土方奈美のレビュー一覧

  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    大変有益かつ痛快で面白い一冊!
    自分の中で持っていた「賢さ」の定義や概念が大きく変わっちゃいました。

    本書の冒頭に出てくる、とある人物。
    この男は、エイズの原因がHIVであることや、フロンガスがオゾン層を破壊することを「科学的根拠がゼロあるいはほとんどない」ことの例として挙げ、ETや占星術を信じ込むような人物です。
    どう考えても知識も常識もない奴だと思われるかもしれませんが、実は彼はノーベル化学賞を受賞した人物なのです。
    それなのに、なぜ彼はこんな愚かな判断をしてしまうのか?
    そこが本書の大きなテーマであり、高いIQや専門知識が、必ずしも優れた判断や意志決定につながるわけではない、ということを、表題のとおり「Intelligence Trap(知性の罠)」として解き明かしていきます。

    賢さを考える上においては、IQなどの一般的知能だけではなく、知的謙虚さなどの思考スタイルも必要なのです。
    賢いと言われる人は、それ故に自分の誤った考え方すら正当化し、その考えに固執してしまう恐れがあります。
    「知性の罠」にはまらぬよう、謙虚に物事を考えていきたいものです。

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    2025年09月19日
  • BUILD 真に価値あるものをつくる型破りなガイドブック

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    起業家、iPodの開発責任者でiPhone開発にも携わり、ネスト社の創業者で今は「資金付きのメンター」として活躍するトニー・ファデル氏によるシリコンバレー事業の「ガイドブック」とも言える1冊。
    少し甘めだけど☆5つ。アメリカ的観点・環境下のアドバイスではありますが、日本でも十分参考になるあるべき仕事の流儀がたっぷり盛り込まれています。

    1. 日本流経営も盛り込まれているのでは?
    2. かたやアメリカ的ノウハウは根幹をなしている
    3. 所々でジョブズのエピソードも面白い

    1. 日本流経営も盛り込まれているのでは?
    読んでいて思ったのは、これはアメリカ企業としては異質な要素もあるのでは、ということ。日本の失われた30年を踏まえてやっぱりアメリカから学ぼう…という向きはあると思うのですが、日本企業がなくしちゃいけないものがまだまだあるように感じました。
    ・会社を辞める時に「後任にきちんと引き継ごう」
    ・新卒を育成する
    ・取締役会の議論内容を全社に共有する(取締役への事前説明はアメリカ的な風習なのかどうか…)

    2. かたやアメリカ的ノウハウは根幹をなしている
    アメリカンドリームの体現者たる著者のスタンス、あるべき振る舞いが広く共有され、皆がそれを学び追い付こうとするという本著の在り方が非常にアメリカ的だなと。。
    個別のノウハウについても、例えば「ビジョンとデータをいつ、どのように意思決定の拠りどころとすべきか」など大事なポイント。iPod開発の場面で、スティーブ・ジョブズのビジョン「Macを売るためのiPod」を、データを元にWindowsに対応させたのは、それが適切なタイミングで行われたから(初代iPodの顧客データが集まって、2代目以降はビジョンの優先順位が下がったから)というのは取り入れるべきロジックだと感じました。

    3. 所々でジョブズのエピソードも面白い
    ジョブズのテクニックで挙げられたものとして、著者が名付けた「疑念のウイルス」は、聴衆の今の状況への不満を喚起する技として非常に効果的だと感じました。(しかしネストの火災報知器にせよ、アメリカ製品の品質の低さ(すぐ誤動作)がITによる解決策を産んだ面はありますね…)
    あと、人への当たりがキツいクズのような人の中に「ミッション邁進型クズもどき」というとことん仕事に情熱を燃やす人がいるぞ…というのは、誰のコトかすぐわかりますね(笑

