土方奈美のレビュー一覧
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人類学の方法論と思考法の有効性を説く。
異文化理解を旨とする人類学的思考が、異なる文化圏でのビジネス展開に役立つとか、感染症を分析するのに資するとか、そういった実践例だけでも十分に面白い。
でも本書の面白さはもっと先に進んでいて、広範に未知の領域への探求法として人類学の手法を応用するということだ。
「経済や金融のことなどさっぱりわからず、専門用語はあまりに理解不能で退屈で、放り出したくなった。(中略)
だがしばらくして、そんな自分の反応は主に恐れと偏見から生じていることに気づいた。大学では人類学を専攻する学生は、金融業界を志す学生とは異なる社会的「部族」に属しており、後者の使う言葉は私には -
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経済活動は、他者に不利益を押し付けるのではなく、他者の問題の解決策を生み出すことで利益を得るべきだというのが道徳律。マイナス面ももちろんあったが、コロナ禍でワクチンを開発した製薬会社が巨大な利益を得たのは確かに好例だ。問題解決という資本主義の機能は、その道徳的正当性に依拠している。
私たちが協力するのは、なんらかのアイデンティティを共有しているためではなく、それぞれが異なるから、という考え方はつい見過ごしがちだけれど、今一度確認しておきたいことだ。
持続可能性は経済活動の制約要因ではなく、地球上で生存と繁栄を続ける唯一の方法が経済成長という概念を放棄することだと考えるのは誤りだ、という記述は -
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もっとライトなものかと思って読み始めたら、間違いなく骨太本。説明深度の錯覚も興味深かったが、個人的には知識はコミュニティに蓄えられる、という主張がしっくりときて納得。個人の能力より、コミュニティの知をいかに上手く使うか、の方が大事という主張は個人の能力至上主義的な考えをしている自分には目から鱗だった。
フレーズ
人間は自分が思っているより無知である、
文明が誕生した当初から、人間は集団、一族、あるいは社会のなかではっきりとした専門能力を育ててきた。農業、医療、製造、航行、音楽、語り部、料理、狩り、戦闘をはじめ、さまざまな分野にコミュニティの専門家がいた。一人が二つ以上の専門能力を持つ -
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ネタバレいつか読もうと思いつつ読めていなかった本、ようやく購入。
偉大な企業をつくるには何が必要か、
最高の人材をあつめることの重要性、効果的なリーダーシップスタイル、ビジョン、戦略、イノーベーティブな組織にするために必要なことと等の様々な視点から実際に企業の事例にも触れながらわかりやすく記載されている
HEART OF LEADERSHIPやTrue North リーダーたちの羅針盤、NO RULESなど最近読んできた本にもつながる内容であったが
一企業の経験に基づく記載ではなく多数の企業を比較分析して辿り着いた結論であるという部分がポイントだと思う。
いわゆる大企業の一社員であっても多くの学びのあ -
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ネタバレ著者も言ってるが著者の言葉じゃなく、いろんな人から聞いた事を纏めた本。
他の本で読んだ事が、わかりやすく纏まってる。
7つの習慣、嫌われる勇気、自分の言葉でできているとかかな。
生物として、流されて生きるようになってるので仕方ない。
動物として本能のまま生きるか、人間として人生に満足して生きるか。
幸せを感じるには、物の見方であって、出来事そのものでは無い。
ちゃんと自分の人生を主体的に生きて、出来るだけ後悔しないようにしましょう。
そのためには、セイフガードを準備して、日々の選択のルールを決めておきましょう。
ゴールが決まってないと目指す所がわからない。
まず人生の大きなゴール設定。
目 -
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Posted by ブクログ
心のこもったメッセージがたくさん詰まった良著
一つずつの話がコンパクトにまとまっており、読みやすくて良い。
時間がある時にもう一度読んでみたい
エピソードもすごく参考になる。
メモ
・辞めます
ミッションに情熱を感じられなくなった
手は尽くした
・最初の冒険
意思決定に必要なツール
ビジョン、顧客の情報、データ
・最高のアイデアには次の三つの要素が揃う
なぜへの答えがある。なぜ顧客がそれを求めるか
多くの人が日常生活の中で直面する課題を解決する
あなたにつきまとって離れない。リサーチし、知識を得て、試してみた結果、どれだけ実現困難かわかってもそのアイデアの -
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【はじめに】
トニー・ファデル。この本を読むまでその名前を知らなかったのだが、AppleでiPodとiPhoneの開発をリードし、米国で一世を風靡したサーモスタットのNESTを創業(最終的には2013年にGoogleに32億ドルで売却)したこの上なく素晴らしい実績を残した人だということを知った。大失敗に終わった伝説のゼネラルマジック社でエンジニアとして働き、フィリップスでのビジネス向け携帯端末プロダクトマネージャ(CTOの一人)を経て、AppleとNESTでの成功を築いたスター経営者だ。エンジニアからマネージャを経て経営者になるというとても分かりやすいが言うほどには簡単ではないキャリアを重ね、 -
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スポーツだけでなく、仕事や習い事・趣味にまで
応用できる考え方でした、
限界的練習が大事だとわかっていても、
いつも何となく、自分に無理のない範囲で練習をしてしまうのはなぜか?
それを明らかにすることも大事だなあと感じました。
大抵自分の場合だと、
・やった事実で満足感を得ようとしてる
勉強やトレーニングに入る前、何も考えずに開始することがほとんど。
→練習前:今日はこの時間で、~ができるようになる
とか、~を重点的に取り組むとか超短期の目標を設定する
→練習後:何ができるようになったのか⁇
何が身に就いたのか⁇
トレーニング・勉強の振り返りをする
これらを意識するだけでも -