土方奈美のレビュー一覧

  • インテル 世界で最も重要な会社の産業史

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    時間つぶしの読み物としては、面白いしボリュームもあるのでちょうどよい。
    なにか学ぶことがあるかといえばそんなにないかもしれない。

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    2019年01月06日
  • オリバー・ストーン オン プーチン

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    欧米とは違う世界観は垣間見れる。プーチンは法学部出身。
    属人主義的な国連憲章解釈でクリミア支配を正当化するところとか興味深い。
    単純に、自国の国益のために動いてるだけ。という感じ。

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    2018年11月01日
  • デジタル・ゴールド--ビットコイン、その知られざる物語

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    読んでよかった。
    Bitcoin自体が「お金として優れた特性」を持ったものだったとしても、それを社会に溶け込ませる努力が、ナカモトサトシから始まっていろいろとなされてきた。その群像劇を感じられた

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    2018年10月14日
  • オリバー・ストーン オン プーチン

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    アメリカを代表する映画監督、オリバーストーンとロシアとゆう大国を支配しているプーチンのインタビュー集。ストーンが直球勝負するのに対してあくまで冷静に、淡々と答えるプーチン。やはりただ者ではない。5回も暗殺されかかりつつも毎日6~7時間は寝たとゆう剛胆な精神。初めて彼をみたときなんて冷たい眼をしたヒトだろうと思ったが、元KGBを率いた彼にすればロシアを支配するのはなんてことはないのだろう。日本の外交問題なんて眼に入らないのかも。北方領土は永遠に解決できないだろう。プーチンがいる限り。

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    2018年10月22日
  • 超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条

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    あとがきより
    「本書『超予測力』の土台となっているのは、『ソ連で赤軍がパレードをしていたロナルド・レーガン政権時代』から一貫して予測力を研究してきたペンシルバニア大学教授、フィリップ・テトロックの研究成果である。テトロックの率いる研究チーム『優れた判断力プロジェクト(GJP)』は、2011年から15年までアメリカ国家情報長官直属の組織であるIARPAが主催した予測トーナメントに出場、圧倒的な成績を収めた。…GJPの予測の正確性は他大学の研究チームはもちろん、CIAなどの諜報機関で働くプロの情報分析官のそれさえも上回った。原動力となったのが、テトロックが『超予測力』と名づけた一群のボランティアだ。
     超予測力はどのような人々か、彼らはどのように予測を立てるのか、徹底的に分析した結果、テトロックがたどり着いた結論はこうだ。『予測力は生まれつき備わった神秘的な才能などではない。特定のモノの考え方、情報の集め方、自らの考えを更新していく方法の産物である。知的で思慮深く意志の強い人なら、だれでもこの思考法を身に着け、伸ばしていくことができる』。」

    以下、本編より
    ■典型的な超予測者像まとめ
    ・モノの考え方の傾向
    慎重 確実なことは何もない。
    謙虚 現実はどこまでも複雑である。
    非決定論的 何が起きるかはあらかじめ決まっているわけではなく、起こらない可能性もある。

    ・能力や思考スタイル
    積極的柔軟性 意見とは死守すべき宝ではなく、検証すべき仮説である。
    知的で博識 認知欲求が強い 知的好奇心が旺盛で、パズルや知的刺激を好む。
    思慮深い 内省的で自己を批判的に見ることができる。
    数字に強い 数字を扱うのが得意である。

    ・予測の方法
    現実的 特定の思想や考えに固執しない。
    分析的 鼻先越しの視点から一歩下がり、他の視点を検討する。
    トンボの目 多様な視点を大切にし、それを自らの視点に取り込む。
    確率論的 可能性を多段階評価する。
    慎重な更新 事実が変われば意見を変える。
    心理バイアスの直観的理解 自分の思考に認知的、感情的バイアスが影響していないか確認することの重要性を認識している。