    細かいところで、過去マックワールドが1月に開催されていた理由(ホリデーシーズン直後で安く借りられた)は、どっかのお台場のイベントに似てるなぁと(笑
    あと「危機が迫っていることに気づいたら、必ずメンターと話してみよう。取締役会、あるいは投資家でもいい。」(P.290)の「取締役会」は「(社外)取締役」を指すのかなと思いました。Boardの訳かなと思いつつ、いきなり付議はしないだろうと。。

    分量が結構多いのですが、シリコンバレーのCEOの「ガイドブック」として必要な情報が網羅されている印象。もちろん私にそんな大それた志向がある訳ではないのですが、下位互換の面はあるので、有難く勉強して活かしていければと思います。。

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    2025年09月14日
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    「自由と責任」、非常に刺激になる本でした
    ・プロセスより社員、効率よりイノベーション
    ・コントロールではなくコンテキスト
    ・日々率直に接し、能力密度を高める
    ・フィードバックのガイドライン
    ①相手を助けたいという気持ちで(aim to assist)
    ②行動変化を促す(actionable)
    ③感謝する(appreciate)
    ④取捨選択(Accept or discard)
    ⑤適用させる(Adapt)
    ・ルールを設定するとそれを了解する人が出る
    ・管理職の監督がなくても優れた判断ができるよう必要な情報は全て提供する
    ・社員は雇われているのではなく、自分も一員
    ・成功は小声で囁き、失敗は大きな声で叫べ
    ・会社の戦略を共有していない人が1人いれば、あと50人は同じ人がいる

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    2025年09月05日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    手に取ったきっかけは最初の問題を見て間違えたことだった。自分にとってとてもタメになる本だった。
    知的謙虚さと内省という言葉が印象に残っている。
    本書で学んだことは仕事で活かすことができるし、自分の成長につながるものだった。
    そもそも賢さとは何なのか。考え直すいい機会だった。

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    2025年08月24日
  • 知ってるつもり 無知の科学

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    私の頭では理解しにくい章もあったけど、
    概ね言っていることはなるほど…!そういうことか!!と目から鱗が落ちる話ばかりだった。
    時間があれば再読してより理解を深めたい。

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    2025年08月14日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    「自分が自信を持っていることでも、一度立ち止まって考え直してみよう」と語りかけてくれたと思う。人は思い込みが強い。自分はそうだ。そして他人もまた同じように思い込みを抱えているはずだ。
    同じような思い込みを持つ者同士が話し合えば、うまくいかないことは容易に想像できる。
    だからこそ、自分が一歩引く姿勢が重要だ。
    本書は、その必要性を理論的な裏付けとともに教えてくれたように感じる。

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    2025年08月13日
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    勤めているJTCとは真逆のNetflix文化、とても面白い!ビジネス本久々だけど、モチベ上がるな。
    ↓は自分用メモ。
    no rules
    * 能力密度が高める必要がある
    * 怠け者や悲観者がいると全員のパフォーマンスが下がる
    * 率直にフィードバックを行う
    * ①相手を助けようとする気持ちで
    * ②行動変化を促すフィードバックをする
    * ③フィードバックを受けた時は感謝し、取捨選択をする
    * フィードバックをしないのは会社のために動かなかったということになる
    * 社員は意思決定権を持ち、賭けをする権限がある
    * 賭けの時は反対意見を集め、アイディアを周知し、試す
    * ただし賭けをすれば失敗するとこもある
    * その場合は振り返り、率直に公表する

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    2025年08月04日
  • 知ってるつもり 無知の科学

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    全国の高校生の課題図書にするのが良いのではないか。
    反知性、反科学がなぜ隆起するのか、その原因の一端が腹落ちする形で説明されている。

    個人の知識の限界と、それを拡張する人間に備わった補完機能、またその危険性を解説している。

    人は日頃使っている道具(例えばファスナーや自転車)すら、その機能や原理を詳細に説明することはできない。
    しかし、殆どの人はそのことを自覚しておらず、自分はそれを知っていると考えている。

