土方奈美のレビュー一覧
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予測の技術とあるが、当然予言をするものではなく、内容は「データを集め、台頭しつつあるトレンドを見つけ、戦略を考え、未来における様々なシナリオの発生確率を計算」するという未来学者の仕事の仕方の中身を説明するもの。
ものすごいボリュームがあり、著者の調査内容も圧巻であり、かつ説明されている手法やSONY、uber等の事例分析の内容も概ね納得できるものである(SONYへの攻撃と北朝鮮との関係についてはややあっさりしている感じはしたが)。
が、本書を読んで将来予測について何かすっきりしたかというと…。
結局、予測そのものを商売にする仕事でなければ、予測が必要なのは将来に向けての現状及び将来の行動を決めるためであり、その目的の観点で、得られるかどうかわからない正確な予測が必要なのか、それとも将来によらずに対応可能な頑健な方策を考えるのが重要なのか、本書を読んでよく分からなくなった。 -
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ネタバレ「認知の死角」「知性の罠」
「秀た知性を有するだけでは十分ではない。
大切なのはそれを正しく使うことだ。」
「拙速に進み道を誤る者より、
歩みは遅くとも正しい道を歩む者のほうがはるかに先まで到達できる。」
デカルト 方法序説 1637年
IQテスト ルイス ターマン
フリン効果 科学的視点に触れる機会が多いほどIQが上昇していく
文化的知能CQ
合理性指数RQ 考えすぎが問題を引き起こす
スタンバーグ
分析的知能:思考行動の速さ
創造的知能:発明想像推測
実務的知能:計画実行対処
真実っぽさに騙される
親密性(聞いたことのあること)と流暢性(処理されやすいこと)
インテリジェントトラップを回避するには
知的謙虚さ オープンマインド思考
謙虚なリーダーシップ
バスケットやサッカーのような協力し合うスポーツは
スター選手が50%を超えるとバランスが崩れる。地位争い。
学業的成功の三本柱:一般的知能・好奇心・誠実さ
安全策に逃げるという経験を積み重ねていくと、
いつまで経っても自分の可能性を広げることができない。
わからないということは、何かを学び深く理解するチャンス。
ニアミスを見過ごす経験するとリスク許容度=無意識 が高くなってしまう
自らの予想を超えたところに何があるのか? -
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ネタバレ前半は、いやいや、そんな偶然や思い込みからの行動が重なる訳は、とツッコみながら読んでいた。そして後半、アメリカに核ミサイルが落ちた後を描く場面で、悲惨さを訴える市民の証言が続き、何をテーマにした小説なのか、と考えた。著者のあとがきにあるように、テーマの一つは、核兵器の悲惨さを、より身近に感じてもらいたい、ということらしい。アメリカのみならず、こういうことが75年前に起きたことを知る機会になれば、と感じる。
アメリカの戦闘機が、北朝鮮の国境ギリギリまで突っ込んで、直前で領空侵犯を回避、それは有り得そう。機体の故障で、その戦闘機と同じルートを迷走してしまった旅客機、それも可能性はあるかも。米韓軍事演習の緊張感の中、領空侵犯をギリギリで回避した旅客機をミサイルで撃墜する北朝鮮兵。この辺りが限界か。
そこからは、アメリカに相談せずに、北朝鮮を攻撃する韓国大統領。それをアメリカの指示による攻撃だと思い込み、アメリカに脅威を与えるために核ミサイルを韓国と日本に打ち込む北朝鮮。アメリカが反応しないことから、アメリカへの直接攻撃に進む北朝鮮。そして、アメリカに核ミサイルが落ちた。
核の後は、地球冷却化が起きたという。初めて聞く話で、少し調べてみたい。 -
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ビジョナリー・カンパニー2ででてきた「弾み車」の概念を中心にシリーズ4冊のエッセンスを簡単にまとめ直した本。
まさに帯の文句のように「1時間でビジョナリーカンパニーのエッセンスがわかる」感じ。
という気になるのは、すでに4冊読んでいるからかな?
初めて読む本がこれだとすると、軽く上滑りしていきそうな感じもある。
が、復習用としては、かなりいいと思う。
弾み車という概念は、システム思考でいうところの自己強化ループに近いところにあって、自分の組織で弾み車をみつけるための方法なども記載されていて、その辺のところが、シリーズにおけるこの本の真水の新しいところかな?
これを読んでなにか全く新しい発見があるわけではない。が、シンプルだけど、パワフルなツールを一つ紹介してもらったという感じ。 -
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ネタバレアリババのビジネスモデルは、陰陽の組み合わせ。
【陽】ネットワーク・コーディネーション
・線から網
・インフラ投資
【陰】データー・インテリジェンス
・ユーザーとの対話→デジタルフィールドバック
・機械学習
・意思決定の自動化
・組織のビジョンを軸にビジネスモデルも変化していく
・ビジョンを持ち、実験し、探索し、またビジョンに戻る(繰り返し)
・ここ20年、主要なIT企業は、すべてアメリカと中国で生まれている(GAFA、BAT)
などなど、経営学の授業を聞いているような、もりだくさんな内容。
世の中はすごいスピードで変化しているんだ、と改めて、思うとともに、この変化を私の仕事でも、どうにかして活かせないものかと(常に)自問自答。 -
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2001年に出版された「ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則」において、成功した企業の多くが「劇的な転換点」よりもむしろ「地道な継続的努力」を行なっていた事実を踏まえ、「弾み車効果」として紹介された概念をより具体的な事例に基づいて解説した論考。
「弾み車」とは、一言で言えば企業のビジネスモデルの根幹にある「好循環」を起こすメカニズムのことであり、よく練り上げられた「弾み車」は、最初は派手な成功にならなくても、小さな成果を着実に積み重ねるにつれて徐々に勢いが増し、成果がさらなる成果を呼び込むことで持続可能な成功を導くことができる。「ビジョナリーカンパニー2」ではその効果を概念的に示すのみだったが、本書では複数の企業の実際の成功モデルを当てはめることで、どのような好循環があったのかを知ることができる。
本書ではまた他のビジョナリーカンパニーシリーズで紹介された概念も網羅的に紹介されており、既に読んだ人もおさらいとして活用できるほか、未読の人にとっては格好の入門書となっている。