    ・努力についての考え方
    しなやかマインドセット 能力は伸ばせると信じる。
    やり抜く力 どれだけ時間がかかろうと、努力しつづける強い意志がある。

    ■超予測力をめざすための10の心得
    (1)トリアージ 努力が報われそうな質問に集中しよう。
    (2)一見手に負えない問題は、手に負えるサブ問題に分解せよ
    (3)外側と内側の視点の適度なバランスを保て
    (4)エビデンスに対する過少反応と過剰反応を避けよ
    (5)どんな問題でも自らと対立する見解を考えよ
    (6)問題に応じて不確実性はできるだけ細かく予測しよう
    (7)自信過少と自信過剰、慎重さと決断力の適度なバランスを見つけよう
    (8)失敗したときは原因を検証する。ただし後知恵バイアスにはご用心
    (9)仲間の最良の部分を引き出し、自分の最良の部分を引き出してもらおう
    (10)ミスをバランスよくかわして予測の自転車を乗りこなそう
    (11)心得を絶対視しない

    ※外側の視点から始めよ
     …統計学で基準率と呼ばれる。ある事象が母集団のなかでどれだけ一般的かを示す。ダニエル・カーネマンはもっと想像力をかきたてるような呼称をつけた。「外側の視点」である。対義語は「内側の視点」で、特定の事例の詳細な情報を表す。…
     われわれはどうしても内側の視点に引っ張られる。内側の視点は具体的で、ストーリーを組み立てていくのにうってつけな興味をそそる情報が詰まっている。反対に外側の視点は抽象的で無味乾燥で、ストーリーをつくるのに不向きだ。…
     なぜ外側の視点から始めるべきなのか、疑問に思うかもしれない。…理由は「安価リング」と呼ばれる基本的な心理学の概念だ。…
     …予測を立てる際に内側の視点から出発すると、あまり意味のない数字に影響を受けるリスクがある。外側の視点から始めれば、分析は意味のあるアンカーから出発することになる。質の高いアンカーが有益なのは明らかだ。

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    2021年08月08日
  • アマゾノミクス データ・サイエンティストはこう考える

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    FACE BOOKの表示がアプリ側で調整されているとは知らなかった。どんなCMを見せるのか個人別に選択している位のことしかやってないと思っていただけに驚いた!
    スマホを持っているだけで、かなりのデータが取られ、個人が特定され、勝手に使われているかもしれない。
    著者の言う通り、それによるメリットも享受している面もあるようだ。やはり、どんなデータがどう取られ、どう使われるのか認識して、コントロール出来るようにすべきであろう。本当に全てのデータの利用方法が把握できるのか、それを理解してどう対応すべきか判断できるのか、リテラシーを上げる事が必要だ。

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    2018年10月05日
  • 2050年の技術 英『エコノミスト』誌は予測する

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    今後の世界を形作るうえで核となる力はなにか?
    本書はそれを見出そうとしている。
    本書は3部構成。第1部 制約と可能性、第2部 産業と生活、第3部 社会と経済。第1部では、テクノロジーの未来の大前提に関わる問題、変化、制約の要因を考察する。
    第2部では、さまざまな基幹産業にテクノロジーがもたらす変化を考察する。特に農業が重要だと著者は語る。
    第3部は、これからでてくるテクノロジーが、社会的、政策的に与える甚大な影響についての考察である。

    テクノロジーがもたらす変化に、企業や経済全体はどのように対応していくべきか? 2050年まで我々が直面する最も重大な課題の一つである。

    自動運転自動車が街を走り、人造ステーキなどによる食品の人造化により食糧難は起きず、医療は、学習機能を持ったAIが外科手術まで行う。全ゲノムから難病を診断。CTIやMRIなどの画像診断システムは分子イメージングが鍵を握る。
    エネルギーは、再生可能エネルギーが増加。太陽電池と風力で全エネルギーの3割を占める。車はBMWのように編まれ、住宅は印刷される。
    そしてAR(拡張現実)を眼球に組み込み、スマホは要らなくなる。

    働き方は創意を必要とされる。

    組織が生き残る鍵は「適応力」。
    ミドルスキルは駆逐される。短期的には、スキルセットやキャリア開発。
    優秀な人材は、正社員ではなく、フリーランスを選択する。




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    2018年06月17日
  • デジタル・ゴールド--ビットコイン、その知られざる物語

