デレクトンプソンのレビュー一覧

  • ヒットの設計図 ポケモンGOからトランプ現象まで

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    音楽や本、アート、映画、商品、そして人物に至るまで、様々な分野におけるヒットの秘密を分析した良書。
    ヒットの要因のベースにある「なじみ感」という指摘は確かにその通りで、音楽であれば耳馴染みの良いコード進行、映画であればストーリー展開などは、やりすぎるとただのパクリとして片付けられてしまうが、微妙なエッセンスとして散りばめられている場合や、オマージュとして作り手のオリジナルに対するリスペクトが込められているようなケースは、幅広い世代でのヒットにつながっていく。
    そしてハリーポッターが最初多くの出版社から見向きもされなかったなど、ヒットの芽がどこにあるかは予測は難しい。
    ギリシャ神話に登場するトロ

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    2020年07月10日
  • ヒットの設計図 ポケモンGOからトランプ現象まで

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    ・消費者のほとんどは「ネオフィリア(好奇心が強く、新しいものを発見したいと思う)」であると同時に、重度の「ネオフォビア(あまりに新しいものを怖がる)」である。優れたヒットメーカーとは、新しいものと既存のもの、あるいは不安と理解を組み合わせて「意味がわかる瞬間」を作り出す天才たちである。「どこかなじみを覚える驚き」を作り出す人たちといってもいい。
    ・みたことのある動物や植物というのは、前に出会ったときに自分を殺さなかったもの
    ・好みというのは人がそれまでに出会ったすべての総合である
    ・Most Advanced yet Acceptable
    ・なじみのストーリーに関する新しい進展を届けてくれるニ

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    2019年04月07日
  • ヒットの設計図 ポケモンGOからトランプ現象まで

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    人はなじみのあるものを好む
    非常に先進的だが受け入れ可能なもの
    なじみのあるものを好む一方、チャレンジするときに興奮する。
    好きなものをどこが好きかを何個も挙げていくと好きな度合いが減っていく。
    バイラルで広がるのはインフルエンサーのため。
    ネットワークが大切。

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    2025年09月18日
  • ヒットの設計図 ポケモンGOからトランプ現象まで

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    さまざまなヒットはどのようにして生まれたのかを分析した本。
    冒頭に出てきた、なぜ印象派の中でもモネやルノワールが人気なのか?という裏話がとにかく意外で面白かった!
    色々と勉強になる点が鏤められていたけれど、特に印象に残ったのは2点。
    ・人は、安心感(既視感)があるものを好むと同時に、見たことのないものを見たいという相反する欲求をもつ
    ・そのため、既視感をもたせるために、露出を増やすことが必要。さらにそのためには、多くの人とつながっているブロードキャスト的個人とのつながりをなるべく多く持つ必要がある

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    2020年06月08日
  • ヒットの設計図 ポケモンGOからトランプ現象まで

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    ネタバレ

    『ヒットとはカオスである』

    ということが、何度も強調されている。

    カオスゆえに明確なテンプレのようなものは存在せず、ヒットは予測不能である。

    この本を読んでヒットする仕組みや背景を知ることはできるが、じゃあ自分がヒットを生み出せるかどうかは予測不能。

    タイトル詐欺に思うかもしれないが、本書を読んでも設計図は得られない。

    しかし、本当に大切なことは設計図そのものではなく、"設計図を知りたいという気持ち"だと末尾の解説に書いてありしっくりきた。

    変化する世の中で必要なことは、柔軟に臨機応変に答えを追い求める(終わりのない)旅なのかもしれない。

    また、ヒットのヒント

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    2018年12月19日
  • ヒットの設計図 ポケモンGOからトランプ現象まで

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    ネタバレ

    約390ページ。文字も小さめで脚注も入ったりするため、かなり読み応えあり。
    絵画に始まり音楽、映画とヒットについて様々な角度から見ており、あの作品にそんなエピソードが!というものも多く読んでいて面白かった。そしてコレを読むと、ヒットの出方はあまりに多種多様ということを再認識させられた。

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    2018年12月16日
  • ヒットの設計図 ポケモンGOからトランプ現象まで

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    ‪あの作品がヒットし、逆にあの作品がコケたのは何故なのか?そんな疑問を徹底考察した一冊。バイラルとブロードキャストの違いを解説した第8章が目から鱗で特に面白かった。日本でも多くの作品が口コミでヒットしたと言われているが実態はそう単純ではない。同時に作品の質をヒット規模だけで語ってはいけないと改めて思い知らされる。‬

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    2018年11月10日
  • ヒットの設計図 ポケモンGOからトランプ現象まで

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    ①人は馴染みのあるものを選ぶ

    馴染み感

    「露出度」が「馴染み感」を生み、「馴染み感」が情報処理の容易な「流暢性」を生み、流暢性が「好き」という感覚を生む

    人々は一般的に、すでに賛成している考え方、はっきりした映像、わかりやすいストーリー、解決しやすい謎を好む
    =流暢性

    流暢性を感じさせる大事な要素の一つ=馴染み感

    馴染み感は、ゴールではなく、出発点

    MAYA

    Most Advanced Yet Acceptable

    馴染み感と好奇心

    計画された時代遅れ GMのモデルチェンジ

    馴染みすぎてはいけない
    人々は同じ刺激を繰り返し与えられて、何かを強要されているようだと気づくと、「

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    2018年11月18日
  • ヒットの設計図 ポケモンGOからトランプ現象まで

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    タイトル通り、ポケモンGOからモネ、テイラースウィフト、フェイスブック(Meta)など、映画、音楽、絵画、SNSまで大ヒットしたコンテンツや企業、人について「なぜヒットしたのか」の過程が解説された一冊。全体的にその時の時流に乗って、広告宣伝にお金をどれだけかけれたかにかかっている感じがした、とくに現代のネット時代は簡単にコンテンツをコピーできてしまうので、ヒットを出すのは難しい。アイデアや商品のヒットと失敗を分ける要因を詳しく知りたい人にオススメ。

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    2022年04月24日
  • ヒットの設計図 ポケモンGOからトランプ現象まで

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    ブルーハーツの甲本ヒロトだったと思う。売れているものが良いものなら、日本で一番美味しいラーメンはカップラーメンという事になる。

    質の良いものと、売れるものは違う。「質の良さ」とは何か。製品で言えば、作り手の思い込みもあるだろう。玄人がこだわっても素人である大衆に響かない事などよくある。流暢性という言葉が用いられるが、要は、親しみ易さ。そして、売れる最大要因は、流通への露出。ヒット、売れるとは数の大小。結局は、ポピュリズムの擽り方なのだろう。

    人の見た目で言えば、あらゆる顔の平均的バランスが美しいのだと認識されるらしい。これは、質の良いものとは何か、何故そう感じるのかという議論。良いものとは

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    2021年11月27日
  • ヒットの設計図 ポケモンGOからトランプ現象まで

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    ●なかなか読み応えがあり、テーマとその論点も面白かった。ヒットのメカニズムについて、多くの事例を分析して、解説している。

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    2019年12月19日
  • ヒットの設計図 ポケモンGOからトランプ現象まで

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    印象派のカイユボットの話が面白かった。

    ちなみにウォーキング・デッドについては一言しか触れていない。

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    2019年06月30日