土方奈美のレビュー一覧
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アメリカの映画監督、オリバー・ストーン氏がプーチン大統領にインタビューするテレビシリーズが書き起こされて書籍化されたもの。ストーン監督は3回モスクワに行き、何日にも渡ってあらゆるテーマでプーチンから本音・説明を聞き出そうとする。インタビューが行われたのは2018年ごろだから、コロナやウクライナ戦争の前である。
ストーン監督はそもそもかなりリベラルな考えを持っている。それでももちろん中立な立場を意識してインタビューしている。彼は自身がベトナム戦争に従軍した経験や、ロシアに亡命したスノーデン氏を題材にした映画を作っている。
本書を読んでつくづく自分は、西側視点のメディアに影響を受けていたことを実感 -
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偉大な企業は、偉大になる前から偉大になる準備ができていた。
世界的ベストセラー『ビジョナリー・カンパニー』シリーズの原点にして最新刊。かつて中小零細企業だった企業がいかにして偉大な企業へと成長していったか、その特徴をリーダーシップ、ビジョン、戦略、イノベーションなどの観点から体系的にまとめた一冊です。
ビジョナリー・カンパニーシリーズは過去作も読んできていて、大好きなビジネス書です。以前の作品で心に残っている「時を告げるのではなく、時計を作る」というフレーズや、「適切な人をバスに乗せる」という比喩表現は非常に腹落ちしやすく、今後の組織運営においても重要な指針になると思っています。今作は大企 -
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- 身元不明として亡くなった行旅死亡人の半生を記者が解き明かそうとする話。人は死に方ではないんだなーと実感。無縁仏的に誰にも気づかれずに孤独死をした人でも、そのかつての人生を紐解いていけば誰かの記憶には残っているという。人は生きている痕跡は絶対この世界に残っているんだという記者の執念を感じながら、そういう意味で人間は社会的に込み毒ではないのかもしれないと思った次第。
- 単純に本の構成としても面白くて、グリコ森永事件・右手の指の欠損・北朝鮮という何かやばい遺体なのではないかという風呂敷の拡げ方をして興味を持たせ、その実はそこまでドラマティックな死体ではないけれど、気づいたときにはその物語の先が -
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超一流になるには、才能なのか努力なのか。
本書での結論は、努力である。
天才と言われいる、モーツアルト。
生まれてすぐに、天才的な才能で、努力無しに成功をおさめたというのは、誤り。
モーツアルトも、音楽家だった父から、幼少期より厳しい指導を受けた。そのことにより、才能を開花させた。努力こそが、すべて。
チェスの世界においてもしかり。
IQ高い人は、最初は物覚えが早く、上手くなるのも早い。しかし、それで成功できるか、というとそうではない。
あくまで、その後の努力が大切。トッププレーヤーは、決してIQが高い人だけではない。
最後に、何らかの一つの分野で、専門性を磨くことの大切さを説いている -
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今年に入って積読を解消すべく、読書ペースを上げた。でも目的を忘れていたなと、立ち止まらせてくれたのがこの本だった。
もともとは、なぜ?という疑問を感じ、その答えを求めて本を買っていた。でも読むべき本が消化できず、読むことが目的化してしまい、楽しさを忘れてしまっていた。
好奇心があって本を買ったのに、読むのが楽しくなくなってしまっていた。初心を思い出させてくれた貴重な体験になった。しかも、前半には面白い話が盛りだくさんだった。途中、中だるみを感じたけれど、深く理解したいと思える本だった。
何のために学びたいのか?その一番大きな目的は知りたいから。他人の評価なんか気にせず、より良き状態を目指 -
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トイレについて知っているかと聞かれたら、僕は“知ってる”と答える。
では、トイレが流れる仕組みは?と聞かれたら、答えは一変“知らない”。
他にも、トイレの作られ方は?歴史は?、、、全く知らない
せいぜいトイレなんて見たことがあって、使ったことがあるくらいなもの。
毎日使ってるから勝手に知り尽くした気になってるが、ほとんど何も知らない。
トイレの部分を身の回りの別のものに置き換えて考えると、ほとんどのことについて無知の部分が圧倒的に多いと気付かされる。
それなのに僕らは物事を“知ってる”と過大評価して思い込んでしまう、その理由を本書は解説してくれる。
中でも以下の説明は個人的に面白かった。
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この本の主題からは少しズレるが、以前から優秀な人とそうでない人って何が違うんだろうと不思議に思っていた。以前勤めていた会社はかつて名門と言われただけあって、同期にも部下にも一流大学を卒業した飛び切り頭の良い(はずの)人が多かった。ところがいざ仕事をさせてみると全く使えない、ということが珍しくなかった。仕事の進め方はデタラメだし 報告も要領を得ない。
この本を読んで、その理由の一端が分かった気がした。入試で測定される能力(分析的知能と記憶力)は知能の一部でしかなく、仕事に要求される知性はそれよりずっと幅が広い。加えて本人の学ぶ意欲(好奇心)によって、その後の成長に差がついてくる。確かに言われて -
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