土方奈美のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ビットコイン創成期から現在に至るまでの、エンジニアや投資家、採掘者などの関わり、思想、信念といったものが丹念に書かれている。
対象者が命の危険にさらされる可能性があるのに自分のことしか考えないメディア関係者もいれば、ビットコインを浸透させるために献身する人もいたり。一人ひとりの個性(良くも悪くも)が感じられる。
理想としてはよいのだけれど、ビットコインで幅広く支払いができるようになるまでは、どうしても銀行が必要になってしまうというのが皮肉だと思った。
本書に出てくるように、国によってはビットコインのほうが安全通貨となる。たんに送金コストがかからないだけではないのだなあと気付かされた。
日本もいずれそうなるかもしれず、資産の持ち方の一つとして注視しようと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレあるスキル(囲碁やウクレレ、プログラミングなど)を約20時間で身につけるための方法論。
とはいえ、達人レベルに達するわけではない。
最初の習熟を上げるための原理原則を紹介し、同時に著者自身がケースとして多数紹介されている。
逆に大半が事例でもあるのだが。
わかりやすい反面、分解し、自分の嗜好、能力に併せて絞り込む作業が最も難しいと感じた。だからこそ、もっとも重要なのだろう。
〈超速スキル獲得法10のルール〉
1、魅力的なプロジェクトを選ぶ(自分に取って?)
2、一時にひとつのスキルにエネルギーを集中する
3、目標とするパフォーマンスレベルを明確にする
4、スキルをサブスキルに分解する
5、重要なツールを手に入れる
6、練習の障害を取り除く
7、練習時間を確保する
8、すぐにフィードバックが返ってくる仕組みつくる
9、時計のそばで一気に練習する
10、量と速さを重視する
〈効果的学習のための10のルール〉
1、スキルとそれに関連したトピックについて調べる
2、わからなくてもやってみる
3、心的モデルと心的フックを知る
4、望んでいることの「逆」を想像する
5、実際にやっている人の話を聞いて予想を立てる
6、環境から気が散る要素を取り除く
7、覚えるための間隔を空けて反復と強化をする
8、チェックリストとルーティーンをもうける
9、予測を立て、検証する
10、自分の生物学的欲求を大切にする -
Posted by ブクログ
タイトル通り20時間でスキルを習得する方法を紹介する。
プロ並みのスキル獲得には1万時間のトレーニングが必要という研究もあるが、 基礎的なスキルの部分を習得するには20時間あれば充分と著者は主張する。
短期間でのスキル習得に必要な10のポイントを踏まえ、著者自身が身に付けたいヨガ、プログラミング、囲碁、タッチタイピング、ウインドサーフィン、ウクレレ等の興味あるスキルについて実践した結果を紹介する。
著者は学習マニアと自称するだけあって、スキル習得に対するモチベーションが非常に高い。また、学生時代にスポーツ、音楽、ゲームに親しみ、社会人になってウェブサイトを立ち上げる等、もともと基盤となる資質を持っており、その経験の上に新たなスキルを習得している。全く経験の無い人が20時間で彼と同じようにスキル習得するのは難しい。この本で紹介されている囲碁やウクレレくらいであれば、自分のような全くの素人からでも何とかなりそうだが、プログラミングはハードルが高くて全く理解できなかった。でも著者が言うように、自分の得意な分野を選択し、魅力的なプロジェクトを選び、目標のスキルレベルを下げて習得を目指すのであれば、このやり方は効果があると思う。この方法を知っておくと、今後役に立つことがあるかもしれない。
ちなみにYahoo!で「20時間」で検索したら、彼のプレゼンがアップされていた。ウクレレのスキル習得をテーマにした講演でとても面白かった。会場を明るく楽しませるプレゼンで、彼の資質が伺える。ウクレレのスキルは20時間で習得できるかもしれないが、彼のようなプレゼンスキルの習得は20時間では無理かもしれない。。。 -
Posted by ブクログ
ヴァージン、そしてリチャードブランソンは、小さい時から好きなブランドだった。当時はCDを買うときにHMVやTowerではなく、出来るだけヴァージンで買っていた。
ワークライフバランスなどと言っているが、自分の所有する島で、朝海で泳ぎ、海の見えるハンモックに揺られながら仕事をする。正直自分はこんな完璧なワークラウフバランスを実現している人は知らないと思った。
ビジネスの教科書からはみ出した異端の企業グループである事を
誇りに感じているのが良くわかった。
今読むビジネス書は、経理やマーケティングについてのスキルや
戦略は建て方についてなど、非常にテクニカルな部分にフォーカスをあてて説明しているが、この本を読むと、ヴァージンでは当然そういう事はしているが、どんなに頑張っても未来を正確に予想する事は出来ないと言っている。だから最終的な決断は感覚的なもので決めていると言う事が分かった。
ヴァージンの社風や仕事の仕方などは、社員を最大の資産として考え社員が毎日楽しく仕事が出来る場にしようと考えている様に感じた。
上から落ちてきた仕事ではなく、会社の成長と共に自分も成長する様な自発的に仕事を見つけて、自発的にゴールを目指して頑張るそんな仕事をする社員、そしてそれを許容する会社がうらやましいと思った。
また、様々な国から事業などについての質問に答えるのが本の半分以上あったが、多彩な国から質問があったが、日本からも質問が無かったことは残念だと思った。