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    ビットコインの歴史について物語風に書かれた本。
    この本を読めばビットコインの歴史がわかります。
    どのように生まれ、どういう人がかかわり、どのような事件があり、どのように発展してきたか。
    非常に良書で映画にしてもよい本である。

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    2018年05月19日
  • 2050年の技術 英『エコノミスト』誌は予測する

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    未来はすでにここにある、均等に行き渡っていないだけだという引用が印象的。技術革新は今後も積み重ねを繰り返し直線的に進んでいく。だからこそ本書のような予測が成り立つのだろうか。

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    2018年03月22日
  • シグナル:未来学者が教える予測の技術

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    実践できるかが重要だと思うが、以下の流れを参考としたい。1端っこに目を凝らす、2パターンを探す、3それが本質か検証、4それが発達過程のどの段階か見極める、5それを踏まえシナリオと戦略策定、6有効性を確認する。

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    2018年03月22日
  • デジタル・ゴールド--ビットコイン、その知られざる物語

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    ビットコインソフトウェアの立ち上げ黎明期の話から、現代まで。
    ビットコインの仕組みがなんとなくおぼろげだったが、歴史を疑似体験することはやはりビットコインソフトウェアの理解の助けになったように思う。

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    2018年03月15日
  • 2050年の技術 英『エコノミスト』誌は予測する

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    各専門家による未来技術予測。テクノロジーに意思はない。人間の使い方が大事。未来を予測して課題を解決するためにも、もっとSFを読もう!

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    2018年03月11日
  • TED 驚異のプレゼン 人を惹きつけ、心を動かす9つの法則

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    <目次>
    はじめに  アイデアが21世紀を動かす
    第1部   感情に訴える
     第1章  内なる達人を解き放つ
     第2章  ストーリーの技術をマスターする
     第3章  会話のように話す
    第2部   目新しさを出す
     第4章  みんなが知らないことを教える
     第5章  驚きの瞬間を演出する
     第6章  ユーモアを軽快に
    第3部   記憶に残す
     第7章  18分ルールを守る
     第8章  五感を刺激して記憶に残す
     第9章  自分らしく語る

    <内容>
    アメリカのパブリックスピーキング「TED」の解説書。つまり、プレゼンをいかに効果的におこなうかを解説した本である。そのやり方のノウハウが満載だが、ストレートにマネしてもおそらくダメなのだ。第1章にあるように、「自分」が納得する、自分を出さないといけないから。そのうえで、科学的な(心理学や脳科学など)裏付けのあるテクニックが効果をもたらす。私は、旨くその辺を利用して、学校の授業(これも立派なプレゼンだから)に応用したいなと思っている。 

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    2018年01月29日
  • シグナル:未来学者が教える予測の技術

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    シグナルは公開されていて、ある程度正しい手順で追っていけば未来が見えないことはないのだなあと思う。ただ、当時にその予想が正しいと思えるかと言うと、それはそれで難しいだろうなあ。
    予想を諦めるのではなく、いろいろ予想して、それぞれに備えられる範囲で備えることが大切なのだと思った。

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    2018年01月20日
  • ボールド 突き抜ける力 超ド級の成長と富を手に入れ、世界を変える方法

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    世界にはこんな連中がゴロゴロしていているんだから、旧態依然とした思考法が骨随まで染みついているじーさんが、自分の地位にしがみついている日本が、世界から取り残されても仕方ないよね。

    って、思っていたら、進歩は止まる。三歩進んで二歩下がるみたいなペースでも、世の中は確実に変わっていく。ある転換点を越えれば、それは不可逆反応だ。

    誰もが成功者になれる訳ではないが、情熱を持ち、明確な目標に向かって突き進む誰かが、世界を変える。ほとんどの人は、その他大勢の屍になるのだが、それでもいいではないか。

    と、年末の時間を使って、久しぶりに長い本を読んだ感想でした。

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    2017年12月30日
  • アマゾノミクス データ・サイエンティストはこう考える

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    『われわれはいま、難しい判断にともなうトレードオフを定量化する能力、自らの価値観を明確に示す能力、結果を測定する能力を手に入れた。