    人は個人の知識に限界があるからこそ、周囲の環境や道具、あるいは別の個人を使ってそれを補完している。これは人間固有の特徴であり、人類が発展してきた原動力でもある。だが、そこには危険性もあり、依拠する集団の志向性に大きく影響を受けてしまう。それは今日政治の世界で見られるフェイクが跋扈する現象の原因でもある。

    人の無知は悪いことではなく、知らないからこそ挑戦出来ることもある。大事なのは自分が知らないことを自覚すること。自分は属する知識のコミュニティから大きく影響されていることを理解すること。

    時代は分かりやすさや感情を揺さぶるような言説が支持を得て、真実は二の次になっているが、そんな中で知性をもった生き抜き方のヒントをくれる一冊

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    2025年08月03日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    頭が良いというのと、より良く判断できる、というのは、別の能力だというのがよく分かる。どうすればより良く判断できるか、何に気をつければ良いか、を理解することができれば、もっと物事を上手く進められるかも。個人的には、ファインマンの「人生の本当の喜びとは、あらゆる可能性をどこまで広げていけるのか、挑戦しつづけることにある」という言葉に深く共感した。

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    2025年07月26日
  • 失敗できる組織

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    「人は自分の失敗からよりも、他人の失敗から学ぶ」という指摘。実際には、失敗は隠されがちです。なぜなら、失敗を責められ、仲間外れにされることを人は恐れるからです。
    だからこそ、失敗をオープンに語れる「心理的安全性の高い組織」が必要だと痛感。
    失敗を共有し、原因を考え、改善を提案する。そうすることで失敗は“成功の材料”に変わる。
    組織づくりのヒントをくれる一冊。

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    2025年07月26日
  • Why We Die(ホワイ・ウィ・ダイ) 老化と不死の謎に迫る

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    また再読したいと思う本。
    知識ゼロからでも、生物学の世界を覗かせてもらえ、興味関心を抱いた。
    周辺知識を入手してからまた読みたい。

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    2025年07月17日
  • Why We Die(ホワイ・ウィ・ダイ) 老化と不死の謎に迫る

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    遺伝子レベル、たんぱく質レベル、細胞レベルから老化の仕組みを説明し、その複雑な相互作用などから、なぜ老化を止めるのが難しいのか、科学的かつわかりやすく解説している。Chapter11では、テックマネーが流入するアンチエイジング・不老不死業界について醒めた視点で概観している。最後に、たとえ老化に抗うことができるとしてもそうすべきだろうか、という問題についても考察している。クリアな結論がないトピックも多いが、この分野はそういうものと思うし、それが科学者として誠実な態度と思う。老化研究関連本としてはこれまで読んだ中でベスト。

    【原題】
    Why We Die :The New Science of Ageing and Longevity

    【目次】
    はじめに
    CHAPTER 1 不滅の細胞と使い捨ての肉体
    CHAPTER 2 生き急ぎ、死に急ぐ
    CHAPTER 3 破壊される遺伝子
    CHAPTER 4 問題は末端にあり
    CHAPTER 5 生物時計をリセットする
    CHAPTER 6 ゴミのリサイクル
    CHAPTER 7 過ぎたるは及ばざるがごとし
    CHAPTER 8 小さな虫が教えてくれること
    CHAPTER 9 私たちに巣くう寄生生物
    CHAPTER 10 満身創痍の肉体と吸血鬼の血
    CHAPTER 11 ペテン師か、預言者か
    CHAPTER 12 私たちは永遠の命を手に入れるべきなのか
    謝辞
    原註

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    2025年06月26日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    身近な人たちにも大企業の経営者にも政治家にも専門家にもご多分に漏れず、合理的ではない判断をしたりバカなんじゃないかと思ってしまったりする人が結構な割合でいる。それは自分にも当てはまる。思想的に偏狭になってきたなーと自分でも思うことしばしばである。

    なぜそんなことになるのか?いつも疑問に思っていた。その答えのひとつはバイアスだ。私たちの思考はバイアスで満ちている。そしてそれは個人の問題にとどまらず組織にも及ぶ。

