場合に、裏切られた際の痛みと失望は抑えられるだろう。ただし、相手をはなから信頼できないと思えば、優秀な人材ほど意欲を失い去っていく。ビルが「信頼する方に賭ける」のはこのためだ
    ・素晴らしい人間関係は「この関係でどちらの方が得をしているのか」と聞いて、両方が「自分」と答えるかどうかだ
    ・仕事を「業務」と見るか「責任」と見るか。重要ポストに就くものは例外なく、業務リストではなく広範な責任を負う。そこにふさ

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    2022年03月27日
  • 超一流になるのは才能か努力か?

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    その道のプロやエキスパートは、ある能力そのものではなく、ある能力を身につける才能がある、という考え方がおもしろいと思った。どんなことでも練習が必要だが、ただ闇雲にするのではなく、自分の居心地のよいところから出て、集中して行い、自分の弱点を見つけ、それを治していく、というサイクルが不可欠だということがわかった。振り返ってみると、私はこの3つが欠けていたように思う。今日から意識したい。

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    2022年03月27日
  • セレンディピティ 点をつなぐ力

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    グリット、フローなどポジティブ心理学、行動経済学など現在の自己啓発に必要なスキルがまとめられています。

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    2022年03月18日
  • サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠

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    ちょっと仕事で使えそうだったので、さーっとつまみ読み。
    評判通りの知的好奇心のくすぐられる良書だった。

    サイロとは、会社で言えば、専門性が発達し過ぎて、
    部署・部門間の連携・交流がなくなり、
    結果、会社や組織が衰退してしまうという事象。
    まさしく多くの企業が多かれ少なかれ、サイロに陥っていると思います。
    この問題を文化人類学者である著者が分析した本。
    興味深かったのは、企業がサイロ化(専門化)することを著者は否定していなかったこと。
    すなわち、今のビジネスや事業を進めていく上で、
    専門化は必要なことだが、交流や情報共有がなくならない
    仕掛け作り・仕組みづくりが重要というスタンスに妙に納得して

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    2022年03月03日
  • The Intelligence Trap(インテリジェンス・トラップ) なぜ、賢い人ほど愚かな決断を下すのか

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    良い。社会人、特にベテラン層になった人は一度は見るべきだと思う。
    優秀で経験豊かな人がどうして誤った決断を下すのか?
    それは、自分の知識の死角が見えなくなっていくからだ。
    ソクラテスの言う無知の知を忘れてしまうのである。
    無知なものほど自信過剰になる、ダニング=クルーガー効果というのもある。
    また、「動機づけられた推論」もかなり厄介だ。はじめに方向性を決めて情報集めをすると、それに引きずられて集まる情報にバイアスがかかる。情報の良い面、または悪い面だけを見てしまう。

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    2022年02月17日
  • セレンディピティ 点をつなぐ力

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    面白い。セレンディピティを起こすためには待っているだけではなく、効果的にトリガーを散りばめておくことが必要だという概念はとてもしっくりくる。例えば、自己紹介でのセレンディピティ・トリガーを散りばめ方。

    × 起業家です
    ○ 人と人をつなげるのが好きだ。教育分野の仕事をしている。最近哲学に興味を持ち始めたが、本当に好きなのはピアノだ
    (すきなこと、仕事の説明、関心があること、趣味)

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    2022年02月13日