    そうなった以上、何が公正か、公正でないか、選択しなければならない。もはや無知を決め込むことはできない。また成り行き任せにする必要もない。

    透明性と主体性の権利を行使しながら、この世のありとあらゆるデータを精製していくなかで、われわれの、われわれによるデータは、われわれのためのデータになる。』

    面白い。身の回りに無数にあるセンサー情報の中で、情報に支配されるか、情報を支配するか、自分の生き方を問う作品。ただし、これまで支配されて生きてきた人々は、これからも情報に支配されて生きていくしかないんだろうなぁ〜、と思ってしまう作品かな。

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    2017年12月17日
  • 2050年の技術 英『エコノミスト』誌は予測する

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    1965年 「ムーアの法則」 の後押し
    1974年 IBMロバート-デナードの「デナード則」
    コンポーネントを小型化するほど、チップは高速、省電力になり、製造コストは低くなる。
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    ムーアの2つ目の法則
    チップの工場であるファンドリーのコストは4年ごとに倍増する。
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    1993年 コンピュータ科学者、SF作家のヴァーナー•ヴィンジがシンギュラリティと表現した。
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    ●7つの波
     第1の波;メインフレーム、ミニコン
      2   ;パソコン
      3 ;Web1.0
    4   ;Web2.0
    5 ;Big Data
      6 ;IoT
    7 ;AI
    ————
    1960年代にアラン•チューリングと共にブレッチリー• パークの暗号解読センターで活躍したアービング•ジョン•グッド
    知性の爆発的進化。シンギュラリティ。
    ————
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    2017年11月26日
  • 2050年の技術 英『エコノミスト』誌は予測する

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    様々な技術をプロコンで評価していて、良書。ただ、人間が技術を過信せず、自然を謙虚に畏怖すべきという視点が欠けていて、インフラ整備に対する楽観的なところがあると感じた。

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    2017年10月22日
  • デジタル・ゴールド--ビットコイン、その知られざる物語

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    ビットコイン誕生の裏側について、読み応えのあるルポ。通貨が人類が創り出した最大の発明であり、最大のフィクションであるというのは、そこに働いている力学の勢いの強さが物語っていて、暗号通貨についても渦巻いている力学の凄まじさをひしひしと感じますね。

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    2017年10月09日
  • 2050年の技術 英『エコノミスト』誌は予測する

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    2050年という今から30年あまり先を見据えて、現在の技術とその展望をまとめた本。
    雑誌エコノミストの手によるものですが、同誌のライターだけでなくノーベル賞受賞者やメリンダ・ゲイツが寄稿しているのが面白いところ。幕間にはSF作家の手による未来予想図的な短編が2編あり、そこまで本編と密接にリンクしている印象は受けなかったけど、読みやすさを意識した構成には好感が持てます。

    全編を流れる考え方としては、基本的に未来はポジティブだ、というもの。
    技術面でもムーアの法則はもう持続できないよね、など色々な問題はありそうなのですが、テクノロジーの変化・発展は基本的には続くという考えで、ムーアの法則が終わろうと、別のアプローチとの組み合わせや量子コンピュータの登場などを踏まえて賢くやっていけば効用は得られるよね、という論が展開されていました。

    それぞれの章を別々の著者が担当していることもあって、読みやすさも書かれていることもまちまち。2050年の技術を語るにあたって必要な分野としては網羅されている感はあるのですが、纏まりはあまり無いように感じました。
    (だからこそ各章の末尾に「まとめ」がついたのでしょうか。まぁこの部分だけをインデックス的に読む読み方もあるのかもしれません)
    個人的に興味が湧いたのは第17章の「働き方は創意を必要とされるようになる」というくだり。人間よりもAIの意思決定の方が優れている場合も出てくる中で、人間がするべき意思決定はより重要性を帯びるものの、ただし中間管理職的な役割はあまり必要なくなってしまう。その中で能力開発がどうあるべきか、というくだりは参考になりました。

    さらっと流し読みするには良い本で、ここから特定のテーマを深く学ぶきっかけになるかもしれません。

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    2017年09月13日