    本書はIQが高いのにバカになるのはなぜ?ということから始まり、私たちの判断を鈍らせ組織を不全化する様々なバイアスを説明する。謙虚に人の意見には適切に耳を傾けようと思う。

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    2025年06月10日
  • ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる

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    第一章
    ビルラジアー
    分け与えることとエネルギーの弾み車

    ほとんどの人が大胆な野心を遂げられないのは決定的タイミングで全てを捨てて取り組まないから

    自分が信頼することで、相手がより信頼に足る人間になる手助けができる
    相手を信頼するほうがアップサイドは大きく、ダウンサイドは小さい

    素晴らしい人生をもたらすのは人間関係だけ
    起業家の成功は何をするかではなく、何者であるかで決まる

    お金に振り回されるのではなく、人生の指針となる明確な哲学を持て

    人生の成功の真の評価基準は、
    どれだけ有意義な人間関係を築くことができたか
    自分のコアバリューにどれだけ忠実に生きることができたか
    価値観が大事

    良く生きるとは、生涯にわたって価値観に改めて視線を合わせ、正しい航路に戻ることを続けること


    第六章
    できるだけ早いうちから会社のアーキテクチャに偉大さの基礎を埋め込んでおくのがベスト

    マップにはインプットとアウトプットがある
    インプットは偉大な企業を作る方法
    アウトプットは偉大な企業がどのようなものか

    第五水準のリーダーシップ
    個人的な謙虚さと不屈の精神

    企業の成長ペースや偉大さを確保できるかは、適切な人材を確保する能力によって決まる

    Andの才能
    二項対立を二面性として捉え直す

    ビジョナリーカンパニーは、事業の唯一の目的は株主価値を高めることだという考えを拒絶する

    ストックデールの逆説
    第五水準のリーダーはビジョンや戦略を決定する前に厳しい現実を直視する

    キツネ型
    世界を複雑なものとして捉え、さまざまなアイデアを追いかける

    ハリネズミ型
    あらゆる事柄を単一の原則にもとづいて考える

    偉大な企業を作るのは、キツネではなくハリネズミ

    ハリネズミの概念
    ①情熱を持って取り組めるもの
    ②自社が世界一になれる分野
    ③経済的競争力を強化するもの
    →3つの円が重なる部分をしっかり理解することから生まれる

