土方奈美のレビュー一覧
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ビジョナリー・カンパニー2ででてきた「弾み車」の概念を中心にシリーズ4冊のエッセンスを簡単にまとめ直した本。
まさに帯の文句のように「1時間でビジョナリーカンパニーのエッセンスがわかる」感じ。
という気になるのは、すでに4冊読んでいるからかな?
初めて読む本がこれだとすると、軽く上滑りしていきそうな感じもある。
が、復習用としては、かなりいいと思う。
弾み車という概念は、システム思考でいうところの自己強化ループに近いところにあって、自分の組織で弾み車をみつけるための方法なども記載されていて、その辺のところが、シリーズにおけるこの本の真水の新しいところかな?
これを読んでなにか全く新 -
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ネタバレアリババのビジネスモデルは、陰陽の組み合わせ。
【陽】ネットワーク・コーディネーション
・線から網
・インフラ投資
【陰】データー・インテリジェンス
・ユーザーとの対話→デジタルフィールドバック
・機械学習
・意思決定の自動化
・組織のビジョンを軸にビジネスモデルも変化していく
・ビジョンを持ち、実験し、探索し、またビジョンに戻る(繰り返し)
・ここ20年、主要なIT企業は、すべてアメリカと中国で生まれている(GAFA、BAT)
などなど、経営学の授業を聞いているような、もりだくさんな内容。
世の中はすごいスピードで変化しているんだ、と改めて、思うとともに、この変化を私の仕事でも、どうにか -
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2001年に出版された「ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則」において、成功した企業の多くが「劇的な転換点」よりもむしろ「地道な継続的努力」を行なっていた事実を踏まえ、「弾み車効果」として紹介された概念をより具体的な事例に基づいて解説した論考。
「弾み車」とは、一言で言えば企業のビジネスモデルの根幹にある「好循環」を起こすメカニズムのことであり、よく練り上げられた「弾み車」は、最初は派手な成功にならなくても、小さな成果を着実に積み重ねるにつれて徐々に勢いが増し、成果がさらなる成果を呼び込むことで持続可能な成功を導くことができる。「ビジョナリーカンパニー2」ではその効果を概念的に示すのみだった -
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OKRのお勉強。
アイデアを思いつくのは簡単。実行がすべてだ。
OKRの威力? 優先事項にフォーカスし、コミットする
OKRの威力? アラインメントと連携がチームワークを生む
OKRの威力? 進捗をトラッキングし、責任を明確にする
OKRの威力? 驚異的成果に向けてストレッチする
CFR 継続的パフォーマンス管理
継続的改善
文化の重要性
「OKRの父」のざっくばらんな物言いを、そのまま引用しよう。
2つのキーワードを紹介しよう。「目標」と「主要な結果」だ。2つの目的にそれぞれが対応している。「目標」とは進むべき方向のことだ。「ミッドレンジのマイクロコンピュータのコンポーネント市場で -
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【感想】
ビットコインがどのようにして創られ発展していったか、その歴史と背景が分かる1冊でした。
現在、「ビットコイン」という言葉自体が死語になりつつあり、結局「仮想通貨」とは名ばかりで、通貨どころか投機対象としても発展しなかったのではないかと思う。
このまま「過去のもの」として終わってしまうのか、またブームが来るのかは分からない。
今ではもう「仮想通貨」と聞いただけで拒否反応が先立ってしまうが、しかしこれからは紙幣に替わって(投資対象ではなくあくまで「通貨」として)デジタル通貨が流行ってくるのだろう。
こういうバブルがあった、これほど大きな波紋を生んだ金融商品があったということは、今を生き -
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2050年の未来をエコノミストの記者が予測した本書
オムニバス形式
データなど量が多くて読み切るのが大変だった。
1章ごとにある章末まとめを読んで気になるところをpick upして読んだほうが良さそう。
- アジア圏(中国、インド)の台頭 (途中からの鈍化)
- 世界の高齢化(日本筆頭)
- 日本のプレゼンスの減少
などが書かれていた。
人工が減り、インパクトが弱くなっていく日本の立場について考えされられた。
(突出した高齢化はチャンス?)
あと、5Gなどの台頭による「どこでも」働ける社会では逆にどこで働くかが重要視される社会になる
という逆説も面白かった。(起業家はシリコンバレー -
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新しいことのイライラの壁は20時間の練習で克服できる。
学習マニア=学習したいことのリストをつくる。
1、サブスキルに分解する。
2、学習する=自己修正できるように知識を得る。
3、練習の障害になるものを除去する。
3、特に重要なサブスキルを20時間練習する。
スキルの獲得と学習は違う。
スキル獲得とトレーニングは違う。トレーニングはうまくなるために行うこと。
スキル獲得は絶対に必要なパート。
脳は筋肉に似ている。使えば使うほど成長する。
目標とするレベルを設定すること。
一日当たり最低90分の時間を確保する。
すぐにフィードバックが返ってくる仕組みをつくる。
量と速さを重視する。質 -