デレクトンプソンの作品一覧
「デレクトンプソン」の「アバンダンス」「ヒットの設計図 ポケモンGOからトランプ現象まで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
音楽や本、アート、映画、商品、そして人物に至るまで、様々な分野におけるヒットの秘密を分析した良書。
ヒットの要因のベースにある「なじみ感」という指摘は確かにその通りで、音楽であれば耳馴染みの良いコード進行、映画であればストーリー展開などは、やりすぎるとただのパクリとして片付けられてしまうが、微妙なエッセンスとして散りばめられている場合や、オマージュとして作り手のオリジナルに対するリスペクトが込められているようなケースは、幅広い世代でのヒットにつながっていく。
そしてハリーポッターが最初多くの出版社から見向きもされなかったなど、ヒットの芽がどこにあるかは予測は難しい。
ギリシャ神話に登場するトロイの王女カッサンドラの話(未来を完璧に予言する能力に恵まれたが、誰にも信じてもらえないと言う呪いをかけられ、その残酷な能力に絶望してしまう)は特に印象的で、ビジネスシーンでも現代のカッサンドラであったとしても批判に負けずにグリットできるかも重要だ。
それができたのがジョブズでありバフェットだったのだから。
Posted by ブクログ
・消費者のほとんどは「ネオフィリア(好奇心が強く、新しいものを発見したいと思う)」であると同時に、重度の「ネオフォビア(あまりに新しいものを怖がる)」である。優れたヒットメーカーとは、新しいものと既存のもの、あるいは不安と理解を組み合わせて「意味がわかる瞬間」を作り出す天才たちである。「どこかなじみを覚える驚き」を作り出す人たちといってもいい。
・みたことのある動物や植物というのは、前に出会ったときに自分を殺さなかったもの
・好みというのは人がそれまでに出会ったすべての総合である
・Most Advanced yet Acceptable
・なじみのストーリーに関する新しい進展を届けてくれるニュースチャンネルとなることで視聴率が大きく上がった
・ユーザはこのサービスを信用したいけど、まず相手が自分のことをちゃんとわかっているという証拠をみたい(プレイリストに完全に新しいものだけでなく、なじみのあるものが入っていることで、ユーザは安心する)
・自分に与えられている時間は特典
・人が何かを好きだと決めるときは、自分だけで決めるのではない。今何が主流で何がそうでないのか、何が過激で何が適切なのか、仲間が何をしているか、ほかのグループが何をかっこいいと考えているか、などを認識した上で「かっこよさ」を決める。消費者は常に習い、変化し、周りの人たちの判断に影響される
・小さな濃い結びつきの顧客は、大きく拡散したグループよりも強い
・友達の友達、フォロワーのフォロワーを知る必要がある。何かを大きくヒットさせるためには、直接の聴衆を面白がらせるだけでは足りなくて、そのまた聴衆も面白がるものでないとだめ。
・人の脳は常に、相手が何を売り込もうとしているのかその目的を探ろうとする
・たやすく影響される人の集団を見つける
・顧客の求めに応じるには、彼らが「口にする要求」と「行動に現れる好み」のほかにもうひとつ、「自覚していない好み」を知る必要がある。「友達になりました」という表示をみて「友達を増やしたい」と思うようなこのみ
・「わたしはあの男が好きではない。だからもっと彼をよく知らなければ」リンカーン
・ディズニーのグッズは「映画の宣伝」のものではなく、「流れを作り出すもの」
・キャッチーとは「どこに注目すればいいかわかる」こと(中田ヤスタカ)すなわち流暢性が高く、シンプルで繰り返しが多く、それゆえ脳に負担がかからずに情報を処理することができる