    衰退の5段階
    成功から生まれる傲慢
    規律なき拡大路線
    リスクと問題の否認
    一発逆転の追求
    屈服と凡庸な企業への転落か消滅

    パーパスは案内星
    BHAG=社運をかけた大きな目標

    運の利益率
    運に恵まれることが重要なのでなく、恵まれた運をどう活かすか

    第二章
    何よりも大切で絶対に失敗してはならないのが「最初に人を選ぶ」原則

    最高のアイデアを間違った人材に任せると駄作に、間違ったアイデアを最高の人材に与えれば傑作になる

    バスの重要な座席のうち、そこがふさわしい人材で埋まっている割合

    素晴らしいキャリアを築きたいなら、一番良いのはキャリアのことばかり考えるのをやめること

    海兵ブートキャンプの目的
    極度のプレッシャーにさらされたときに周囲を助けるより自分を優先するような人材を排除すること

    最大限の力を出し切ろうとするのは、仲間を成功させるには自分が成功しなければならないとき

    第三章
    リーダーらしい人格というものはない
    真のリーダーシップは従わない自由があるにもかかわらず、人々がついてくること

    リーダーシップはサイエンス(理屈)ではなくアート(技能)
    自分自身のためでなく大義のために組織を率いる「あなたの大義はなにか」

    もう十分データを集め、分析したと判断するセンスを磨く必要がある

    第四章
    コアバリューと理念は内側から生まれる
    コアバリューは作るものではない
    どのような価値観や理念を持つべきか

    企業を評価する第一の指標は利益を最大化してるか否かではなく、経済活動のリスクをカバーするのに十分な利益を生み出しているか

    パーパスはユニークでなくても良い
    社員のモチベを高める要因であって、差別化要因ではない

    利益よりもパーパス

    ミッションの四類型
    目標
    共通の敵
    ロールモデル
    内部変革

    目標のベースにあるのは会社の安全
    ビジョンを持ったカリスマになることになることでなく、ビジョンある組織をつくることが仕事

    もっとも重要なのは会社であり、特定のアイデアではない

    第七章
    正しい賭けと間違った賭けの違いは実証的有効性
    間接的パラノイアの実践

    第8章
    私たちはストーリーを通じて学習する
    すぐに修正できる失敗なんてささいなもの

    イノベーティブな企業であり続けるための基本要素
    アイデアへの需要力
    自分自身の問題を解決する
    実験と失敗
    クリエイティブな人材
    自律性
    報酬

    それが生まれやすい状況を整えると必ず生まれるのがクリエイティブ

    第9章
    SMACマインドセット
    細部にこだわり、着実で一貫性がある

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    2025年05月06日
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    自由と責任の文化が成り立つことに勇気をもらった。組織でやろうとするとそれこそ経営層にならないとできないけど、個人の範囲でも十分できることはあった。

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    2025年04月27日
  • シグナル:未来学者が教える予測の技術

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    ニューヨーク大学スターンビジネススクールで教鞭を取り、SXSWで毎回講演をしてくれる未来学者エイミーウェブの本。未来予測をするための手法が書いてある。未来は決まっているものではなく可能性は複数あるから、複数のシナリオを描きながら対応方法を考えていこうと呼びかける。
    トレンドを掴むだけではなくケースバイケースでプロアクティブに考えるために役立つと感じた。
    が、相当時間がかかり、成功もない手法のため何度か自ら試さないと身にはつかないだろうと思った。
    だとすると、毎年発表される彼女のレポートを読むのが効率的かもしれない。

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    2025年04月22日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか。デビッド・ロブソン先生の著書。知性の高いインテリ高学歴者が愚行を犯す理由を探った一冊。だけれど知性の高いインテリ高学歴者が愚行を犯す確率はそうでない人が愚行を犯す確率とくらべるとずっと低い。知性の高いインテリ高学歴者が愚行を犯すを話題にされやすいから目立つだけ。知性の高いインテリ高学歴者の中で愚行を犯す人は一握り。知性の高いインテリ高学歴者が転落するところを見たい嫉妬まみれの大衆が多いだけなのかな。そうだとしたら悲しくなる。知性の高いインテリ高学歴者を尊敬して応援する社会じゃないと。

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    2025年04月20日
  • 年1時間で億になる投資の正解(新潮新書)

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    【書名】
    年一時間で億になる投資の正解
    ニコラ・ベルべ

    【目的】
    正解は低コストインデックスファンドに入金し放置、と内容を想定した。
    この想定を超えてくれる内容は何かあるのか知りたくなった。

    【ふりかえり・気づき】
    ・方法論自体はありふれている。
    ただ、行動変容に至った点で本書は良い本と主観的に感じた。
    正しいことも人間、感情や自分の考えやメンツが邪魔してなかなか実行できないことはあるが、
    。
    ・直観&本能よりも、データと仕組化(毎月積み立てするなど)
    ファクトフルネスな思考と判断がリターンをもたらす。

    ・感情にあらがう
    ちょっとした相場の動きに起因する感情ではなく、過去のデータや冷静な思考に基づいて判断する必要がある。
    危なくなったら自身のシステム2を稼働させたい。

    ・市場×複利×時間が最強
    鞘をとったり、タイミングを見るのは無駄な努力だとデータをもって示された。

    【要点】
    ・シンプルな投資手法
    投資は本来シンプルな行為。金融業者の都合で複雑されている。
    無意味に複雑なもの、過度な売買を避け、シンプルな戦略を取るべき。

