土方奈美のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ期待して読んだが、面白かったが何を学べたのかわからない印象。
【旧版】ティッピング・ポイントの3原則(2000)
1. 少数者の法則(The Law of the Few)
社会的感染を引き起こすのは、ごく少数の「特別な人物」である。
この「キーパーソン」は以下の3タイプに分類される:
Connectors(コネクター):多数の異なる社会圏をつなぐ人
Mavens(メイヴン):知識の豊富な情報通
Salesmen(セールスマン):人を説得する力のある人
2. 粘りの要素(The Stickiness Factor)
情報が拡散するには、「人の記憶に残る」「再生されやすい」特 -
Posted by ブクログ
「どうすれば未来を予測できるのか?」これは永遠のテーマかもしれない。
しかし、よく考えてみると、その考え方自体あまり意味がないことではないか、と思ってしまう。
「未来予測」というと、当たった、外れた、という話になってしまうのだが、それが本質では
ないことは明らかなはずだ。
映画に出てくるタイムマシンのように、競馬などで一発当てるつもりならよいかもしれないが、結局は金儲けのためだけか。
そこだけ考えると、「他人が知らない情報を、自分だけが先に知る」という優位性を使って、富を築くことに利用するという話になる。
これはこれで、理解はできるのだが、浅はかというか、小さいというか。
このように「他者より -
Posted by ブクログ
ネタバレ分子生物学者が書いた真面目な本。長生きのためのサプリを推奨するような内容ではない。
・人間は癌抑制遺伝子p53を2つ持っているが、象は20個持っており、そのおかげで癌にかかりにくい。
・DNA修復遺伝子が強いと長生きになる。ハダカデバネズミのケースは有名だし、長生きの人は並外れて効率的なDNA修復メカニズムを有している。
・カロリー制限が有効であるというエビデンスは人ではほぼ皆無。また、そもそもの話としてカロリー制限はQOLを低下させる。
・メトホルミンについてもかなり調べられているが今日まではっきりしたエビデンスはない。DMの人が飲むのはよいが、健康な成人に投与して効果を期待するのは -
-
-
Posted by ブクログ
ビジョナリーカンパニーの原点に新しく注釈をつけた作品である。
過去のビジョナリーシリーズを読んでいるとわかりやすいです。
特にリーダーシップの章が良かった。
また、戦略と戦術の違いがよくわかった。
世界1000万部超ベストセラーシリーズ『ビジョナリー・カンパニー』の原点で最新刊!
本書『ビジョナリー・カンパニーZERO』は、『ビジョナリー・カンパニー』シリーズが発行される前の1992年にジム・コリンズが記し、日本語訳されずにいた名著『Beyond Entrepreneurship』の改訂版。まさに、ビジョナリー・カンパニーの原点だ。
◆ネットフリックスCEOなど大絶賛の声が続々!
-
-
Posted by ブクログ
倫理と経済は再び同期できるというストーリー。最後に、
1企業はCPOという倫理責任者とともに倫理研究部門を設置し、利益と倫理の同時に達成すべき点を開発せよ
2子どもに参政権を与えよ
3欲望をコントロールせよ
4AIそれ自体はインテリジェンスにはならない
などの提言がある。
特に 子どもに参政権を は深く納得した。倫理セクターは今後少しずつ導入されると思うが、哲学が実学として教育されてから時が経てばと思わなくもないので5〜10年ほど変わるだろう。
フィロソフィーマーケティングなどとマーケティングオリエンティッドの安い理論に陥らないことを願う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレミリオネアとは金銭的目標だけでなく心も持ち方を指す。=雨が降らなければ虹もかからない。投資にはリスクが伴う。投資しないリスクはそれより大きい。
儲かる株を探すのに労力や時間をかけるほど儲からなくなってくる。
シンプルさと時間を味方にする。
市場は時折暴落する。私たちにできることは何もない。
レアな真珠の神話。
未来を読めるとしても、投資の実績はよくならない。自動車の復興を予測して20世紀はじめに自動車メーカーの株を買ったとしても、3000社の自動車メーカーのうち生き残った自動車メーカーは3社だけ。未来を読んで投資をすることは不可能に近い。
将来を見てきた人間が、ドミノピザが上場したときに -
Posted by ブクログ
「哲学界のロックスター」と言われ、来日講演したりEテレの番組にも出演したりしたことのある新進気鋭の天才哲学者である著者が、初の日本書き下ろしを出版したということで2024年の夏休み図書として購入。
本書は3部構成となっており、第1部ではまず、「倫理」「資本主義」「社会」について、あえて経済的側面から定義するところから論考が展開される。そしてそれらの定義や概念に基づき、資本主義のインフラを使って道徳的に正しい行動から経済的利益を生み出し、社会を大きく改善することができる、またはそうすべきだと冒頭で筆者は述べている。
かつてミルトン・フリードマンが主張した「企業の目的は利益追求である」から、「企 -
-
Posted by ブクログ
Netflixの会社が自由すぎるということは、以前SNSで見ていてどんな風に自由なのか詳しく知りたくてこの本を読んでみた。実際に社会人としてまだ働いたことのない自分にとったら理解するのが難しい所も多々あったが、自分の個性を会社のルールで潰されるような所で働くのではなく、自分の持っている能力を活かせる会社で働きたいと思えた。その分リスクも発生すると思うが、それを乗り越えた先にやりがいを感じることが出来ると思うので、この本で学んだことを大切にしながら就職活動に励んでいきたいと思えた。また、日本と海外の言葉の伝え方の文化の違いも学校で学んでいることをさらに深く学ぶことが出来たので、それも学びに繋がっ