    ・長期的視点の重要性
    市場の短期的ではなく、長期的な視点で資産形成を目指すべき。
    時間を味方につけることで、複利の力を最大限に活かせる。

    ・市場タイミングの無意味さ
    株価の上下を狙った売買は仮に行えても労力の割にリターンが少ない。
    多くの場合、損失を招く。

    ・インデックスファンドの推奨
    低コストのインデックスファンドやETFへの投資を推奨。
    資産を増やすにはインデックスファンドと債権を各自のリスク許容度に応じて配分し、放置

    複利の力を理解する
    複利の効果が資産形成の鍵となることを強調。投資のリターンを再投資することで、時間とともに加速度的に資産が増えていく仕組みを解説。

    【印象に残ったポイント】
    ・過去の実績を踏まえるとS&P500が最強。2022年のSPIVAによると、これを上回るアクティブファンドは1/10もない。株価指数は自称プロをもってして、超えることは難しい。
    ・銘柄選びをしたところで、リターンは少ない。(コロナワクチンをアテにしてファイザー株を買うよりも、スタバ株を買ったほうが同時期のリターンは大きかった)
    ・知的エリート(メンサ、医師)ほど投資が下手。
    ・「投資を面白いと思うなら、それはあなたのやり方が間違っているということだ。」byジェイソン・ツヴァイク
    ・ニュース速報に従って売買しても、儲けはない。ただ、理由付けを求める投資家がxxが下がった3つの理由、といった解説の需要があるから供給が発生する。
    ・アメリカのCXOアドバイザリーグループの調査によると過去8年にわたる専門家68人による6582件の予測、その的中率は47%。
    ・米国の相場上昇は過去30年7500取引日のうち、90日。しかも、前触れなく上昇する。
    ・同じ金額を淡々と投資する場合、究極ラッキー的に底値で投資できた場合、これを比較しても1970~2019年にかけての差は0.4%。
    "Why Market Timing Can Be So Appealing"より


    【具体的に生活や仕事にどう活かすか】
    金融資産のうち、株式市場に小銭をBETして遊んでいる部分を縮小し、インデックスファンドに委ねる。

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    2025年03月21日
  • 年1時間で億になる投資の正解(新潮新書)

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    投資の正解について知りたくて読書。

    米国のビジネス書や自己啓発書に多い物語風になっている。要点だけ知りたい人は最終第9章とおわりにを読むと要旨はつかめる。

    VTとBSVのETFを勧めている。

    分散して時間を味方にして複利の力を最大限に生かしお金に動いてもらう方法を投資の正解として提案。

    オールカントリーを中心と勧めていた故山崎元さんに近い。

    山崎さんと水瀬ケンイチ氏の共著『ほったらかし投資術』の水瀬氏が勧める書評を出していたのも納得できる。

    本書では投資に必要なマインドセット、精神面の態度についても言及している。

    おわりにで、ウォーレン・バフェットのパートナーだったチャーリー・マンガーの逸話や世界から少し距離を置くという一節は考えさせられる。

    やれ世界情勢がとか、株式市場がなどのネガティブなニュースを意識的に断つことの重要性も述べている。

    自分や家族が心を平らに生活するためにも環境をマネジメントすることは大切だと思う。

    ところで、オルカンとVTはどちらが良いのだろうか。

    訳者も投資知識がベースにあり読みやすい良書。

    読書時間:約1時間30分

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    2025年01月12日
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

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    Netflixには、休暇規定や出張旅費の承認プロセスがない。社員が全員「Netflixの利益になる行動をする」ことを意識しているという。早朝の会議で飛行機の深夜便で移動しなければならない場合、ビジネスクラスに乗ることが翌日のパフォーマンスを最大限引き出すのであればその選択は「Netflixの利益」につながることとしてOKとなる。反対に1時間のフライトでビジネスクラスに乗ることは逆行した考え方となる。要は利益を最大化するための選択であれば誰もNOは言わない。能力密度を高める、率直さを高める、コントロールを減らす、この3点が徹底して社内に浸透している。

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    2024年11月24日